ケータイ会議まとめ

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

 F905iの感想が一通り終わったところで、ちょいとこの3週間に自分が考えておいたことをまとめておきます。

 といってもこのモニターが始まる時と比べてあまり考えていることに違いは無く、「単なるモニターじゃない、ブロガーとして何ができるのか、そして何が求められているのか」ということを考えながらいろいろやってみました。

 1つは「F905iならではの特色についてきちんと触れる」ということ。ブログマーケティングというのは一般的に自由度が高く何を書いていい風潮があるんですが、だからといってモニターするものが持っている特色にまったく触れないのでは意味が無い。変に褒める必要はないし、ダメならダメで指摘すべきだけれど、自由に書いていいからと言ってまったくテーマから外れたことばかり書くのはもったいない。

 本来は主催側が「ここについて書いて」という条件を縛ってもいい気がするんですけど、その条件設定というのはなかなか難しくて、ブログをある程度理解している人じゃないと「このくらいがちょうどいい」という条件設定はなかなかできなそう。しかもブログのことよくわからないからこそブログマーケティングを試している会社も多いだろうから、企業や会社にすべてをゆだねるのもちょっと無理があるかな。

 ブログのことはブロガーがよくわかっているわけだから、その辺りはきちんとブログ側で汲み取って、「こういうことを書いてみよう」という積極的な意識も大事かなと思う。回数重ねれば製品もらえるからいいや、みたいな感覚だと、今のブログマーケティングバブル期はいいとして、今後本当にブログで情報発信することのメリットが伝わらなくなり、結果としてブログの力や魅力が薄れてしまうのかな、という心配があります。

 もう1つ気を使ったのがやはり回数。3回書けばいいというのは最低条件であって、やっぱり「自分が魅力を感じた部分は余すところ無く伝える」ことが本質としては大事だと思う。ただ、元来のケータイオタクぶりが発動してしまったために、エントリー数がどえらいことになっちゃいましたが……。でもこれだけ書いたので、自分がいいとおもったところ、逆にちょっと困ると思ったところはほぼ出せたと思います。

 一方で、ケータイのことばっかり書いていて面白くないよ、なんて思われちゃっても寂しいし、それは自分にとってのブログの楽しみも薄れてしまうので、F905iのことを書く時はかならずそれ以外のネタで、自分が書きたいと思っているネタを上げるようにしました。決して無理にではなく、書こうかなと思ったら先延ばししないですぐに書く、くらいの感覚。まあおかげでこの3週間は睡眠時間がかなり削られましたが、それくらいの労力は使ってもいいのかなと思いますし。

 F905iがもらえることはもちろん嬉しいですが、自分にとって参加した理由はそれ以上に「ブログを使って何ができるか」ということ。そういう意味では大変だったけどとても身になる3週間でした。


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