ご本人は軽いノリだったのにここまで騒ぎになってびっくりしてるだろうとは思いつつ、ちょうど年末年始につらつら考えてたことのいい機会なので。
この手の会社名を利用した、どーでもいい退職エントリ、いい加減無くならないかな。会社名除いて読んでみると、はっきりいって個人の日記レベル。
◆はてなを退職しました – ninjinkun's diary http://t.co/MoQ2UjjU0E— ITマンモス (@itmammoth) January 6, 2014
こんなツイートがつい先日はてな界隈を中心に話題になっていて、「いやそもそもブログなんて個人の日記だろ」という言及をたらふく受けてたのですが、きっとこういう意見が出るほどブログというものが個人の日記っぽくないものになりつつある指摘としてなかなか興味深いなあと。
もちろんツールなんてルールにのっとって使う限りにおいて使い方は自由だし他人に強制されるものでもないけれど、なんだかんだと10年くらいブログに接してきた立場として思うのは、日記にもなるし小説を書く場にもなるし論壇にもなり得るし、そうした間口の広さこそがブログだと思うので、あんまり形にこだわらずどんどんいろんなこと書いていって欲しいなあ。
そもそもがブログというのは「Weblog」なわけで、ログとして成立するにはさまざまな情報が網羅されている必要あるので、今日は何食べたとか天気良かったとかも自分のなかに記録として残したいものならどんどん残したほうがいい。そんなの誰の役にも立たないよって思うかもしれないけれど、友達が何かしら日記書いているの見てるだけで「ああ元気してるな」って伝わるし、何か食べてる情報見て「ああそれおいしそう、今度食べよう」なんてきっかけにもなったりするし。
はてなブックマークとかばかり見ているとブログって論壇系のように見えてしまいがちだけど、友達のブログとか見ていると普通に子供の成長記録だったり毎日の記録だったり大好きな彼氏を思ったラブラブブログだったりするブログもいっぱいあって、そういうブログはもちろん自分たちのためにもなるけど1つのコミュニケーションとして友達も楽しめるし、PV狙いで内容やタイトルばかりが高度に釣り化しがちなブログよりも、僕は友達の生活が見えるようなブログが楽しみだったりするので、あんまりブログに高いハードル求められる世の中はせつないなーと思う次第です。
一方でそれはブログのUIをなんとかしたらだいぶ改善されるのではないかと思いつつ、論壇化するブログの場所もあったらそれはそれでいいと思うのですが、はてなブックマークはこうやって気軽につぶやいた人まで論壇に巻き込んでしまうので、もうちょっと「おれ論壇に参戦したいんだけど」と鼻息荒い人たちだけで構成されるような場所があるといいのかもしれないですね。
そんなこんなで2014年もはっきりいっておもしろかっこいい感じでブロギングしていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
とまあそんなことを書いているタイミングでこんなエントリーを読んで胸を打たれた。
何度もかいてるけど、年齢や性別、容姿、性格、そんなのどうだっていい。ライブをみにいける体があるだけで十分なんだよ。
行きたい!って思ってくれる意思があれば、それだけでいいんだよ。暗い話|でんぱ組.inc最上もがオフィシャルブログ「もがたんぺぺぺ」Powered by Ameba
http://ameblo.jp/mogatanpe/entry-11744336507.html
この言葉を借りるなら自分のいまの気持ちはこんなかんじですかねー。
何度もかいてるけど、年齢や性別、容姿、性格、そんなのどうだっていい。ブログを書ける体があるだけで十分なんだよ。
書きたい!って思ってくれる意思があれば、それだけでいいんだよ。