2009年ゲーム超勢い予測

はじめにお断りしておきますが基本的にソースは俺の勢いエントリです。そもそも当てるとか当てないとかではなくてこのブログの人はこんなこと考えてるのねくらいのネタエントリでよろしく。

2008年、ゲーム機としては携帯ゲーム機がそろって第3世代に移行したものの、据え置きに関してはマイナーチェンジがでたくらいで新モデルとまで言える発売はありませんでしたが、どっこい据え置き機に関しては今後につながりそうなおもしろい布石がいろいろあった1年だったと思ってます。逆に携帯ゲーム機はキレイに棲み分けできているのであまり新しさがないというか、ディシディアがPSPで初週からハーフミリオン達成するなど十分ソフトが売れるハードに育ってきた。むしろDSが化け物波に売れすぎているだけであって、突っ走ってしまったあげくの枷を自らDSiでどう巻き取れるかな、くらいですかね。

で、本題の据え置き機に関しては、直球で言っちゃうと「任天堂やばいかもね」という気配が少しずつ見えてきたというか、2009年の終わりにはそれがもう少し顕在化しているかもしれんね、と思ってます。任天堂大好きだからこそ思うけど、ここ最近の任天堂の展開というのはあのスーパーファミコン末期の展開にもちょっと似ている気がしている。

具体的な話をすると、2008年はそれぞれ特徴を持っていた家庭用ゲーム機の機能が横並びし始めた1年でもありました。その代表たる例がアバターで、WiiでMiiが人気を得たことを受けてか受けずかは知りませんがXboxもアバターを実装し、PS3もPlayStation Homeを正式サービス化。後者に関しては始まったばかりなのでまだこれからではありますが、XboxのアバターはもともとXbox LIVEという大変優れたオンラインゲームプラットフォームに支えられているのが魅力。一方のHomeもまだこなれてはいませんがオンラインゲームのロビーたる機能を持っているし、「まいにちいっしょ」の元旦号でさりげなく示唆されていたHomeとまいにちいっしょの連動なんかがほんとに始まるとおもしろくなりそうな予感。

一方でWiiのMiiというのはキャラクターとしての認知度はあるけれど、オンラインのプラットフォームとして考えると単なるアイテム交換レベルのキャラクターにすぎない。マリオカートWiiで少し改善されている感はありますが、せっかく常時接続の機能があるのに、友達がオンラインになっているか、どのゲームを遊んでいるかというコミュニケーションは一切遮断されていて、あくまでオンラインはゲームの上のレイヤーとして位置づけられているのがオンラインの魅力を落としている感は個人的にしています。

もう1つ、ボイスチャットについてもWiiがどうぶつの森で対応したことで全機種とも対応。ただしこれについてもレイヤーの違いといいますが、ゲーム単位で対応するWii、アプリケーションとして動作するPS3に対し、どんなゲームを遊ぶかもボイスチャットで決められるというXboxのプラットフォーム的な展開は実におもしろい。今度のXbox新バージョンでは複数ユーザーとボイスチャットしながら遊ぶゲームを決めたりもできて、これは一度体験すると世界が変わると思います。

ただ1つ、Xboxは上記の複数ボイスチャット機能も含め、オンライン機能をフルに楽しむには有料会員にならないといけないですが、PS3とWiiは無料が前提という違いも。とはいえそのあたりはゲームに依存するものなので有料無料の違いが大きく影響するものでもないかもしれませんが、マルチプラットフォーム作でハードいくつも持ってたら「無料だからPS3にしよ」なんてのもあるのだろうか。このあたりはただ言ってみた感の強い発言です。

で、実は一番大きな課題というのはゲームのオンライン配信システム。といってももともとWiiはバーチャルコンソール、PS3はゲームアーカイブス、Xboxはマーケットプレースというシステムを持っているわけですが、2008年はゲーム配信においてWiiとそのほかで大きく違いが出てきた感があります。

Wiiはもともとバーチャルコンソール中心で、Wiiウェアという仕組みもあれど、本体容量が512MBしかないために大作を出すことはできず、ファミコンリメイクほどしか出せないのに対し、PS3とXboxはHDDをもっているがゆえに積極的なアプローチ。Xboxに関してはスタートこそ2007年末ではありますが、Xbox クラシックスで旧Xboxのゲーム配信を開始したし、もともとコンテンツの追加配信には定評がある。不幸中の幸いかXbox 360もメディアはDVDなのでクラシックスが配信できるなら360も容量的な問題はなさそう。ちょっと話はそれますが新バージョンではゲームのHDDインストールもできるようになって、HDDを最大限に活用していこうという姿勢が伺える。

一方、地道にすげーと思うのがPS3で、LAST GUYやらWipeout HDやらといったオリジナルのPS3タイトルを投入するだけでなく、さりげなくSOCOMなんてパッケージと同発でダウンロード販売も展開。Blu-rayのゲームデータをブロードバンド配信するという強気な攻めが魅力です。PS3だけでなくPSPでも「勇者のくせになまいきだor2」をパッケージと同時にダウンロード販売してたり。さらにおもしろかったのはゲームアーカイブスのセーブデータをプレゼントしちゃうなんてキャンペーンもやってて、メタルギアソリッドをいきなり無限バンダナプレイできるなんていう、汎用メディアへのゲーム保存を駆使したおもろい展開をさりげなく続けてる。

こういうのを見ると常々言ってますがやはりWiiの容量は非常に厳しい。もちろんゲームをダウンロードできるほどのブロードバンド回線が全世帯に普及しているとはいいませんが、ゲーム機の4割はネット接続しているという話があり、そうした層にとって手軽にゲームを購入できる新たな流通経路としてはかなりおもしろい。PS3とXboxはどっちもバックグランドダウンロードできるし、たとえば予約購入しておいて朝一番にはダウンロード完了している、なんて仕組みだっておもしろそう。

とはいいつつ、結局ゲーム機の売上なんてゲーム機の能力以前にソフトの充実が重要なんですが、この点においてもWiiは持ち駒を出し切った感がある。マリオ、ゼルダ、マリオカート、スマブラ、どうぶつの森がすべて発売、Wii当初から注目されていたWii Sports、ヘルスパック(発表時の仮タイトル、実タイトルはWii Fit)、さらにはまだかまだかと言われていたWii Musicもついに発売。残りのラインナップ見ると良作ではあるけどキラーとまではいいがたく、GCタイトルリメイクと未だに売れ続けるWii FitやWii Sportsをいかに見方につけるかどうか。ドラゴンクエスト9もDSなのでWiiの見方はしないし、サードパーティーに頼るならモンハン3とモンハンGですか。

で、任天堂陣営以外に関してはXboxはマルチプラットフォームで生きながらえつつメタルギアソリッド4出るといいですね、くらいしかないというか世界と日本の展開が違いすぎてあまりコメントむずいのですが、PS3はゲーム以外にもBlu-rayという強力な武器があるのが強い。こないだ家電芸人見ていてPS3がBlu-ray対応ということがあまり知られていないというシーンを見ましたが、Blu-rayのパッケージ自体は売れ始めていて、さらに大型の液晶テレビが普及しつつあると、「DVDよりBDでみたいね」というニーズは改めて2009年に生まれるのでは。個人的には日本独自で動きやすいPS3の動画配信も期待はしてるんですが、アレに関してはシステムがあまりにもだあな・・・・・・。

冒頭の話に戻すと、DSという携帯ゲーム機は据え置き機よりそもそも機能が制限される(ネットに常時接続出来ないとかHDD詰めないとか)し、タッチパネルという操作自体もPSPにはないものとして魅力だったけど、据え置き機に関してはせっかく家の中にどっしりとおけるハードであるのに機能を制限しすぎた故のツケというのは今後どんどん生まれてくる気がする。安心・安全にこだわりすぎるあまり機能や可能性を制限している今の任天堂は、つまらないゲームを発売させたくないというサードパーティー縛りに加えてカートリッジにこだわりすぎるあまりPSという新しいゲーム機にその座を奪われたあの頃の任天堂に重なって見えるのは私だけでしょうか。

といいつつも任天堂自体も開いた世界に飛び込もうとしてるのかな、と思わせるのがはてなとの提携。あれに関してはかなり個人的な見解からするとうごメモという無料アプリの一機能でちょっと実験してみましょうか、京都つながりで違和感もないし、という実験的な展開なのかなと。あれだけ「子供に危険なものはみせませんよ!」という姿勢を貫いていた任天堂が、DSではすべてが見られるわけではないとはいえはてなという外部サイトと連携したのはかなり大胆なアプローチだと思うし、むしろここではてなが「外部だってきちんとコントロールできますよ」というところをどんだけ見せられるかは、任天堂の今後を考えるにあたってもがんばって欲しいところだと思います。

しかし個人的には2ちゃんねる以上に特殊な住人がそろってるはてなとよく組んだなあ、と思わずにはいられませんけどね。もちろん全員が全員特殊ではなくて普通に日記書いている人もいますが、やはりはてなブックマークというコミュニティの存在は大きい。2ちゃんねるって一部は濃いけど、多くのスレッドは普通のサラリーマンとか学生とか多いわけで、むしろゲームスレッドのまとめサイトへの協力っぷりとかはすばらしいCGM生まれてるんですがあまり注目されないよね。

勢いで長文かつ画像なしリンクなし、つっこみどころ満載だとは思いますが思ったことは書いちゃうのが2009年の方針なので勢いよく公開します!

“2009年ゲーム超勢い予測” への12件の返信

  1. >駒を出し切った
    それこそ2chに毒された見方だと思いますが
    FC、SFC、PS、PS2にしろ次世代機が登場する頃までゲームが途切れた事は無かったし、「駒を出し切った」なんて現象は起こりませんでした

  2. >アンドロさん
    もうPS2以前のゲーム業界とは違うと思います
    今のゲーム業界はどのハードにしろ、何の策も無しで全てのソフトが集まる時代じゃないんですよ

  3. そういう発想は悪い意味で2ch、と言うよりゲーム系の板のハードを否定的にみる見方に特有なのですが、まるで最初から出せる戦力(ソフト数)の上限が決まってるかのような、「ゲームハード戦争」を文字通り戦争やチェスみたいなゲームに見立て過ぎてゲームソフトはどういうものであるかを見失ってるものの見方です
    ゼルダだろうがマリオなんとかだろうがサードのゲームだろうが1回だしたらハイそれまで、じゃないんです。
    と言うか売れたからこそ○○2とかは普通は出しますよ

    突っ込みその2
    もうBDは専門の安くて性能も良くて消費電力も安いプレーヤーがあるのでBDプレイヤーとしてのPS3は求められてません
    日本だけなら求められてるのはBDレコーダーの方です
    これもかなり安くなって来たのでBDが欲しいならこっちをかうでしょう

  4. ん?
    ゲームも出来て、ブルーレイも見られるから、PS3は今後も購入対象だと思いますよ・・。

    PS2の時もDVD見てたし、同じ感覚だと思うのですが。
    別に否定しなくても良いのに、と思いました。

  5. なんかもりあがってる!

    えーと、タイトルにもありますように、これはあくまで2009年予測であって、今後のゲーム全体予測ではないです。そこを読み違えるとそもそもの話が違ってきますのでその点はご留意ください。

    で、1年単位で考えると、Wiiで今年発売の大作というのはサードのモンハン3くらいしかないのは否めない状況かと。E3あたりで発表になる可能性もありますが、任天堂のこれまでのやり方見る限り、年内発表のキラータイトルをその年に初発表ってのは可能性としてなさそうかと思います。アナザーコードクラスのゲームであれば発表から発売までの期間は短そうですけどね。

    あと、「売れたら2」というのは山内社長時代にもっとも否定していたスタンスではありますね。といいつつ任天堂がピクミン2を発表した時は失笑の嵐でしたが。ただ、社長も交替し、脳トレも有る程度シリーズ化している現状を考えると2、3展開がないとはいえないかもしれませんね。それにしても2009年という1年で見ると、投入は時間の問題として無いかなと思います。

    BDについては、BDプレーヤーというのは付加価値がなさすぎてPS3の対象にはならないかなと。上にコメントもいただいている通り「ゲームができてBDもできる」という付加価値が重要だと思います。

    また、BDレコーダというのは「BDに録画したい」というニーズよりも、あくまで録画先はHDDであって、単にDVDレコーダが市場から姿を消しつつあるためにBDレコーダが売れているという面が強いかと思います。

    ただそれ自体はあまり問題ではなく、BDレコーダであれBDプレーヤであれ、BD再生環境が広がることでBDのパッケージ市場も成長し、それによってPS3も恩恵を受けることは間違いないでしょう。PS3はBDプレーヤーとして売るべき製品ではないですし、そもそも同じBDでレコーダと競合するというよりも、ともにBDを搭載した製品として市場拡大していくというほうが現実的かとおもいます。

  6. 山内社長時代も現在も否定していたのは「安易な続編」ですよ
    どこら辺が安易でどこら辺が安易じゃないのかはまあ知りませんけど

    ピクミンを持ち出すまでもなく歴代シリーズの続編ものなんていくらでもあります
    途中からナンバリングをつけなくなっただけです。

    後少なくともwiiスポーツリゾートは今年発売って明言されてますよね。延期される可能性はありますけどそれ言ったら全部そうですし
    と言うか2009年単体で見るとか言い出したら他のゲーム機もこれからそうそうビッグタイトルに恵まれているかと言うと…
    wiiもそれ以外も発表はされてるが発売日未定を含めれば結構あるとは思いますが

    と言うか、発表から発売までの期間なんてそんない違いに言える訳ないですし、その書き方だとアナザーコードに失礼なんですけど

    BDプレーヤーが付加価値が無いと言うのならBDの付加価値は無いでしょう
    そもそもBDプレーヤーにBD再生機能以外を期待するって本末転倒もいいところですし。

    BDレコーダーは実際そのとおりだとは思いますし僕もそうなってますけど現実に一番売れてるのはBDレコーダーなんですよ
    DVDレコーダーは今でも市場に十分あります(それどころか新製品も出され続けてる)けど売れているのはDVDレコーダーですしHDDレコーダーはマイナーな存在です

  7. あ、最後はDVDレコーダーじゃなくBDレコーダーです

    DVDレコーダー機能を持ちPSBBにも対応したPSXも、DVDレコーダーとしても破格の安値だった時期は飛ぶように売れましたがDVDレコーダーの価格の下落が始まるとあっという間に売れなくなりました。

    やはり、BD見たい人はBDプレーヤーを買いゲームがプレイしたい人はゲーム機買った方がよろしいと思いますよ

    万能何でもできる系商品はPCにでも任せておいた方がいいんじゃないかと…
    携帯機は複数持って歩く必要があるからゲームも動画も音楽も、って路線はアリだとは思うんですけどね

  8. >アンドロさん
    ちょっと誤解を招く言い方をしてしまいました、3行程度では言葉が足りませんでしたね、すいません。

    もちろんWIIに何もソフトが無いと言っているわけではないです。ただ、今はドラクエ・FF・バイオなどの大作がそれぞれ別のハードに展開しているというこれまでのゲーム業界に無い時代なので、何もしていないようではサード製の大作を持ってくることは難しいかな?と。現状のWIIの販売台数が昨年同時期と比べて大きく落ち込んでいるのを見ても、やはりキラーソフトのモンハン3が出るまでは多少苦しい戦いが強いられるのは間違いないと思います。
    先日友人2名が合格祝いでPS3を買ってもらってましたが、「BDも見れるし」と言っていたので、少なくとも「PS3でBDが見れる」と知っている人にとってはPS3のBD再生機能は十分購入する付加価値があるんじゃないかなと思っています。

    まあ、あくまでこれらは全部個人的な意見なので、あまり気にしないでくださいね。ちなみに僕、今まで一度も2ちゃんねるのサイトを観たことないですよ(笑)

  9. >やはり、BD見たい人はBDプレーヤーを買いゲームがプレイしたい人はゲーム機買った方がよろしいと思いますよ

    つか、PS3並に安くて「BDも見れて、さらにDVDを高画質にアップコンバートしてくれる機種」ってまだ出てないんだが。
    CELLを使ったアプコンと同程度に高画質化してくれる廉価のプレーヤーが出るのは当分先の話でしょ。

    単体のBDプレーヤーもそれなりの性能の機種だとPS3と同程度の価格のしかなくて、それなら「ゲームもできるPS3」を選ぶ人がいてもおかしくないと思うよ。

    アンドロさんは「PS3を否定する」事ばっかり必死になってるように見えますが?

  10. ピンバック: ????? ????????????? ?????

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