プログラマー気分が味わえるNintendo Switchのパズルゲーム「ヒューマン・リソース・マシーン」は非エンジニアにもおすすめ

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

プログラミングにあこがれる非エンジニアにとって、まるでプログラミングしているかのような気分になれる本作はぴったりかもしれません。主に自分のことですが。

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ヒューマン・リソース・マシーン|Nintendo Switchソフト|任天堂 https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000000753

ジャンルはパズルゲーム。与えられた命題に従って、左に流れてくる数字をプログラミングの要領で処理して右へ流していく、というプログラム要素を持ったパズルゲームです。画面を見るとなんとなくどんなゲームか把握しやすいかな。

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興味ある人はこちらの紹介動画もどうぞ。

ゲーム自体はプログラミングの知識がなくても論理的な構造が理解できれば問題なし。敢えて言うならExcelのIF関数くらいは理解できているとちょっとプレイがしやすいかもですが、使えるプログラミングの処理もゲームを進めるに従って増えていくので、あまり気にする必要はないかな。

サラリーマンに見立てたストーリー仕立てなので、年数に応じて仕事のレベルが上がっていきます。ステージもかなりたくさん用意されており、1,000円という値段からするとお得感は高め。

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答えは解けばいいというものではなく、いかにプログラムの行数を少なくするかというステージも用意。

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また、クリアしたときにプログラムの最低行数を教えてくれるので、「え、あと2行縮められるの……!?」みたいにプログラムをより効率化していくのも楽しい。

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プログラミングとゲーミフィケーションは個人的にも相性いいなと思っていたのですが、いっそのことプログラミングをゲームそのものにしてしまうというのはなかなか面白いアプローチ。もちろんプロの人からするとこんなものはプログラミングと呼ぶレベルにないのかもしれませんが、プログラミングがどんな処理をしているのかという片鱗くらいは体験できるのではないでしょうか。むしろ現役プログラマーがこのゲームどうおもうのかも知りたいところ。

と、手放しで褒めているように見えますがいくつか課題もあって、一番困っているのが日本語訳がひどいところ。本作はPCやiPhoneでもリリースされているのですがそちらは英語版で、Nintendo Switch版のみがフライハイワークスによって日本語化されています。

日本語化自体は嬉しいのですが、いくつか設問の意味が読み解けない文章がちらほらあって、そもそも何をしていいのかもわからない。

例えば下記の問題は、「パネルが2つごとに逆になるように」の意味がまったく理解できなかったのですが、これ用はパネルを2つずつグルーピングし、そのグループの中で逆にするという意味でした。下記の画像で言うと、最初が「4」「5」なのでこれを「5」「4」にして運び、次のパネルは「7」「8」で並べるということなんですが、この説明ではまったく理解できずかなり苦しみました……。

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こんな時事ネタ入れる余裕があるくらいならもうちょっと設問の日本語訳をがんばってほしかった……。

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また、操作は本体のタッチパネルかJoy-Conかを選択できるのですが、Joy-Conの場合はスティック操作はではなく、本体のジャイロを使ってマウス感覚で画面を操作します。

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要はWiiリモコンぽい操作なのですが、Wiiリモコンと違って赤外線がなくジャイロだけで操作するためにカーソル移動の精度が低い。また、Joy-Conはどちらか1つしか使えず、もう片方は本体と切断されるために、両側の機能を使おうとするとなかなかやっかい。

例えば右側のリモコンを使っていて、左側リモコンのスクリーンショット機能を使おうとするといったん右側リモコンの接続が切れてしまい、再度リモコンのキャリブレーションからやり直しになる。まあスクリーンショット撮らなければいいだけの話ではありますが、片方しか操作には使わなくても両側接続しておいてくれると、スクリーンショット撮影魔には嬉しいところです。

また、タッチ操作も画面をスクロールしたいだけなのにうっかりプログラミング部分触ってしまって勝手に入れ替わってしまうと言う操作ミスが頻発するUIなので、ミス防止という意味ではまだJoy-Conのほうが使いやすい。このあたりスクリールエリアとプログラミングエリア別にして置いてくれたらよかったんだけど。

あと細かいところで画面表示が雑。これとか文字が切れてるしね。テレビの画面表示切り替えても直らなかったのでこれはソフトそのものの問題な気がします。まあだいたい読めるんでさほど問題ないけども。

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あとまあこれは仕方ないかもだけど、プログラミングが長くなって画面に収まりきらなくなると脳内だけで考えるのが大変になってきてつい紙がほしくなる。それやったらちょっと粋ではない気がしてがんばって画面のみでやってるんだけど、ステージ進んだらいよいよ紙で考える時も来そうかな……。

荒いところもありつつ、プログラミング要素を活用したパズルゲームとしては結構面白い。ゼルダをクリアして次は何で遊ぼうかな、と思っている人に、1,000円というお手頃価格でプレイできる本作はちょうどいいかもしれません。

ヒューマン・リソース・マシーン|Nintendo Switchソフト|任天堂
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