Xiユーザーは9月以降プラン変更しないと月々の支払いが多くなるかどうかはアナタ次第

こんなことしているひまがあったらアストルティアに帰りたいのですが、身の回りでちょっとした誤解も少なからず起きているようなので10分間のショートエントリー。

表題は下記のエントリーについて。

ドコモのXiユーザーの方は9月中にプラン変更しないと月々の支払いが多くなります。 | A!@attrip
http://attrip.jp/68453

内容は嘘とは言わないまでも大風呂敷というか少なくともXiユーザー全体が対象、のように言うと大いに語弊があるのでいったんこのタイミングでまとめます。

上記エントリーを産業まとめしますと。

  • 9月いっぱいでXiキャンペーンが終了し、10月からはXiパケ・ホーダイ フラットが月額5,985円になる
  • 10月から同時に始まるXiパケ・ホーダイ ライトは月額4,985円と1,050円安い
  • 新プランなので自動では移行されない。みんなライトに切り替えないと損!

というところでしょうか。まあ料金だけを取り出すとそう言えないこともないですが、実利用を考えると必ずしもライトがオトクとは言えないというのが難しいところ。というのもライトの場合は容量が上限3GBになっていて、3GBを超えると速度が128kbpsに制限され、制限解除したかったらプラス2GBで一気に2,625円も高くなってしまうから。

わかりにくいので表にするとこんなかんじ。

料金プラン 月額料金
3GBまで 5GBまで 7GBまで 7GB以降
Xiパケ・ホーダイ フラット 5,985円 5,985円 5,985円 追加2625円
Xiパケ・ホーダイ ライト 4,935円 7,560円 10,185円 追加2625円

まあ3GB行ってなければ問題ないのでありますが、3GBって結構微妙なライン。Xiは料金プラン内でPCにもつながるテザリング使えますが、テザリングを数回使ったらたぶん3GBは余裕超え。テザリング使わなくて動画見なくても、TwitterやFacebookを定期的に更新してたりアプリを直接ダウンロードしてたりすると意外に通信してたりもします。

なので確実に3GBを抑えられる! という人ならオススメですが、利用量が安定してない人の場合、1度でも3GB超えると速度が128kbpsに低速化され、いつも通り使うためには追加申し込みした上で2,625円高くなってしまうのはなかなか使いにくいプラン。逆にプラス4GBをまとめて1,000円で買えるという意味ではフラットのコストパフォーマンスもなかなかに高いです。

たとえるなら「レンタルビデオは当日返却が一番オトク! どうせみんな通勤の時通るから返せるよ!」ってのは確かに真実だけど、返却期限の10時を1分でも遅れると追加料金大変なことになるぜー、ってのに近いかな。よくレンタルビデオの期限超えてしまう私には涙無くしては語れないたとえ話ですが……。

で、要は自分の通信量をきちんと確認して最適なプラン選びましょうというのが最適解でありまして、そのためにはMy docomoがとても便利です。1度もMy docomo設定使ってない人はここから新規登録もできます。

My docomo(マイドコモ) ホーム | NTTドコモ
http://www.mydocomo.com/web/home/

ログインしてから左サイドメニュー「ご利用料金の確認」を選ぶと当月の通信データを表示。過去数ヶ月のデータ量もチェックできるので、ここ数ヶ月の利用状況を見て自分のプラン決めましょう。

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契約したばかりという人は直近3日間のデータを表示することもできるので、ここ数日の利用状況を思い出しながらチェックするといいかと。

FOMAパケット/Xiデータ通信量確認(3日間)(要My docomoログイン)
https://www.mydocomo.com/dcm/dfw/bis/guide/charges/gkyap001.srv

繰り返しながら3GB全然行かないという人はいいですが、直近の数ヶ月で3GB近く使ってる人は追加で2625円も必要になってしまうということを考えた上でライトプランをご検討ください。個人的にはプラス1000円で7GB使えるフラットのほうがパケット気にせずごりごり使えてコスパいいかな。

しかしながらユーザーがいちいちこうしたデータ通信料気にしないと料金プラン決められない、というのはなかなかに残念な現実。特に今回の料金プランについては、7GBきっちり使ったフラットの人より、3GBちょっと超えちゃったライトの人のほうが料金高くて、それが単に契約してるプランが違うだけだからというのはユーザー的に納得いかないところ。

FOMAの時も似たような料金プランはありましたが、あちらはせめても料金差が500円とか1000円程度でした。今回は1度ライトプラン選んだ人がフラットなみに使うと5000円以上の差がついてしまうというのは、ちょっとユーザー軽視でないかなあと思う次第であります。

あとエントリーついでにもう1つ。前述のエントリーでは

さらにこの新プラン「Xiパケホーダイ ライト」(月額4,935円)はFOMAユーザーも利用ができます。現在「パケホーダイ フラット」(月額5,460円)を利用中であれば通信料金を下げることができます。ただし、FOMAからXiへプラン変更すると割引サービス「月々サポート」が受けられなくなりますので、「月々サポート」を利用中の方はどちらがお得か比べる必要があります。

とあるんですがこれもまた実利用上は難しいところで、そもそもFOMAが携帯電話の場合はXi契約するよりパケ・ホーダイ ダブル選べば4410円で済みます。

パケ・ホーダイ ダブル
http://www.nttdocomo.co.jp/charge/packet/pake_hodai_w/index.html

スマートフォンだった場合も確かにパケ・ホーダイ フラットの月額5,460円だけと比べると安いのですが、FOMAプランの場合は無料通話プランを組み合わせることで通話料金を実質無料化できるのに対し、Xiでは無料通話という概念がなくなったんで、電話をそれなりに使う人にはむしろFOMAプランのほうが総合的に安い場合もあります。

例えばFOMA最安値のタイプSS バリューはファミ割効かせることで月額980円の無料通話が1,050円なので、月に1,050円までの通話しても月額980円に追加料金はなし。一方のXiは無料通話がないですから、基本料金のタイプXi 2年の780円にそのまま通話料金が追加されるので、月1000円通話しちゃったらFOMAプランのほうが全然安い。

さらにこれは通話料金がもっとも高いバリュープランとの比較なので、通話料金が30秒21円で固定のXiに対し、上位プランなら30秒ごとの料金が安くなるFOMAプランは、通話が多めの人にはXiより安いです。

Xiは相手先がドコモなら通話料無料というオプションもあるのですが、それはそれでプラス700円かかるんで、元を取るには結構電話しないといけない。いろいろややこしい料金体系ではありますが、それゆえに必ずオトクとは言い切れないことご理解いただけますと幸いであります。

ただし、これもテザリング使わない前提の話であって、テザリング使うとFOMAは料金はねあがるんで、テザリング利用する人は通話料金考えずにXiのほうが割安、かな。

ああ、結局長くなっちゃった……。

ケータイとAndroidとiPhoneの3台持ちを月9000円以下で運用する方法

先にお断りしておきますと、この料金で運用できるのはかなり限られた条件であってすべての人に当てはまるわけではありませんが、私のようなケースに当てはまる人も少なくはないんじゃないかなと思われるので勢いエントリー。

というわけでこれまでケータイとAndroidだけで生きてきた私も、いろいろ覚悟を決めてiPhone 4Sを購入いたしました。お前何台スマホ買ってるんだよという話ですが、お仕事で携わっているCerevo DASHの第1弾プロジェクト「iConvex」のために本体を購入するという逆転関係に加えて、PCの世界ではWindowsが標準となっているように、スマートフォンの世界もiPhoneがデファクトスタンダードになりつつあるため、業界動向を知るためにもいい加減あきらめて持っておいたほうがいいかなと。


iConvex :写真に「長さ」が入れられる!巻き尺つきiPhoneケース Cerevo DASH

ガジェットの所有台数は多い私ですが、1つだけこだわりがありまして、それは月額の運用費はできるだけ抑えるということ。今も持ち歩いている携帯電話やスマートフォンは3、4台くらいあるのですが、回線自体は2回線に抑えていて、月額料金もできるだけかからないように工夫しているのです。

今回も定額回線をもう1つ増やすのは大変なので、ちょうど海外出張していた岩佐さんにお願いしてSIMロックフリーのiPhone 4Sを購入。ドコモのSIMが使えるのでコストパフォーマンス的にとてもありがたいことに加え、手持ちのAndroidがmicroSIMばかりなので、同じmicroSIMで使い回せるのもポイントです。

Untitled
光り輝くNTTドコモの文字。途中で切れてるけどw

そしてここからが本題。iPhone 4Sを導入したのでどうやって回線使い分けようかなーといろいろ考えていたところ、今日発表されたドコモの料金プランをうまく使うと、自分の環境では9000円以下で収まるよう運用できそうでした。

ただそれにはいくつか条件があって、1つはSIMロックフリーのiPhone 4Sを使うことと、通信速度についてはある程度妥協する、という制限が必要になります。

具体的なレシピとしては本日発表のNTTドコモキャンペーン「プラスXi割キャンペーン」と、IIJのMVNOサービス「IIJmio 高速モバイル/Dサービス」を組み合わせます。

プラスXi割キャンペーン | 料金・割引 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/charge/discount/plus_xiwari/index.html

IIJmio:高速モバイル/D概要
https://www.iijmio.jp/guide/outline/hdd/

NTTドコモではこれまでXiユーザーが2回線目にXi契約する際に割り引くキャンペーンを提供していましたが、今回のプラスXi割では1回線目がFOMA回線でも適用されるようになりました。ただし2回線目はスマートフォンの音声契約ではなくデータ通信プランで契約する必要があります。

もう1つの「IIJmio 高速モバイル/Dサービス」は、通信速度が128kbpsに制限される「ミニマムスタート128プラン」を選択。通信速度が低い代わりに月額料金が945円という低価格で維持できます。

128kbpsというとかなり遅めのスピードに思えるのですが、Twitterクライアントの更新やメールの送受信程度ならこの速度でも十分だし、なにより「常につながっている」という環境がありがたい。速度が欲しくなったら525円を支払うことでデータ容量1GB100MBまでLTE/3G回線を利用できるし、そもそもXiがあるのでテザリングすればいいという割り切りで契約に踏み切りました。

一歩運の携帯電話については、最近はブラウザやTwitterなどの利用はAndroidがメインで、FOMA回線の携帯電話は電話とメール、電子マネーに利用する程度。あまりパケットを使ってないので、パケット定額プランを「パケ・ホーダイ ダブル2」に契約しました。こちらは月額2100円で4万パケットまで利用でき、4万パケットを過ぎた場合は上限が4410円で止まるというプランです。

パケ・ホーダイ ダブル2 | 料金・割引 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/charge/packet/pake_hodai_w2/

ここ2ヶ月ほどパケ・ホーダイ ダブル2で携帯電話を運用しているのですが、メールは今まで通り送受信、ブラウザは使わないけれど電子マネーの更新やモバイルバンキングは気にせず使う、程度の利用だとほとんど2000円を超えることがありません。この1つ下の「パケ・ホーダイ ダブル」だと月額390円から始められる代わりに、無料パケットが4650パケットしかないので、そこそこメールやアプリ使っていると超えてしまいそう。携帯電話もほどほど使いたい人にはパケ・ホーダイ ダブル2くらいがオススメです。

これらを組み合わせた料金はこんなかんじ。料金は基本的に2年契約前提としてますが、通信速度とかいろいろ我慢することで3台持ちながらもだいぶ料金が抑えられそうです。

端末 プラン 料金
携帯電話 タイプSS バリュー 980円
iモード 315円
パケ・ホーダイ ダブル2 2100円
Xi Android mopera U 525円
Xi データプラン フラット にねん プラスXi割キャンペーン 3980円
IIJmio 高速モバイル/D ミニマムスタート128プラン 945円
合計 8845円

いくつかセルフツッコミしておくと、Xiはデータ通信契約するのでAndroidは音声通話ができません。まあこれは回線を携帯電話に集約しているので個人的には問題なし。また、iPhone 4Sは日本のLTEには対応していないので、せっかくLTE対応のIIJもiPhoneに装着すると3Gでしか使えません。もともと上限128kbpsだからいいじゃんというところでもあるのですが、LTEは3Gよりも低遅延なので応答速度が速いのですよね。そのメリットを享受できないという点も含め、メリットデメリットをよく検討する必要があります。

SIMロックフリーのiPhoneなんてもってねーよ! という人のためにソフトバンクのiPhone 4Sでも試算してみました。この場合、IIJmioの128kbpsプランをAndroidに使っていますが、これだとテザリングできる端末がないのでいざというときに困るなあというのと、料金もちょっとお高めになりますね。ただ私はソフトバンクのプランを詳しく知らないので、ソフトバンクに「携帯電話と一緒に契約するとiPhoneの料金が安くなる!」みたいなキャンペーンがあるともうちょっと安くできるのかも。このあたりはソフトバンク詳しい方のお知恵を拝借したいところです。

端末 プラン 料金
iPhone ホワイトプラン(i) 980円
S!ベーシックパック(i) 315円
パケットし放題フラット 4410円
NTTドコモ タイプSS バリュー 980円
iモード 315円
パケ・ホーダイ ダブル2 2100円
IIJmio 高速モバイル/D ミニマムスタート128プラン 945円
合計 10045円

重ね重ねすべての人が幸せになれる料金作戦ではないのですが、個人的にはドコモのキャンペーンがかなりうまくハマりそう。と思いつつ最大の課題は、自分がすでにXiで2年契約の音声端末プラン「タイプXi にねん」を契約してしまっていること。これ解除料に9,975円がかかるのですよね……。5月から9月まではXiスタートキャンペーンで1,050円が割り引かれ、Xiパケ・ホーダイ フラットとプラスXi割キャンペーンの差は1000円程度。2年間で考えると解除しても十分得なんだけど、これ2年契約のまま料金プラン変えられないかな……。だめだよな……。とりあえずドコモショップで最後の相談してきたいと思います。

ドコモの高速通信「Xi」のいいところ、いまいちなところ

ARROWS X LTE (F-05D) ブロガー徹底レビューまとめサイト
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現在モニター中のARROWS X LTE F-05D、ARROWS Tab LTE F-01Dともに対応している高速通信のXi。通信速度も速く料金も安価でメリットも大きい一方で、いろいろ使っていて課題も感じたのでこのあたりでまとめエントリーしておきます。

Xiとは何ぞやということや料金もろもろなどは以前のエントリーを参照いただくとしまして。

Xiスマートフォン用料金プランまとめ – カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2012/01/02/6918

テザリングしてもパケット料金はスマートフォンの定額プランと同じ上限で利用でき、4月まではキャンペーンでかなり安価に。また、これもたまに質問されるのですが、Xiを契約したからといって使える回線はXiだけということはなく、Xiエリア外は今まで通りドコモのFOMA回線が使えるので、スペックだけを考えると「今までのスマートフォンより安くテザリングできてスピードも速くなる」という素晴らしいサービスと言えましょう。

ただ実際に使ってみると、まだXiが始まったばかりの過渡期ということもあっていろいろ課題も見えてくる。総合的にオススメのサービスであることは間違いないのですが、今後改善されるであろうけれど現状は使い勝手の面でデメリットになるところもあり、そのあたりを個人的に利用の範囲でつらつらとまとめてみたいと思います。

■通信速度:エリア内は圧倒的に高速

Xiエリアでの速度はさすが次世代とでもいうべきか、10Mbps超のスピードは軽々と出ます。

xi02

同じエリアで3G回線で測定した結果がこちら。スピードではXiと比べて圧倒的な数値の差が開いています。ただし、後述しますがこの「同じエリアで3Gでも計測」できるところが利用上のネックになるのですけどね……。

3g2

参考までに無線LANで接続したときの結果がこちら。社内LANのため他にも利用者が多くスピードがあまり出ていないのですが、混雑した無線LANよりもXiのほうが下りに関しては速いというのはXi恐るべきですな……。

wifi01

■料金:速度向上やPC利用考えるとコストパフォーマンス高

スマートフォンの場合、パケット定額料金は確実に上限まで張り付くという前提で、2段階定額ではなく月額固定の料金プランを選んだ場合、従来の3G回線向けパケット定額プラン「パケ・ホーダイ フラット」が5460円、Xiの月額固定プラン「Xiパケ・ホーダイ フラット」が5985円。その差は月額525円ですが、3G回線の場合、PCに接続すると8190円まで料金が跳ね上がるのに対し、Xiなら定額料金は5985円そのまま。また、Xiならエリア内であれば速度が向上することも考えると、月525円を追加することで速度も上がり、PCにも接続できることに。実際には通話料金プランにやや違いはあるものの、パケット定額プランだけで考えるとかなりオトクな内容になっています。

■使い勝手:3GとLTEの切り替えに課題

と、通信速度と料金面では相当にメリットが大きいXiなのですが、実際に使って見るといくつか使いにくい面もあります。その1つが3GとLTEの切り替え。前述の通り、Xiはエリア外の場合に従来のFOMA回線も利用できるのですが、この切り替えが移動中にしばしば発生。まだXiがエリア拡充の最中だからとは思いますが、Xiが微妙なエリアはなかなかにやっかいで、端末を動かしてもいないのにXiがつながったり、Xiが切れてFOMA回線に切り替わったりということをひたすら繰り返すこともあります。

問題はこの切り替え時にはインターネットに接続できないことと、切り替えに失敗したままドコモのエリア内であるにも関わらず電波をつかまないでそのまま接続できない状態が続いたりすること。特に電車で移動中などは通信エリアが高速で切り替わるせいかこういう現象が頻発します。

Xiエリアが充実してしまえばこういうことも起きないのでしょうが、都内ですらXiがつながらないエリアがちょこちょこあるためにこの課題は大きい。通信回線としてXiとFOMAどちらかを固定できればいいのですが、そんなことしたらみんながつながりやすさをもとめてFOMAにしてしまったら意味がない。このあたりはエリアの拡充とともに、電波を補足する仕組みがもっと向上することに期待したいと思います。

■パケット上限:ヘビーユーザーには厳しい上限値

Xiは他のスマートフォン定額プランに先駆けてパケット定額の上限を取り払った新しいシステムを導入しました。具体的には月に7GBという上限を超えると下りの速度が128kbpsに制限されますが、月に2625円を追加することで2GBごと容量を増やすことができ、高速プランを使い続けられます。といっても9月まではこの制限が適用されずどれだけ使ってもいいことになっているので、今のところこのプランは適用されたことがないプランなわけですが。

Xiを使い始めた今月のパケット使用量を見ると2,089,905KB、これをGBと換算すると1.99GBでした。約20日での使用量なので1日0.1GBと換算すると月にだいたい3GBくらい、というのが自分の月の使用量ということになります。

これなら上限が7GBだから余裕、と言いたいところですが現実はそうでもない。というのも将来的に上限がかかってもいいようにならしておく意味も踏まえ、Xiを利用してからもできるだけパケットを使わないように工夫しての数値だからです。具体的に言えばテザリングをこまめにオンオフしたり、家や会社では無線LANに接続したり、パケット使用量が大きそうな動画はXiで見ないように控えたり、という工夫をしてのこの数値。これ、おそらくそういった気を遣わないでXiを使っていたらたちまち7GBの上限を超えても仕方のないくらいの利用スタイルです。

まだ10月から適用される未来のプランであり、このプラン自体、実際に適用される前に上限が5GBから7GBへ拡張されたこと考えると、10月のプラン開始時にはまたこの上限が変わっている可能性もありますが、帯域を占有するくらい過度のヘビーユーザーではなく、テザリングを使ってアクティブに活動するユーザーには7GBという上限はちょっと心許ないところ。とはいえ前述の通り、自宅や会社では無線LANを積極的に使うことでパケット上限を減らす努力はできるのですが、そこでまた後述の問題が発生してきます。

■無線LAN利用:ドコモ回線でないとできないことがある

ドコモのスマートフォンは基本的にspモードというプロバイダー契約しないといけないのですが(mopera Uとかはちょっとややこしいので除外)、ドコモがスマートフォン向けに提供しているコンテンツのいくつかはspモードでないと利用できません。ドコモが積極的に展開しているdマーケットのコンテンツはspモードでないと使えないし、プリインストールされているdマーケットアプリのアップデートですらspモードにつながないとアップデートできない。動画配信サービスの「VIDEOストア」もspモードでないと使えません。

dマーケット | サービス・機能 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/service/entertainment/dmarket/

家では無線LANでパケットを節約したいのに、spモードでつながなければdマーケットアプリのアップデートすらできないし、せっかく配信されている動画コンテンツも楽しめない。パケットの上限があるからパケット節約したいのに無線LANではできないことがあるからパケットを使わざるを得ない。このあたりの矛盾がXiを使っていて負担に感じるところです。

高速かつ料金も安価なXiですが、エリアを拡充している最中という過渡期ゆえのハンドオーバーにおける課題と、spモードと無線LANの両立がまだまだうまくいっていないなというのが利用していて感じるところ。ハンドオーバー問題はXiのエリア拡大とXi/FOMAの切り替えがもっと効率化されることで解消されることを期待しつつ、無線LANでもドコモのコンテンツが使えるようなコンテンツ開放も合わせて望みたいところです。

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Xiスマートフォン用料金プランまとめ

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ARROWS X LTE F-05Dの利用にあたってXiを契約する必要があり、新規契約に際していろいろ試行錯誤した結果をせっかくなのでエントリーにまとめておきます。

LTEとかXiとかなんぞやという人のために軽く解説しておくと、LTEは「3G」と呼ばれている現在の携帯電話回線の次の世代と言える新しい通信方式。技術的には電波の利用効率がいいとかいろいろあるのですが、一般的には「これまでの携帯電話より速い!」という理解でよいかと。ドコモの場合、下り最大速度が14Mbpsだったのが、LTEでは特定の屋内で最大75Mbps、屋外では35Mbpsでの通信が可能です。

このLTEというのは標準的な技術で、ドコモではこのLTEを利用した通信サービスを「Xi」と呼称。3G(W-CDMA)が「FOMA」、LTEが「Xi」ということで、LTEもXiも大きな意味ではほぼ同じことを言っているという理解でよいかと思います。

LTEサービス「Xi」(クロッシィ) | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/xi/

なお、LTEというのはドコモやソフトバンク、イー・モバイルが採用しているW-CDMAという規格をベースにした技術であり、現行ではW-CDMAとは異なるCDMAという規格を採用しているauも今後はLTEへの移行を打ち出しているので、今後はこのLTEが標準になっていきそうです。

KDDI商用システムでLTEのデモ、EV-DO Advancedなどの展示も – ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/event/ceatec2011/20111004_481583.html

そんな業界ネタはともかく、ARROWS X LTEでは名前のとおりLTEことXiに対応しており、利用するには契約もこれまでのFOMAからXiに切り替える必要があります。これまでの機種変更では新しい携帯を買ってもSIMカードを差し替えるだけでよかったのですが、Xiの場合はSIMカードそのものを変更する必要があるほか、料金プランもXi専用のプランに変更しなければいけません。

というわけでやっとこさ本題、これまでのFOMAからXiに切り替えて利用する場合の料金プランをまとめてみました。

XiはこれまでのFOMAの料金プランとは異なりかなりシンプルな構成になったほか、FOMAの料金プランとは細かく条件が異なるので、代表的なXi料金プランの条件を以下箇条書きで。

  • Xiには無料通話の概念がない(通話料金はすべて課金)。そのため通話料金プランは1種類のみ
  • 代わりに月額700円でNTTドコモあての電話がすべて無料になるオプションがある(FOMAでもXiでも宛先がドコモの電話番号なら24時間無料に)
  • パケット定額プランはテザリングしてもパケット定額範囲内で追加料金なし
  • 代わりに月のデータ通信は上限が7GB、上限に達すると月内は通信速度が最大128kbpsに制限されるが料金を払うと通信速度を元に戻せる(追加料金は2GBごと2625円)

これら踏まえてXi対応スマートフォンの料金プランは大きく2種類。1つは音声通話に対応したスマートフォン用プランを使うか、もう1つは音声通話などいらんという割り切りのXiデータ通信専用プランを利用するかどうかです。

これに2年契約をつけるかどうかで料金がかなり変わってくるので以下はテーブルで比較。なお、いずれのプランも4月までは契約するだけでパケット定額プランが割引になるキャンペーンを実施しているので、以下のテーブルはそのキャンペーンも適用しております。また、パケットの上限5GBというのも2012年9月までは無制限となるので契約はいまのうちにしておくほうがオトクかも。

キャンペーン・イベント情報 : 「Xi」(クロッシィ)スタートキャンペーン | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/xi_start/index.html

料金プランはスマートフォンだとどうせ上限行くので、2段階定額ではない上限固定の「フラット」を選択。2年契約プランの場合、プラン名の後に「にねん」がつくのが違いです。

2年契約なし 2年契約あり
スマートフォン データ通信 スマートフォン データ通信
プラン名 タイプXi Xiデータプラン フラット タイプXi Xiデータプラン フラット
通話プラン 1,560円 780円
spモード 315円 315円 315円 315円
パケット定額プラン 5,985円 7,455円 5,985円 5,985円
キャンペーン -1,555円 -1,575円 -1,555円 -1,555円
合計 6,305円 6,195円 5,525円 4,745円

表で比べると一目瞭然なのですが、2年契約しない場合はスマートフォン契約、データ通信契約どちらにしても100円程度しか違いがないのに対し、2年契約ありだとデータ通信契約が780円も安い。また、2年契約の場合は契約期間中端末の料金を毎月割り引いてくれる月々サポートも適用できるので、メイン回線で使う人はとりあえず2年契約にしておくのがオトクです。

自分の場合、まだメイン回線はFOMAの携帯電話にしていて、あくまでサブ回線として契約したので2年契約なしを選択、月に100円程度の料金追加で電話番号持てるなら、ということでスマートフォン契約にしましたが、予想以上に端末が使いやすいのでそのうちメイン回線を切り替えるかも。その時の自分用メモとして残しておきますです。

ARROWS X LTE (F-05D) ブロガー徹底レビューまとめサイト
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LTEを採用したドコモの高速データ通信「Xi」インプレッション

ブログでは第一報を挙げたっきりご報告が遅れましたが、ドコモのデータ通信サービス「Xi」をサービス開始日に契約しておりました。

俺もクリスマス – カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2010/12/24/4714

Xiと書いてクロッシィと読むこのサービスは、NTTドコモが2010年12月24日に開始した次世代のデータ通信サービス。理論値上は下り最大75Mbps/37.5Mbps、送信25Mbps/12.5Mbpsという高速通信がモバイルで可能になります。技術的には「LTE」なんて呼ばれてたりもしてるので、そっちの名前のほうが知っている人多いかも。

LTEサービス「Xi」(クロッシィ) | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/xi/index.html

新しいもの好きというのももちろんだけど、まだ始まったばかりでエリアもそれほど広くないこのサービスを契約したのは、Xiエリア外ではドコモの3G回線を併用できるという仕組み。通常はドコモの広いエリアをカバーしたデータ通信を利用しつつ、都内など一部エリアではより高速に利用できる、と考えたらエリア面ではむしろ大きな武器です。

また、料金も今はキャンペーン中なのでかなり安い。Xiの料金体系は月間の利用データ量が5GBまでは定額なものの、5GBを超えると料金が追加される段階定額なのですが、キャンペーンでは5GB超えても定額なだけでなく、2年契約なら月額4935円と、イー・モバイルの標準プラン程度の金額で使えるのです。

キャンペーン期間中に、「Xiデータプランにねん」、「Xiデータプラン」にご加入されたお客様は、月額利用料金の上限額が以下になります。
Xiデータプランにねん……4,935円
Xiデータプラン……6,405円

「Xi」(クロッシィ)データ通信 | サービス・機能 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/service/data/xi/index.html

と、料金・エリア面でかなり魅力的だったXiなのですが、課題は端末のラインアップで、今のところ発表されている端末はUSBまたはExpressCard型しかない。また、ドコモ社長自ら「2011年度上半期にはXiのモバイルルータを出す」と明言してるので、やはり本命としてはXiルータを待ちたいところ。

なお、Xi対応端末として、来年度の早い時期にモバイルWi-Fiルーターも投入される計画だ。

ドコモの「Xi」スタート、山田社長「スマートフォンは来冬」 – ケータイ Watch

http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20101224_416928.html

といいつつも新しいもの好きの血も騒ぐわけで、結局は2年縛りのない月額6,405円の「Xiデータプラン」を契約し、ルータが出るタイミングでいったん解約してルータを2年契約しよう、という計画によって、とりあえずUSB型の「L-02C」を契約した次第です。

L-02Cはスティック型の端末で、本体を折り曲げるとUSB端子が出てくる仕組み。

DSC_1006

ただ本体がかなり横に広いため、USBが横に並んでいるようなPCではもう1つのUSBに干渉します。USB延長ケーブルが付属するのでそれ使えば干渉は避けられるものの、取り回しが不便になってしまうのがちょっと難点。まあ記念すべき初号機だから仕方ないですかね。

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折り曲げ部分のふたをスライドすると中にはSIMが。このSIMは形こそ一緒ですが通常のドコモSIMとは互換性がありません。ちなみにこのXiのSIMは色が赤く、マニアには「赤SIM」などと呼ばれてちょっとした自慢の対象だったりします。

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ユーティリティはいわゆるゼロインストールで、USBポートに装着するとインストールできるCDいらずの仕様。WindowsだけでなくMacも対応しております。左上に「LTE」と表示されているとXiエリア、「HSDPA」と表示されたら通常の3Gエリアです。

 

xi01

で、サービス開始当日に契約して今まで数カ月にわたって使ってきたんだけど、結論としては「もうちょっと待ったほうがいい」というのがFA。エリアや料金は予想通りでかなり納得の水準なのですが、実際に使ってみるといろいろ課題がありました。

まずはスピードで、以下は実際にLTEエリアで「speed.rbbtoday.com」を使って測ってみた数値。下りは確かに実測で7.8Mbpsという高速な結果となりましたが、一方の上りは理論値とはかけ離れた結果。いろんな場所で測定してみたんですがたいてい上りは出ても数百kbps程度で、公称値にはおよぶべくもありません。

xi02

以下は下り7.2Mbps、上り5.8Mbpsのイー・モバイルで計測した値。下りはさすがに大幅に負けてますが、上りは400kbpsを出してます。ちなみにイー・モバイルは調子いいと上りが1Mbps超えることもあったのですが、Xiで上り1Mbps超えはみたことがありません。

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なお、上りが遅いのはこのケータイWatchのレビューでも同じ結果の模様。外出先でアップロード時の速度を重視している人には、現状のXiはかなり厳しそうです。

まず渋谷駅前の待ち合わせスペースでは、だいたい下り速度が11.2Mbps、上り速度が331kbpsという結果となった。上り速度が低いのが気になるが、Windowsマシンなどほかの環境で試してみても同様の傾向が見られた。ネットワークかL-02Cのチューニングが万全ではないのかもしれない。

ドコモの新サービス「Xi」レビュー – ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/review/20101227_417636.html

そしてもう1つ困るのがユーティリティのクオリティ。Windows版はまだいいのですがMac版がひどくて、15分くらいでかならず自動切断して落ちてしまったり、USB接続しているのに「端末がつながっていません」とか表示されたりする。個体差の可能性もあるのですが、これも数少ないXiを使っているMacユーザーに聞いてみたら同じように不安定らしいとのことを申し添えておきます。

また、L-02C自体は2月にアップデートがかかったのですが、不具合修正の内容が「Macの一部機種でL-02C接続ソフトが起動しない事象を改善しました」とあるのにアップデート用のソフトがWindowsにしか対応していないという……。なんかもういろいろ斬新すぎます。

L-02Cのソフトウェアアップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ http://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/software_update/list/l02c/index.html

ここからは推測も交じりますが、回線のクオリティは高いものの、まだハードやソフトがそれを引き出せるほどチューニングがされてないんじゃないかなあ。今後アップデートで上り速度の改善やユーティリティの安定度も向上する可能性はありますが、現状の数値だと諸手を挙げてオススメ、という感じではないです。

もちろん下り速度は本当に高速だし、ドコモの3Gという広大なエリアは本当に魅力的。利用がPCメインの人だったらUSB接続のほうがモバイルルータより使いやすいだろうし、2年契約で5000円を切るという料金はなかなかコストパフォーマンス高いです。

といいつつもスマートフォン複数台持ち歩いてモバイルルータがメインになっている私としましては3月のいいタイミングなのでいったんXiは解約する予定。2011年度前半といわれているモバイルルータが出たタイミングで再度契約したいと思います。もうちょっと上り速度の改善も期待したいですねー。