WordCamp Kobe 2011取って出しレポート

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

今回はバッテリーがないのでできる範囲でー。長いのでいったん「続きを読む」にて。

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開催挨拶のおでさん。

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組長。

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まずは毎回お楽しみのマクラケン直子さんによる基調講演から。

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ひとことでいうとWordPress大好き。

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元々ブログ始めた時に日本語の情報が無くていろいろ調べているうちに本を書いたりいろいろ関わり始めた。

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WordCamp開催したりWordPressの会社に入ったり人生に影響している。とても感謝。

Automatticという会社で働いている。日本では2003、2004年くらいから日本語のブログサービスが登場していて、WordPress.comはあまり使われていない。

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Automatticは100人くらい。私はハピネスチームとしてWordPressを楽しく使ってもらうお仕事。スパム対策のAkismetとかアンケート用ツールとかいろいろやっている。

本社はサンフランシスコ。みんないろんなところで仕事している。分散型の会社。

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WordPress.orgと.comの違い
.orgは無料だけどホスティングが必要。手間はかかるけどカスタマイズがかなり可能。
.comは制約あるがメンテナンスフリー、アップデートもバックアップも自動。
一戸建て住宅と賃貸物件のようなもの

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いろんなユーザーが協力して翻訳版を作っている
最近のバージョンからクレジットが管理画面のフッターに出てくる
誰が作っているかがわかる

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WordPressの世界シェア
刻々とデータ変わっているので最新の数値
世界のトップ100万サイトのうちCMS使っているのが27.4%
w3techs.com調べ

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世界トップ100万サイトのうちWordPerssが14.9%
CMS内でのシェアは56.6%

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昔はCMSというと高くて使いにくくてというイメージ
今はCMSの選択肢としてWordPressが入っているのは大きな変化

有名ブランドがWordPress使っている
Yahoo!やEvernote、Flickr、PSなども

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なぜこれほど人気があるのか
柔軟性と拡張性

WordPressのプラグインシステム自体開発の最初の方からあった
開発者が使いやすいようにということを常に考えている
開発者が興味を持たなくなったらCMSの未来は暗い
WordPressがパーフェクトになるのではなく、WordPressが開発しやすいように

デフォルトのTwentyeleven
簡単に写真サイトも作れる

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カスタマイズすればさらにいろいろできる
アドタイのサンプル
CMSでありつつコンテンツを重要視しているWordPressらしいサイト

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美的.com
国内最大のコスメサイト
ぱっと見てもWordPressとわからない、ポータルのように見える

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Cookpadも会社のサイトをWordPressに
開発者には使いやすいサイト
これからもイノベーションがおこっていきやすい

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神戸芸術工科大学のサイトもWordPress
中身は学校で更新できる
わざわざ制作者に頼まなくていい

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WordCampのサイトももちろんWordPress
WordPressのユーザー登録もWordPressの機能を使っている

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日本のサイトでも多様な分野で利用されている
出版も混沌とした時期だが
そんななかでWordPress使っていろいろやってみようという会社がある

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WordPressは開発スピードも魅力
すぐサイトをローンチできる

今日は911
東日本大震災から半年
米国911テロから10年
大きい事故が起きると情報発信は大事

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震災後のWordPressサイト
助けあいジャパンがWordPressで立ち上がった
正確な日は覚えていないが政府の動きとしてとても早かった

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prayforjapanもWordPress
制作者がインタビューで「ある日おもいついて作った」
他にもツールはあったかもしれないが、そういうところに使いやすいツールがあるというのは伝えたいという気持ちとそれを形にするということができやすくなったのではないか

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SMC JAPAN
サイエンスメディアセンター
トラフィックが大きくなったようでさくらインターネットがサーバーを助けているらしい

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WordPressというツールがあることで、情報を発信するひとが内容に注力できる。

今回の参加者は715名
これだけの登録が合ったのはすごいこと
WordPressに興味が合って参加したい人がふえているのは追い風

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WordBenchは37グループ
小さいコミュニティとWordCampという大きいコミュニティとネットのコミュニティが一緒になってWordPressの成長を助けている

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コミュニティによる共有
今までは企業が開発してそれに対価を付けていた
我々は今までそういうツールを手にする機会が無かった
CNNやTIMEが使っているのと同じツールを一緒に手にできるようになった
これは時代の流れに合っていると思う

お金を払わなくなったことではない
自分の体験したことを他の人と共有したいという思いが強くなっている
そこにWordPressの開発のスタンスがあってきた

WordPressの目指すもの
今後どうなるの?

大きなくくりで言うと
出版(意見公開の手段)の民主化
創始者のマットもそうだし開発者もこういう大きな目標に向かって開発している
世界に通用するCMSも大きな目的だが、誰でも考えたことを考えた時に言える、自分のメディアを持てることがWordPressのゴール

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Facebookでもいえるけれどそこは他人の土俵
自分のサイトを持っているのとはまた違う
ここにいけば自分の情報がわかるというサイトを持つことは大事
WordPressがあればHTMLを知らなくても自分のサイトを持てる
考えないくらい自然なことになっているがとても大きなこと

それをどんどん簡単にしたい
今も簡単といってもなんだかんだ困っていることはあるはず
ツールはまだまだ十分じゃない

3.2アップグレード
シンプルになった
集中執筆モード
画面がエディタだけ、書くことに集中
投稿することをもっと簡単にしていきたい

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もう1つのビジョン

.comと.orgの融合
メンテナンスフリーの.comと拡張性の.com
これらのいいとこ取りをしたい

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その1つがJetPackプラグイン
これを使うことでWordPress.comの統計プラグインなどが使える

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インストールは簡単だがそのあとどうするの
そこにも力を入れたい

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セキュリティやバックアップも心配
VaultPressなどを使ってその点も支援

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まとめると
WordPressのこれからはけもの道
まっすぐな道ではたぶんないだろう

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WordPressを使っている人はいろんな目的がある
動画を見せたいとかモバイルとかタブレットとか
枝分かれした道はみんなが参加できる道

WordPressはみんなで作っていくもの
みんなでコミュニティに参加しよう

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ほんとにちょっとしたことでもいいので
WordPressが好きだという人は参加すればもっとおもしろくなる
単なるツールとしてだけ使うんじゃなく
イベントに来たりもそうだが
コミュニティに参加するともっと広がる
友達と集まってWordPressの話をしてもいいし
ドキュメンテーション書いてもいい
プラグインを使ってみておかしいところを報告してみる
みんなちょっとずつ成果を共有していく
それがWordPressのビジョン

■NPO法人へのWordPress導入事例

ICTを活用した地域の視える化
インターネット中継やHP制作など

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WordPressの勉強会
実際に企業のサイトを作ってみよう
40代くらいの主婦が参加

8月に尼崎市のイベント情報、市民活動団体を掲載するポータルサイト構築
この構築事例を紹介

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時間が短いので
WordPressの管理画面ってこんなことができるんだってわかって欲しい
お客さんの要望に応じて投稿ページをカスタマイズしたり、管理画面をスッキリさせたり、役立つプラグインとか

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今回のサイトの特徴
しないイベント情報を掲載するため更新頻度が高い
また、活動団体の情報を掲載するため更新の項目も多い

更新しやすいすてきな管理画面が求められる

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まずは管理画面をカスタマイズ
必要のないボタンを消しつつ、よく更新する「イベント情報」「団体情報管理」などのボタンを追加

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管理画面のカスタマイズはfunction.phpから

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カスタム投稿タイプ、カスタム分類でオリジナルの投稿画面を作る
function.phpでもいいがプラグインでも同じことはできる

イベント追加するときはイベント専用画面に

日付は間違いやすいのでテキストボックスにカーソルを合わせるとカレンダーを表示して入力できるようにする
jQueryのDatepickerプラグインを利用している

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サイトもカテゴリに合わせて表示を変更

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団体情報の追加も同じようにカスタマイズ
団体情報に適した投稿フォーム

トップページ左下には関係団体のHPのバナー表示
WordPressにはリンクというメニューがあるがあまり使い勝手がよくない

画像をアップロードするところが無く、画像のアドレスを入力しなければいけない、操作がややこしい
→クライアントへの操作説明が面倒

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これもカスタム投稿タイプを利用
アイキャッチを利用して画像のアップロードを簡単に

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バナーの並び順を気にするクライアントも多い

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CMS Tree Page Viewというプラグインで並び順をドラッグ&ドロップで変更

管理画面をスッキリさせる小技
右上の「表示オプション」から表示項目を減らせる

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今回利用したプラグイン

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■作家とWordPress
電子書籍販売の試み

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実は小説家
自分で電子書籍販売を行なう試み
それを2年くらいやってきた
その内容を共有したい

自己紹介
10年前に幻冬舎で賞をもらって作家デビュー
その後ぱっとせず
冬の時代を過ごしつつ新潮社で新人賞するもぱっとしない
僕はもっとデビューしたらブレイクすると思ってたらしなかった
これは自分でやるしかない
Webをやろう
当時電子書籍という言葉は無かった
自分のサイトで作品を発表していこう
作品を売るのも一般的ではなかった
当時ようやくiTunesがでてきたくらい、音楽は課金モデルが定着しつつあった頃

それからWeb業界に入った
それまではWordしか使えません
ブラウザと言えばIE6だと思ってた
WebにはいってすぐHTMLいじっててもきりがないと思いWordPress
IT企業で3年弱働いてから起業

社名が破滅派
これがすべての間違い
なかなか仕事を採用してもらえない

山梨県に300坪くらい土地を買って自分で住んでいる
Webサイトと一緒で面白い
みんなにもオススメ
マイホーム立てるというビジョンはもうないんじゃないか
安い土地を買って家を建てようと言う本を書きたい
期待していて

これまでやってきたこと
電子書籍を売るとはどういうことか
WordPressで自分で売るとはどういうことか

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破滅派というサイトを作って作品を発表

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破滅派から出たビッグな人
京マチ子
たまたま入ったらすぐ売れただけ
人の作品を発表していたら自分の作品を出せなくなる
サイトリニューアル予定

hmazon.com
WordPressで作ったECサイト
WordPressのECサイト化は難しい
Webに触り始めて1年目
クレカ決済もできなかった
銀行振込とか郵便だけで対応
そうすると注文してお金を払わない
今は一歩進んでミニコmeというのを作った
楽天のようなショッピングモール
破滅派の本を売っている

Lulu.comという海外の自費出版サイト
スペインに会社があって完全オンライン発注
スペインはヨーロッパで一番物価が安いのでそこで印刷して通信販売
完成されたモデル
日本にまだこういうのがない

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iBookStoreに出してくれる
アップルがやるはずだった出版モデル
すぐ日本に来ると思ったが1年経ってもまだやってこない
出品しても買えない
僕も見たことがない
Kindleもそうだけどこういうサービスがこないというのは真剣にかんがえたほうがいい
日本が無視されている
日本の商習に切込むほどの価値がないと思われているのでは

iBookStoreがこないのでiPhoneで書籍型アプリを作成してAppStoreで販売
作るの大変だけど出しても売れない

京の主な話
Literally WordPressというプラグインを作って自分のWordPressサイトで販売
利益率90%以上、Paypalの手数料くらい

Luluを使ってアメリカではベストセラー作家が生まれている
何十万ダウンロード
収入が1000万円とか

iPhoneアプリ
ロマネスク
全然うれない
これはなんとか考えないと

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最後にたどり着いたのが自分のサイトで売る
ポプラ社文学賞に出した
200円で売っている
単行本にしたら1000円くらい
出版社が出しても印税は150円くらい
だったら200円くらいで

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買った人はPDFで
ePUBでも売れる
ブログ記事も売ることができる

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今までの取り組みの実態
紙の書籍はがんばれば500冊は売れる

直接委託販売も
大阪のジュンク堂が100冊くらいおいてくれた
書店は頼もしい

Amazonにもe託がある
法人なら取り扱ってもらえる
通販もTwitterで集めたりすると買ってもらえる

電子書籍はどうか
iBookStoreは衝撃の1冊
Luluで5冊
AppStoreも20冊

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個人的に感じるのは
結局作品のいい悪いもあるが
既存の出版産業はよくなくても売れる
血液型、ペット、料理とか
そうじゃないものでもある程度人が来るところに流すと売れる
これが既存の書店の強み
電子書籍はまだそうはなっていない
自分で売っていくというのはがんばれば20冊くらいなら手売りでもいける

やってみた感想
売れない
自分のジャンルは純文学
ジャズみたいなもの
ジャズなんて8万売れたら大ヒット

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でもこれからのびるはず
のびないとまずい

出版は2兆規模
電子書籍は500億
電子書籍がのびて出版が落ち、全体の市場規模としては減るのでは

なぜ売れないのか
書籍は流通されれば手に入る
しかしその先には「欲しい」と思わなければ人は買わない
宣伝が必要
書評とかイベントとか
広い意味では賞もそう
純文学は賞があって芥川取ったら8万部とか数字が決まっている

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Webの世界にはまだそれが無い
流通はKindleが日本にない
パピレスはBL、買いにくいから
Webはソーシャルメディアでも来てもらえる
Googleの広告とかもあるがやると売上が消える
設定忘れて半年出しっ放しとか

WordPressは流通と宣伝までできる
それをいかにしてやっていくか
それが今後の課題

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自分で売るということ
利益率は高いが潜在顧客は少ない
ブランドイメージは保てる、作らないといけないが
開発コストも結構かかる
その時間と開発のトレードオフをWordPressで

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Literally WordPress
人気のレシピとかを持っている人が自分のサイトで本を出すとか
そういうのを期待したい

こんな人は自分で売ろう
一般受けしない人
一般受けする人はKindleとか出せばいい

熱心なファンがつく人
多くの人には受けないけどコアなファンがいる

自分の作品を欲する人へ届けるための労力を問わない

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どうすればいいか
独自ドメインとろう
レンタルだと自分のお店という気がしない
ドメインも年1000円くらい

ePUBでもPDFでもいいから読者が読める形式のファイルを作ってLiterally WordPressで売っちゃおう

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でもたぶん売れないけどね

スタンダールの本は自費出版で11年間に17部しか売れていない
独自ドメインで作っておけば自分が死んでも売り続ける

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Literally WordPressの今後
有料会員制ブログとかいいかな
Facebook、Twitterの対応
「いいね」先着にプレゼントとか
クレジットカード持っていない人用の対応

■ハイパフォーマンスWordPressサイト入門
をかもとさん

自己紹介

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WordPressのpuraguinを作ってます
兼業でお米も作ってます。新潟米
Head Cleaner、OAuth Provider、Google Maps Anywhereなど
この春から「め組」ことデジタルキューブと一緒にお仕事

Nginxの日本語化も
名前が載ってます

今回はバックエンドの高速化がメイン

高速化に王道なし
まずは現状分析してボトルネックを探る
Debug Barとか便利
インストールしたらwp-config.phpに3行を追加
あくまでDebug用のプラグインなので分析が終わったら無効にしましょう

WordPressが遅くなる理由は大まかに2つ
PHPの処理が遅い
MySQLの処理が思い
ただし発生原因はさまざま
プラグイン詰め込みすぎてたりアクセスが多くて処理が追いつかなかったり
MySQLのチューニングが適切でなかったり

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プラグインは便利
でも入れすぎると処理が重くなる
プラグインのボトルネックをチェックするのにDebug BarとDebug Bar Extensionが便利

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Debug BarのProfilerタブ
コード追加で

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そもそもアクセス数が多い場合
非力なサーバーで大量のアクセスがあると処理が追いつかない

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WordPressを極力動かさないようにする

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存在しないファイルへのアクセスでPHPが動いてしまう
faviconやapple-touch-icon.png、crossdomain.xml、robots.txtなどはブラウザやクローラから要求されることが多いため、あらかじめ用意しておいた方がいい
crossdoainなんかはすべて拒否するように

.htaccessを修正すればWebサーバーレベルで404を返すため、WordPressが動かない
静的ファイルであればWordPressを動かさない設定

WordPressをマルチサイトで動かしていると子サイトへの静的ファイルアクセスでもPHPプロセスが起動する

.htaccessを背呈すればwp-includes/ms-files.phpを経由せずtyokusetu Webサーバーで応答できる
子サイト追加したら設定を直す必要がある

静的ファイルに有効期限をもうける
クライアントのブラウザにキャッシュを保持してもらう

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そもそも.htaccess自体が重い処理
Apacheを使用していてhttpd.confが修正できるならhttpd.confを使った方がよい

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Appache以外のWebサーバーも試そう
ApacheはWordPressを動作させるだけなら不要な機能も山盛り

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Nginxの情報
公式サイトの文書をたいさんとをかもとさんで日本語化

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それでも負荷が高い場合
サーバーを多重化させてスケールアウト
Nginxなら簡単にスケールアウトできる

サーバー多重化時のWordPressコアソース、プラグインの同期は?
lsyncd辺りを使えばよい
詳細はブログで開設
http://dogmap.jp/EI

PHPの処理速度を上げる
WordPressはPHPで来j通されたアプリケーション
実行するたびに中間コードを生成
eAcceleratorやAPCは中間コードをキャッシュしてくれる

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さらに速度が必要な場合
中間コード生成元のPHPファイルが更新されたかのチェックを止める
ただしテーマファイル修正などの時に反映されないので気をつけて

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WordPressのObject Cache
よく紹介される手法は効果がない
bloginfo()を呼び出していようがいまいがMySQLへのアクセスは実行されている

object CacheはWordPressのプロセスが終わると破棄される
こにデータをmemcachedなどにキャッシュさせておくプラグイン(正確にはドロップイン)がある
Memcached Object Cacheなど

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PHPの実行結果をキャッシュ
毎回PHPで動的にページを組み立てるから処理に時間がかかる、ということで開発されたプラグインがWP Super Chacheとか
これらは有名すぎるので説明は省く
リバースプロキシを使えばこれらプラグイン使わなくてもいい

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WP Super CacheとKtai Styleの併用だとWP Super Cacheを止めている場合がある
ケータイのアクセスが多いと大変
NginxならUAごとにキャッシュできる

DB Cache Reloaded Fix
日本語リソースはをかもとさん
おかしい訳があったらおしえてね

MySQLに発行されたSQLクエリーの処理結果をディスク上にキャッシュ
ただしクエリー数が減って処理速度が上がることもあるので気をつけて

MySQLサーバーのチューニングも大事

クライアントのチューニングはハイパフォーマンスWebサイト読んでね

時間がないので説明あまりできないけどスクリプトの重複だけは気をつけてね

資料は
http://dogmap.jp/wckobe2011/

ターゲッティング
藤田誠さん

メディアプロデューサー
メディアを事業開発から黒字化まで
そういうことがやりたくて会社作りました
最初はライブドア
メディア事業の営業責任者をやっていた
自分がやりたいステキなメディアを支援したくて作ったのが今の会社

ターゲッティングは5年目
持続可能な運営モデルを支援する
サイト作る人は営業したくてつくるわけじゃない
作る人は作ることに専念してもらう
個人でも発信力がある人はメディアだと思う
WordPressのようなツールでそういうことが可能になった

具体的な事例
小学館とCanCamのサイトやOggi.TVなど
サイト自体は作ってないがNEWSポストセブンやWebSPA!なども
NEWポストセブンはWordPressでも成功しているサイト
らばQもサポート。My VAIOも

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堀江貴文のブログでは言えない話やブログ、Twitterなどの運用も支援

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メディアの収益化のための施策
マーケティングの4Pとかいう言葉がある
メディア自体を製品としてとらえ、その中で売れる広告を商品と呼ぶ
だれにどんなかたちで売っていくかを考えるのが我々の仕事
メーカーがやっているようなマーケティングをすべて取り込んでいこう

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持続可能なメディア運営体制構築に必要なこと
最初の気合一発だけでは続かない

事業目標の設定(PV、UU、売上)

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目標達成のための各種KPI設定
豪華なサイト作っても人が来ない
細かい中間目標指標を作って一歩一歩階段を上がっていこう

そして高速PDCAサイクル
高速でまわすことが重要

それをきちんと測定、パフォーマンスを見ていく
具体的にはAnalyticsを使う

一番大事なのはガッツ
運営者に気合が入っているとサイトは伸びる
それがいままでの経験

実際にPV上げるにはどうすればいいか

PVを因数分解する
構成要素はなんだろう
PV=訪問者数×セッションあたりPV×訪問回数
PVを1.3倍は大変
でも細かく要素を分解してパフォーマンスを上げると実現できたりする

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具体的に何をしているか
訪問者数
主要サイトのトピックス掲載
キャッチーな名前をいかにつけるか
ソーシャルメディアでの話題づくりも

セッションあたりPV
サイトを訪問したら次も見たくなる
おもてなし力

訪問回数
ターゲットユーザーのお気に入りメディアになるための施策
ユーザーは24時間しかない
ライフタイムの「ある一角」を獲得する

WordPressの役割とは
とくに強調したいのはセッションあたりPV
次も読みたくなるおもてなし力
高速でPDCAまわす時にできるだけ無料で他社も使っているものがいい
WordPressの資産、世界観はすごい

日本のメディアを海外展開
Movable Type使っているギズモード
日本のコンテンツもアジア圏を中心に価値の高いものもあるということを考えると
CMSとしてのWordPressは現地の人間が使う時にもいちいち教えなくていい
そういうところにも可能性がある

Technoratiのトップ20ブログのプラットフォーム
WordPressが9と最多、MTは3
CMSとして広まっている


WordCamp Kobe 2011取って出しレポート” への4件のフィードバック

  1. But the Kinect doesnt have much to offer to be honest and Plus Sony doesnt have much ideas compared to Nintendo and Microsoft..

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