Pixel 3aの強力なライバル登場。低価格ながら充実スペックのコンパクトモデル「Xperia Ace」

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

Xperia 1の感想はこちらをどうぞ。

Z Ultraの再来!? 21:9の超縦長大画面スマホ「Xperia 1」が面白い – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2019/05/17/16149

5月16日に開催されたXperia体験イベントで、当日サプライズのように発表されたのがXperiaのコンパクトモデル「Xperia Ace」。この端末は3キャリアではなくNTTドコモのみ、しかもおそらくは国内のみのモデルとなります。

Xperia(エクスペリア) Ace | ソニーモバイル公式サイト
https://www.sonymobile.co.jp/xperia/ace/

Xperiaのコンパクトモデルというのはこれまでも「Compact」の名を冠するモデルが発売されてきましたが、ブランドを「Ace」とリニューアルした今回の端末の注目はなんと言っても5万円を切るという価格、そしてタイミングを知ってか知らずか、Googleのスマートフォン「Pixel 3」の低価格モデル「Pixel 3a」の発表とほぼ同時期に登場した端末ということです。

ハイスペックながら10万円超えという高価格帯だったPixel 3に対し、スペックをギリギリまで詰めて低価格化を図ったPixel 3aは発売前から注目を集めていますが、個人的には「Snapdragon 670」というミドルレンジのプロセッサでFeliCaを搭載しているところが気になっていました。

Pixel 3aの技術仕様 – Google Store
https://store.google.com/jp/product/pixel_3a_specs?hl=ja

以前に手持ちの端末が壊れたつなぎとしてZenfone 3を使っていたのですが、Zenfone 3のプロセッサはSnapdragon 625というミドルレンジながら十分に快適な動作だったという経験があり「Snapdragon 800番台はオーバースペック、600番台があれば十分」という感覚が自分の中にあります。

十分というのも人によって違うとは思いますが、少なくとも自分のように食事はバシバシ写真を撮ってSNSに上げ、仕事のメールやメッセージもこまめにチェック、みたいなヘビーユースでもZenfone 3はまったく問題ありませんでした。グラフィックを多用したゲームをプレイしたいのであればおそらく800番台のほうがいいのですが、そこそこのヘビーユーザーでも600番台のスマートフォンは十分に使えます。

しかし世の中には600番台でFeliCa搭載、そして手頃な価格帯というスマートフォンが意外と少ない中で登場したPixel 3aは個人的にツボだったのですが、今回のXperia Aceはそれに負けずと劣らないいいスペックです。

以下がXperia AceとPixel 3aの特徴的なスペックを比較した表です。どうですこの横並びっぷり。

Xperia Ace Pixel 3a
プロセッサ Snapdragon 630 Snapdragon 670
メモリ 4GB 4GB
ストレージ 64GB 64GB
外部ストレージ 対応 非対応
ディスプレイサイズ 約5.0インチ 5.6インチ
ディスプレイ解像度 1080×2160 2,220×1,080
メインカメラ 1,200万画素 1,220万画素
フロントカメラ 800万画素 800万画素
FeliCa
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
防水 防水(IPX5/8)、防塵(IP6X) IP52
指紋認証
バッテリー 2700mAh 3,000mAh
本体サイズ 約67×約140×約9.3mm 70.1×151.3×8.2mm
重量 約154g 147g

どちらもFeliCaを搭載したSnapdragon 600番台モデルではあるものの、Pixel 3は外部ストレージ非対応なのが大きい。防水機能もXperia Aceが若干上です。

一方、カメラについては、Pixel 3で評判のよかったAI画像認識による画像処理をPixel 3aでも搭載している点が注目ポイントです。

ただこれ、以下のレビュー読む限り、Pixel 3とまったく同じとはいかなそうなのですよね……。

【西川和久の不定期コラム】税込5万円を切る高コスパスマホ、Google「Pixel 3a」 〜SoCを変更しつつPixel 3の多くの機能を継承 – PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/1184685.html

他のレビューも待ちたいところではありつつ、オートホワイトバランスで青みがかかるところ、暗いところで必要以上に明るくしてしまう処理は、ちょっと思ってたようなスペックではないかも。

一方、Pixel 3はGoogle謹製なので、Android向けの新機能はいち早くPixelで試せます。いま判明しているところでは、Google マップのAR機能や超高速になったというGoogle アシスタントあたりがPixel向けにリリースされます。

GoogleマップのAR機能を試してみた。方向音痴にとっての神機能 – PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1183934.html

高速GoogleアシスタントやAR検索。Pixel 3aだけじゃないGoogle I/O発表 – Impress Watch
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1183343.html

Xperia Aceもカメラはまだ調整中ということで比較できないとして、外部ストレージが使えるXperia Ace、先端の機能をいち早く使えるPixel 3a、というのが大きな違いでしょうか。繰り返しですがこの価格帯で600番台のSnapdragonを搭載し、そしてFeliCaも対応というのはなかなか少数派ではありつつ、コストパフォーマンスの高い端末だと思います。

そんな比較はこのあたりにして実際にAceを触ってきた感想を。これまで数々の人気コンパクトモデルを手がけてきたXperiaだけに端末のしっくり感はすばらしい。手に中にすっぽりと収まります。

背面はシンプルな作り。そしてこちらも安定のdocomoロゴ。

左側面は各種カード用のスロット。

そして右側面は音量ボタンに加えて指紋認証センサーを兼ねた電源ボタン。ワールドワイドモデルであるXperia 1ではできなかった指紋認証と電源ボタンの兼用が、国内モデルではできてしまうのですねこれが。

底面の充電端子はUSB Type-C。

本体上部にはイヤフォンジャック。Pixel 3aもイヤフォンジャック搭載ですが、手持ちの有線イヤフォンやヘッドフォン使いたい人には嬉しい仕様です。

Xperia Aceの特徴としてはコンパクトながら十分なパフォーマンス、そしてXperiaシリーズならではのカメラ機能、なのですが、この端末もまだカメラは調整中とのことで写真は掲載NGでした。ただ、体験会で使っている感じではレスポンスもよくきれいな写真が撮れていたので、ここは期待しても良さそう。ひょっとしたらPixel 3aよりいい写真撮れるかもしれませんね。

こちらはカメラのUI。XperiaらしいシンプルなUIです。

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画面サイズは相変わらず少なめなのですが、Xperia 1と比べて「18.9」が1種類増えています。

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こちらはXperia Aceのカメラ設定一覧。

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カメラの特徴としてはインカメラも注力されていて、120度の超広角、セルフィー時の補正機能を標準搭載。さすがにXperia1なみとは行かないでしょうが、カメラは期待してよさそうです。

Xperia(エクスペリア) Ace | カメラ | ソニーモバイル公式サイト
https://www.sonymobile.co.jp/xperia/ace/camera.html

繰り返しながら5万円を切る価格で充実の機能を載せてきたPixel 3aに対し、かなり近いスペックながら外部ストレージに対応するという武器を持っているXperia Aceは、手頃な価格で十分に使えるスマートフォンのラインアップとしてお互いが協力名ライバルになりそうです。

最後に、知人が「Xperia Aceは親向けの端末にどうかな?」と気にしていたので、シンプルホームの設定画面も撮ってみました。以下がその流れですがメニューをシンプル化しつつフォントサイズやキーボードも大きくできるので、小さい画面ながら高齢の方にも使いやすい端末になるかもしれませんね。

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