「WordCamp Fukuoka 2011」参加しに福岡行ってきた

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

いやあ福岡楽しかった!

以前、おそらくWordCamp Yokohamaに参加した時だったかに「WordCamp Fukuokaの盛り上がりはすごい」という声を聞いて興味があったことと、福岡は食べ物もお酒も美味しいと言われていたこともあって、福岡では2回目の開催となる「WordCamp Fukuoka 2011」に行ってきました。基本的には出不精で自分から旅行行くとかほとんどなく、こういうきっかけでもないと旅行考えたりしないのでいいきっかけです。

せっかくの福岡なので前から興味あったスカイマークに乗ってみたんだけど、予約からチェックインから飛行機の座席に至るまですごいシンプルでよかった。強風により多少飛行機が遅れたのはまあ仕方ない範囲ということで。

初のスカイマークなん……だと……!

空港からは電車で簡単に中心部へアクセス。東京に慣れていると空港は遠いものってイメージなんだけど、こうやって空港から手軽に中心部へ行けるのはありがたいなあ。

しかもうわさには聞いていたけれど地下鉄はトンネル内でも携帯電話の電波が入る。さらに乗車券もSuica対応済み。残念ながらSuicaに対応しているの気がつかずに乗車券買ってしまったわけですが、福岡進んでるなーと感じ始めた一端でした。

中心部に向かいつつ、適当に宿取ろうと思ってたら飲みにお誘いいただいたので取るものもとりあえず博多の美味を堪能しにアクセス。

DSC_0488DSC_0489

写真取り忘れたんだけど明太子を玉子で巻いたのがとってもおいしかった。あれは日本酒と合わせたい一品だなー(Toru@Waviaeiの人に写真借りました!)

Egg roll with Mentaiko

次は地元でも有名という屋台の「やまちゃん」。ラーメン屋だけどお酒も楽しめるお店でした。

DSC_0500

ラーメン屋のおつまみとは思えないメニューのクオリティで、レバ刺しもブリ大根も焼き明太子もカンパチの刺身も美味しすぎた。やっぱ俺大根大好きだわー。

DSC_0494DSC_0496
DSC_0498DSC_0493

もちろん締めはラーメン! やっぱり本場のラーメンはうまいね!!

DSC_0499

結局夜は宿をとらぬまま、一緒に飲んでたネッドの家に泊めてもらうことに。といいつつも結局は朝3時くらいまで飲みに行ってしまった結果、ネッドのプレゼン作る時間を大幅に削減してしまいましたことをここにお詫びします><。

翌朝、Facebookのアカウントが停止されているという衝撃と興奮を味わいつつ会場である九州産業大学へ。路線バスで向かったら急行のバスが高速に乗るという衝撃体験を受けました。そしてバスもnimocaがSuica対応していたのに気がつかず整理券取ってしまいここでもSuica使えずorz

ついたらもう午前のアンカンファレンスが終わっていたのでみんなでランチ。

DSC_0501

ご飯を食べたらイベント会場を下見。メインホールの会場が予想以上に大きく、ちょっとビビりはじめる。まさかトリだとは思わなかったプレッシャーと合わせてダブルの緊張です。

DSC_0503DSC_0504

会場はとってもIT化が進んでいて、全席に有線LANと電源を装備。さらに一部の教室はICカードで出席を報告できるようになってた。すげー、IC好きにはワクワク過ぎるスペックだ!

DSC_0653DSC_0654

イベントの内容は参加しながら書きあげたこちらをお読みいただくとして。

WordCamp Fukuoka 2011取って出しレポート – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2011/02/19/4928

参加した講演の感想を順にしていくと、やっぱりマクラケン直子さんの基調講演はいつもながら鉄板だった。初心者にもわかりやすくWordPressの近況を伝えつつ、WordPressを使うことの魅力まで噛み砕いて説明していて毎回毎回ためになる。やっぱり自分でコンテンツ保有しておくってことはほんと大事だなと思った。

続く三好さんの電子書籍も面白かった。ePub化するWordPressプラグイン自体はかなり未完成な感じだったけど仕組みとしてとっても面白いだけでなく、既存のWordPressコンテンツを電子書籍化できる可能性というのも興味深い。三好さんの講演は毎回毎回何かに気づかされるなー。

続くネッドの講演は内容が技術的すぎて自分には難しかったのと、インターネットがつながらないというトラブルによってデモが見せられないという結果に。朝まで飲み歩いてしまった自分としては大変に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました><

世界に名を馳せるコンタクトフォームプラグイン「Contact Form 7」の存在を知りながらお問い合わせフォームプラグインを作った堀家さんは、「確認画面のある問い合わせフォームがほしかった」とその開発理由を紹介。まさかこの発言が懇親会に大きな影響を与えるとはこの時点で誰しも気がつかなかったのでした。「プラグイン公開したらいろいろ感想もらえてうれしい!」という内容が自分のブログ始めた時を思い出してちょっとほんわか。

今回WordCamp Fukuoka 2011のサイトを担当したという山口さんのプレゼンは、プレゼンの鏡ともいうべき丁寧なプレゼン。資料も丁寧に紙でプリントアウトしていて、プレゼンもとても端的にまとめられていて、聴く人のこと一生懸命考えて作ったプレゼンだなーと感銘を受けました。

東京からパブーのプレゼンしに来たkengochiさんは、ブクログとパブーのコンセプトやこれまでに加え、電子書籍にとどまらない「書籍」に関するプレゼンテーション。WISH2010で講演お願いした時は7分という短い時間だったけど、今回は40分使ってたっぷりパブーの話が聴けました。ほんと電子書籍は流通やコスト以外にもいろんな魅力があるはずなので、電子書籍ならではのコンテンツやサービスが生まれること期待しています。

失礼ながらお名前に驚いてしまった「アレ・クレマデス」さんのポッドキャスト講座は「なるほどiTunes Storeに登録してもらうにはただのRSSじゃだめなのかー!」などなど、以外と知らない事実があってためになった。紹介してた動画変換ツールも便利そうなので試してみたいな。久々ポッドキャストやろうかな欲がわいてきました。

せっかくイベント参加するならと思って申し込んだライトニングトークは、ふたを開けてみると5人中最後でWordCamp Fukuokaのイベント最後の出し物に。大変なプレッシャーかかりつつ「とりあえず時間内に終わらせる!」だけを意識してたら意外に1分余るという結果に。今度やる時は「あまった時間に話すこと」も考えておかないとなー。

そしてWordCamp一番のメインコンテンツともいうべき懇親会タイム! すでにイベントレポートも書き終わっていたので何の気兼ねもなく参加できます!

DSC_0657DSC_0656

会場ではいろいろライトニングトークの感想もいただき、面白かったと言ってくれる人もいたので一安心。三好さんに「最高でした」って誉められたのは正直かなり嬉しかったです。

というのもWordCamp Kyotoの時に聞いた三好さんのプレゼンにとても感動し、懇親会でぜひお話しようと思ったら九州からの参戦ですでに帰っててあいさつできなかったということがあって、今回必ずあいさつしたいと思ってたから。今回のプレゼンも電子書籍に留まらず、コンテンツを持つことの大事さにまで言及するとてもいいプレゼンテーションで、そういう人に褒めてもらえるのはほんとに光栄な次第ですので素直に喜ばせていただきます。

途中からしか聞けなかったけど、感動したのがContact Form 7の三好さんのお話。「もはやWordPressはブログやCMSという考えではなくて、コミュニケーションツールとして考えるべき」という言葉に感銘を受けました。お話してみたかったけど遠くからいらっしゃったとのことで次の日はもういなかったのが残念。次の機会を楽しみにしようと思います。

WordCamp Kyoto 2009 行ってきた – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2009/10/25/2770

といいつつ参加人数が多すぎてご挨拶したかったのにできなかった人もたくさんいたのが心残り。アレ・クレマデスさんはサインもらって帰ろうと思ってたのに気が付いたらいなかった……。やっぱりあいさつはささっとすませておくべきですね。

そして会場には定例のWordPressケーキ。今回初披露の新キャラクターも!

DSC_0658DSC_0662

なお、福岡向かう際あわてて会社を飛び出したために名刺を一切忘れたため、会場ではたまたまかばんに入ってたシールを配って無理やり名刺交換にしてました。

名刺を忘れたので今日はこれにします>< #wcfukuoka

ちなみにこのシールは「文字工房.com」さんのキャンペーンで当たったもので、自ら自分のアイコン入りシールを作成するほど自分愛に長けているわけではないこと、ここに補足しておきます。このキャンペーン、今サイト見たらまだやってるみたいなので興味ある人はどうぞ。

≪毎日プレゼント≫ – セミオーダー対応、オンデマンド印刷による小ロットシール専門店 |文字工房.com
http://www.moji-kobo.com/product-list/40

ひとしきり懇親会を楽しみ、三好さんの「帰ったらContact Form 7の確認画面作らなきゃ」という黄金フレーズが飛び出した後は、場所を変えて「ふとっぱら」で二次会。

DSC_0670

値段は安いのに1つ1つのメニューがおいしくてすごくコストパフォーマンスの高い店でした。明太子にイカスミで色をつけた「博多のキャビア」という斬新なアイテムに大変心をくすぐられたのですが、頼んだはいいもののみんなほとんど食べなかったというね……。おいしかったのに……。

DSC_0673DSC_0672

一番人気だったのはラーメンの麺をそうめん風に食べる「ラーソーメン」。人気過ぎて頼んだ替え玉もぺロリと平らげるほど人気のアイテムでした。

DSC_0674

でも実は「そうらーめん」ってのもあるんだけどねー。

「そうめん+ラーメン」の「そうらーめん」食べた – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/07/27/318

せっかくの福岡をもっと堪能したいので、二次会の後は「土竜が俺を呼んでいる」という一風変わった店へ。

110220_013741.jpg

店内はとっても昭和な不思議なかんじなのですが、すごいのが焼酎のラインアップ。こんなにおいてるところ見たことないってくらい大量の焼酎が置いてあって感動しまくりました。下の写真は「黒宝霧島」というちょっと変わった味のする焼酎。この店、焼酎好きにはたまらなそうだなー。

110220_015509.jpg

そしてここはラーメンもおいしいようなので締めにラーメン。ぼくの大好きな大根入りラーメンがあっさりこってりでとてもおいしゅうございました。

110220_023547.jpg

朝まで飲んだくれた次の日は、「本場だと味が違う」という噂を聞いていた一風堂総本店へ。

いまここ

ほんとは定番メニューで味を比べたかったけれど、総本店限定メニューというのがあるらしいので限定に弱い自分はついそれを注文。一風堂といえばのもやしを味わいながら到着を待ちます。

これ頼んだ一風堂と言えば

細麺の一風堂ながら限定ラーメンは太麺でゆで上げるののにも時間がかかる。正直細麺がメインのお店での太麺メニューってあまりいい思い出がないんだけど、さすがは一風堂、太麺ながらも麺が硬すぎずとても食べやすいゆで加減で、鶏白湯もあっさりこってりですごい美味。やっぱり一風堂はレベル高いわー。

ちなみにとなりにあるのはゆず風味のコラーゲンで、普通に食べてもスープに入れてもいいオプション。入れてもおいしいけど入れなくてもスープが十分すぎるおいしさだったので、ちょっとしたデザート感覚で食べるのもいいかな。

一風堂総本店限定メニューDSC_0681

スターバックスでブログ執筆などしつつ、おひるごはんは一蘭へ。というのもこの店だと、他にはない「釜だれとんこつラーメン」が味わえるからなのです。お前この旅でラーメン何杯食べてんだよというのはもう気にしないことにします。

DSC_0688DSC_0683

釜だれとんこつラーメンは特別メニューではなく、ここの一蘭で頼むと必ずこのラーメンになるみたい。基本的な味はいつもの一蘭なんだけど、一番違ったのは接客態度で、一蘭はもう丁寧すぎてこっちが恐縮するくらいだった。「ラーメンを真剣に味わってほしい」ための仕切り制度は好きじゃないんだけど、このお店くらい接客もしっかりやってるんなら納得だなー。

DSC_0684DSC_0687

食べたかったものも一通り食べたら福岡空港へ移動し、ブログの残りを執筆。もうまもなく福岡とはお別れの時間となりました。

参加する前から聞いてはいたけれど、本当にWordCamp Fukuokaの盛り上がりは素晴らしかった。人数はもちろんスタッフもすごく積極的に働いていて、とってもいきいきしていたのが印象的。何よりあの女子率の高さはなんなんだ……。東京じゃ見たことないぜ……。

食べ物もおいしくて安価で、街もIT化が進んでいて東京より便利なんじゃないかと思うくらい。初めて入った会社でも「転勤するなら福岡がいいな」ってぼんやり思ってたのがほんとにいい街だなーという実感が強まりました。今度はWordCampに関係なく普通に旅行で来てみたいところですはい。

最後に、ほんと楽しかった! ありがとうWordCamp Fukuoka!


「WordCamp Fukuoka 2011」参加しに福岡行ってきた” への3件のフィードバック

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください