携帯電話には通信ケーブルが便利

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

 ケータイ会議2のモニター仲間うちで、通信ケーブルの有用性について話があがっていたので軽くエントリ。

 まずはじめに、通信ケーブルは大きく3つの役目があります。

  • PCとつないでデータ通信(通信モード)
  • ミュージックプレーヤーの楽曲転送(MTPモード)
  • データ転送(microSDモード)

 このうちデータ通信はパケ・ホーダイの対象外だし、PCデータ定額プランは音声端末のプランと併用できないのでほぼ使うことはないでしょう。ミュージックプレーヤー機能もiPodとかウォークマン持っている人にはほとんどいらないかな。

 というわけで残る1つのデータ転送なんですが、このためだけにでも通信ケーブルはオススメしておきたい。特にmicroSDに保存したデータを外に取り出したい、という人にはうってつけです。

 というのも、携帯電話の接続モードを「microSDモード」にすると、本体内のmicroSDカードをさながら外付けメモリ感覚で使えるから。

 本体に保存した写真なんかを取り出すにはメールで送ったり、もしくはmicroSDを取り外して本体のカードスロットに装着する、なんて手があると思いますが、前者は容量に限りがあるし複数ファイルがあるときは面倒。後者はmicroSDを毎回とりださなきゃいけないのが結構大変。スマートメディア時代に比べれば頑丈になったとはいえ、傷つけてデータ読めなくなっても困りますし。

 その点ケーブル経由であれば。中のmicroSDを取り出すことなくデータをPCに取り出せる。USB経由でのリムーバブルディスクとして認識されるから、WindowsでもMacでも問題ありません。また、家のカードリーダーがmicroSDに対応していない場合、SDカードアダプタなどを装着することになりますが、ケーブル経由であればこの手間も省けます。

f906i_usb  f906i_usb_mac

 なお、直接ケーブルとは関係ありませんが、microSD用の各種ユーティリティも便利。たとえば富士通製の携帯電話であれば、SDユーティリティが使えます。

携帯電話(SDユーティリティ) – FMWORLD.NET(個人) : 富士通
http://www.fmworld.net/product/phone/datalink/sdutility/

 micoroSDはUSBメモリ感覚で使えるとはいえ、保存したファイルは一定のルールに従わないと携帯電話で認識されません。動画は「MOL0001.mp4」と名前をつけないといけない、みたいな。

 その点このユーティリティを使えば、自動でそうしたファイル名を処理してくれるので、そんなことを気にせずデータを転送できます。これはカードリーダ経由でも使えるのでUSBケーブルに限ったことではないのですが、ファイル名のルール自分で調べるよりはだいぶ楽かと。

?さらに動画と音楽に関しては、タイトル編集のできるこんなソフトもありますのでよろしければー。

みゅーぽん: Kpon.net
http://kpon.net/mu

 ケーブルについてはドコモの純正だと充電機能なんかもついててオススメ。まあ他社製でも充電機能ついているものはあると思いますが。純正ケーブルについてはこちらのエントリもドゾー。

【F906i】USBケーブルでmicroSDリーダー化 – エアロプレイン-
http://airoplane.net/2008/06/24/f906i-usbcable.html


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