縁あって!
テレビなどでも絶賛宣伝中の「Walking With Dinosaurs」、大変ありがたいことに初日のチケットをいただいてしまったので、勢いよく見に行ってきました。
「Walking With Dinosaurs」は直訳すれば「恐竜と歩く」とわけわからんことになりますが、最新のテクノロジーを使い、目の前で生きているかのごとく動きまわる恐竜たちによるショーのことです。
恐竜ライブ!公式サイト ウォーキング・ウィズ・ダイナソー
http://www.wwdj.jp/
もともとはテレビ番組だったものが、オーストラリアでイベント化され、それが人気になって世界中で公演がはじまったというこのイベント。恐竜ショーというとイメージつきにくいんですが、「シルク・ド・ソレイユの恐竜版」みたいな説明したら結構納得してもらえたのでここでもそう書いてみますw
子供のころから恐竜好きで恐竜図鑑とかを親に買ってもらっては愛読しており、福井に遊びに行った時も恐竜博物館を体験してきた私としましては、目の前で実物大の恐竜が動き回るというこのイベントは大変に興味津津。
関西遠征3日目(なぜか福井編) – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2009/02/28/1791
フジテレビが後援していることもあって「とくダネ!」でもさかんに宣伝されており、これは行きたいなあと思っていたらあっという間にチケット完売して涙目だったのですが、ありがたくもチケットをいただくことができた上に初日から見られるという幸運に恵まれました。おかげで帰りの飲み会では1/7の確率でしか当たらない激辛ロシアン餃子に2回連続ぶち当たるという偉業を成し遂げましたがそれはまた別のお話。
ほんとはそれほどブログに書くこともないだろうなあと思っていたんですが、驚いたのがイベントの写真撮影がオッケーだったこと。会場内の注意事項で「フラッシュでの撮影と動画はやめてね」というアナウンスはあるんですが静止画は問題なしで、会場のスタッフもフラッシュ焚いてる人は注意するものの撮影そのものは全然おこらない。こんな開放的なイベントありなのか……、とちょっと感動しました。
というわけで思わずブロガー魂が働き写真撮りまくってしまったので以下でお伝えします。ストーリーバレ要素も含んでいるので以降は「続きを読む」で。すでにチケット撮っている人はイベント終わってからの思い出共有にご覧いただければ幸いです。
まずはWalking With Dinosaurの案内役が登場。この人が以降に登場する恐竜たちを紹介してくれます。一生懸命しゃべってるのに全部日本語に吹き替えられてたんだけど、あれ何を話してたんだろうか……。
ステージははるか昔三畳紀からスタートし、オープニングアクトを飾るのはリリエンステルヌス。卵からかえったばかりの恐竜をパクつく残虐なシーンからスタートしますw ちなみに名前は一生懸命メモってたんだけど公式サイトに全部書いてあった……。
そこに食べられた恐竜の親であるプラテオサウルスが登場! 子供を守るための攻防が始まります。これ目の前で恐竜がバトルするのが大迫力過ぎ! ようく見ると足元はロボットだったり人がいたりするのですが、そんなことを忘れさせる勢いのリアリティです。
ステージの周りに突然植物が生える演出も。会場近くでよーくみると仕掛けはわかるといえばわかるんですが、恐竜たちの生きたとてつもなく長い時間を体感させる演出としてすごく巧妙です。これよく考えたなあ。
時代はジュラ紀に移り、ようやっとメジャーな恐竜たちが登場。まずは見た目からして特徴的なステゴザウルスです。
そしてステゴザウルスと文字通り骨肉の戦いを繰り広げる肉食獣アロサウルス。
そこに突如現れるブラキオサウルス。さすが恐竜の中でも最大級の大きさだけあって迫力はんぱなし。もうこのあたりから恐竜の足元なんか完全に忘れて見入ってしまいました。
演出すごかったのが、ブラキオサウルスがそばの木を引きちぎって食べるところ。冷静に見ていた隣の人からその仕組み教えてもらったのですが、なるほどコロンブスの卵的な演出でした。ほんとアイディアあふれまくりだなこのショーは……。
そしてブラキオサウルスとアロサウルスの対決。大きいように見えてこれでも子供のブラキオサウルスにとっては生命の危険が迫るピンチです。
と思ったら親が来たあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!
ブラキオサウルスそのものが恐竜の中でも最大級ということもあり、ショーの中でいちばん大きいのがこの恐竜。会場を圧倒する威圧感を醸し出していました。
休憩をはさむとジュラ紀から3000万年が経過して白亜紀の時代へ。まずは翼竜で最大級の大きさというオルニトケイルス。プテラノドンじゃなかったのがちょいと残念ですが、後ろのスクリーンをうまく使うことで恐竜が飛んでいるように見せています。こういう工夫が地味に感動。
会場に映るオルニトケイルスの影。これ指さして見入ってた観客も多かったなあ。
そして白亜紀で活躍する肉食獣ユタラプトル。小型ながら頭がよく、複数匹でチームプレイするらしい。ふむふむ。
白亜紀からは「花」が生まれ、虫によって花が育てられるようになったのもこの頃からだとか。ジュラ紀とはまるで違う花がステージの周りを埋め尽くすさまがすばらしかった。こういうアイディアでステージを魅力的にする才能ってすごいなあと細かいところで感動。
そしてトリケラトプスに似ているようで違うトロサウルス。角が怖いですが草食です。
同じく草食ながら鎧で身を守るアンキロサウルス。こういうメジャー恐竜が出てくるとなんかほっとするw
そこに最強の肉食獣、ティラノサウルスことT-REXが登場!
と思ったら子供w
最強の肉食恐竜ながらこわもての草食恐竜に囲まれる子供のティラノサウルス。
とおもったらやっぱり親キター! しかも母親! ちなみにティラノサウルスは母親のほうが父親より大きいそうです。
草食恐竜を追い払うオカン。
子供と感動の再会!!!!
咆哮するティラノサウルス。
まだまだ咆哮するティラノサウルス!
そして感動のラストへ・・・・・・。
時間としては約2時間ですが、途中で20分の休憩を挟んだこともあって時間はあっという間。自分が子供のころ恐竜大好きだったことに加え、子供のころ好きだった恐竜がそのまま出てきたうれしさもあって2時間はあっという間でした。ブラキオサウルスにティラノサウルス、ステゴサウルス見られたらもう十分だよなあ……。贅沢言うとネタ的にフタバスズキリュウとか見てみたかったですがそりゃ水中なのでさすがに難しいですかね。日本というかアニメファン向けの恐竜だしな……。
今回はかなり恐竜近くのいい席で見られたのですが、ステージの周りは植物の演出などによりあまり視界が良くないことと、足元見るといろいろ仕組みがわかってしまうこともあり、実は遠くから見たほうが楽しめるのかなという気も。途中休憩がはいることもあって時間もそれほど長くないので、追加公演の立ち見でも十分疲れず楽しめるんじゃないかなと思いました。
会場は子供連れが多かったのですが、恐竜の歴史をきちんと説明してくれるので、勉強にもよさそう。自分が恐竜好きだったこともあって余計にそう思うのかもしれませんが、子供に見せたいイベントだなあと思いました。次回はもっと恐竜増えてるといいなあ。とくに水中系……。
そして改めてすごいとおもうのがイベントの写真撮影OKというスタンス。芸能人が出るわけではないからやりやすいのでしょうが、こういうイベントで写真撮影OKというのが初めての体験だったので、それだけでも相当に楽しかった。実際写真を撮影できると参加者のレポートも増えるだろうし、ネットを使ったプロモーションとしては効果ありそう。また、恐竜たちを撮影していると、まるで恐竜の観光ツアーに参加しているような感覚にもなってきて別の楽しみもできました。残念ながらチケットはすでにかなり手に入りにくい状態のようですが、恐竜好きとしては実物大でヌルヌル動く恐竜を目の前で体験できるだけでも「見るべし!」と言えるイベントだと思います。
今日見てきました。素晴らしかったです。
一箇所、トロサウルスがアロサウルスになってます。。
>ゆかりさん
ご指摘ありがとうございます。名前にていて間違えてしまいました……。
ちなみに公式サイト見ると、アロサウルス自体が「アルサウルス」だったり「アロサウルス」だったり揺れてますね……。「ALLOSAURS」だからアロのほうがいいのかな。
すごく行ってみたいのですが、席はやっぱりB席だと迫力がいまいちですかね??
S席だと8,400円、 A席6,300円、B席4,200円 とピンきりですが
(プレミアムは1万円なのでスルーw)どこが良さそうだと思いますか?
>piyoさん
かなり良い席で見てしまったので正直わからないのですが、
あまりちかすぎると舞台中央の岩に恐竜が隠れてしまい
何が起きているかわからなかったりしたので、
実際には上から見下ろせる遠いところでもいいのかなと思います。
そのぶん迫力は薄れてしまうかと思いますが、
ブログにも書いた通り、必ずしもちかければ良い、というものではないかなと思いました。
ご回答ありがとうございます!
なるほど?。確かに全体像が見れる方がいいですよね。
でも、かなり良い席とはうらやましいです。
旦那様に早速行ってみたいたいと、交渉してますw
今週末に見てきますっ。
カイさんって、確か3.3周年記念パーティで・・・、見ましたぁ!!
子供を連れて行くのですごく楽しみにしてます。
でも、わたしも前のほうの席です。前から2番目かな?
仕掛けがわかってしまうんですね。^^;
しっかりと見てきます!
レポ、すごく参考になりました。
ありがとうございます。