Last.FMライクなマンガSNS「コミックダッシュ!」試した

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

 前に「マンガSNSが欲しい」と書いたときに教えていただいた「コミックダッシュ」。その時はまだ登録してなかったんですが、「そういやとめはねっ!の3巻まだかなー」なんて思ったタイミングで登録してみました。

「マンガSNSが欲しい」2007 – カイ士伝
http://blogging.from.tv/kai4den/archives/000676.html

 コミックダッシュは自分が購入したマンガを登録しておき、同じマンガを購入していたり、マンガの傾向が似ている人を紹介してれるSNS的機能を持ったサービス。いわゆるLast.FMに近いサービスで、確かにこれは自分が求めていた方向性のサービスかもしれないと思いました。

コミックダッシュ! – 漫画(マンガ)/コミックの蔵書管理と新刊チェックをサポートする総合サイト
http://ckworks.jp/comicdash/

 ただ、実際に使ってみるといくつか課題を感じたところもあったのでちょいとメモ。運営者は個人ということでなかなかすべてに対応できるわけでもないでしょうし、当然気づいていることながら手が回っていないだけということもあるかと思いますが、かなり方向性は面白いサービスだったので期待を込めてのエントリーです。

 まずはこのサービス利用までの流れ。基本的には「自分が購入した本を登録」することが重要なんですが、ユーザー登録はかなりの勢いで入り口が宣伝されているものの、いざ登録してみると何していいかわからなくてちょっと途方にくれました。

 実際には自分の持っているマンガを検索してそのマンガを登録する、という流れなんですが、ログイン直後はそのガイドがない。また、「所有シリーズ」という項目をのぞいても「所有コミックはありません」と表示されるだけ。ログインしたら「まずは手持ちのマンガを検索してみましょう」と表示したり、所有シリーズのところも登録がゼロなら「マンガを登録しましょう」という誘導が欲しいなと思いました。

 あと、コミック検索の画面でAmazonがデカすぎw。検索するとマンガのタイトルと画像が出るんですが、そのどちらもリンクがAmazonに飛ばされてしまう。正解はタイトルや画像ではなく「シリーズを見る」という文字なんですが、直感的な操作でいくと確実にタイトルか画像をクリックするんじゃないかな。マンガを登録したいのにAmazonが表示されてしまうのはその先を使う気がちょっと失せてしまうかもしれないと思いました。Amazonは登録時には控えめにしておいて、友達のおすすめマンガで買わせる仕組みの方がユーザー心理的にはよいのかなと。

 一番のポイントはこのサービスの対象が「購入したマンガ」であること。それはもうコンセプトだから仕方の無い部分もあるかと思いますが、自分なんかは家のスペースをとってしまからコミックはあまり買わず、雑誌でチェックしているのが多数なんですね。だから面白いマンガだからといってコミックで持っている訳ではないので、「持ってないけどチェックしてます」という項目があるといいなあと思った。だっていまきちんと買ってるマンガって「とめはねっ!」「リアル」「大東京トイボックス」しかないんだもん……。

 という点を指摘しつつも、サービスのコンセプトはかなり面白いし自分が期待している方向性でもあるのでもうちょっと使ってみようと思います。持ってないマンガでもチェックしてるやつだったら無理矢理リスト作っちゃおうかなあ。


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