日本酒好きが高じすぎまして、はるばる新潟まで日本酒を飲んだくれるイベントに行って参りました。
新潟淡麗倶楽部(新潟県酒造組合):にいがた酒の陣
http://www.niigata-sake.or.jp/torikumi/sakenojin/
新潟の地酒を2日間に渡ってひたすら飲みまくれるというというこのイベント、東京ではなかなかお目にかかれないお酒も楽しめるとのことで心を躍らせながら新潟へアクセス。新潟はJR東日本圏内なのでモバイルSuica一発で行けるのも嬉しいところですな。
場所は新潟駅から徒歩15分くらいの「朱鷺メッセ」。
朱鷺メッセ:新潟コンベンションセンター
http://www.tokimesse.com/
当日はあいにくの雨でしたが、室内に入ればそんなもの関係なし。飲んだくれちゃえばもっと関係なし!
イベントは10時スタートだったのですが、お昼頃に着いてみるとすでに長蛇の列が。列は建物内部までぐるぐると続いていたのですが、進みは非常に早かったので10分も待たずに会場に入れました。
お出迎えしてくれた酒の陣の看板。いらっしゃいませ! こんにちは!
入口でチケットを買うと手首につける証明書がもらえます。これがあれば2日間何倍でもおかわり自由という貴重な証。当日券だと2000円、前売り券だと1800円、新成人だとなんと500円という破格的な安さです。
会場はすでに大変な混み合いっぷり。ちなみに毎年当日券が無くなることはないとのことで、混雑はすれどもチケット完売で入れない、ってことはなさそうです。
入口で腕輪を見せるとおちょこがもらえます。これを各ブースでささっと見せると自動的にお酒をついでもらえるという仕組み。
さらに嬉しい心遣いが1人1人にペットボトルのお水も配ってくれること。日本酒をたらふく飲むときは水も適宜飲んでおかないと悪酔いしますからね。とはいえ実際問題500mlのペットボトルでは全然足らなかったわけだが……。
にこやかにほほえみかけるおちょこ。君の笑顔を見るためなら何杯でも飲むよ!
会場で知人と落ち合い、準備ができたらいよいよブース巡り。混雑の最中ひたすらに日本酒をいただいていきます。
新潟と言えばの〆張鶴。相変わらずのおいしさでした。
吉野川の熟成古酒。2000年に詰めたという深い味わいがすばらしすぎました。
おもしろかったのがコーヒー味のゆきくら珈琲。
いろもしっかりコーヒー色で、飲み口もさっぱりしていてお酒とは気がつかないほど。よしこれでアイスコーヒー作れば(ry
さらに衝撃だったのがこの越後武士(さむらい)のオーク樽仕込み。
オーク樽で仕込んだことで、まるでウィスキーのような味わい。度数も43度と非常に高くかなりパワフルなお酒です。日本酒ってほんとにバリエーション豊かだわー。
真野鶴。なんとなく新潟のお酒は鶴がついてたら安心という勝手な思い込みがありますが、その思い込みにきっちり応えてくれるおいしさ。
北雪はさっぱりしていてとてもおいしかったのですが、これがたったの1500円というのが衝撃すぎ。新潟日本酒安くてうまくてうらやましいなあ……。
10時から18時まで最大8時間も飲んだくれられるイベントでしたが、途中はさすがに体力つきて多少の仮眠をいただきつつ、夜には夜で新潟の居酒屋で二次会。
二階貸し切りだったのですがこういう座敷感いいですね。気取ったお店よりこういう空気のほうが好み!
お刺身の造りはあいなめだけなぜか名前がついているのですが。
あいなめ中心に魚の名前をチェックできるという仕組み。どれも新鮮プリプリでおいしゅうございました。
二次会でもたらふく飲み、さらに店を変えて今度はベルギービールのお店へ。このへんでもう体力切れまくっており、日付が変わる間際にタクシーでおいとまさせていただいたのですが、他のメンバーはその後もまだまだ飲んでたみたい。体力あるなみんな……。
ひたすらにおいしい日本酒が飲めるすばらしいイベントでしたが、長丁場過ぎて体力配分が難しかったなというのが若干の反省点。あまり最初に急ぎすぎず、ちょこちょこブースを回って日本酒たしなむほうがよかったかな……。しかし日本酒好きにはたまらない1日でした。いろいろ日本酒みつくろって購入してきたので、自宅でもプチ酒の陣を開催したいところですはい。