IIJmio meeting 5に行ってきた(副題: AndroidでIngressする人はSMS対応SIMを使え) #iijmio

このブログで何度も紹介しており、自分でも大変愛用しておりますIIJmioのイベント「IIJmio meeting 5」に参加して参りました。

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実は第1回も参加してたのですが、当日は朝から体調が悪く、自宅に帰ったら38度くらいの熱が出ていて数日寝込んでいたレベルだったのでプレゼンだけ聴いて懇親会はなくなくキャンセル。そんな経緯もあって今回は体調を整えつつ懇親会も楽しみにして参加してきました。

てくろぐ: IIJmioの中の人と話す会「IIJmio meeting 5」参加者募集中です
http://techlog.iij.ad.jp/archives/1245

ちなみに当日の資料はその日のうちにWebで公開されているのでご興味ある人はこちらもご覧ください。

てくろぐ: 電話料金節約術・マーケティング・MVNOとGPS (IIJmio meeting 5資料公開)
http://techlog.iij.ad.jp/archives/1293

当日は飯田橋に移転したIIJ本社のある飯田橋グラン・ブルームで開催。第1回の時はIIJの会議室で数十人規模だったのが、今回は広々としたセミナールームを使って200人規模で開催。でっかくそだったなー。

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イベント冒頭は最近のIIJmioの取り組みをご紹介。全プランのクーポン増量はこのブログでもご紹介しました。発表するなりすぐさまプランをファミリーシェアに切り替え、愛用しております。

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容量増加はプリペイドパックでも同様に強化。

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さらに海外向けの施策として勝手すぐ使えるSIMも提供。これ実物見たことなかったんだけどデザインすごい凝っていて折り紙なんかもついてくるので、確かに海外旅行客には受けそう。

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そして大事な3日規制についても。キャリアの回線だと3日で1GB規制というのがありますが、IIJmioの場合は3日で366MB使うと規制がかかる。ただしそれは200kbpsの通信時なので、高速モードだと1GB使おうが制限かからないよというお話。すでにファミリーシェアに移行して常に高速モードな自分としては大変にありがたいお話です。

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そして本題のセミナーは、参加者の半分が初心者ということもあってかなり基本的なお話からスタート。

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要はみおふぉんに楽天でんわやLINE無料通話、050のIP電話「LaLa Call」とかを使うと通話料をお安くできますよというお話。なぜ楽天でんわなのにIP電話はフュージョンじゃなくてLaLa Callなんだろうという疑問も残りましたがきっと大人の事情もあるのだろうと思ってつっこむのはやめておきました。

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まだ楽天でんわに加入していない人の場合、先日このブログでもご紹介した3分0円プランとかもあるのでさらにオトクです。あーこれ加入したいわー早く既存サービスにならないかなー。

月額無料、3分以内の通話も無料。衝撃の楽天でんわ新プラン「3分0円プラン」の謎を解け – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2014/10/15/13468

と、内容としてはうちのブログを頻繁に読んでいただいているような方には基本的な知識ではあるものの、それだけで終わらないのがさすがのIIJ。普通の音声通話とLaLa Callの050IP電話、そしてLINE無料通話の音声を比較するデモも実施されました。

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詳細はこちらの動画もご参照ください。あまりに会場の品質がよすぎたせいで違いがわかりにくくはなっていますが、たしかに音声の遅延が発生しているのがわかると思います。

この遅延テストの前に音声品質比較もおこなわれたのですが、こちらも回線状況が良すぎてあまり差がでないという結末にw ただ実際に聴くと確かに普通の音声通話とその他では差が出てました。意外だったのがLaLa CallよりLINE無料通話のほうが音質良く聞こえたこと。LINEほとんど使ってないから気がつかないんだけど音質結構いいんだなー。

というわけでおさらいですが、楽天でんわは音声交換、LaLa CallとLINEはパケット通信なので回線状況が悪いと音声遅延も起きますよというお話。個人的には遅延もそうだけど自分の携帯電話番号そのまま通知できるメリットが一番大きいので普段は楽天でんわ一本です。ほとんど音声通話もしないし。

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続きましてはIIJmioのマーケティングなお話。

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これは総務省が携帯電話キャリアおよび大手MVNO事業者を通じて調査した調査結果。1.5億近い携帯電話回線のうちMVNOは全体の1割程度、さらにIIJmioのようなSIMカード提供型のMVNOは138万とまだまだ小さい市場みたい。

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更にこちらは公式ではなくMM総研の想定したシェア。今のところ大手4社でほぼ半分のシェアを占めてる状況です。後発ながらもなんだかんだOCNは強いなー。

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今はまだ小さい市場ながら、今後は大幅な伸びが予想されていて、2020年の東京オリンピックまでにはMVNOが400%近い成長を遂げるのではという総務省予測。

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こちらも他社調査ながらIIJmioのユーザー評価。

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ブランドなどは評価高い一方で、まだまだユーザー認知度は低いという理解のもと、今後は新規ユーザー向けに積極展開。サイトも今までのような技術っぽさ満開だった雰囲気から、イラスト使ってかなりわかりやすくなりました。

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冒頭で紹介したような海外からの旅行者向けパッケージという展開も実施。

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そして最後が待ってましたの技術満載なセッション。内容濃すぎてついていけなかった人も多かったんじゃなかろうかw

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内容はざっくり言うと、AndroidでMVNOのSIM使っている場合、端末によってはGPSが相当遅いこともあるけれど、SIMが装着されていればそれは改善できる。さらにいうとSMS付きSIMだともっといい場合もある、というお話です。SMS付きSIMは電波が表示されないアンテナピクト問題、バッテリーをやたら食うセルスタンバイ問題対策と思ってたけどGPSにも影響あるんだなー。

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以下はセッションをかいつまんでご紹介。位置情報取得方法は無線LAN、携帯電話回線、GPSの3種類があり、それぞれに特性があります。精度はGPSが一番いいんだけど取得に時間がかかるのが難点。

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こちらはGPSが位置情報を取得するまでにかかる時間。先にある程度位置情報を取得していると取得時間を大幅に短くできます。

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もっとも早く取得できるHot Startは最初の手順を省略できるので数秒程度で情報取得が可能。

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このHot Startのように手順を省略できるのがA-GPSという仕組み。IPネットワークから位置情報を取得することでHot Start並みの時間短縮ができます。

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A-GPSというのは2つの仕組みがあって、1つは標準化されたSUPLという仕組み。SUPLサーバーへ接続してGPS情報を取得する仕組みで、NTTドコモのようなキャリアやGoogleが提供しています。

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もう1つはGPSメーカーの独自実装。標準化されていないので対応は大変。

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AndroidでのSUPL対応状況。3G/LTE対応端末であればSUPL対応なので位置情報の面では有利。

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そしてここが本題ですが、どうもSUPLへ接続するときに、音声またはSMS契約を契約していないと一部端末でSUPLが正常に利用できず、これが位置情報取得の遅さにつながるんだとか。

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こちらが比較デモ。GPSだけだとLG G2 miniが圧倒的に遅いのですが、SUPLを使うことでかなり改善できています。ちなみにSUPLはユーザーが意識する必要はなく、SIMを装着していれば自動的に接続されるとのこと。

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最後のまとめ。SUPLはSIMを装着して3G/LTE回線に接続していれば使えるけれど、その中でもSMS対応していないと遅い場合があるので、AndroidでIngressやっててどうも位置情報取得遅いなー、って思っている人はSMS対応SIMに変えた方が良いのかもしれません。

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そしてOne More ThingとばかりにアップルのSUPL対応状況も紹介。これ大阪会場で質問があって、東京会場のプレゼンで急遽追加されたそうです。いやーこれはありがたい毎回大阪で先に開催して欲しいわ(自分勝手)。

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結論からするとSUPLは利用していないけれどそれっぽいA-GPSのデータは存在するらしい。とはいえメーカー独自で実装できているので位置情報取得の面では問題なさそうです。

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ユーザー規模が増えたことで内容も幅広くなりつつ、初回のようにひたすら濃いプレゼンもあって大変に満足。楽しみにしていた夜の懇親会もここだけトークいろいろ聞けて大変満足でした。次回はどういうコンセプトにすべきか中の人もいろいろ悩んでいたので、興味ある人はぜひ「こんな話を聞きたい!」という情報をTwitterの @iijmio まで届けてあげてくださいませ。懇親会で盛り上がったあの企画ぜひ実施してみたいなー。

【追記】そういえば質問の回答も追記しておく。

Q. ぷららの無制限どう思う?
A. 思い切ったなーという印象。いますぐ無制限プランやるということはない。

Q. auとかソフトバンクとかはやらないの?
A. そういう話をしているかどうかも含めてお話できることはない(上と対応違いすぎて意味深w)

Q. 留守電やらないの?
A. 予定してるよー

IIJmioのSIMサービスがすごすぎるポイントをまとめてみた

昨日IT業界やガジェット好きを賑わせたIIJmioのデータ通信容量増速。個人的にも大変なインパクトで、思わずお昼ご飯食べながらブログ更新するほどの勢いでした。

【追記あり】IIJmioが月額3000円以下で容量7GBのSIMサービス投入。月額1000円以下でも2GBの大盤振る舞い – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2014/09/18/13370

その後も、あまりに興味津々でいろいろ調べてたら、増量以外でも魅力的なポイントがいろいろと見えてきました。せっかくなのでこのタイミングでIIJmioのいいところまとめておきたいと思います。

月額972円で2GB、月額2,764.8円で7GB使える(2014年10月1日から)

その間に月額1,641.6円で4GBというプランもありますがいずれもひたすら安い。NTTドコモの「Xiパケ・ホーダイ」が7GB上限のオプションだけで6000円近くかかっていたことを考えると恐ろしいコストパフォーマンスです。

サービス概要 – プラン・料金
https://www.iijmio.jp/hdd/service/datasms.jsp?l=0m356c

7GBプランはSIMを3枚まで使える

端末たくさん持っている人ならではのうれしさですが、7GBの容量を複数のSIMで分け合える。いちいちSIMの交換しなくて済むのは大変に便利。しかもそれぞれSIMの大きさやデータ通信の種別(データのみか音声通話もつけるかなど)を細かく選ぶことができます。

音声通話もプラス700円で使える

上記の料金プランに税別で700円追加するだけで音声通話も可能に。ちなみに音声通話可能になるとSMSも使えるようになるのでセルスタンバイ問題(端的に言うとSMS非対応SIMだとバッテリーがやたら減ることがあるという問題)も解決可能です。

サービス概要 – プラン・料金
https://www.iijmio.jp/hdd/service/datasms.jsp?l=0m356c

一番上の音声通話付7GBプランは月額料金が税込3,520.8円。一方、似たスペックである日本通信は音声通話+7GBで税別3,980円と500円以上高い。

日本通信、「b-mobile X SIM」に7GB/月額2980円の新プラン – ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140901_664606.html

iPhone向けにnanoSIMだけ提供する新プランは音声通話+8GBで税別3,980円と、こちらは容量が1GB多いもの500円高いのは変わらず。

日本通信、音声対応・8GBで月額3980円のSIMカード「Platinum SIM」 – ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140912_666626.html

さらに後述する通信量制限も考えると、3日で1GBの制限がある日本通信はここでも見劣り。現状はスペックだけで比べても最強クラスのサービスに躍り出ました。

高速と低速を自由に切り替えられる

専用アプリを使って普段は200kbpsで通信することで高速通信の容量を節約という切り替えが可能。これができるMVNOは意外と無くて、いまのところIIJmioのほかはDTI、OCNくらいだったかな。他にもあるかもですがこれができるとできないではデータ容量のやりくりで雲泥の差です。

余った容量は翌月に繰り越せる

携帯電話キャリアのデータ容量上限は余らせても意味が無いですがIIJmioは翌月に持ち越せる。7GBをほとんど使わなかったら翌月は14GBも使えることに。

ビックカメラで契約すると同じ値段で公衆無線LANもついてくる

下記URLを参照。ユーザーとしては全く同じサービスなのに勝手に公衆無線LANがついてくるんだから確実にビックカメラ契約がオトク。Wi2はさほど速度速くありませんがないよりはあったほうが確実にいいですから。

公衆無線LAN「Wi2」が無料でついてくるビックカメラのIIJmio格安SIMパッケージがオトクすぎる – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/06/12/10635

200kbpsの低速時も200kbps以上出る

最初の数秒だけ通信速度を制限しない、いわゆる「初速バースト」で実際の速度も体感速度も向上しているのだとか。このあたりは以前のインタビューをご参照下さい。

Q. 低速時でもたまに200kbps以上出るんだけど?

A. 最初の3秒は制限かけていないので数Mbps出ることもある

[取材]IIJmioの格安SIMについて中の人に根掘り葉掘り聞いてきた – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/10/28/11506

3日で1GB以上使っても速度が落ちない(ただし高速通信時のみ)

携帯電話キャリアは月間の上限7GBや5GBといった制限のほか「3日で1GB」を超えた場合も通信速度を制限されてしまいます。自分が使える範囲の容量使ってるのになぜ! と思うのですが、IIJmioの場合は高速クーポン使っているときであれば1GBを超えて使っても速度制限しないとのこと。たまに仕事で大容量ファイルをダウンロードしたい人にはありがたいですね。

ただし、200kbpsの低速通信時は「3日で366MB」という制限があるので注意。この場合、数値は公表されていませんが200kbpsよりは低速に制限されるとのこと。

この場合も高速通信のクーポンをオンにすれば制限はされないとのことで、ある程度大容量ファイルをダウンロードするときはきちんとクーポンONにするのがよさそう。

ドコモのiPhoneでテザリングができる

IIJmioだけの話ではない上にあくまでiOS 8からの話ですが、SIMフリーでないドコモのiPhoneでもテザリングが使えちゃいます。ただしドコモのAndroidは通信できてもテザリングできないのが残念。

てくろぐ: iOS 8.0とIIJmio iPhone・iPad全機種動作確認
http://techlog.iij.ad.jp/archives/1212

なんとVoLTEも使える

高品質の音声通話「VoLTE」もサポート。いまのところドコモの対応機種だけで、通話するお互いがVoLTE対応でないと意味が無いのですが、それでもできるとできないは大違い。

音声通話の契約も店舗で即日開通できる

ビックカメラの一部店舗に限られますが、郵送だと数日かかってしまうところを1日でささっと済ませられるのはすばらしい。

BIC SIM カウンター|ビックカメラ
http://www.biccamera.co.jp/service/store/bicsim/index.html

設定情報がすべてのSIMで共通

これはまあSIMをこまめに変える人でないと意味ないのですが、IIJmioで設定するアクセスポイント情報はすべての契約で共通かつとてもシンプルなのでわかりやすい。自分の場合すでに暗記してしまっていつでも簡単に入力できるレベルです。これSIMの交換頻度が高い人には地味に便利。

と、いいことづくめに見えるIIJmioですがもちろん課題もあります。これはIIJmioどうこうというよりMVNOの問題ですが、参考まで「こういうデメリットもあるよ」というのを簡単にまとめておきますね。

  • 使える端末はNTTドコモ製またはSIMロックフリー端末
  • NTTドコモのAndroidでは通信できてもテザリングできない(iOS 8はいまのところテザリングできる)
  • SMS非対応のデータSIMは電池が減りやすい(セルスタンバイ問題)、アンテナが正しく表示されない(ピクトアンテナ問題)が起きる可能性がある←SMS対応または音声通話対応SIMを契約しよう
  • 一部使えないサービスがある(キャリアのメールアドレスのほかキャリア認証を行う必要があるLINEのID検索も非対応)
  • 仕様がころころ変わるのである日使えなくなることも(主にiOS)

実際、iOS 8がリリースされたことでIIJmioのSIMはiPhone 5s/5cでテザリングができるようになった一方、au回線を使ったMVNOのmineoは通信そのものができなくなるという事態になっていてかなり恐ろしい。こういう事態は情報あまり出してくれないiOSばかりが対象ですが、iOSで使う人はOSアップデートの際によく注意して情報集めるようにしないと大けがします。

IIJは利用可、mineoは使えず〜iOS 8にした「iPhone」で – ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140918_667473.html

という課題もありつつ今回の大幅増量でキャリアのサービスよりも魅力的になりつつあるIIJmio。デメリットもしっかり把握した上で契約検討の参考になれば幸いです。

IIJmioに興味が出た人は以前に掲載したこちらのインタビューもどうぞ。

[取材]IIJmioの格安SIMについて中の人に根掘り葉掘り聞いてきた – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/10/28/11506

以下はIIJmio お友達紹介キャンペーンの情報。こちらから申し込むと料金が変わらずデータ通信料だけが2カ月間増量になるのでよろしければ。

お友達紹介キャンペーン | IIJmio
https://www.iijmio.jp/campaign/mgm/member/

申し込みURLはこちら。
https://www.iijmio.jp/campaign/mgm/invite/?id=503809828443500&sns=0

高速/低速切り替えが便利なIIJmioの格安SIMをちょっと便利に使う料金プランの裏技

まあ裏技と言っても割と正攻法なので、すでに活用している人も多そうですが。

値段も通信速度も競争が激化する格安SIMではありますが、そんな中でも未だIIJmioが個人的に最強のサービス。というのも、IIJmioならiOSとAndroid向けのアプリ「みおぽん」から、高速通信と低速通信を自由に切り替えられるからです。

iOS/Android専用アプリの“みおぽん”があれば、Twitterやメールなどは、低速で、地図や動画などは、高速で。その切り替えはとても簡単。クーポンを効果的に使って、データ通信を、快適に、お得にお楽しみください。

mio高速モバイル/D – 特長
https://www.iijmio.jp/guide/outline/hdd/detail.jsp?l=0m244a

普段は200kbpsの速度で通信しておき、テザリングだったり急ぎの調べものがあるときだけ高速に切り替える、という使い方をすることで、毎月使える高速通信の容量をうまく使いこなせるのがIIJmioのいいところ。他のサービスだとこういった切り替え機能がないので、不要なところで高速通信の容量を使い切ってしまい、月末の大事なところで速度が遅い、なんてことも。

IIJmioの200kbpsという低速時の速度は、TwitterやFacebook、ブラウザくらいなら十分に堪能できるので、格安SIMを活用するのにこの速度切り替えはなくてならない機能と断言するレベルで非常に便利に使っています。

とはいえ人間要求は尽きぬもので、しばらく使ってると高速通信できる容量にちょっと難を覚えるようになりました。基本は945円で毎月500MBまで高速通信が可能なミニマムスタートプラン使っているんですが、これだと若干容量が足りない。かといって1つ上のライトスタートプランは料金が1,974円、容量が2GBとちょっと多すぎる。サブ回線として使うには1GBくらいが毎月使えるとちょうどいいのですよね。

おりしもU-NEXTが毎月1GBまで月額714円というプランを出していてこれもなかなかうらやましい。実際には1GBをちょっとでも超えると月額2079円と高くなること、通信速度を自由に変更できないこと、IIJmioのビックカメラSIMならWi2の公衆無線LANも料金内で使えることを考えるとIIJmioが魅力的なのですが、それでもこの値段で1GBは魅力的な価格設定です。

U-NEXTがLTE通信サービス「U-mobile*d」開始、2段階定額で月額714円から -INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130902_613441.html

そんなこんなであーだこーだ考えてたのですが、ふと「ライトスタートとミニマムスタート足して2で割ればいいんじゃね?」というアイディアにたどり着きました。何言ってんだお前と言われかねない話ですが、実はIIJmioのプランは毎月使える高速通信の容量を次の月に繰り越せるので、毎月プラン変更していけば結構うまく使えるなあと。

2ヶ月単位で考えるとライトとミニマム足して2.5GBを2919円。これを1ヶ月単位で考えると1.25GBで1459.5円という計算に。毎月1GBくらいあればいいやと思っている自分にとってこれくらいがかなりちょうど良さげです。

具体的にはこんな感じ。

  • 初月にライト契約、1.25GB使う(残り0.75GB)
  • 初月のうちにミニマムへプラン変更、適用は翌月1日から
  • 2カ月目にミニマム適用、当月の0.5GBと繰り越しの0.75GBの合計1.25GBを使う
  • 2カ月目のうちにライトへプラン変更、適用は翌月1日から
  • 3カ月目は2GBでスタート(以下くりかえし

前月できっちり使わなくても繰り越しはできるので、「前月結構あまったから今月はもうちょい使おう」みたいならバランスも取りやすい。しかもIIJmioの申し込みサイトも非常によくできていて、新プランの変更は翌月1日から適用してくれるから、毎月思い出した時にプラン変更すれば来月からきっちり新プランに切り替えられる。切り替え忘れていた場合は日割りで容量を増やしてくれるので無駄にお金が取られることもありません。

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このあたりがポイントかな。

  • プラン変更の予約をすることができます。
  • お申し込みいただいたプラン変更は、翌月1日より適用となります。
  • プラン変更を行った当月に残ったバンドルクーポンは、翌月に繰り越されます。

残念ながらアプリからは料金プラン変更できないのですが、IIJmioのサイトは非常にシンプルな作りなのでスマートフォンからアクセスしても重くはなく、簡単に料金プランを切り替えられる。しばらくはミニマムスタートとライトスタートをこまめに切り替えつつ様子を見てみたいと思います。

以下はIIJmio お友達紹介キャンペーンの情報。こちらから申し込むと料金が変わらずデータ通信料だけが2カ月間増量になるのでよろしければ。

お友達紹介キャンペーン | IIJmio
https://www.iijmio.jp/campaign/mgm/member/

申し込みURLはこちら。
https://www.iijmio.jp/campaign/mgm/invite/?id=503809828443500&sns=0

独断と偏見による、新型Nexus 7と組み合わせたい格安SIMサービス比較

ついに発表された新型Nexus 7。個人的な注目は9月中旬に発売されるLTE対応モデルで、最近ブームの低価格SIMと組み合わせるとかなり安く運用できます。ということで月額1,000円以下の低価格SIMのうち、「これはいいものだ」というのを自分なりの視点で選び抜いてみました。

なお、SIM選択の基準は以下の条件を必須としております。

  • LTE対応
  • 低速時も200kbps以上の通信速度が出る

せっかく国内のLTEに対応しているので、3Gしか対応していない回線はNexus 7のスペックを引き出しきれなくてもったいない。また、低速時の通信速度は体験した人ならわかりますが、128kbpsと200kbpsでは体感速度が全然違います。200kbpsあれば普通にWebサイト見るのも十分ですが、128kbpsはWeb見るのもちょっと待たされる感あり。

という条件のもと、独断と偏見に基づき、要求ごとこれだというSIMを選んでみました。

とにかく安く使いたい: BB.excite モバイル LTE

低価格SIMは900円台が最安値である中、BB.exciteは900円を割る892円。初期費用も本来は3,675円のところをキャンペーンで2,100円まで割り引かれるので、お値段的にかなりオトクです。

気になる通信速度は低速時が200kbpsで、毎月500MBまでLTEの最高速で使えます。追加容量も100MBごと420円とちょっと安めに設定されているので、料金メインの人には一番オススメです。

なお、安さ命であれば楽天ブロードバンドLTEのエントリープランが月額875円とさらに安いのですが、こちらは低速時が100kbpsと遅いのがネック。数十円で速度が倍ということ考えるとコスパはやっぱりBB.exciteですかね。

低速時の通信を快適にしたい:楽天ブロードバンドLTE

前述の楽天ブロードバンドLTE、一番安いエントリープランではなく、新設された「エントリープラスプラン」は、月額945円ながら低速時が256kbpsとさらに早い。ただし、容量追加オプションがないので毎月の500MBが切れると256kbpsでしか利用できません。高速で使うことはほとんどないなーって人はこのプランオススメです。低速時だと50kbps速いだけでかなり違いますしね。

公衆無線LANも使いたい: BIC SIM(IIJmio)

以前もエントリーしたビックカメラのSIMは、公衆無線LANも料金内で使える大変コスパの高いプラン。月額料金も945円、低速時が200kbps、高速通信は毎月500MBで追加も100MBごと525円とかなりバランスのいいプランです。さらに500MBの使うタイミングをアプリで切り替えられるのもいいですね。テザリングしたいときだけ500MBを使う、みたいな使い方に便利です。このあたりは以前に書いたエントリーをご参照ください。

公衆無線LAN「Wi2 300」も使えるビックカメラの低価格SIM「BIC SIM powered by IIJ」契約した – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/06/14/10661

以上、3サービスの特徴をテーブルでまとめてみました。なお、かっこ内の料金は現在実施しているキャンペーン適用時の価格です。

サービス名 BB.excite モバイル
LTE SIM1枚コース
楽天ブロードバンドLTE
エントリープラスプラン
BIC SIM
(IIJmio)
初期費用 3,675円
(2,100円)
4,200円
(3,150円)
3,150円
月額料金 892円 945円 945円
低速時の速度 200kbps 256kbps 200kbps
高速通信容量 500MB/月 500MB/月 500MB/月
容量追加 420円/100MB
735円/200MB
非対応 525円/100MB
公衆Wi-Fi × ×
速度切替 × ×

低価格SIMサービスは競争が激しくサービス内容も移り変わりやすいのですが、現状のまとめとしてお役に経てば幸いです。他にもこんないいサービスあるよ! という情報ありましたらぜひお寄せ下さいませ。

なお、低価格SIMでとして人気ある「OCN モバイル エントリー d LTE 980」は、毎日30MBまで高速というのは魅力的ではあるものの、毎日午前0時にリセットされるため、好きな時間帯に30MB使えるわけでないので小回りが効かないことに加え、月額料金は980円と高め、低速時の速度は200kbps、追加容量オプションなしというところが使い勝手微妙なので今回の対象から外しております。

また、今回は1,000円以下のプランに絞りましたが、利用頻度高い人には1,000円超えるけれど高速通信の容量が多いプランや、SIMを複数枚使えるプランなんかもオススメ。そのあたりは需要あるようだったらまたしたためたいと思います。

公衆無線LAN「Wi2 300」も使えるビックカメラの格安SIM「BIC SIM powered by IIJ」契約した

先日エントリーしたビックカメラのSIMパッケージ、なんだかんだ気になるのと、長期で考えると無線LANが無料なのはオトクだなあということで発売当日さくっと購入いたしました。

IIJmioウェルカムパック for BIC SIM|BIC SIM powerd by IIJmio
https://www.iijmio.jp/bicsim/welcomepack.html

特に予約せず買えるだろうとたかをくくっていたところ、秋葉原のソフマップではmicroSIMサイズが売り切れ。仕方ない次の入荷を待つか……としょぼくれていたところ、「地元のビックでmicroSIMが売ってた」との情報いただき、合わせて購入いただいた次第です。

パッケージはこんなかんじ。

中にはSIMカードのほか、初回設定に必要なスタートパス、その他説明書が諸々入っています。

まずは専用サイトにアクセスし、スタートパス背面に記載されている電話番号とパスコードを入力。

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続いてプランを選択。後から好きなプラン選べるのは嬉しいですね。

iij02意外だったのはこの後で、プラン選んだらIIJmioのアカウントでログインし、さらにSIMの認証を行ないます。すでにIIJmioのアカウント持っていた自分の場合、今までのアカウントに今回のSIMを統合することができました。ほんと、まんまIIJmioなんだなこれ。接続設定なども共通なので、iPhone向けプロファイルや専用アプリ「みおぽん」もそのまま利用可能です。

一番興味があった公衆無線LAN「Wi2 300」も専用サイトにアクセスし、電話番号やIDを入力することで設定可能。基本的にdocomo Wi-Fiがあるので外出中もさほど困らないのだけれど、docomo Wi-Fiが入らないけどWi2の電波はある、ってこともたまにあるのでこれから便利に活用できそうです。

1つだけ注意が、利用できるデータ容量は日割りになっており、今回でいうと月も半分過ぎているのでライトスターとプランで本来付与される2GBではなく、1GBちょっとの容量が付与されました。そのぶん月額料金も日割りなので料金的に損はないですが、2GB使いたかった! という人はご注意を。

また、解約については日割りできず月末まで料金が加算されます。なのですでに契約済のSIMはぎりぎり6月末まで使い込んでから解約する予定。これ忘れたら大変だな……。

公衆無線LAN「Wi2」が無料でついてくるビックカメラのIIJmio格安SIMパッケージがオトクすぎる

つい先日格安SIMについてはこんなエントリー書いたばかりですが。

格安SIMサービス乱立の中で機能拡充し続けるIIJmioがやっぱりイチオシ − カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/06/05/10562

その翌日、同じIIJmioの回線を利用したこんなパッケージが発表されました。タイミングいいんだか悪いんだか……。

ビックカメラ、無線LANも利用できるIIJのオリジナルSIMカード -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130605_602340.html

このビックカメラのパッケージ、ポイントはIIJmioとまったく同じ料金体系ながら公衆無線LANサービス「Wi2 300」に対応しているということ。クーポンによる通信速度の増速はもちろんのこと、専用アプリ「みおぽん」によるクーポンのオンオフも問題なくできる上にWi2まで対応しているという、いたれりつくせりのパッケージです。

ただ気になっていたのがWi2の料金体系。Wi2は有料の公衆無線LANサービスなのに、なぜIIJmio単体で提供するプランとまったく同じ料金で提供できるんだろうか。さらにリリースやパッケージには「無料でアカウントを提供」とあるけれど、「無料で使えます」という明記が見当たらないため「アカウント発行されるけど日額課金とかなんじゃなかろうか……」といろいろ気になり、問い合わせ窓口にその旨を問い合わせてみました。

そして帰って来たのがこの回答。これ、ほんとに無料で使えるんだな……。

「BIC SIMプラス」では、お客様の追加費用等なく無料で「Wi2 300」を
ご利用頂けるプランでございます。ご利用ごとに課金が発生をするものでは
ございませんので、ご安心くださいませ。

というわけで先日のエントリーで絶賛プッシュしたIIJmioに加えてWi2まで無料で使えてしまうこのプラン、IIJmioを単体で契約するより明らかにオトクなので、今から契約する人はビックカメラおすすめです。自分のもプラン変更しようかな……。

しかしこれどういうビジネス形態で成立しているんだろう。Wi2が利益取れるところがぱっと見だとない気がするけど、回線をオフロードできる分IIJからいくばくか支払われているのだろうか。

格安SIMサービス乱立の中で機能拡充し続けるIIJmioがやっぱりイチオシ

【追記】IIJmioを使ったビックカメラのパッケージについても書きました

公衆無線LAN「Wi2」が無料でついてくるビックカメラのIIJmio格安SIMパッケージがオトクすぎる − カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/06/12/10635

以前電車の中でさらっと書いたらYahoo!砲食らった格安SIMネタ。

月額945円のIIJmio格安SIMが200kbpsに増速で大変にいい感じ − カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/04/09/8875

かなり勢いで書いたネタだったので、余裕ある時にまた書こうかなと思ってたタイミングで、格安SIMに関するエントリーや記事が次々に掲載。

OCNとIIJmioの格安SIMサービスどっちがおトクか比較してみた!|携帯総合研究所
http://xenonews.blog50.fc2.com/blog-entry-5194.html

【清水理史の「イニシャルB」】 品質は? サービス内容は? 月額1000円以下で維持可能なMVNO通信サービスを比較(前編) – INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/20130604_602105.html

これだけ情報出そろえばもういいかーと思ってたのですが、「そんなこと言わずにまずは書け」という意見もいただいたので、独断を交えつつ格安SIMに関してつれづれエントリーしてみます。

格安SIMとは

そもそも格安SIMというのは何かと言えば、ざっくり言うとNTTドコモの回線を利用して他の事業者が提供するSIMサービス。対応する機種にSIMを装着すれば、従来よりも非常に低価格の月額料金でスマホやタブレットを維持できます。厳密にはNTTドコモ限定ではないものの、現状の格安SIMサービスはすべてNTTドコモ回線を使っているのでこういう区切りにしておきます。

こうしたキャリア回線を利用してサービスを提供する事業者をMVNOと呼ぶのですが、MVNOによるモバイルサービスは、月数千円の料金で高速なサービスを利用できるタイプと、月額1000円程度で低速なサービスを利用できるサービスの2つに大きく分類できます。今回のテーマは後者のサービスで、通信速度が100〜200kbps程度とかなり低速な反面、月額料金は1000円程度、というのがが主流ですかね。

通信速度が遅いといってもTwitterやFacebook、画像1枚をアップロードする程度なら十分。ブラウザも読み込み速度は遅いですが使えないことはないです。また、このあたりは後述しますがサービスによって通信速度が異なるので、低速ながらもそこそこのスピードが出せるサービスを使えばブラウザもさほど気にならないかも。

逆に低価格系のサービスでほぼ実用的でないのが動画や音楽など一気に大容量のデータを必要とするサービス。また、アプリのダウンロードなども大容量アプリの場合、できなくはないもののかなり時間がかかってしまいます。まあこうした大容量系は無線LANを使い、外出先や移動時などのメール、ソーシャルチェックに格安SIMを使う、というのが一般的な使い方でしょうか。

格安SIMが使える端末

ただし、使える端末は制限がいくつかあります。NTTドコモの端末であれば回線がNTTドコモなので特にロック解除の必要なく仕様できますが、そのかわりテザリングだけはできません。NTTドコモ端末ではテザリングにspモード接続を必須とする仕様になっているため、他の事業者はまったく手出しできないのですよね。テザリングロックしておいて何がSIMフリーだという気がしてならないこの仕様、もうちょっとオープンにしてもらいたいところです。

NTTドコモ以外の端末では、auは周波数帯が違うので完全にアウト、ソフトバンクモバイルはSIMロック解除できる端末であれば使えますが、現在のところSIMロック解除に対応しているのはかなり古めの3機種だけなので、これも事実上選択が難しいです。

SIMロック解除のお手続き | お客さまサポート | ソフトバンクモバイル
http://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/

もともとSIMロックなど設定されていない海外端末であれば格安SIMは使えるのですが、今度は電波法の問題が。制定自体が非常に古く現状にまったく見合ってないという状況ではあるものの、現状、海外で売られている端末のほとんどは日本での電波法に関する認証を取得していないため、利用すると電波法違反になってしまうのですね。以下はちょっと古めの記事ですが電波法に関するコラムです。

この技適マークがない端末については、国内で利用すると、電波法に触れることになり、1年以下の懲役、または100万円以下の罰金の対象となる。

海外版ケータイは日本で利用できるのか? – ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/mobile_catchup/20100128_345410.html

ほぼ唯一と言える例外がiPhoneで、最近のiPhoneは海外で販売している端末でも日本の認証を取っているので問題なく日本でも使えます。以下の画像は私の海外製iPhone 4Sですが、「Japan」とあるように日本の技適を取っているので問題なし。おかげにSIMフリーなのでNTTドコモの回線も使えているというわけです。

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「Japan」の左下にあるのが技適マーク

また、これらは携帯電話キャリアが販売する端末ですが、メーカーが販売する端末でSIM対応している製品でも格安SIMは使えます。具体例を挙げるとNexus 7のSIM対応モデルや、ASUSの7インチタブレット「FonePad」あたりですね。

「Nexus 7」、3G対応モデルが登場 – ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20130207_586856.html

ASUSがSIMフリーの7インチタブ、Windows/Android一体型も – ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20130419_596659.html

ここまでまとめると格安SIMを使える端末は

  • NTTドコモのスマートフォンまたはタブレット(ただしテザリング不可)
  • ソフトバンクの一部SIMロックフリー対応機種(SoftBank 008Z、SoftBank 009Z、STREAM SoftBank 201HW)
  • 海外製iPhone
  • SIM対応のメーカー製スマートフォンまたはタブレット(SIM対応Nexus 7やFonePadなど)

あたり。さらにグレーというかまあ技術的には使えてしまいますよねというレベルを含めると

  • 海外製スマートフォンまたはタブレット(電波法違反)
  • rootを取った国内スマートフォンまたはタブレット(メーカー保証対象外)

というところでしょうか。現実問題として格安SIMが嬉しい人はNTTドコモ端末保持者か、海外のiOS端末所有者、国内販売しているSIMフリー端末を手に入れる、といった人たちで、主にはNTTドコモの端末が余っている人になるのかな。

【追記】ちょっと混ぜてしまってわかりにくくなってしまったのですが、root取るのについてはメーカー保証対象外なだけで違法ではありません。失敗すると二度と動かない、いわゆる文鎮化する危険性があり、その場合も修理不能になったりしますが、root取ることそのものはGoogleの中の人も認めてるようですのであくまで自己責任の範囲内ということで。

AndroidセキュリティチームのNick Kralevichによれば、Googleはroot化を認めている。root化はユーザーの権利の一つであり、一方でユーザーの責任でそれに伴う不利益を受けることは仕方ないという見解を示している。

Android – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Android

独断を交えた格安SIM比較

そしていよいよ本題の格安SIM比較。このあたりは先ほどリンクしたINTERNET Watchで非常に詳しい表が載っているのでそちらを合わせてご参照ください。

【清水理史の「イニシャルB」】 品質は? サービス内容は? 月額1000円以下で維持可能なMVNO通信サービスを比較(前編) – INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/20130604_602105.html

比べるポイントはいくつかあるのですがまずは料金。ひたすらに月額料金を抑えたいのであれば、速度も遅い代わりに月額料金が500円以下というDTIのプランが一番おすすめです。

ServersMan SIM 3G 100:【dream.jp】
http://dream.jp/mb/sim/

ただし、ここからは実体験を交えた主観的なレビューになりますが、実際に格安SIMを使っている身からすると100kbps台のスピード上限ははっきりいって遅い。これは上記レビューにもありますが、100〜128kbps台の通信速度と200kbpsの通信速度は体感でも大きな差があります。

実際の使用感としては、やはり100kbpsが上限のサービスを常用するのは結構厳しいが、200kbpsのサービスは、多少のガマンは必要だが、Webやメールであれば常用は可能という印象だ。

【清水理史の「イニシャルB」】 品質は? サービス内容は? 月額1000円以下で維持可能なMVNO通信サービスを比較(前編) – INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/20130604_602105.html

値段よりも実用性を取るならば、料金は倍になっても下り最大200kbpsくらい出るサービスのほうが便利。この200kbpsというのは、本当はもっと高速な回線に200kbpsという上限を設定しているだけなので、本当に200kbps近い数字が実際に出るのもポイントで、「下り100Mbpsっていっても100Mbpsでないじゃん」というような理論値とは異なる点にご注意ください。

この視点から行くと、同様に100kbpsの楽天、若干早い150kbpsの日本通信も対象外。上記記事にはないもののはてなブックマークで指摘を受けていたSo-netの「NURO LTE ライトプラン」も、スピードが150kbpsということで残念ながら私の選択肢からは外れてしまいました。

NURO LTE ライトプラン | 高速モバイル | インターネット接続 | So-net
http://www.so-net.ne.jp/access/mobile/nuro_lte/

残るプランはIIJmioとOCN、BB.exciteの3つですが、まずはサービス形態が近いIIJmioとBB.exciteを比較。どちらも通信速度は200kbpsで、525円払うごとに100MBまで高速通信が利用できる仕組みも一緒なのですが、BB.exciteは月額料金が787円と若干安い分、通信速度は有料で追加しない限り常に200kbps、IIJmioは6月から月500MBまで無料で含む点が大きな違い。

わずかな料金差ではありますが、IIJmioは3GまたはLTEのスピードを料金内で月500MBまで使えるのは大きな魅力です。100MBが525円ということを考えると、IIJmioとBB.exciteの料金差以上にIIJmioのコストパフォーマンスが高いな、というのが私の判断です。

残るOCNの「エントリー d LTE 980」ですが、こちらは毎日30MBまでは高速、30MBを超えると200kbpsに通信速度を計算するというプラン。1ヶ月を30日として単純計算すると900MBで、IIJmioの500MBよりも多く高速通信が利用可能です。

ただしOCNの弱点は追加料金を支払っても高速通信が利用できない、高速通信を使わないで取っておくことができないというのが課題。OCNの30MBは毎日深夜0時から使えるようになるのですが、「高速通信は午前中使わずにおいて夜に使いたいなー」と思っていてもそれをストップすることができないため、午後の大事な時間帯に高速通信が利用できない! ということにもなりかねません。また、追加料金で通信速度を高速化することもできないため、いざという時の通信手段としても若干不安が残ります。

一方のIIJmioはそのあたりもほぼカバー。まず、毎月追加される500MBも含め、IIJmioの高速通信はオンオフの切替に対応。高速通信が必要ないときはオフ、仕事などでテザリングしたり高速通信したいときはオン、という柔軟な使い方が可能です。高速通信のオンオフ切替は「みおぽん」と呼ばれる専用アプリで簡単にスイッチできるので、ユーザーは必ず入れておきたい重要アプリです。

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IIJmioクーポンスイッチ – Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.ad.iij.couponswitch

iTunes App Storeで見つかる iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、iPod touch (第5世代)、およびiPad 対応のIIJmioクーポンスイッチ
https://itunes.apple.com/jp/app/iijmio-coupon-switch/id629809928

仮に500MBを使い切っても、525円で100MBごと容量を追加購入可能。100MBあれば1日の通信くらいは十分にまかなえるので、いざという時の値段としては十分に適正な値段でしょう。月に2回購入しても2000円行かないことと、最初から500MBあることを考えれば、かなり柔軟な運用が可能です。

OCNの料金と毎日30MBまで使えるプランは非常に面白いのですが、実際問題予期してないところで通信が頻繁に行なわれるとまともに30MBを消化できないので宝の持ち腐れにもなりかねない。自分みたいにGmailの同期やらクラウドサービスの同期やらしまくっている人は、30MBだとおそらく昼まで持たないのですよね……。

逆に言えばOCNが追加料金で高速化できたり、その高速化をオンオフできる仕組みがあったら最強だなと思うのですが、現状は通信速度も低速SIMの中では高速な200kbpsで、高速通信の利用も自由に追加したりオンオフできるIIJmioが一番使いやすさに秀でているな、というのが現状の答えであります。

IIJmio:高速モバイル/D概要
https://www.iijmio.jp/guide/outline/hdd/

個人的には月額1,974円という1つ上のプラン「ライトスタートプラン」も気になってるんですよね。こちらは最初から1GB容量が提供されるプランだったのですが、6月からその容量が2GBへと倍増しており、2GB容量を2000円以下で運用する方がコストパフォーマンスいいかも、とちょっとプラン変更を検討してたりするところです。

以下はIIJmio お友達紹介キャンペーンの情報。こちらから申し込むと料金が変わらずデータ通信料だけが2カ月間増量になるのでよろしければ。

お友達紹介キャンペーン | IIJmio
https://www.iijmio.jp/campaign/mgm/member/

申し込みURLはこちら。
https://www.iijmio.jp/campaign/mgm/invite/?id=503809828443500&sns=0

月額945円のIIJmio格安SIMが200kbpsに増速で大変にいい感じ

【追記】新しいエントリー書きました

格安SIMサービス乱立の中で機能拡充し続けるIIJmioがやっぱりイチオシ − カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/06/05/10562

ちゃちゃっと10分エントリー。

最近人気のジャンルである格安SIM。SIMロックフリー端末であれば自由に入れ替えできてサービスを選べるのですが、最近のお気に入りはIIJmioの「高速モバイル/D」です。

IIJmio:高速モバイル/D概要
https://www.iijmio.jp/guide/outline/hdd/

ポイントはいくつかあって

  • 月額945円と安い
  • 通信速度が200kbps固定
  • クーポン追加でLTEも使える

という柔軟性の高いシステム。先日リリースされたOCNのサービスも結構よさげだったのですが、1日30MBを使ってしまうと100kbpsになるというのがちと残念。iPhoneですら1日100MBくらいは使ってたので、同期やらなんやらで通信頻度高いAndroidだとちょっと30MBじゃもたなそうかなあ。
その点でIIJmioは倍の200kbps。しかも理論値の最大速度ではなく実効スピードなのでしっかり200kbpsが出ます。PHSの頃のように「理論値128kbpsだけど実際は50kbpsくらい」というのとは訳が違う。

20130409-113631.jpg

ちなみに速度上限は4月1日に128kbpsから200kbpsに増速されたのですが、これがわりと体感でもそうとう早くなってる。今までは128kbpsでもTwitterやFacebook、画像1枚アップする程度なら十分だったのですがWebサイト見るにはちょっと厳しかった。200kbpsだとサイト見るのも明らかに早くなっていて、はてなブックマークの人気エントリーを次々に開いておいてあとでまとめて読む、なんて使い方もこの速度で十分できるように。
速度が遅いけど容量制限ないのもうれしくて、急がないのであればアプリダウンロードしてもいい。仕事中にインストールだけして帰りには使えるようになってるので割と十分な感じです。
クーポンを使えば525円で100MBまで通常のスピードで使えるのでいざというときも便利。クーポンは繰り越ししたり止めたりもできるので、途中まで使ったらまた容量を取っておくなんてこともできていたれりつくせりです。
とはいえこんな便利なSIMサービスもSIMロックフリーまたはNTTドコモのスマートフォンでしかつかえません。私はSIMロックフリーの海外製iPhoneを使っているのでシャッター音がしないこういうSIMも使えて大変便利なのですが、普通はドコモのスマホに入れて使うのが一般的かな。MVNOでNTTドコモ回線使ってるからできる技ではありますが。ただしその場合、spモードでは回線を使えず、別途mopera Uスタンダードプランを月額525円で契約する必要があるのでご注意くださいませませ。

以下はIIJmio お友達紹介キャンペーンの情報。こちらから申し込むと料金が変わらずデータ通信料だけが2カ月間増量になるのでよろしければ。

お友達紹介キャンペーン | IIJmio
https://www.iijmio.jp/campaign/mgm/member/

申し込みURLはこちら。
https://www.iijmio.jp/campaign/mgm/invite/?id=503809828443500&sns=0