もはやゲーム機の枠を超えまくっているPS3がまた新しい機能を搭載。本体に保存された動画を編集できるようになりました。
SCE、PS3で動画編集とYouTubeアップロードに対応 -AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100629_377475.html
単に動画を編集できるだけでなく、YouTubeまたはFacebookへのアップロードまで可能。ブログ用にしょっちゅう動画をYouTubeにアップしている立場としては要注目の機能です。
動画は1ファイルだけじゃなくて、複数のファイルを登録してから1つの動画としてまとめて編集可能。長さやテキスト挿入、指定した部分の再生速度調整も可能で、BGMまでつけられちゃいます。
指定区間の速度設定はこんなかんじ。早さをかえたいエリアをAとBで囲み、その部分を2倍速か0.5倍速にできます。ただ、2倍速だと正直あまり早くないので、ここは5倍速くらいまで設定してみたい。
テキストも豊富で、色やスタイルをいくつも選べます。テキストの表示時間も指定できるしいたれりつくせりですな。
そして実際に出来あがったのがこちら。2つのファイルをつなぎあわせ、指定区間の速度アップ、テキスト挿入など一通りの機能使っています。
YouTubeの場合、アップロードできるのが10分間なので、長くなりそうな動画だと適宜シャッター押して止めてるんですが、これだとどうしても撮影できていないタイムラグができてしまう。かといって後で動画編集するのも結構めんどうなんですが、このPS3の動画編集ならかなりシンプル操作で動画を編集できてしまうのがかなり魅力的です。
ただ、残念なことに作成動画はHDではなくSDに変換されてしまいます。今回の動画は720pで撮影したのですが、16:9の比率こそ守ってくれたものの、解像度は720×480に落ちてました。ちなみにPS3のプロパティでは640×480と表示されちゃいますが、実際にはきちんと横長になってるのでバグかなと思います。
で、こちらが元の動画をそのままアップした場合。きちんと720pで表示できています。
画質も圧縮しているせいか、PS3のほうはややつぶれている感じ。元ソースがきれいなので十分といえば十分ですが、がんばって元の動画サイズは維持してほしかったなあ。個人的にかなりキラーな機能なので今後のバージョンアップに期待です。