先日仕事で福岡行った際、前から気になっていたメルチャリを利用できるタイミングに恵まれたので、備忘録がてら使い勝手の感想をメモ。
アプリ自体はメルカリのIDがあればさくっと使えるしUIもわかりやすい。東京で活用しまくってるちよくることドコモ・バイクシェアに比べるとここは圧倒的にわかりやすい。
のだけどただ1点、自転車のある場所が所見だと意味が通じにくい。というのも画面内に数字の吹き出しの他に自転車マークの2つがあるので、「え? どっちで自転車借りれるの?」と迷ってしまう。このあたりは初回利用時だけ「このマークがメルチャリを利用できる場所ですよー」というのを説明するチュートリアルおいた方がいいのでは。
結果として正解は数字のある吹き出しマーク。グランドハイアット福岡付近には10台以上のメルチャリがありました。これだけ台数あると嬉しいね、と思ってたけど福岡在住の知人によると「今までは全然自転車がなくて、東京の実証実験が終わったタイミングで一気に増えた」とのこと。
借りるときはドコモ・バイクシェアに比べるとやや待たされるが、不満に思うほどではなし。ドコモ・バイクシェアだとタッチして解錠なのに対して一切触れずに解錠できるのはちょっと気持ちよさあるかも。
一方返すときというか、一時駐輪しておくときがなかなかやっかい。というのもメルチャリには一時駐輪という概念がなく、施錠=返却、になってしまうから。そして正しい駐輪場に置かれていない、本人としては一時駐輪のつもりのメルチャリも実際には返却扱いのため、他の人にそのまま利用開始されてしまう。冒頭で悩んだ自転車マークは、正しい駐輪場所ではない場所に置かれているメルチャリ、のよう。
つまりメルチャリ使って買物行って、お店から出てきたらその自転車がもう他の人に使われていて帰り道の手段失う、ということが現実として起きうるのです。福岡の知人も実際そういう経験があると言ってました。
自転車で目的地まで往復するというシチュエーションは割と当たり前に考え得ると思うのですが、どういう意図でこういう仕様になってるんだろうか。ドコモ・バイクシェア慣れしている東京でこれやったらクレーム殺到する気がするので、メルチャリの鍵とは別に物理鍵つけるれべるでもいいので何らか対応して欲しいところ。
総論として使うまでのハードルの低さは圧倒的にメルチャリが優位なものの、実際使うと一時駐輪できないという点で厳しい、という感想。あと東京で電動アシスト慣れしていると、平地とはいえ電動なしは思ってたより面倒でした。まあこれは自転車の台数を増やすときに種類返れば済むだけの話なので本質ではないですが。
最近メルペイの話ばかりであんまりメルチャリの話題が聞こえてこないのがさみしいところですが、東京エリアはもちろん地方へ旅行行ったときの交通手段としてもっとシェアバイクは広がって欲しいところのので今後の展開も期待しております。