というブログを書く前に画像だけアップしてテキストは後からつけるスタイル。書きました。
というわけで12月6日に開催されたメルカリのブロガーイベントに参加してきました。SHIBUYA CASTってはじめていったけどあんなにおしゃれになっているのねえ。
「俺のメルカリ」がイベントに。勝間和代氏と「かくれ資産」を考えるブロガーズミートアップ開催(12月6日) | できるネット
https://dekiru.net/article/17271/
イベントでは勝間和代さんによるガジェットトークセッション、ブログ「ネタフル」のコグレさんとメルカリのまゆみんによるメルカリ活用術、みんなのかくれ資産調査委員会による「日本の「かくれ資産」実態調査発表! 」の3本立てだったのですが、今回はその中で本題とも言えるメルカリ活用術を中心にレポートします。
なお、個人的に一番おもしろかったのはブログでは取り上げませんが勝間さんのガジェット活用術でした。ブログは拝読しておりますが、ライブで聞くとなお面白い。あの人の発言したキーワードすべて理解できた人は果たして会場に何人いたのか、というくらい濃いガジェットトークでした。個人的なガジェットに対するスタイルもかなり似ているので勝手に親近感持ちましたよ。
そして本題。メルカリでは新刊の本がよく売れるので、発売したらすぐに買って2、3日で売るのがお勧めらしい。買った瞬間に出品すると発送までリアルに締め切りが設定されるのでますます読書がはかどるんだとか。
売れ筋商品としてはバッテリーや充電器がお勧め。特に充電器はなくしてしまった人、サブでもう1つ欲しいけど純正買うのは高い、という人にニーズがあるんだとか。
メルカリで人気のiPhone ラインアップ。価格帯的には3世代前である6、6sが人気らしい。そしてサイズの大きいPlusシリーズは人気なさ過ぎてこのグラフに名前が出ないほどなんだとか。Plus派としては悲しい話ですが、メルカリ売却をもくろむ人は画面サイズがオーソドックスなモデルがよさそう。
司会のまゆみんによるひび割れiPhone X売却エピソード。アップルの下取りでは2万円しないくらいの価格だったのに、メルカリだと69,000円で売れたというなかなかすごい話。
発送はジップロックに入れてネコポス用段ボール。精密機器これで送るとクレームあるのでは? と思ったけど意外にも発送方法はシンプルでもさほど文句はこないそう。買う方も発送の苦労を知っているからなんですかね。
中古でスマホを売るときはデータを消去した上に本体をクリーニングしてくれるサービスなんてのもあるらしい。なかなかいたれりつくせりですな。
メルカリといえば「値下げできませんか?」というコメントがめんどくさい、とい印象があったのですが、いまはこれがもうオファー機能として公式に提供されているんですね。公式提供することで過度な値下げ交渉だったり、売る相手が決まった製品を他の人に買われてしまう、みたいなことが防げるんだとか。
オファー機能の詳細はこちらをどうぞ。
オファー機能とは(出品者) – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
https://www.mercari.com/jp/help_center/article/493/
ユーザー同士のやり取りなだけに恐いのはクレーム。ただ司会の2人によればそこまでクレームがつくことは多くないとのこと。とはいえクレームは面倒な1人がいるとそれだけで辛いのでこの不安はわからないでもないのですが、ブログにしてもめるかりにしても、対人コミュニケーションが発生する以上ある程度のクレームは割り切るしかないかなーというのが個人的な感想。
メルカリは幅広い世代に活用されていて、小学生が自分で商品作って売ったり。
小学校1年生のメルカリで学ぶ『しゃかい科と経済学』(神田敏晶) – 個人 – Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20180920-00097583/
最近ではお年寄り向けのメルカリユーザーイベントも。この人達はみんなメルカリユーザーなんだそうです。
ユーザーサポートも拡充しており、11月にはユーザーの質問へ自動で回答するAIチャットボット機能をリリース。メルカリの質問はある程度テンプレで回答できそうなものが多そうなので、チャットボットは効率的なのかもしれません。やってることは本質的にFAQ検索と変わらないわけなんですが、チャットになるとちょっと使いやすいというのはこれもUI/UXのなせるわざでしょうか。
今後のリリース予定として紹介されたメッセージガイド。取引のとりにやり取りするメッセージでどんな文章を送るといいかというサンプルを提示してくれます。
そしてメルカリの発送がめんどくさい問題。そう、自分もこれが理由でメルカリそこまでやれないんだよね……。
やり取りに関してはお互いが匿名でやりとりでき、料金も全国一律で宛名書きも不要という「らくらく/ゆうゆうメルカリ便」を紹介。そう、この機能は使ったことあるけど本当に便利。コンビニ言ってメルカリだと説明するだけで宛て名も印刷して貼ってくれて、発送の手間という点では格段に楽になります。
そして発送したい商品を梱包する面倒さについては、最初から梱包資材を用意しておくと楽でいいよ、というアドバイス。これはまあその通りなんだけど、個人的に一番めんどくさいのは「発送したい商品にぴったりな箱を選ぶ」ことなんですよね……。特に自分が売りたいガジェットは大きめのものが多く、 宅急便コンパクトみたいな全国一律料金の箱に入らないことも多いので。
送料は箱の大きさで異なるのでできるだけ小さい箱にしたい、けどそんなにぴったりの箱ばかりじゃない。60、80といった定型サイズの箱だとちょっと幅が違って入らないとかいうときに、段ボールを切って工作したりするのも面倒だし、それだけの段ボールラインアップを家にキープしておく場所もない。
そして送料は出品の時に設定しなければいけないのも面倒で、梱包の準備して箱のサイズ調べて、そこから送料を設定するという作業を売れるかどうかわかる前からやらなきゃいけないのが最大のハードルなんですよね。
懇親会でも話したんだけど、製品の大きさによってカスタマイズできる段ボールみたいなものがあったりとか、送料については別設定にして、まあジャンルによってだいたいこんくらいの送料かかるよね、みたいなアシスト機能があればこのあたりの面倒さはだいぶ改善できるのにな、と思います。スマホだったらだいたいこのくらいの送料ですよね、みたいな。まあそもそも箱のサイズで料金変わるシステムが面倒すぎるってのもあるんですけどね。
ちなみにシモジマには箱の大きさをカスタマイズできる段ボールというのがすでにあるらしい。せっかくの浅草橋勤務という地の利を活かしてちょっと見にいってみますかね。
話を戻して、売れやすい時間の鉄板は22時頃。ただ、主婦向けの商品は全般的に売れるし、ゲームとかは深夜も売れる。そしてキャリア決済の上限がリセットされる毎月1日目も狙い目なんだとか。確かにこれ、メルマガとかで「決済リセット日!」とかいう宣伝も来るくらいだから効果あるんでしょうね。
ここからはメルカリのおもしろデータ3選。
1つめは流通総額が1兆円になったというデータ。それおもしろじゃなくてただのアピールじゃねえかw
気を取り直してここからが本題と思われる取引ブランドランキング。1位から4位までは売買どちらもブランドが一緒のようです。アップルとかナイキはわかるとして1位がユニクロってのがすごい。そもそも低価格な製品がメルカリでもっとも流通しているんですね。
そしてこちらは検索キーワード。売買ではなくあくまで検索、なのがポイントで、1位にアルミ玉が来ているのはヒカキンがYouTubeでネタにしたからだそうです。まあそういうイレギュラー系はさておき、子ども向け製品が全般的に多いのと、安室奈美恵みたいなタイムリーキーワードが入っているのが印象的。ここをうまく活用して「この時期はこのキーワードが検索されそうだから出品しとこう」なんてハックもありそうな気がしますね。
そして最後にOne more thingとして、出品画像を4枚から10枚に増加するというアナウンス。確かに製品画像少ないなとおもったのでこれは嬉しい。ただ製品紹介でリンク貼れないのが辛いんだけどそれはもうできるようになってるのかな。マニュアルついてないとか、使い方はWebみてね、ってときにリンク貼れるととても便利なのですが。
全編を通してとてもわかりやすいイベントでした。一通りメルカリを使ったことがあるとそこまで新しい情報があったわけではないのと、、個人的な「発送めんどくさい」問題は変わらずなのですが、新機能がいろいろアップデートされていっているので、この流れで自分が感じている発送のめんどくささが少しずつ改善されていくといいな。家の中の不要なものを整理するにはとても便利なシステムだし、メルカリに出したい製品は家の中に山ほどあるので、この面倒さを仕事と割り切ってこれからもちょこちょこメルカリしていこうと思います。
“イベント「俺たちのメルカリ」で紹介されたメルカリハックの数々” への1件のフィードバック