携帯電話からスマートフォンへ乗り換える時に気になるところ

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スマートフォン会議参加中レビュー

12月から始まったスマートフォン会議もまもなく終了。REGZA Phone自体はまだまだ触りたりないところいっぱいあるのでレビューはちょいちょい上げていきたいと思いますが、いったん締めとして最後のまとめエントリーしておきたいと思います。

端末の使い勝手については数週間使った感覚をセカンドインプレッションとしてまとめているのでそちらを見ていただくとして。

REGZA Phoneセカンドインプレッション – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2011/01/12/4751

今回はスマートフォン会議のお題でもある「普通の携帯電話とREGZA Phoneを使い比べた感想」をまとめてみたいと思います。

1年以上前に日本初のAndroid端末「HT-03A」がでたばかりの頃は、Android端末としての魅力はあるものの、日本の携帯電話を使っている人からするといろいろあきらめなければ行けないところも多々ありました。それはドコモのメールアドレスから始まり、赤外線だったりおサイフケータイだったり、携帯電話向けに提供されていた各種サービスだったり。

しかしそれから1年以上が経過し、日本の携帯ならではの機能も徐々にAndroidへ搭載されてきました。特に2010年冬モデルでは、おサイフケータイも対応が進み、REGZA Phoneのように防水機能が搭載されたりと、ハードウェア機能はほぼ追いついてきました。

サービス面でもspモードの提供により、ドコモのメールアドレスをそのままスマートフォンで利用可能になったほか、携帯電話向けのサービスも続々とAndroidに登場。これまで携帯電話でしか見られなかったmixiやGREEといったSNSのモバイル版もスマートフォン対応が進んだことで、「携帯電話でしか見られない」というサイトも少なくなりつつあります。

と、スペック面ではほぼ携帯電話並みになってきたものの、いくつか携帯電話から乗り換えるに当たって気をつける面もあります。今は携帯電話とスマートフォンの2台持ち体制ですが、利用頻度自体はかなりスマートフォンが上がってきているものの、「これがネック」で携帯電話を手放せないなあ、と思うところを、スマートフォンをきちんと理解しつつ満足して使うために、自分なりの考えをまとめておきたいと思います。

ドコモのメールアドレス

携帯電話から乗り換える際に一番気になるのが電話番号とメールアドレスの引き継ぎ。電話番号についてはさほど問題ないですが、メールアドレスについては「spモード」というサービスこそあれ、使い勝手としてはやや難あり。動作がかなり重く、メールを開くだけでも結構またされてしまいます。リアルタイムにプッシュ受信できるのはいいんだけど、もうちょっと軽くならないものか……。

これは前のエントリーでも書きましたが、動作の軽快さでは未だ「IMoNi」が上。IMoNiを使うには「契約をiモードのままにしておくこと」「iモード.net(月額210円)を別途契約しておくこと」が条件になりますが、その値段ぶんを上回って有りあまる魅力たっぷりのメールアプリです。

初めてAndroid使う人はとりあえずiモードとiモード.netに加えてspモードを契約し、メインのメールアドレスはiモード.netとIMoNiで運用しつつ、サブアドレスを新しく作ってspモードを体験してみる、というのがよいかなと思います。

REGZA Phoneにインストールした全アプリ&ベスト3アプリ – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2011/01/24/4871

WAP Pushという機能を使うとプッシュ受信に近いタイミングでメール受け取る機能もIMoNiは搭載。あくまでテスト的な機能であって、手持ちのREGZA Phoneではまだうまく動作できていないのですが、受信間隔は最低3分から設定でき、メールを送信した直後だけ受信頻度を上げることで「待ち合わせなどで頻繁にメールやりとりする」人もメールを逃しにくくなる機能も持っているので、とりあえずはIMoNiから始めることをオススメしたいところです。

おサイフケータイ

これもすでに何回かエントリーしていますが、おサイフケータイ機能は搭載しているものの、主要な電子マネーサービスはまだ対応していないため、携帯電話と同じ感覚で使うのは難しい。iDは2月にもリリースされますが、Suicaは上半期とまだ数ヶ月は先。また、アプリがどのくらいの機能を搭載してくるかも読めないので、場合によっては「定期機能は後回しで電子マネーだけ」という可能性なきにしもあらず。

Android搭載のおサイフケータイ機能をチェック – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2010/12/19/4682

おサイフケータイを使っている人は、今スマートフォンに変えると使えなくなるサービスも多々発生し、おサイフケータイの空白期間ができてしまいます。おサイフケータイをヘビーユースしている自分としては、ここがまだメインケータイをAndroidにできない一番の理由かも。

また、指紋認証センサーを使い、指定したおサイフケータイだけロックできるという機能を富士通製携帯電話で愛用している身としては、こうしたセキュリティ回りがまだ甘いのも課題の1つ。REGZA Phoneでは全ロックはできるけれどアプリごとロックを使い分けられないので、このあたりは富士通と東芝の良さを活かした指紋認証センサー搭載スマートフォンを楽しみにしたいところです。

バッテリー

常に通信しつづけるクラウドが魅力のAndroidだけに電池の消費は非常に早い。あれほど電池の減りが早いと思っていたF-06Bですら電池の持ちがいいと感じるほどにREGZA Phoneの電池はあっという間に減っていきます。

とはいえ携帯電話の場合はメール受信などをのぞけば「待受時は通信しない」からこそ電池が持つのであって、常に通信するからこそ携帯電話に無い魅力を持つAndroidはお互い無いものねだりの状態。Androidは非常に電池の消費が早いことを念頭に置いた上で乗り換えるのがよいと思います。

REGZA Phoneの俺流電源管理術 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2011/01/24/4860

文字入力

フリック入力は慣れると大変快適かつ高速なのですが、課題は「画面を見なければ入力できない」こと。歩きながら携帯電話で文字入力、なんてときは結構あぶなっかしいです。

防水機能を搭載したREGZA Phoneだと、お風呂でタッチパネルが使いにくくなるという面も。このあたりはまだ形状がiPhoneスタイルにとらわれすぎていて、もっとAndroidならではの端末スタイルが登場することに期待したいとは思いますが、快適なフリックもデメリットはあるかなと思います。とはいえどっち使いたい、と言われるとやっぱりフリックなんですけどねー。

なお、フリック入力はATOKのバージョンアップにより、かなり使いやすくなりました。このあたりはこちらのエントリーをお読みください。個人的にはガイド表示のせいで微妙に文字入力もたついていたのが今回のアップデートで非表示可能になり、メインのIMEに昇格いたしました。

『ATOK トライアル』アップデートで文字入力がさらに快適に! – まだげん
http://capelito.from.tv/wp/2011/01/25/1144/

対応サービス

SNSなどWebサービス系はスマートフォン対応が進んでいるものの、モバイルバンキングなどお金がからむものはまだそこまでスマートフォン対応が進んでいません。携帯電話からの振込は結構愛用しているので、これができなくなるのは惜しい。

後個人的には歌詞サービスを愛用していて、CDシングルを借りてはカラオケ用に歌詞を覚えようと歌詞サービスを使っているのですが、Androidではそうしたサービスもまだ少ない。最近の歌は難しいから歌詞みないと覚えにくいんだよねー。

とはいえこれも時間の問題で、スマートフォンの普及が進めばバンキング対応やコンテンツサービスの拡充も進むはず。AndroidはハードやOSの進化があまりにも早いのでサービスがなかなかついて来れないのですが、2011年はこうしたスマートフォン対応もさらに増えていくのかなと思います。

iコンシェル

携帯電話で愛用している機能だけにこれも欲しいところ。とはいえドコモとしてはiコンシェルのような携帯電話向けサービスもどんどんスマートフォン対応進めていく方針のようなので、おサイフケータイ同様「あくまで今は使えない」という段階ではあります。Androidアプリで代替できる部分も多いので、今後のサービス対応を待ちつつアプリでしばらくはしのぎたいところ。

今回はあえて「通常の携帯電話と比べて課題になる部分」ばかりをピックアップしましたが、メリットについては今までたくさんエントリーしてきましたし、スマートフォン会議のエントリー群を見ていただければ十分理解いただけると思います。

REGZA Phone T-01C ブロガー徹底レビューまとめサイト【スマートフォン会議 sponsored by 富士通】
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隣の芝は青いといいますか、携帯電話しか使っていない人にはスマートフォンがとっても魅力的に見えるでしょうし、もちろん携帯電話には無い魅力もたくさんスマートフォンにはあるのですが、まだまだ携帯電話でないと困るな、というところがあるのも事実。

ただ、これも時間の問題だと思うんですね。極論してしまえば現状の携帯電話だってオープンソースのOSという点ではAndroidと変わらないわけですし、今後はAndroid搭載しているけれど使い勝手は普通の携帯電話のような10キーモデル、というのも出て来るかもしれない。

サービス対応や機能も今後どんどん拡充が進むことは間違いなく、そのうちスマートフォンだの携帯電話だのという区分すら意味なくなる時代が来るんじゃないかな。個人的には東芝といえばのテガッキーみたいなコンセプト端末もどんどん出て来ると言いなと思いつつ、今後もAndroidの動向をおっかけていきたいと思います。

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