弊社社長ブロガー並みの長文タイトルで始まりつつ、Twitterでもちょいちょいつぶやいておりましたが、ブロガーズ・ラウンジより「レミレミ通信」からの案内として、レミパンの誕生10周年を記念した「アニバーサリーレミパン」ブロガーイベントにブロガーとして参加して参りました。
平野レミ自ら考案したというレミパンの存在自体はかなり前から知っていて、ふたを立てられたりふたをしめたまま水を入れられたりという利用者目線の機能が便利だなーと思いつつも、フライパンも鍋も買ってしまった上に週末のあいた時間くらいしか料理しない人にとってわざわざ購入するのはなあ……、というのが正直なところだったのですが、今回のイベントは参加者全員にレミパンがもらえるという話に加え、平野レミその人にお会いしつつ料理実演も楽しめるということで、前のめりで参加してきました。
イベントタイトル通り、今年はレミパンができて10周年ということで、10周年を記念した4色のカラーバリエーション「アニバーサリーレミパン」を数量限定で販売するとのこと。なんか最近、こないだ出たばかりだと思ったものが5周年10周年と時を迎えていて、しみじみ年を考えることが多くなってきたよ……。
レミパン10周年記念 数量限定 4色レミパン
http://www.remmy.jp/10th.php
アニバーサリーレミパンの「ミントブルー」「ピーチピンク」と従来モデル
イベントでは平野レミ自ら料理を実演するとのことで、会場内には仮設のキッチンがお出まし。設備がんばってますなー。
イベント冒頭は平野レミみずからレミパンおよび今回のアニバーサリーレミパンについてプレゼンしてくれたんだけど、これがもう予想以上の平野レミ節w。司会の話をちょいちょい遮りつつもとめどなく流れるレミトークと、それを一生懸命サポートかつコントロールしようとする司会の人とのやりとりがもうほほえましくもおもしろかった。
レミパンならふたを逆さにして重ねられて場所を取らない。IHも対応
レミパンのふたは「夫婦げんかの盾にもなるのよー」といいつつ、餃子作るときにふたから水を入れられる機能もアピール
アニバーサリーレミパンはカラーバリエーションが増えただけでなく、3つの機能も新たに備えたとのこと。耐久性はもちろん、軽くなったってのは料理する人には地味に嬉しいですね。
スクリーンとレミパン比べて「全然色が違うじゃない!」とスタッフ冷や汗モードの発言
レミパンは10年で160万個売れたとのこと。今回はさらに3つの機能をアップ
このあたりのトークは動画でがっつり抑えたのでご覧ください。いやイベント帰ってきてから改めてみても大変楽しいトークショーでしたw
YouTube – レミパンブロガーイベント 平野レミトーク
レミパンの機能紹介に続いては待ってましたの実演タイム。料理しながらも製品紹介の時と変わらないトーク量もすごかったけれど、それ以上に感動したのが料理のテキパキ進むスピード。説明のために火を入れる部分などは省いたところはあったとはいえ、30分で4品もの料理を完成させるそのスピードは圧巻でした。
アシスタントの女性を「この人8歳下の男性捕まえてんのよ」と冒頭からいじりまくり
こちらも料理の模様を動画で撮影したのでどうぞ。全29分の超大作となっております。いやーYouTubeの時間制限が解除されて助かるわー。
YouTube – レミパンブロガーイベント 平野レミ調理実演
話を聞いていてとても共感したのが料理の適当さ。これはとてもいい意味で、キャベツは包丁使わずに手をつかってちぎればよかったり、「だいたいでいいのよ。ごっくんしたときにおいしければ」という気楽さは、ついつい料理に気を張ってしまうタイプにはとってもいいアドバイス。その一方で「もやしは油に絡めておくと水分でないのよ」というワンポイントもあったり。毎日料理をしなければいけない主婦目線で考えられているレシピで、やたらこりまくった食材を使いたがる料理本や料理教室よりとっても好印象なレシピでした。
実演中に紹介された「とってもヘラ・トング」も興味津々。普通に使えばトングなんだけど、分離して2つのヘラになる、「取ってもヘラになるトング」というネーミングもさすがだけど、これもまたレミパン同様置き場所を最小限に抑える工夫だよなー。これはちょっと欲しくなったので購入前向きに検討します。
レミパンショップ 「とっても ヘラ・トング」
http://www.remmy.jp/RemiTong.html
なんか検索してみたらAmazonにもあったよ。勢いで買ってみるかなー。
楽しくも勉強になる実演時間はあっという間に過ぎ、できあがったのは以下のパエリア、レミパンシャキシャキ炒め、レミ醤、カキ餃子の4品。
パエリアは具材を全部入れて火を通すのではなく、ご飯と具材を別に作った方がおいしくできるとのこと。サフランも先に水で溶いておいてからいれたりと細かいアドバイスがとっても実践的。レミパンシャキシャキ炒めは前述の通りもやしを油でからめておくことで水分が出にくくなるとのことで、以前に水分ぬけまくりのシオシオもやし炒めを作ってしまった自分としても大変勉強になりました。
レミ醤はごはんやおかずに書けて食べるのがおいしそう。カキ餃子は大好物のカキに加えて、レミパンならではの蓋を閉めた水投入や、フライパンに敷き詰める餃子の置き方1つ1つが「これ作ってみたいな?」と思わせるレシピでした。
なお、上のレシピは1点間違いがあり、レミ醤で使う干し椎茸がシャキシャキ炒めのほうに印刷されてしまっているので、実際に作るときはその点をご留意ください。
【追記】正しいレシピいただいたので以下に画像で貼っておきます。拡大してご利用くださいませ。
大変おいしそうな4品なのですが、残念ながらこれらの料理は人数分行き渡らないとのことで、会場には振る舞われず。うー、せっかく目の前で見た料理が食べられないのは残念すぎるぜ……。
ということで会場には前もってスタッフさんが用意していた、レミパンで作った料理が振る舞われました。人数の関係上、冷めても食べられるものじゃないとだめなんでしょうね。まあここは自分で再現してみるしかないな!
おいしくご飯を食べた後は質疑応答と記念撮影。
この質疑応答も大変におもしろいやりとりだっただけではなく、最後は会場からのナイス質問によりその場で歌を歌ってくれるという場面も。もちろんながら動画で抑えたのですが冒頭がちょっと切れており、最初の質問は「ジップロックがお財布って本当ですか?」と料理にまるで関係のないハチヨンイズム編集長の質問だったこと補足しておきます。
YouTube – レミパンブロガーイベント 平野レミQ&Aと生歌披露
ほんとにおいし楽しいイベントでしたが、すばらしいと思ったのがレミパンもレシピも、本当に毎日料理を作る人の目線で作られていること。自分も週末時間があれば自炊にチャレンジしているんだけど、慣れない人には毎回毎回凝った料理するのはとってもた大変。でも今回のレシピはキャベツなんて手でちぎっていいし最後おいしければいい、といっけんぶっきらぼうなように見せて細かい味付けはきちんとしているレシピが、とっても日常で料理を作る目線になっていて素敵すぎました。
3月5日に公開されたというiPhoneアプリのレシピも同じ視点で、Twitterでつぶやいていた140文字のレシピを収録。Twitterで話題を集めた「バカのアホ炒め」や、今回実演したレミ醤も収録されており、さらにレシピによっては平野レミの音声ガイドを収録するというおまけつき。まあ大方の予想通り余計な雑談入りまくりの楽しいガイドになっておりますw
自分も以前より「簡単に作れること」をコンセプトにしつつ、同じ料理を再度作るときの備忘録メモに更新している料理ブログがあるのですが。
このiPhoneアプリのレシピも、もともとが140文字ということもあってiPod touchの1画面で全部がわかるシンプルさがとってもいい。メニュー自体も手をかけないでさらっと作れることを意識しているものが多く、コンセプトに大変共感しまくったので有料350円ながらさくっと購入してみました。これ使って週末に1品くらい挑戦してみたいですね。
iTunes App Store で見つかる iPhone、iPod touch、iPad 対応 平野レミの「つぶやきごはん」
http://itunes.apple.com/jp/app/id421352977?mt=8
レミパンというアイテムだけにイベント参加者は女性が中心だったけど、この手軽に作れて簡単に片付けられるレミパンと、140文字のシンプルレシピなiPhoneアプリは、むしろ料理をしてみたい男性のほうが向いているかもしれない。肩肘張らずに料理を楽しみつつ、生活の中に料理がとけこんでいくこのアイテムは女性だけでなく男性にも試して欲しいアイテムだと思いました。
イベント終了時には約束通り参加者1人1人がレミパンをゲット。しかも中をあけるとレシピには平野レミのサイン入りというサプライズ! ただここは贅沢言うと表紙だとサイン消えちゃうから内側に欲しかったところだけどね……。俺のサイン開けたらもうかすれてたからさ……。
とはいえ本命はレミパンそのものであり、もともと欲しかったレミパンをいいタイミングでゲットできただけに、自炊生活を活性化させていきたいと思います。とりあえずカキ餃子と蒸さない茶碗蒸しは必ず作りたい!
“「作る人」目線のレミパンと平野レミ「つぶやきごはん」iPhoneアプリは女性だけでなく料理初心者の男性にもぴったりかもしれない” への1件のフィードバック