【追記あり】「株式会社マジルミエ」人間関係図と時系列を考える ※ネタバレ注意


※マンガ「株式会社マジルミエ」最新話を含むネタバレがありますので、コミック派の方はご注意ください。

いまジャンプ+で更新が最も楽しみといっても過言ではない「株式会社マジルミエ」。第2部に入って翠川の動向にやきもきさせられつつ、最新号および一つ前の号で、多少の謎は残すもののやはり翠川は社長の味方だったということが明らかになり、ほっとした人も多いでしょう。

そして最新エピソードで翠川衝撃のエピソードが披露された後、改めてマジルミエを読み返したらいろいろとヒントがあったなーということで、ジャンプ+の切り抜き機能を使いながらその時系列をまとめてみました。なお時系列の基準は桜木カナの入社年を0年とカウントしてます。

15年前に災害怪異が発生

明確な描写はないものの、重本がアストの古賀と一緒に働いていたのがこの頃で、そして災害怪異をきっかけに2人は袂を分かつことに。

重本と翠川の初対面

後述する他のメンバーはいつ頃入社したのかが明記されているのに対し、翠川だけは書かれていない。ただ、まだ重本が魔法少女コスする前でマジルミエも立ち上げる前ということを考えると10年以上前、自分の仕事に悩みを感じていることから推測するに、災害怪異の直後ではないかと思われます。

そしてここでつぶやく「アリス」についてもまだ正体は謎ですが、おそらくは重本が玄関に飾っている写真立てに写った女性っぽいシルエットの人がアリスなのでしょう。

翠川との対面についても、アリスという女性を災害怪異で亡くし、失意のまま歩いているときに同じ名前の「アリス」というお店を見つけて、ナンバーワンホストの楓を指名した、という流れかな。

株式会社マジルミエ設立、そして翠川と鎌倉の出会い

これがこのブログの本題なのですが、マジルミエが設立されたのは災害怪異から5年後。

そして鎌倉の命令で翠川がマジルミエに入ったのは設立と同時期。面白いのがここだけ「何年前」じゃなくて「何年間」なので時系列がわかりやすくなってるんですよね。

重本と翠川の出会いは完全に初対面だったことと、おそらく災害怪異のあった15年前という推測からすると、鎌倉よりも前に重本と翠川が出会っているので、翠川は最初から重本の味方で鎌倉の二重スパイだったのがわかるわけですね。しかしそれがわかるホストエピソードを、翠川が「社長」と再び呼ぶエピソードの後まで取ってくとかほんとに憎らしいほど設定が素晴らしすぎっる。

社員が次々に入社

その後は淡々と。会社設立から3年で越谷をスカウト。

越谷入社から4年、会社設立から7年で二子山が入社。

そして会社設立から10年の良き日に桜木が入社して今に至ります。社長ちゃん、新人入るタイミングで髪型変えてるんだな。

アニメ化も決まり、そして初期の魔法少女メンバーの桜木カナと越谷仁美がそれぞれキュアサマーとキュアコーラルというトロピカル〜ジュ!プリキュアメンバーをアサインしてくるとという憎い人選。これはきっとこのほかの魔法少女もプリキュアメンバーなのではという期待をしつつ、魔法少女モノと見せかけて伏線やヒューマンドラマたっぷりのお仕事ドラマでありスタートアップドラマでもある株式会社マジルミエは全力でオススメしたい作品なので、何かの機会にコミックを手に取ってもらったりアニメを見てもらえると幸いです。久々に楽しみなアニメができたぜー。

TVアニメ『株式会社マジルミエ』
https://magilumiere-pr.com/

【追記】

このブログを見た知人から「古賀ってマジルミエだったよね」というご指摘いただきました。たしかに9巻でそういってる……!

ただ、古賀は初出時に重本が会社作ってたの知らなかったんですよね。古賀自体も「社員」ではなく「一員」という言い方しているのがポイントかな。

これが矛盾ではなくちゃんとした設定なのだとしたら、マジルミエというのは災害怪異の前に2人が一緒に働いていたプロジェクトの名前で、そのプロジェクト名を取って重本が会社を設立した、ってことなのかな。この名前を知っている古賀にもいつか届いてくれるように、ということで。


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください