発表即買いした+Styleスマート家電のファンミーティングに参加してきた

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

+Styleのファンミーティング、お誘いいただいて参加してきました。

MVIMG_20190926_200950

+Styleは独自のIoT機器やスマート家電を手がけるメーカーなのですが、8月末に発表したスマート家電が非常に魅力的で、思わず大人買いしてしまった……、という経緯はこちらのレビューに詳しく書いているのであわせてお読みいただきつつ。

【レビュー】即買いした「+Style」のロボット掃除機&スマート家電。手頃な価格と十分な機能-Impress Watch
https://www.watch.impress.co.jp/docs/review/review/1209793.html

タイトルは掃除機押しなのですが、個人的には後半で触れているアプリとユーザー管理がとてもよくできているのが魅力的。一般的なスマート家電アプリはだいたいユーザーアカウントが1つだけで、そのアカウントを使い回すかスマートスピーカー経由で共有するか、なんですが、+Styleのアプリは複数ユーザーでの利用が最初から想定されており、家電の操作権限をユーザーごと分けたり、1人がスマート家電を設定しておけば他の人は自分のアカウントにログインするだけで使えたりと、スマート家電ユーザー使ったことある人なら課題に感じるところが細かく対応されています。このできはほんとにすばらしい。

そして記事でも触れているロボット掃除機の「G300」は、+Styleのスマート家電ラインアップの中でも圧倒的に機能とコスパに優れているのが魅力で、各種センサーやSLAMによるルームマッピング、水拭き機能、そしてWi-Fiにスマートスピーカー対応と機能もりもりなのに価格は3万円台半ば。他社と比べるとロボット掃除機の代表格といえるiRobotのルンバは一番安いモデルの643が3万円程度で安いのですが、このモデルはWi-Fi非対応。Wi-Fiとスマートスピーカー対応モデルは最低でも5万円台からとかなり価格が高くなっています。

ルンバ本体 | アイロボット公式オンラインストア
https://store.irobot-jp.com/category/ROOMBA/

モバイルバッテリーで有名なAnkerもロボット掃除機を手がけており、2万円以下のモデルが販売されていますがこれらはいずれもWi-Fi非対応。ミッドレンジの「Eufy RoboVac 30C」はWi-Fi搭載で価格もG300と同じ、水拭きも対応していますがスマートスピーカーには対応していないようです。

Eufy RoboVac 30C | ロボット掃除機の製品情報 | Anker(アンカー)公式オンラインストア
https://www.ankerjapan.com/category/CLEANER/T2118.html

と、細かく比べていくときりが無いのですが、これだけ機能が充実して3万円台はかなりオトク。また、値段だけを見れば薄型モデルのB300は2万円を切る価格で入手でき、こちらもコストパフォーマンスはかなり高い。

結果として発表当日にロボット掃除機「G300」とスマートシーリングライト、そしてスマートカメラをまとめて大人買いしたのですが、いずれも使い勝手は非常に満足。繰り返しながら使用感の詳細は前述のレビューをお読みいただきつつ、使っていて気になる仕様や今後の展開について話が聞けたらな、ということで、すでに購入している立場ながらイベントに参加してきた次第です。

当日はちょっと遅れての参加だったので肝心のプレゼンが聞けなかったのが残念ですが、会場には8月に発表された製品以外にこれまで+Styleが手がけてきたスマート家電がずらり勢揃い。いずれも実機展示で動作を確かめられました。

MVIMG_20190926_201440

まずは気になっていたスマートカメラ。機能としてはほぼ満足なんですが、一点だけ、レビューでも書いた通りアプリを使ってカメラの映像をリモートで見ていることがカメラからはわからないんですね。映像を見られるのは基本的に家族だけ、のはずですが、とはいえ自分の映像がいつの間にか見られているのはあまり気持ちのいいものではないので、アプリからアクセスしているときはLEDが光るとか何らかのステータス表示が欲しいな……、と思っていたのですが、現状そうした機能はないとのこと。ひとまずユーザーニーズの1つ、ということでスタッフの方にお伝えしてきました。

MVIMG_20190926_203200

薄型モデルのロボット掃除機「B300」との細かな違いも教えてもらいました。本体の高さが低いのでソファ下なども掃除できる、ということ以外のメリットとして、こちらは水拭き用の給水タンクが大きいため、より広いエリアを水拭きできます。ただし、G300は水拭きと吸い込み掃除を同時にできるのですがB300は水拭きか吸い込みかどちらかを選ぶ必要あり。個人的にはまとめて掃除できるG300のほうが嬉しいかなあ。G300はタンクこそ小さいですが8畳とか10畳くらいの1部屋なら十分水拭き可能なので、いまのところそれより大きいタンクよりは水拭きと吸い込み掃除を同時にできる方が嬉しい。

MVIMG_20190926_203214

掃除の仕方についてもG300はSLAMという技術を使い、家の中の障害物などを認識して部屋のマップを作成するためより精度が高いのですが、B300は簡易的な機能にとどまっています。ざっくり言うと「迷路は壁に片手をついて進んでいけば必ず出られる」みたいなルールで部屋の中全体を掃除してくれる仕組み。精度はG300ほど高くないことに加え、部屋の地図を持っていないため充電ステーションがどこにあるかがわからず、掃除が終わったけど充電ステーションに帰ることができないでバッテリーが切れる……、みたいなことが起きやすい。まあ途中で息絶えるのもかわいさだったりしますが。

参加者・スタッフ含めてスマート家電ユーザーが多いので、会話もスマート家電のあるあるだったり「こんなスマート家電が欲しい」みたいな話題にも花が咲きました。スマートスピーカーやスマートリモコン使っている人にはあるあるだと思うのですが、テレビのような電源がトグルになっている製品って、電源オンと電源オフが同じ信号なので、電源を切りたいのに電源が入ってしまう、なんてことが起きやすいのですね。

これをなんとか解決するためのアイディアとして、スマートコンセントを使えばテレビの電源オンオフ状態がわかる、という話しを教えてもらいました。要はテレビが電源オンなら消費電力が高くなるので、そのデータをスマートコンセントが受け取って電源オンオフの状態を判別する、ということ。スマートコンセントには消費電力をチェックできる製品はあるのですが、その情報をトリガーにして他の機器を操作する、という連携機能を持ったスマートコンセントはまだないので、こういう製品が出てきたらテレビももっとうまく活用できそう。+Styleさん、ぜひ新モデルとしてご検討ください……!

ちなみに電源オンオフに限るなら、Chromecastを使えばきちんと電源オンオフの操作をつかいわけられるのですが、Chromecastだとチャンネル操作できないのでやっぱりスマートリモコン経由が便利。これ、テレビオンオフだけChromecastにして、チャンネル変えるのはスマートリモコンっていう使い分けはできるのかな。やってないけどちょっといろいろ試してみよう。

実際に製品の担当者とお話できていろいろノウハウも教えていただきとても楽しいイベントでした。そしてこれも繰り返しですが+Styleは本当にアプリとユーザー管理がよくできているので、家の中のスマート家電を+Styleに集約したくなる。ロボット掃除機も非常に満足度高いのですが、これを超えるような新製品の登場も楽しみにしております。


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください