ついに公式発表されたSwitch後継機について妄想しちらかす


噂だけが先行していたSwitchの次世代機、なんと任天堂自らがアナウンス時期を公言しました。

任天堂ファンとしては公言されたのは嬉しい一方、どんなスペックで出てくるのかは大いに気になるところ。というわけで根拠のない単なる妄想をひさびさにこじらせて、Switch後継機がどうなるかを考えてみたいと思います。当たるも八卦当たらぬも八卦でひとつ。

携帯・据置き両対応

Switch後継としてここは外せない。任天堂が唯一最強だった携帯ゲーム機市場はPSが撤退して任天堂一人勝ち、だったけど3DSの要素をSwitchに取り込んだことでもう携帯専用機は(Windows搭載ゲーム機を除けば)存在しなくなった今、この携帯の需要を取りこぼすわけにはいかない。実際に子供たちの使い方を見ていると3DSの後継的に携帯モードで遊んでいる子も多いわけで。

とはいえせっかく携帯と据置きを統合して1台にまとめたのにいまさら携帯専用機を出すのもコスト的に負荷が高いし、かといって携帯市場を捨てられないという点では、SwitchとSwicth Liteみたいな棲み分けはあるとしても、据置きのみ、携帯のみという切り捨てはないでしょう。

4K対応

これも外せない。Switchがテレビにつなぐことが前提であり、現行のテレビが4K標準、しかも今後数年以上も使い続けられる家庭用ゲーム機として4K対応は必須。

とはいえやっかいなのはSwitchが携帯ゲーム機と据置きゲーム機を兼ねているという点。据置き専門なら4Kに全振りしていいけど、携帯用途で4Kディスプレイは価格的にもバッテリー持ち的にもなかなかしんどい。

というわけで4K対応はちょっとトリッキーになるのでは、というのが以下の予想。

ドックは4K対応だけど別売、既存のSwitchドックは2Kで使える

ただでさえスペックアップでコスト増なのに大きな市場である日本の円安対策としてもできるだけ原価は下げたい、というときにドックはもうみんな持っているよね、という割り切りスタイル。Wii Uの時にWii リモコン持ってるよねそっち使ってねというのと同じ発想です。

ただこの問題は、本体の薄さがドックに入るサイズに固定されてしまうこと。スペックアップしたときにあのドックに必ず入るサイズにすると横に長くなってしまったりとかややこしくなりそうなので、っいっそのことドックはもう使わなくて良いのでは、というのが次の妄想です。

本体のみで2K出力、別売のドックで4K出力

Nintendo Switdchのディスプレイ出力は対応アダプタを噛ます必要があり、結果として公式ドック以外にもさまざまなアダプタが発売されましたが、USB経由のディスプレイ出力がスタンダードになった今、もうSwitchから直接映像出力できていいのでは。ただ基本は2K出力で、外付けGPU付きのドックを使えば4K出力できますという切り分け。本体のみで4K出力できたらそれはそれで嬉しいですが、GPU負荷高そうなのでモバイル環境では内蔵GPUで2Kまで、というのでどうだろう。

カートリッジは新型だけど後方互換性あり

これは無難ですかね。任天堂的にカートリッジやめることはなさそうだけど容量や読み込み速度考えると新しいカートリッジは使いたい。しかし今までの財産切り捨てるのもというところで、1つのカートリッジスロットに新型旧型両方刺さりますよ、というのが着地点でしょうか。

Joy-Conは新型に。旧型は非互換?

ドリフト問題などいろいろ課題のある旧型が標準で同梱はさすがに考えにくいし、とはいえコントローラーを別売は任天堂のスタイルとしてさすがにやらなそう。だとするともう旧Joy-Conを使わせるメリットもないので、ここで旧Joy-Conはもう切り捨てちゃっていいのでは。プロコンもオプションで好きな人が買えばいいので、このタイミングでリニューアルかな。プロコンもいろいろ問題が多いので……。

ストレージはSSD換装対応

さすがにSDカードでやりくりするのは無理があるのと、PS5も公式にSSD換装できるようになった前例もあるし、もうSSD換装は公式対応でいいと思う。ここが遅いと最後までボトルネックになるし。

ただ任天堂らしく公式で交換しやすい専用SSDやSSDアタッチメントは出しつつ、分かる人はアタッチメントに自分の好きなSSDを自己責任でどうぞ、くらいの開放はそろそろしてくれそうな気がする。

発売時期は理想が2025年3月、現実は2025年6月

Switchは10月に3月発売と発表、翌年1月に詳細を明らかにして3月発売というスケジュールでした。今回も3月というキーワードは一緒なものの、今回は「3月までに発表」と濁しているので同じスケジュールは難しそう。

また、いままではクリスマス商戦にあわせて11月に発売していたけどSwitchはクリスマス関係ない3月に出して記録的な台数を販売できたので、もうクリスマス商戦とかは意識しなそう。とはいえ円安のご時世でもあり、多少でも買ってもらいやすいボーナス商戦の6月くらいが落としどころとしてよいのでは。さすがに12月まで待つのは長いので……。

というわけで理想はSwitchと同じ10月発表で3月発売、現実は2025年初頭に概要発表、3月頃に詳細を出して6月発売、くらいでどうでしょうか。

価格は39,800円税別で税込み4万円超え

一番気になる価格については、有機ELのSwitchが37980円でもう4万円近いんですよね。とはいえ今回は別売ドックでの4Kが本命、モバイルは遊べればいいやんという割り切りでディスプレイはコストを下げてきそう。

とはいえスペックアップや円安要因などで価格は上げざるは得ない。しかもSwitchの時にもう逆ざやはしない、ちゃんと本体で利益を取りますと言っていることを考えると価格はシンプルに上がりそう。

Switchと同じスペックだとしても円安の現在は当時から比べると1.5倍くらいになっているので、税別3万円切ってたのが単純計算で4万5,000円くらい。正直2024年のドル円状況によるところではあるものの、このまま150円台で推移するなら4万円超え、なんなら5万円近くても不思議じゃない。

とはいえ子供にも手に取ってもらうハードとして、円安で仕方ないとは言え4万円超えてくるとさすがに価格として厳しそう。ということでハード価格はなんとか見た目だけでも4万円切るくらいに設定しつつ、他で稼ぎましょうというのが次のプラン。

Nintendo Switch Online値上げ

現行のNintendo Switch Onlineは1ヶ月306円と安すぎるのでここをてこ入れ。いまのところはオンライン対戦などのサービス利用に契約している人が多いけど、そこにPSやXboxのようなコンテンツ投入戦略を持ち込む。

具体的には現行Switchのゲームを定額遊び放題プランにして上位の料金プランで課金。正直いまのSwitchの上位プランは過去のゲームが遊べるという年寄り狙いですが、現行Switchでまだやってないゲーム、ということであれば子供も含めてニーズがありそう。サブスクで収益構造を改善しつつ、とりあえずハードは多少の逆ざやでもなんとか広めたいという方向でいかがでしょうか。

最後に

任天堂は携帯ゲーム機こそ圧勝の歴史ですが、据置き機についてはファミコン、スーパーファミコンまでは王者だったものの続く64で爆死、ゲームキューブも王座は奪還できず、Wiiは台数こそ出たけどコアゲーマーのゲーム機にはならず、続くWii Uもまた大爆死して次のSwitchでまた歴代最高クラスの王座に返り咲くという歴史を辿っています。

スーパーファミコンまでの1強時代を栄光として一度わすれたときに、据置きハードで2度続けて主要ハードの座に着けていないというのは任天堂ファン以上に任天堂の中の人のほうが気にしているのではなかろうか。とはいえビジネスで失敗するわけにもいかないので価格は意識しつつできるところはコストを下げて手に取りやすい価格に、というのが次世代Switchの肝ではなかろうか、というのが1ファンの妄想の根幹です。

まあ値段がいくらでも買うんですけどね。個人的には価格よりも転売対策として、Switchプレイ時間が一定を超えた人から購入権利がありますみたいな対策施してくれると嬉しいです。


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