Androidの日本語入力に新提案、「Slime」の入力が斬新かつ心地よい


先日の弊社研修において「社員は積極的にブロギングすべし」とのお達しが出たのでその先陣を切って投稿してみるテスト。

というわけで弊社エンジニアの @koyhogeさんに教えてもらった新しいAndroidの日本語入力「Slime」を試してみたら結構面白かったので勢いエントリーです。

Slime – Slick & Slim IME – Android マーケットのアプリ
https://market.android.com/details?id=com.pitecan.slime

Slimeは、日本語入力支援システムとしてソニーグループの各種端末に搭載されている「POBox」の開発や、iPhone の日本語予測変換開発などで知られる増井俊之さんが開発した新しい日本語入力のソフトです。

インストールした最初の画面はこんな感じで、日本語五十音のうちア段の文字が並びます。

Screenshot_2011-12-26-16-26-08.png

ア段の文字を入力する場合はそのままタッチ、イからオ段を入力する時は入力したいア段の文字を長押しすると、その行の文字が一覧に表示される仕組みです。

文章にするとややこしいので以下は画像で。まず、「あいうえお」を入力したい場合は「あ」を長押しすると、「あいうえお」のほかに小文字の「ぁぃぅぇぉ」が表示され、タッチしたまま入力したい文字まで指をスライドすれば入力完了。

Screenshot_2011-12-26-16-25-26.png

フリック入力に慣れきった体からすると、手元を見なければいけないという点さえのぞけばフリック入力が最強だと思っていたのですが、このSlimeはフリックのいいところを抑えつつより日本語が入力しやすくなっている。というのも、フリックの場合、結局はそれぞれの行の文字を全部順番に覚えているから入力できるんですよね。ア行だったら「イは左」「ウは上」「エは右」「オは左」という時計回りの順番を体で覚えているだけ。つまりはアイウエオの順番をきちんと認識していることが重要だったりするわけです。

その点、このSlimeは指をにスライドしていけばいいから、余計な上下左右を覚える必要はない。実際にいくつか文字打ってみたけれど、文字の配置さえ覚えてしまえばフリックより快適に指が動きました。

実際の入力方法をもうちょい解説。濁点の場合は文字候補が上に出るので、入力したい文字+上方向という理解でOK。

Screenshot_2011-12-26-16-25-40.png

ヤ行の場合も小さい「ゃゅょ」も上の段に表示。

Screenshot_2011-12-26-16-25-44.png

タ行の場合、濁点に加えて促音、いわゆる小さい「っ」があるので3段階表示。まあこのパターンはタ行しかないので覚えやすいかな。

記号周りは「ん」を長押しで表示。

Screenshot_2011-12-26-16-25-50.png

しばらく悩んだアルファベット入力ですが、答えは矢印ボタンの長押し。「戻る」を兼ねる左矢印を長押しで英大文字候補がQWERTYで表示されます。

Enterの改行ボタンを長押しだとこっちは英小文字。「上段は大文字、下段は小文字」って覚えておくといいですね。

Screenshot_2011-12-26-16-26-04.png

さらに一部で熱狂的なファンを抱えるT9的な入力方法も対応。「東京」と入力したい場合、「とうきょう」の文字それぞれのア段である「たあかやあ」と入力するだけで自動的に「東京」が候補に表示されます。

勢いで使ってみたものの、日本語入力に関してはなかなかのなめらか具合で快適。フリックを超える入力はしばらく出ないんじゃないかと思ってたけど、五十音の入力に関してはかなりの気持ちよさだけに今後をかなり期待したい日本語入力システムです。

今のところ使っていて気になるポイントとしては

  • 記号入力がちょっと大変。よく使う句読点とか個人的に利用頻度の高い三点リーダーをうまく入力したい。今は「てん」を変換してるけど他に方法あるのかな……。
  • せっかくの新しい入力方式なので英文字入力もQWERTY以外が欲しい。フリックのように3?4文字で並べてSlime方式の横スライドでも十分すぎるほど便利そうな気がするけどそれだとフリック依存しすぎなのかもなー

というところ。とはいえまだリリースされたばかりのようなのですでに認識済みの部分も多いでしょうし、まだ設定項目すらない割り切りまくりのアプリなだけに、今後のさらなるバージョンアップに期待しております!


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