忘年会議 最終章参加してきた&サプライズしてきた

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

先週末、7年の歴史に終止符を打った忘年会議に参加してまいりました。

『忘年会議 最終章』へのお誘い! – IDEA*IDEA ? 百式管理人のライフハックブログ
http://www.ideaxidea.com/archives/2009/11/bounenkaigi_2009.html

今でこそブログを通じてネット関係の知り合いも増え、こういうイベントに顔出しても顔なじみのメンバーが必ず誰かしらいる、という状況になりましたが、そうしたネット界隈の友達が増えたきっかけとして忘年会議は非常に存在が大きかった。

初めて参加したのはまだ忘年会議が無敵会議だった2004年。おりしもちょうど忘年会議のテーマでもあった検索をテーマにし、Yahoo! JAPANがスポンサードした「検索会議」からでした。

「検索」をテーマに全員で会議する「無敵会議」第10弾?検索をより便利に、これまで不可能だった検索を可能に?
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/7238.html

それまでは発表会みたいなものの取材って企業が主催するものばかりだったけど、このイベントはいろいろ目から鱗で、企業ではない個人のほうがよっぽどネットに詳しく先端事情に明るくて、そして話す内容も非常に面白いと言うところに大きな衝撃を受けた記憶が。常に最先端の情報に触れていたくて出版社に転職を決めたものの、「結局情報収集は自分から積極的にやらなければいけない」と思ったのはこのイベントが大きな存在だったと今でも思います。

その時は取材だったので全員参加型の会議には参加できなくて、それがすごいうらやましかったので、その年の年末の忘年会議は仕事ながらも会議に参加させてもらい、自分の個人ワークが採用されたグループ案が優勝しました。あれは嬉し恥ずかしかったなあ、賞品提供したのにそれに当たってしまったという・・・・・・。

そして、会場投票で選ぶ、輝かしい優勝作は、

SNSを使って住所が分からなくとも郵便物を配達できるという、

・Mixi+郵政公社= ソーシャル便

に決定しました。
Passion For The Future: 無敵会議最終回 超忘年会議 報告第2弾
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002747.html

その後もやっぱり個人参加が楽しいと思い、何度も何度も個人応募しているのにもかかわらず、イベント直前になるとBuzztumことヤフーの中西さんから「お前来るなら仕事しろよゴルァ」とに叱咤激励いただいたのは今もいい思い出です。そういや自分がネットの知り合いが増えたもう1つのきっかけは、今はなつかしキムタケオフで中西さんにGREEに招待いただいたことが大きくて、そういう意味では中西さんには足を向けて寝られないですね。

まあそんな思い出話はさておき、人生にいろいろ大きな影響を与えてくれた忘年会議がついに最終章ということでこれはもう是が非でもと申込み。合わせて「今までお世話になったお2人にサプライズでお礼しちゃおう!」ということで、かんさいさんとmemokamiさんと裏でどたばた動いておりました。

まずはサプライズその1ということで、巨匠まめこ先生による大作を、受付の隣で配らせてもらいました。

bounen.png

合わせて最後に渡すための花束を搬入しようと思ったら、会場から控え室が丸見えすぎるのでイベントが始まってドアを締めるまで入場できず外でオロオロ待つことに・・・・・・。おかげで冒頭の内容を少々聞き逃してしまいました。

冒頭かつ恒例の「独断と偏見によるランキング」は、私が投稿しましたテレビジンが8位に登場したらしい。らしいというのはその瞬間外にいて聞き逃したんですよね、すげえ残念すぎる・・・・・・。だれかテレビジン受賞のコメントとかわかる範囲で教えてくださいませ。

テレビジン α版 – いま盛り上がっている番組をガイドするテレビマガジン
http://tvz.in/

一応補足しておくと、このテレビジンは弊社のナンバーワンかつオンリーワン技術者の開発した個人サービスであります。自分もテレビ好きで、ドラマは毎クールチェックしてあーだこうだいうのが大好きなんだけど、ともするとネットってテレビの影響力やクオリティの高さがかろんじられることも多い。けれど結局テレビでTwitterが取り上げられたり、ラピュタが放映されるたびにネットは大盛り上がりになるわけで、やっぱりテレビはすごいと思うんですよね。

そういうテレビの盛り上がりをネットの声を使って可視化できるというのはすごい可能性を感じているサービスだったりするので、今回の忘年会議でこのサービスが評価されて8位に入ったのは個人的にも嬉しいできごとの1つです。

そして最後の忘年会議1位を飾ったのはモバツイッター。日本でTwitterが普及したのはなんといっても本人自ら「Twitterの最初のブレイクは僕なんですけどね」というほどに百式で取り上げられたことがポイントですが、普及を後押ししたのはやっぱり携帯で便利に使えるようになったモバツイッター。公式モバイルが登場しても機能的にまったくといっていいほどモバツイに叶わない状態であり、個人運営のサービスながらも日本のTwitterをモバイル面で支えてきたモバツイッターがきっちり評価されたというのはとても素晴らしいことだと思います。

ヤフーの検索データから見るトレンド紹介に続いては、ビッグなゲストである広瀬香美さんと勝間和代さんによる対談。自由奔放に話す広瀬さんとそれをなんとか対応していく田口さんとのやり取りに萌えつつも、広瀬さんのすてきな声と、変にネットずれしていない新鮮な視点にいろいろ感銘を受けましたはい。


Photo by F.Ko-Ji

そしてイベントの後半は全員参加型会議。昨年は別件があって参加できず、久々の会議参加なので楽しみにしておりました。


Photo by F.Ko-Ji

いつもの手法として「最近の流行を取り入れると受けやすいだろう」といういやらしい発想から逆算し、今回は3つくらい考えてグループワークに臨みました。そのうちの1つであるThis Is Itが採用され、なんとか最後の4グループには入り込めたのですが、まああれThis Is Itって言いたいだけのネタなのでちょっと申し訳なかったですはい。

他の2つとしては、基本的に「無駄なつぶやきを排除する」という視点はそのままに

  • 蓮舫がむだなつぶやきを中止または仕送りにしまくる「つぶやき仕分け」
  • つぶやきに費やした時間を計算し、「あなたは1日これだけの時間を無駄にしているんです」と灰色の男たちが詰め寄る「時間どろぼう」(ミヒャエル・エンデの「モモ」からインスパイア

というのを考えてたんですが、知名度アンケートを取ったところモモを知らない人がいるのはともかく、「蓮舫って何?」と無邪気に質問するアルファな人がいたために、全員一致で知っていたThis Is Itをテーマに持ってきた次第。でも懇親会で橋本さんと話してたら「つぶやき仕分け」が結構受けてたので、こっち持ってくれば良かったかも・・・・・・。と後で逡巡したのはここだけの話です。

そして時間はいよいよ最後に用意した大サプライズへ。会場の様子が当日までわからなかったのでかなりドキドキしていたことに加え、予想外に4グループに選ばれて前でスピーチすることにもなりドキドキは急上昇。かなり余裕がなくてあまり気の利いたことも言えませんでした。ああほんとは「僕は無駄なつぶやきなんてないと思ってるよ。怒ってるんじゃないんだ、愛だよ愛、L・O・V・E」くらいのことは言いたかったんだけどそれはそれでマニアすぎますね。

優勝作を発表し、ヤフーからの総評の後には中西さんにお願いしておき、サプライズとしてかんさいさんを紹介してもらい、かんさいさんの力作であるFlashを再生。Flashは事前にわかる範囲で忘年会議の参加者を調べ付くし、知ってる人はそれなりの手段、知らない人はDMだったり専用アカウントでフォローしてそれにフォロー返してくれた人にDMしたり、と地道な手段でメッセージを集めました。


Photo by F.Ko-Ji

また、どうやっても全員は事前に集めきれないと思っていたので、会場の受付ではイベント中こっそりメッセージを送ってもらうように書いた紙を配り、それをイベント中にかんさいさんが反映するという涙ぐましい努力も。かんさいさんはグループワーク中もその作業やってもらっていたみたいで、ほんとに今回はかんさいさんのおかげといっても過言ではないできばえです。

プレゼンの方向は個人的な提案でもあり、エヴァンゲリオンが大好きな田口さんをオマージュした「The End Of 忘年会議」に。しかしPCがフリーズするは、かしてもらった田口さんのPCがコマンド入力に最適化されすぎていてどこになにがあるかわからないは、F11押しても画面が最大化されやしないはでかなりテンパりました。あれF11キーをカスタマイズしてあったのかな・・・・・・。ちなみに会場で私が紫の格好&エヴァンゲリオン公式シューズを履いていたのはここにかかっていたのですが単なる自己満足レベルですはい。

プレゼンの終わった後には名プランナーであります脳内会議の中の人にお願いしておいた花束を贈呈。「花束よろしく」って言ってあっただけなのに、きっちり登壇者のブログの色に合わせた花束を作ってくるあたりはさすがですね。

「最後に会場の女性参加者がありったけ花束を渡しに行く」というのも個人的な思いつきでありまして、休憩時間にはテーブルを回りまくり女性にかたっぱしから声をかけるというナンパ行動をとっておりました。休憩時間ということもあって全員には声をかけきれていないのが大変申し訳ないですが、結果かなりの人数に参加してもらえて壮大なことになっていたので、思いつきながらやってみてよかったかな。


Photo by F.Ko-Ji

忘年会議の後は大事な大事な懇親会。しかしサプライズ準備や予想外のスピーチなどでエネルギー使いすぎたためか酒を入れる前からムダにテンション高くリミットが外れた状態になり、なんだか勢い良すぎていろいろ迷惑かけたんじゃないかと心配しています。次の日「こんなことしてたよ」と言われて記憶のない、というのは久々の体験でしたね・・・・・・。

サプライズ準備に夢中すぎて写真撮ったりもあまりできずテキスト中心のエントリになってしまい、持ち前の長文力でテキストだらけになってしまいましたが、最後に主宰のお2人にあらためて感謝を。このイベントは知人を増やしただけではなくて、自分の中で価値観を転換し、「個人でも企業を超えられる」ということを体感した大事な大事なイベントでした。きっと忘年会議が終わってもお2人は別の場所で活躍されていくと思いますが、今後も忘年会議チルドレンの1人としてお2人の活動を楽しみにしています。


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  1. 忘年会議 最終章参加してきた&サプライズしてきた – カイ士伝: 先週末、7年の歴史に終止符を打った忘年会議に参加してまいりました。『忘年会議 最終章』へのお誘い! ? IDEA*IDEA ? 百式管理人のライフハックブロ.. http://bit.ly/8t67zy

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