今年で3回目を迎える大江戸日本酒まつり、3年連続参戦して参りました。
大江戸日本酒まつりのブログ
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大江戸日本酒まつりは昨年まで神田明神の中で開催されていたのですが、昨今の日本酒ブームで参加人数が増えすぎたのか、今回は神田駅前に場所を移しての開催。今までの神田明神で開催されていた回はこちらをご覧下さい。
神田明神の境内で日本酒が飲める「大江戸日本酒まつり」行ってきた – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/10/10/11437神田明神と日本酒のコラボ「大江戸日本酒まつり」今年も行ってきた – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2014/10/14/13493
前売り券を握りしめていざ出陣!
今回は「大江戸東京まんまん祭り」というイベント内での開催、という位置付けになっているためか、出囃子なども行なわれていました。
開場からやや遅れていくと受付はすでに大渋滞。もうかなりの人気イベントになってるんだなとしみじみ。
安定の日本酒セット。おちょこを置く場所だけじゃなく購入した食べ物を置くスペースまで配慮されたトレイがありがたい。
そして2015年モデルのおちょこ。これもうおちょこというよりぐい飲みサイズですな。以前からこのイベントのおちょこは大きめだったのですが今年はさらに大きくなった感あります。
開場直後だというのに開場は大混雑。
まずは知人がお手伝いしているという中井 玉寿司へ。
今年からお会計は電子マネーが導入されました。ただし、お店によっては使えなかったり、使えるはずだったのに故障だったり急遽取りやめたりという場所もあって、必ず使えるというわけではありません。電子マネーが使えなかったお店の人にそれとなく聞いてみたら「手数料がね……」とのこと。電子マネー使えると思って財布持ってこなかった人が怒り出すシーンとかも見受けられたので、いっそのこと現金だけのほうがスムーズなのかもしれません。哀しいですけど。
そんな余談はさておき記念すべき1杯目は悦凱陣から。
イタリアン海老春巻きとの組み合わせ。1杯目からこんなに濃いめのお酒でいいのかというどっしり感ですが、こってり濃厚なイタリアン海老春巻きにとてもよくあう。
この春巻きほんとに美味しくてもう1つ食べたくなるくらいでしたがほかにも食べ物いっぱいあるのでがまんがまん。
続いて向かったのが「GEMINI by moto」と仙禽の組み合わせ。このイベントは有名店がそれぞれ日本酒の銘柄とコラボしているので、日本酒で選べば知らない店、お店で選べば知らない日本酒も楽しみやすいという仕掛けがとてもわかりやすい。最近こういう組み合わせのイベントも増えてきましたね。
どっしり冷やされた仙禽たち。
こちらのおつまみはいちじくブルーチーズハムカツ。
このハムカツ、チーズがとても濃厚で、そこにいちじくのほんのりした甘みが加わってこれまた美味。大江戸日本酒まつりはごはんもおいしいのが毎回嬉しい。
最初の2品が結構油っこかったので、ちょっとさっぱりしようかなと「musmus」の蒸し豚わさびへ。組み合わせるお酒は新潟の銘酒鶴齢です。
鶴齢のおすすめは? と聞くと「燗酒!」と即答。このイベントは全体的に濃いめのお酒が毎回多く、なので燗酒にしたほうがいい酒が多いのかほとんどのブースで燗酒を勧められました。
こちらが蒸し豚わさび。ほんのりわさび味に加えてキャベツが優しい味で、油っこいご飯を受け止めるにはぴったり。
次は名前にシンパシー感じまくるカイ燗。名前の通り燗酒が充実しているらしく、一度行ってみたいお店です。
こちらでいただくのは遠野のどぶろく。立て続けにお酒いただいていたのでちょっと休もうかなとソーダ割で注文。
そして出てきたお酒を見てびっくり。ソーダで割ってるのにこんなに濃いのか……。というかソーダで割ってちょうどいいくらいの濃さだったので、これソーダ割じゃなかったらとんでもなくヘビーなお酒だな。
カイ燗のおつまみは江戸前おから稲荷。稲荷の中がおからになっている、江戸時代の料理なんだとか。
稲荷に見えて中はあっさり。ご飯じゃないから割とさくさくたくさん食べられる。これちょっと今度作ってみたいな。
続いては鰻の高嶋屋。
しかし鰻はあまりにお高いのでここは日本酒の丹澤山だけをいただきます。
酒飲みの旅はまだまだ続き、続いては神田の酒趣。
日本酒は龍勢の「夜の帝王」。名前だけで注文しちゃいましたが、夜の帝王にしては優しい味でした。ヤンキーが雨の中で子犬助けてる感のある味。
ある程度お酒飲んだら頼もうと後半に回していた神田新八の酒かすすいとん。
このお酒に組み合わせるはひこ孫の「小鳥のさえずり」。
すいとんは思っていたイメージとは違って茶色い仕上がり。しっかりだしの効いたスープが日本酒ばかりの胃を休めてくれます。
イベントの最後は、毎回ゲストとして来ている太田和彦先生、尾瀬あきら先生を交えたトークセッション。マイクのボリュームが小さくて声が聞き取りにくかったのがちょっと残念。
会場が変わったことで多少雰囲気も異なっていたものの、相変わらずどっしり系の酒ばかり揃うという特徴は健在。神田駅前になったのは今年だけなのか今後もなのかはわかりませんが、次会の開催も楽しみにしています。