ディズニーリゾートのそばで開催されたというLINEカンファレンスで、サービスを急速に拡大するLINEがついに音楽配信事業を開始。いやー、大がかりな発表会とともに音楽配信へ参入したmixiミュージックが懐かしいところですが、あの頃よりもDRMフリーだったり定額制音楽配信だったりと環境は進んでいるのでタイミングとしてはいいのかもね。
LINEが年内に音楽配信参入。購入音楽を共有できる「LINE MUSIC」 – AV Watch http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130822_612120.html
といいつつ、音楽配信サービスそのものは割とどうでもよいというか、気になったのはこのあたり。
購入した楽曲を、LINEで繋がっている友人と共有するなど、LINEならではの新しい音楽の楽しみ方を提案するという。
こういう機能を実装するのであれば、きっとLINE MUSICで再生した楽曲データは常に保持し続けるんだろうなあ。ということで、いよいよデータのクラウド化が進むのであれば、そろそろ端末のマルチログイン対応してくれないかなあと。
タブレットの登場によって1人複数端末の時代も進みつつある昨今、スマートフォンとタブレットには1台しかインストールできないという環境は時代に逆行しているといってもいい。もちろん、自分のような複数端末ユーザーがまだまだ少数派なのはもちろんわかってはおりますが、iTunes Storeのように購入楽曲を後から何度でもダウンロードできたり、月額料金を払えばすべての曲を聴き放題だったりというサービスがすでに登場している中で、データのクラウド化というのは1つのポイントでもあると思います。
個人的にLINEを導入しきれない最大のハードルがここにあるので、ショッピングモールや音楽配信などコンテンツビジネスを充実させる流れの中でぜひとも複数端末のマルチログインを期待したいところ。そしたら喜んでスタンプ買いたいな−。