ドングリFMから学んだポッドキャスト運営の心得


この記事は「ドングリFMリスナーの Advent Calendar 2022」の20日目です。

ドングリFMリスナーの Advent Calendar 2022 – Adventar
https://adventar.org/calendars/8178

趣味で始めたポッドキャストもなんだかんだでもうすぐ3年。毎週1回配信という自分で決めたルールをなんとかキープできています。そういえば独自ドメインまで取ってしまいました。

ポッドキャスト「かいだん」
https://www.kaidan.fun/

そんなポッドキャストを始めたきっかけは、大先輩でもあり何度も出演させていただいているbackspace.fmなのですが、実際に始めるに当たってはドングリFMnarumiさんにいろいろとアドバイスをいただいて無事に始めることができました。自分のポッドキャストの生みの親がbackcpace.fmなら、ポッドキャストの先生がドングリFMといったところでしょうか。

今回はそんなドングリFMの教えと、ドングリFMを聴いて自分が学び取り、いざポッドキャストを始めるときにいろいろと考えた運営の心得みたいなものをアドベントカレンダー企画を機に書き出してみたいと思います。

収録はソロよりチームで

ポッドキャストは始めようと思えば1人でも始められるのですが、1人だとモチベーションが上がらなかったり、そもそも1人で話すのが技術としてとても難しい。たまに1人回とかやって思うのですが、2人でやっていると相手が喋っている間に自分で考えをまとめられるのですが、1人だと喋りながら次の話を考えないといけないので脳が相当疲れるんですよね。また、スケジュール調整のことを考えると2人くらいが一番バランスがいいのかなと思います。

複数回をまとめて収録

ポッドキャストはできるだけ定期的、できれば週1くらいのペースで配信できるとリスナーにも忘れられないし、自分たちもスケジュールという締め切りができて張り合いになるのですが、とはいえ毎週収録するのは大変。なので1回の収録で複数回をまとめて収録しておくと、編集時間の総量は変わらないものの、スケジュール調整がぐっと楽になります。

一方で複数回収録の課題は話題の鮮度が古くなること。たとえば4回くらいまとめて収録すると1ヶ月くらい前の話題になってしまいかねない。その点毎週収録しているbackspace.fmはすごいなと思うわけですが、このあたりは長く続けるために自分に負担のないことを第一としつつ、鮮度を取るか効率を取るかを考えるといいと思います。

違う声質

ポッドキャストは基本的に音しか情報がないので、声が似ているとどっちがどっちかわからなくなることも。なので明らかに声質が違う人をパートナーにできると、聴く人は自然に楽にはなります。とはいえ声質よりも大事なのは話が合うか、ポッドキャストに同じ熱量で参加してくれるかなので、あくまでこれは結果的に声が違っているといいね、というくらいですが。

話題は共通、価値観は別

同じ番組なので相手が知らない話は盛り上がらない。けど相手がまったく同じ結論になってしまっては掛け合いでやる意味がなくなってしまう。せっかく2人いるなら同じテーマについて全然違う結論を言い合ったり、そんな2人がたまに共感するからこそ共感の価値がぐっと上がる、という気がしています。

1回の収録は数十分

長い番組ももちろん面白いのですが、収録する立場になってみると実際の収録時間やそれに対しての編集時間が結構負荷が高い。長期的に続けることを優先するなら、1回の収録は数十分程度にしておくと楽に運営できます。もちろん、好きなアニメについて毎週数時間も語れる時間と熱量がある人はこの限りではないのでガンガンやりましょう。

すぐ話題に入る

ラジオやテレビと違ってポッドキャストは能動的に聴く番組なので、一般的なポッドキャストアプリで聴く限り、知らない人の番組を聴くということはない。なので冒頭で自己紹介に時間をさくより、さらっと本題に入るほうがいいというのが個人的な好み。一方で初めて聴く人はどの声が誰かはわからないので、最低限として冒頭で「この声はこの人ですよ」という分類だけしておくと聞きやすくなるかなと思います。

始まりと終わりのジングルは便利

1つ前の話に近いですが、すぐに話題に入れた方がいいのでジングルの時間自体は短め。一方で複数の番組や異なる番組をプレイリストで連続再生するときに「この番組がはじまりましたよ」「終わりましたよ」と知らせる役目としてジングルは便利だなと思います。

BGMはあると便利

これは編集に近い話ですが、編集したときの空白とかを隠すのにBGMがあると便利。何も喋っていない静かなときでもわずかなノイズは入っていて、それが完全に音のない空白が混じると、BGMなしだとけっこう目立ってしまうので、こまめに編集する人ほどうっすらとBGM入れておくのがお薦めです。

 

機材的な話は長くなるのでまた改めて。いろいろ自分の環境も整ってきたのでそろそろまとめたいなとは思っています。


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