久々のドコモ機種でありますSO905i、大変に愛用しております。売上ランキングに全然入らなかったり、2ちゃんねるでも「人気がない」と悲観的な人がいますが、自分がつかって気に入っていれば問題なし。
全モデルがほぼ同等の機能を乗せている905iシリーズの中で、SO905iの特色の1つといえばAV機能。中でも音楽機能が秀逸で、MP3もATRAC3もWMAも対応している上に、ドラッグ&ドラップによるマスストレージでも音楽を再生できるのでかなり便利。
しかし、ちょっとした勘違いをしていたことにこの記事読んで気づきました。
MP3データは、転送時にATRACやWMAに変換することなく直接再生できた。「microSDモード」でPCとUSB接続すると、SonicStageからmicroSDへMP3ファイルをそのまま転送できる。
「SO905i」の“ここ”が知りたい(3):MP3は直接再生できる?──「SO905i」 – ITmedia +D モバイル
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0802/04/news092.html
なんだってー! てっきりWMAに変換しないといけないとおもってた!!!!
SO905iはUSBモードを複数持っていて、通信モードとATRACモード、MTPモード(WMA用)、MicroSDモード(マスストレージ)にそれぞれ切り替えてつかうのですが、実際にはMicroSDでもSonicStageやWindows Media Playerでも転送できた……。というよりATRACモードだとATRACに、MTPだとWMAに変換して転送、という表現のほうが正しいかな。
さらにWindows Media PlayerはMTPだとプレイリスト転送してくれますが、MicroSDモードだと楽曲だけ転送でプレイリストは転送してくれませんが、SonicStageだとMP3のままプレイリストつきで転送できるのでかなり便利。
ただし、SonicStage自体はプレイリストの扱いが甘くてかなりつかいづらい。iTunesだったらプレイリストをまず作成し、そこに楽曲を登録できるのに対して、SonicStageはまず楽曲を登録してからプレイリストに改めて登録するという二度手間が必要。しかも同じアーティストならともかくシングルでたくさん借りてきてアーティストもバラバラってときにはその仕分けも面倒。仕方ないからSonicStageに登録した時間順にソートしてまとめて登録、という手段取ってますが、これがSonicStageに登録した時期が異なるシングルをプレイリストにまとめようとしたらえらい手間でっせ……。しかし、余計な変換なくMP3のまま転送できることを考えるとつかう価値はありかな。
そんなこんなで最近はミュージックプレーヤーを携帯電話にする生活が続いていますが、当初思っていた「機器が1つで済む」ということだけではないメリットが見えてきました。
1つはメールや音楽の取り逃しがなくなること。移動中なんかはメールや電話で着信しても気づかないことが多くて、大事な連絡待ってるときは手で握りしめたりしてたんだけど、携帯で音楽を聴いていれば着信がイヤフォン経由から流れるので気づかないということがなく、待ち合わせにも便利。
また、SO905iだとマイク付きイヤフォンがリモコン代わりになることもあってマイク付きイヤフォンつかってますが、そうすると自然に電話もマイクで出ることに。それまではマイク付きの電話って違和感があったんだけど、必然的につかうことになるとこれがまた便利です。もう手で電話機もってはなすのがばかばかしくなるくらい。
携帯電話に集約することで操作しやすいのもメリットで、今までは携帯でメールしながら「あ、この曲早送りしたい」と思ったら携帯を閉じてプレーヤー取り出して早送りしてからプレーヤーをしまい携帯を改めて取り出す、という動作が必要でしたが、携帯ならそれがすべて1つでOK。とくにSO905iなら折りたたみを閉じれば表面でボリュームや早送りが操作できるのでさらに便利です。
懸案だったバッテリーもかなり持ちがよく、音楽聞いてるだけで電池が切れて困るということはほとんどありません。ワンセグとかフルブラウザをつかいまくるとさすがに厳しいですが、音楽だけならほとんど電池はきにしなくていいんじゃないかな。少なくともAdvanced W-ZERO3[es]よりよっぽど電池の持ちはいいです。悲しいことにね……。
SO905i自体の音楽機能がかなりよくできていることもあり、ワンセグや動画、電話やカメラなどをつかうときはいったん音楽が自動で止まるんだけど、それを終了するとまた自動で音楽が再開する。電話鳴ったから音楽止めなきゃ、そして電話終わったからまたイヤフォンセットして音楽聞かなきゃという動作が、音楽と携帯が1つになることですべて凝縮できるのは、単なる1+1ではない効果ですね。
とはいえ難点もいくつかあって、1つはどうしても同時起動アプリが制限されること。音楽を聴いていてブラウザ見てたらメールが来て、それに返信したいというのは割とよくあるシチュエーションだと思いますが、SO905iだとこれができず、ブラウザか音楽を止めなきゃいけない。ブラウザ止めると後が大変なので音楽止めてますが、メールのやりとりが頻繁になるとこの操作が結構おっくうになります。もうちょいメモリ容量があればこのあたりは改善されそうなんだけど。
また、メールの着信音がかならず聞こえるというのは、逆に言えばメールが来た時はかならず音楽が途切れるということ。個人的にはメールがきたときくらいは音楽止まっててもいいかなとあ思いますが、そこは人それぞれですかね。あと、前述のようにブラウザ開きながらだと音楽を落とさざるをえず、その間ずっと音楽が聞けないのはちょっと寂しいかなとは思ったりしますがこれもまあ個人的には許容範囲。
携帯と音楽が組合わさると新しい便利が生まれるということは実感したので、あとはそれがさらにつかいやすくなるといいな。SOシリーズはこのまま音楽機能の充実はかっていただいて、基本的なアプリを立ち上げたくらいじゃ音楽落とさなくてもいいようなメモリ仕様にしていただけるとうれしいなと思います。
@chakorin0901 こんなんもかいてました http://blogging.from.tv/wp/2008/02/14/62