速いは正義。ゲーミング向けハイスペックノートPC「Alienware m15」モニターした


デルのアンバサダープログラムで先日募集していたALIENWAREのモニタープログラム、先日参加して数週間ほどALIENWAREの15インチモデル「ALIENWARE m15」を試用してみました。

ALIENWARE m15
ALIENWARE m15

デル アンバサダー限定!ALIENWARE体験モニター募集中!
https://form.ambassador.jp/get/dell/ambassador/alienwaremonitor02

ALIENWAREはデルのゲーミングブランドで、ゲームが快適に動くだけの高いスペックが特徴のPCブランド。

ALIENWARE プレミアムゲーミングノートパソコン | Dell 日本
https://www.dell.com/ja-jp/gaming/alienware-laptops

今回なぜ興味を持ったかというと、普段自分が購入するPCのスペックとはある意味真逆の製品だから。ノートPCは持ち歩き用途として小型軽量モデルを選ぶタイプなので、必然的にスペックもサイズに合わせて抑えめのPCを買うことが多く、最近ではタッチ対応デスクトップ「VAIO Tap 21」、10インチクラスの2in1「Surface Go」の2台を場所に応じて使い分けていました。

爆安デスクトップPC「VAIO Tap 21」をSSD換装して新職場のメインPCにした – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2018/04/04/15494

【レビュー】自分の希望が“ほぼ全部入り”のSurface Go LTE。パフォーマンス不足は運用でカバー-Impress Watch
https://www.watch.impress.co.jp/docs/review/review/1178173.html

どちらも大きな不満はないものの、VAIO Tap 21はCore i 5とはいえ第4世代とそうとう古く、一方のSurface GoはPentium Gold 4415Yというモバイル特化のプロセッサを搭載しているため、お世辞にも高速とはいえないスペック。そんな中、高いスペックが要求されるゲーミングPC使ったら実際どのくらい使い勝手が違うんだろうな……、というのを試してみたくったというのが理由です。

今回モニターしたAlienware m15は、プロセッサは最新第9世代のCore i 7で、さらにグラフィック面でのスペックが高いHシリーズの「9750H」を搭載。メモリは16GB、ストレージは512GBと、普段自分が使うPCスペックから比べるとかなり豪華。

ALIENWARE m15のスペック
ALIENWARE m15のスペック
ストレージは実利用量が461GB
ストレージは実利用量が461GB

Tobii視線追跡機能搭載Alienware m15ゲーミング ノートパソコン | Dell 日本
https://www.dell.com/ja-jp/shop/laptops/new-15%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81/spd/alienware-m15-r2-laptop

ここ最近PCを選ぶときはCore i 5とSSD、メモリは8GB、SSDの容量は128GBくらいを基準にしていたのですが、最近ブラウザのメモリ消費量も多くなってきていてメモリ使用量が99%に張り付いたり、ストレージも128GBだと節約して使わないと厳しいなというこがあり、その点今回モニターしたAlienwareは一度このくらいの豪華スペックでPC使ってみたい! と思うような理想通りのスペックでした。

ゲーミングPCならではのイルミネーションもばっちり搭載。起動時はキーボードがレインボーに光るほか、起動後はキーボードと背面がブルーに光ります。背面光るの最初気がついていなくて、「なんかすごいPCですね」といわれて気がついたよ……。

起動時レインボーに光るキーボード
起動時レインボーに光るキーボード
背面も青く光る
背面も青く光る

電源はALIENWAREのロゴマーク。こういうオシャレポイントはゲーミングPCならではですね。

電源もロゴマーク
電源もロゴマーク

数週間モニターしてみての率直な感想は「デカくて速いのやっぱりいい……!」という身も蓋もない結論だったのですが、以下項目別に気に入ったポイントをまとめてみます。

画面が大きい

当たり前すぎるほど当たり前ですがやはり画面が大きいのはいい。普段10インチクラスのSurface GOを使っているだけに、これだけ画面が広いと作業のしやすさが段違い。15インチクラスだともう外部ディスプレイなくても十分だな、と思うほど。

Pixel 3とサイズ比較
Pixel 3とサイズ比較

そのぶん重さは2kg超ととてもモバイルするレベルではないのですが、家の中で使う分には十分持ち運べる。最近家では作業エリアを決めてディスプレイやPCを固定しておき、PC作業は常に作業エリアでやる、と決めているんですが、とはいえリビングだったり寝室で使いたいこともある。そんなときSurface GOを使っていたのですが、これなら作業の時だけさっと持ち運べるのが便利。

一方でACアダプタは本体に負けないくらいインパクトの大きさ。できれば移動の際に持ち歩きたくはないのですが、バッテリーだけだと1時間くらいしか持たないのが課題。基本的には同じ場所で固定して使い、たまにちょっとだけ場所移動して使う、というのがよさそう。

Pixel 3とアダプタのサイズ比較
Pixel 3とアダプタのサイズ比較

ハイスペックモデルだけにインターフェイスも充実。左側面は有線LANとUSB Type-A、イヤフォンジャック。

左側面
左側面

右側面はUSB Type-A×2。

右側面
右側面

そして背面にはHDMI、mini Display、Thunderbolt 3対応のUSB Type-C。右側の見慣れない端子は外付け用のグラフィックボードを拡張できる専用端子「Alienware Graphics Amplifier」。ざっくりですがレガシーなインターフェイスが側面、現行インターフェイスが背面、という感じですかね。

背面
背面

ALIENWARE Graphics Amplifierの詳細はこちらを。

ALIENWAREノートPC専用の外付けグラフィックスボックス「Graphics Amplifier」レビュー。“夢のデバイス”は本当に使えるのか? – 4Gamer.net
https://www.4gamer.net/games/092/G009238/20150421095/

15インチクラスということでキーボードは広くて打ちやすい。配置も両側にShiftあり、Ctrlも若干変則的ですが右側にもあるのでほぼ不満なし。贅沢を言うとキーボードが大きいためAltの位置が思っているより遠くに感じるのですが、このあたりは慣れで解消できそう。

キー配列
キー配列

打鍵感は好み分かれるところですが、個人的には高さもそこまでないので指が移動しやすく、クリック感もしっかりあるので割と好み。この感じの外付けキーボードがあるならほしいくらい。

打鍵感は好感触
打鍵感は好感触

そして肝心のスペックはもう素晴らしいの一言。ブラウザみたいな一般的なアプリケーションでも起動は速いし新規タブもすぐ開ける。今まで使っていたPCも不満はなかったのですが、このハイパフォーマンスを味わってしまうとどうしても差を感じてしまう。実際モニター期間は重い重いと文句言いつつ、外出先用でもこのPC持ち歩いていました。

あまりPCでゲームしないので肝心のゲーミングPCとしての評価は薄いのですが、クラウドファンディングで支援していたシェンムー3をインストールしてみたらアニメーションもヌルヌル、動作もサクサクで文句なし。まあシェンムー3はそこまで要求スペック高くないのでもうちょっとスペック低いPCでも動くとは思いますが。

シェンムー3はヌルヌル動く
シェンムー3はヌルヌル動く

繰り返しながら自分で購入するPCはどうしても小型を選んでしまうためスペックも抑えざるを得ず、こういうハイスペックPCは購入したことがなかったのですが、実際に使ってみるとやはり速いは正義。ブラウザの起動時間や読み込み時間など、細かいところでの待ち時間が解消されてストレスもないし、仕事の効率化にもつながる。

さすがに大きすぎるので外出用のモバイルPCには向かないものの、自宅PCとして活用するならこういう大型でハイスペックモデルなPCもありだな、と実感しました。


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