長きに渡るケータイ会議3も、いよいよ4機種すべてが手元にそろった端末で、いよいよ各種機能を4機種で比較しながらエントリしていきたいと思います。
ずらり並ぶ4機種ではありますが、基本的な機能はF-01AとF-03Aがほぼ同等、F-02AとF-04Aがほぼ同等という位置付け。F-01Aは防水&二軸折り畳み&指紋、F-03Aはスライド机上の代わりに防水と指紋がありません。一方のF-02AとF-04Aは背面液晶が特徴的な違いです。
4機種すべてを機種変更して(SIMを入れて日常メイン端末として)使った結果、なんだかんだ一番気にいったデザインはF-04A。フルスペック志向な私としては機能が制限される薄型携帯はかっこいいと思いつつ機種変更の対象にはなりませんでしたが、実際に使ってみるとこの薄さはやはりすばらしい。ポケットの隙間にもするりと入って違和感がないし、手に持った感じも一番しっくりきます。この薄さなら多少機能制限されてもいいな、と思うほどでした。
F-02Aも薄型モデルではありますが、背面液晶が大きい分、F-04Aに慣れてから久々に触ると「うわ、厚!」と思わず思ってしまう。背面液晶で写真撮れるなんてメリットもあるので一長一短ではありますが、個人的にはせっかくの薄型ならF-04Aのほうがいいかな。
一方のハイスペックモデルであるF-01Aは、さすがにかなりのゴツさで、デザインも角張っているせいかちょっと持ちにくい。しかし指紋認証搭載という意味ではF-01Aが唯一なので、指紋大好きな人にとっては他に選択肢がないかもしれませんな・・・・・・。
もう1つのハイスペックモデルであるF-03Aもスライドということで厚みは結構あるんですが、デザインが丸みを帯びているせいか持っていて違和感はあまりない。大きさの割には握りやすいので、F-03A使ってみてデザインも大事なんだなあと思い知らされました。
使いやすさで一番重要な要素でもあるキーレスポンスはF-01AとF-03Aが群を抜いていい。F-01AとF-03Aのキーレスポンスは今回のドコモ端末で最速という評価もあるほどで、文字入力やメニュー操作が非常に快適です。
それに比べるとF-02AとF-04Aはややもたつく感じ。ただ、押したボタンの回数はきちんと反応してくれるので、「お」と打ちたいのに「え」で止まってるなんてことはあまりありませんでした。F-01AとF-03Aのサクサクさは魅力ですが、このくらいなら個人的には大きな不満はないレベルです。
一方、同じくらいサクサクであるF-01AとF-03Aにも大きな違いはあって、それはF-03Aがスライドであること。F-01Aはシンプルな折り畳み形状なので、使わないときは普通に折りたたんでポケットに入れておけばいいですが、F-03Aは画面がタッチパネルなので、きちんとキーロックしないでポケットにいれると誤動作しまくって大変なことになる。
さらにこのキーロックが曲者で、キーロックがボタン長押しでやや面倒だったり、スライド開いたときと閉じたときのキーロックが連動していない(パスワード設定ありのキーロックをスライド開いて解除して、そのまま閉じるとまたパスワードロックされるとか)あたりがかなり使っててイラっとさせられる。スライドもかなり便利な端末ではあるんですが、もうちょいキーロックまわりがしっかりしてないとちょいと使いにくいなあ・・・・・・。
というわけであくまで個人的な使い勝手としては、ハイスペックモデルではキーロックの甘さでF-01Aに軍配、薄型モデルでは背面液晶は小さいものの、その圧倒的な薄さが魅力であるF-04Aという感じ。F-01AとF-04Aと比べるとさすがに機能面でF-04Aが劣りますが、正直いってF-04AにGPS乗ってたらかなり悩んでしまうかも。そのくらい薄さって今まで意識してなかったけど魅力的な要素なんだなと思いました。
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