たとえばこんなパネルディスカッション

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いつかこんなイベント自分でやりたいなーということで。

イベントにおけるプレゼンテーションの手法としてしばしば使われるパネルディスカッション。複数の人が壇上に上がり、同じテーマについて議論する討論の方式です。

パネルディスカッション(panel discussion)とは、討論形式の一つである。掲げられたテーマについて、異なる意見を持った複数(3人以上)の討論者によって、公開で討議を行う。1990年代頃から盛んに行われるようになった。略してパネディスとも。

パネルディスカッション – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

複数の人数が出ることで議論の中身に幅が出るし、資料をわざわざ作らなくてもそれなりに議論が進むというメリットの一方で、人数が多いため議論の方向性がよくわからなくなったり、声が大きい人や発言力のある人ばかりがしゃべり倒してしまって全体のバランスに欠けることもしばしば。運営側視点で見ると登壇者集めることこそ大変だけどその後が楽なんですよね。結果として大勢の人がわーわーしゃべって、なんとなくうまくいった感あるけれど結局結論がぼやけて終わってしまいがちです。

わかりやすい例として「朝まで生テレビ」があるのだけれど、あれなんて人がしゃべってるのに途中で遮ってまでやるから話が全然まともに進まない。せっかく有識者だったり政治家だったりが時間割いて登壇しているのに、結果ぐだぐだした話になってしまってすごいもったいないなあといつもながらに思います。

こうした問題はそもそもとして1人あたりの発言量が均等でないことが問題なので、それをちゃんと均等に割り振ったらもうちょっとうまくいくんじゃないか。それもただ厳しく取り仕切るとつまらないので、アトラクション感覚で時間を割り振ったらいいんじゃないか。ということで考えたのが将棋の対局で用いられている対局時計です。

対局時計 本格的な対局を シチズン ザ・名人戦 DIT-40 CITIZEN
対局時計 本格的な対局を シチズン ザ・名人戦 DIT-40 CITIZEN

1人あたりの持ち時間を設定しておき、発言の際にボタンを押すとカウントダウン、発言を終えてボタンを押すとストップという仕組み。対局時計だと完全に2人だけなので、これを参加者分だけ数を増やし、時間も自由に設定できるアプリとか作ればうまく回りそう。1つのタブレットなりスマホを使い回すのは難しいから、FourBeatを使って対応アプリを作るとうまく回らないかな。

Android対応押しボタンスイッチ「FourBeat」公式サイト
http://fourbeat.pigmal.com/

ついついムキになって時間を使ってしまった人にも救済措置を用意しておいて、発言していいかどうかを観客に土下座して頼み込むオーディエンスとか、他の人の発言時間をおねだりしてもらうとか、さらには会場に来ている人を強制的に指名して発言させるなんてのも面白いかも。まあこのあたりのノリはミリオネアっぽい感じのイメージです。

実際にこれをやるにはそれなりのシステム組まないとできないので簡単に実現は難しそうですが、登壇者分のタブレット用意してカウントダウンタイマーを手動で操作、くらいならそこそこ回るかなあ。是非一度何かのイベントで挑戦してみたいところですはい。


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