というわけでリハビリがてら10分でブログ書いてみる。
表題のアプリ、このエントリー読んでさっそくインストールしてみたんですが、残念ながら追加コンテンツにお金支払ってもいいなあと思えるクオリティにはできあがっておりませんでした。
セガ、フリック入力練習用アプリ「ゾンビ打 FLICK OF THE DEAD」を配信 – [モ]Modern Syntax
http://www.aivy.co.jp/BLOG_TEST/nagasawa/c/2012/05/flick-of-the-dead.html
このソフト、もともとは「THE HOUSE OF THE DEAD」というガンシューティングをタイピングに置き換えた「TYPING OF THE DEAE」のフリック入力版。ガンシューティングが大好きで第1作もやり込んでた私の前に、「シューティングをタイピングに置き換えちゃうことでまったく違うゲームになる」という価値観の変換が大変な感動であり、タイピングも大好きだった私としては第1作以上にこのTypingシリーズにハマったものです。1コインで4か5ステージまでは行ったよなー。
そんな私からするとこのフリックバージョンである「FLICK OF THE DEAD」は2点ほど残念ポイントがありました。1点はすごく簡単で、10年前ものゲームと全く変わってないんで何の新鮮さもないということ。多少のアレンジあるかなと思ったのですがステージ進行もそのまんまで、むしろiPhone対応で画質も下がっててすごいバージョンダウン感です。
そしてもう1点、こちらのほうが本質的に問題なのですが、フリック入力とTYPINGシリーズが決定的に合ってない。TYPINGシリーズはキーボードを使って入力できるので手元を見ずに画面だけを集中できるし、ガンシューティングだった第1作も画面を見たまま照準を合わせておけばいい。
ところがフリックはその仕様上どうやったってキーボードを見なくちゃいけない仕組み。それに対して短いフレーズが矢のように連続で飛んでくるこのシリーズだと、画面の上下を何度も見たりしなきゃいけなくてめまぐるしいし、TYPINGシリーズで面白かった「一般の人がゾンビに攻撃される前に打つとボーナス」みたいな仕組みもキーボード見なくちゃいけないから対応できない。
フリック入力でタイピングするならこういう短い文章の連続入力じゃなくて、ある程度長い文章を脳内で覚えながらキーボードだけを見て入力できたほうが相性がいい。単なるTYPINGシリーズの入力をフリックにしましたというだけでは、あの楽しさは再現できないよなあと改めて思うのでした。
とはいえフリック入力の能力上げるのにこういうタイピングゲームはとても相性いいので、もうちょっと過去作品のリメイクにとらわれず面白い作品を期待したいところ。ぜひともセガにはフリック入力に最適化した新作ゲームとしてのタイピングゲームリリースを期待したいところであります。
キーボードみて打ってる時点でアウト