ストリートビューの世界を自転車で走れる「Virtual Cycling」試乗してきた

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

その発表以来、一度は乗りたくてたまらなかった「Virtual Cycling」、ついに一般向け試乗会が開催されるとのことで前のめりで参加してきました。

DSC00565

Virtual Cyclingは、ユーザーローカルのいとまささんが別途立ち上げた「キーバリュー」のプロダクト。Googleストリートビューと自転車を組み合わせ、ペダルにあわせてGoogleストリートビューがうごくことで、まるで自転車に乗っているかのような体験ができるガジェットなのです。

DSC00566

自転車のペダルを漕ぐと前に進み、ヘルメットをかぶって頭を左右に傾けることで向きを変更できるという仕組み。

DSC00570

試乗会の参加人数が想定より多くなったことで急遽作られた2号機はゴーグル型。髪型崩れるのは、と気にする人はこっちのほうがいいかもですね。

DSC00581

さらに一定のスピードを出すと送風機から風が送られてくることで、「実際に乗っている」感が味わえます。

DSC00568

実際に乗っているところのイメージ。

DSC00575

操作動画はこちら。あたり判定とかはないので建物とかぶつかってもすりぬけちゃいますがまあそれはそれ。

ストリートビューなのでいきたいところはどこでもいけるのですが、あまり地図のデータがないと面白くないとのことで、渋谷駅や東京駅などある程度データの多いところを中心に走行できました。コントローラ上部にあるボタンを押すと、登録されているエリアが次々に切り替わります。

DSC00569

さらにコントローラ前面の「Flight」ボタンを押すと地図アイコンが飛行機に変わり・・・・・・。

DSC00577

空を飛べる! 魔女の宅急便みたい!

DSC00579

速度は時速70〜80kmくらい出ているとのことで、山手線エリアくらいだったら結構好きなところまで走れます。試しに自分の家まで走って帰ろうとしたんだけど、地図の見方を失敗して隣駅に着いてしまい痛恨のリタイヤ。意外に地図で見ると場所って覚えてないもんだなあ・・・・・・。

しかしペダルを漕ぐと地図が動くという単純な仕組みなのにこれが痛快に面白い。思わず向きになって走ってたらあっというまに10分くらい経ってしまったので、これはいいエクササイズになりそうです。そしてなんと言っても楽しいのが送風機の風。これがないとほんとにバーチャルな旅行で終わっちゃうところが、風のおかげで「自転車漕いでる!」感が高まります。

ほんのちょっとの時間顔出すだけでしたがとても楽しい体験でした。次は2人乗りモデルで魔女の宅急便ごっことかしたいですね!


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください