インターフェイスの大幅変更でいろいろ戸惑い時間かかってしまった感ありますが、だいぶ操作体系や機能の違いもわかりつつあるので、このあたりでいろいろ機能をまとめていきたいと思います。まずはF-06B、F-07B、F-08Bのブラウザから。
このブログでは何度も出てくる話題ですが、富士通2010年夏モデルのうち、F-06BはOPPと呼ばれるプラットフォーム共通化が行われているため、使い勝手やインターフェイスなどが今までのモデルと大幅に変更されており、その影響を大きく受けている1つがブラウザ周りの機能です。
描写部分は同じブラウザ使ってるのでそれほど性能に変わりはないのですが、最初に気がつく違いはメニューキー。F-07B、F-08Bでは右上のソフトキーに「画面」という機能が割り当てられ、タブを開いたり画面上部に移動したりという機能がまとめられております。
それに対しF-06Bではこれら機能はすべて左上の「サブメニュー」にまとめられており、右上のキーには「操作切替」が割り当てられました。この操作切替を押すと、通常は「戻る」「進む」だった左下、右下のソフトキーがページ内を1画面部分移動する「↑ページ」「↓ページ」に変えられます。
自分の好きな操作体系に変えられるというのは便利ですが、今までの慣れでついつい右上キーを押してしまうと操作変わってしまっていて驚くことも。このあたりは慣れで回避すべき問題ではあるので使い続ければいいですし、他の機種使っていた人には関係ない問題とは思いますが。
なお、画面上部のアイコンを見ると操作体系がどうなっているのかわかるようになっています。△が上下それぞれ1つの時は「戻る」「進む」、△が2つの時は「↑ページ」「↓ページ」です。ほんとは右上キーを押すたびに「操作変えるよ?」というアラートが出るのですが、これ一度でも「もうアラート表示しない」を設定すると二度と表示されなくなるという……。一度操作を誤ってガイド消してしまったため、それ以来ボタン押した瞬間に操作変わってしまうことに苦しんでいるので、ガイド表示も復帰できるようになるといいなあと思います。
メニュー体系が大幅に変更されたことを除けばブラウジングの機能自体に大きな違いはないのですが、ハードウェア的な操作の点ではボタンの存在が大きな違い。F-07B、F-08Bでは本体横に上下のボタンがあり、これを使うことでブラウザのタブを切替えることができます。タブブラウザのヘビーユーザーとしてこのハードボタンはありがたい。
一方、F-06Bはスライド機構のためサイドにボタンがなく、タブ切替えにメニューを呼び出して「タブ操作」「タブ切替」で該当のタブを選ぶが画面をタッチして切替えていたのですが、実はF-06Bにもタブ切替ボタンが存在することが発覚。一方向ではあるものの、「通話」ボタンを押すとタブを順々に切替えられるのです。
今まで富士通のスライド端末にはなかった機能ですがこれは相当に便利でかなり愛用しております。詳しくはこちらのブログもご覧ください。
タブ切り替えは、音声通話開始キーでできちゃいます…知らなかったー!
そして超便利!
タブをよく使う人には必須なボタンとなりそうな。
F-06B あまり知られていない…かもしれない便利機能 – これからゆっくり考L
http://d.hatena.ne.jp/sakaki0214/20100626/1277518703
また、ヨコモーション端末のF-06B、F-07Bは、画面を横にすることでPCサイトっぽく横長の画面で閲覧できます。縦画面の場合はキーボタンの機能を説明するガイドの表示・非表示が選べますが、ヨコモーションの時は画面エリアの都合もあってかガイド非表示のみのため、ちょっと上級者向けの使い方かもしれません。その代わり視認性は格段にあがるので、個人的にはTwitterなんかもヨコモーションにしてついついっと読むようにしています。
機能や使い勝手で見ると、慣れを考えなければF-06Bのほうが操作体系を切替えられる点で便利。今までスライドの課題だったタブ切替もついに実現しているのがありがたい。贅沢を言うとタブ大好き人間としては新しくタブを開くとき、今までは右上の「画面」から、それぞれメニュー一番上にある「タブ操作」「新しいタブを開く」を連打していけばいいのですが、F-06Bではメニューがひとまとめになったのでタブをメニューから選ぶのがちょっとだけ手間。まあここはあまりに利用頻度高いため、「MENU」のあと「6」を押す癖がついたので解決です。
なお、F-06Bには最大の違いである「タッチパネル操作」があるのですが、これは他のF-07B、F-08Bにはそもそもない機能だし、タッチだけでいろいろありすぎるので、別途エントリーしたいと思います。
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