先日オモトピアに掲載されて話題になった立石の昼ベロツアー。昼間っから酒を飲める、いわゆる「昼ベロ」の聖地である立石が実に魅力的に描かれておりました。
立石は昼ベロ天国!? 元探偵ファイル大住さんに無職の過ごし方を聞く(1/4) – オモトピア
http://ure.pia.co.jp/articles/-/26836
これは1度行ってみたい昼から飲んだくれたいと仲間内で話題になり、行ってきました昼間っからの立石ツアー。いい年した大人が「昼から酒を飲んだくれたい」ただそれだけを目的に総勢10名近くが立石駅前に14時集合。
駅前はやたらとキャプテン翼押し。そうか、南葛って葛飾だったのかと今ごろ気がついたよ・・・・・・。
待ち合わせ時間をやや過ぎてほぼ全員が集まり、いざ居酒屋巡りという前に立ち寄ったのが駅前にある「愛知屋」。
みてこのシズル感あるコロッケの並べ方。雑にもほどがある! ざっつエンタテインメント!
と、勢いで購入してみたらこれが予想外にうまい。衣があっさり中はほくほくでソースがなくても十分うまい。この後お店の前を通ったらコロッケがすごい勢いで減っていて行列もできるほどの人気っぷりに納得。
コロッケで軽くおなかを満たしたあとに一行が向かった最初のお店は「二毛作」。
おでん二毛作 (にもうさく) – 京成立石/おでん [食べログ] http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132403/13022522/
昼ベロには似つかわしくないと言っては失礼かもしれませんが予想以上におしゃれな作り。
食べ物もおでんを中心にビール、ワイン、ウィスキー、日本酒といろいろ揃ってます。
まずはマグロのお通しとビールで乾杯! ビールは薄張りのグラスで飲み心地がよく、マグロも煮過ぎると堅くなってしまうところを実にやわらかく仕上げていて実に旨味。出だしから良い店に来た感ある! 8人という大所帯だったにもかかわらずタイミング良く席があき、全員が同じ店に入店できたのも嬉しい誤算。
おすすめは? と聞いたら勧めてもらったのがこの「かきおでん」。
生牡蠣のおいしさをキープしつつ火が通ったおいしさもしっかりあり、さらに牡蠣の旨味が染み込んだダシがこの上なくうまい。これは確かにお勧めの逸品やで・・・・・・。
こちらは北寄貝を焼いたその名も「焼き北寄」。北寄貝は大好きだけど基本的に生で食べてばかりだったのでこれは斬新な出会い。北寄貝あっためてもうまいなー。
一通り味わった後、一行は鳥がうまいという鳥房に向かったわけですが。
鳥房 (とりふさ) – 京成立石/鳥料理 [食べログ] http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132403/13018201/
開店まで30分という段階でお店の前は行列ができており、途中で参加した都合9名という大所帯ではとても参加できなかろうから敢えて身を引こうというやさしさが1割、こんな寒空の中並んでる暇あったら酒の飲もうぜというサケクズ精神が9割で、自分を含めた4名は行列を離脱、次の店を探しに旅立つのでした。
無事に行列に並んでおいしい鳥を堪能したメンバーのエピソードはこちらをご覧ください。メンバーが自由気まますぎて実にマルチシナリオマルチエンディングな飲み会エピソードに仕上がっております。
立石に行って酒と真正面から向き合ってきた。 – hatocoのはてな?ブログ
http://hatoco.hatenablog.com/entry/20141116/1416117924
一方のサケクズ4人衆が向かったのは駅前で気になっていた立ち飲み串かつのお店「毘利軒」。
毘利軒 (びりけん) – 京成立石/立ち飲み居酒屋・バー [食べログ] http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132403/13041315/
線路を降りてすぐの黄色い看板が目印。
串かつといえば安定の2度付け禁止ソース!
メニューの中で目についたので思わず頼んださんまの串揚げがおもいっきりツボ。魚を揚げてるからぱさぱさ感あるかなーと思ったらおどろくほどふんわり仕上がっていて口の中でとろけていく絶品。これはフラっと入った割にいい店見つけたで・・・・・・。
こちらは紅生姜豚巻き。
肉をかみ切ると中には紅生姜がたっぷり! 紅生姜の酸味が脂たっぷりの豚肉にあうあう! これまた絶品の串揚げでした。
結局串揚げを数本にチューハイ2杯頼んでここのお会計は1000円行かない程度。立石民幸せすぎるなおい!
引き続き一行が立ち寄ったのは二毛作と同じ通りにある「鳥勝」
鳥勝 (とりかつ) – 京成立石/居酒屋 [食べログ] http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132403/13072581/
昔ながらの居酒屋感あふれるこのお店はつまみも100円からと激安価格で、ホッピーと中身おかわり、あとは100円つまみをみんなでシェアしたら1人のお会計は驚きの600円。お店のテーブルにあるシルバー川柳もみどころで、実にシルバー世代ならではの視点でシニカルに描かれた川柳が絶品の楽しさでした。
ビールや焼酎、ホッピーと来てそろそろ日本酒飲みたいよなーと向かったのが「ura温故知新」。鳥房に行ってたメンバーも無事合流し、久々に大所帯での宴会モードに。
ぐるなび – Ura 温故知新(亀有・青砥/居酒屋)
http://r.gnavi.co.jp/3rjh0uag0000/
お店の前の冷蔵庫にはうまそうな日本酒が並びます。このセレクトならきっと間違いないお店のはず!
つまみのラインアップは大変に充実。おなかにたまりそうなご飯からお酒のあてにぴったりの一品まで幅広い。
気になりまくってた豆腐ようが酒に合う合う! いいあて揃ってるねここ!
ただの大根おろしのしらす和えと思うなかれ、辛味大根を使ってるのでびしっと辛味が伝わってくる仕上がり。これもうまかったなー。
いよいよ5軒目を迎えるタイミングで、予想できたことながら写真が一切残っておりません。というわけで後はテキストの勢いでお伝え。
日本酒飲んでいい気になった後、うどんを食べたいというメンバーとは別にまだまだ飲んだくれたい! と残ったメンバーは、まだ開店していないお店ばかりが並ぶ「のんべぇ横丁」の中で珍しく明かりがともっていたお店へ勢いで突撃。その時は知らなかったけどアド街ック天国にも出てる有名店だったんだなー。
しらかわ – 京成立石/居酒屋 [食べログ] http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132403/13074666/
まだ時間が早かったこともあって店は貸し切り状態。ビールを注文しつつカラオケをママさんと堪能させていただきました。1曲目は気を遣ってくれたのか声のトーンも抑えめだったのに、我々がテンション高く歌いすぎたせいか2曲目はママさんも本気の美空ひばりを投入。やっぱり年季入っている人の歌声は違うよねえと感動しました。
しらかわを出て1人戦線離脱するも別のメンバーが合流して4人体制をキープしつつ次に向かったのが立石でも有名な「江戸っ子」。
江戸っ子 (えどっこ) – 京成立石/もつ焼き [食べログ] http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132403/13008121/
そして最後は「ちょっとひといきでしょ」という看板が最初から気になりすぎていた「ひといき」で締め! 14時から22時くらいまでだいたい8時間くらい飲み続けてました。
ひといき – 京成立石/居酒屋 [食べログ] http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132403/13164766/
昼間から飲める店がたくさんあるっていうのもいいんだけど、前知識なく行った店がどれも美味しくそれでいて値段も手頃。いや噂通り、噂以上にすばらしい昼ベロの街でした。今回行けなかったお店も気になるのでまたツアー組んで訪れたい魅力的な街です。