以前にエントリーした通り、大阪で開催されたアクエリアスのランニングイベント参加してきました。
このイベント、同様のイベントが昨年12月にも開催されており、その時も前のめりで申し込んでいたのですが、仕事の忙しさなどが重なって結局イベントに参加できず心残りだったんですよね。
最近またランニング復帰したこともあり、一度走りの専門家からきちんと話を聞いた上で日々のランニングを強化したいなあと思っていたところ、大阪でも同様のイベントが開催されるとのことで参加してきました。なお、今回は開催地が大阪であることと、イベント運営元であるAMNのバートナーブロガーということで大阪までの往復交通費をいただいて参加しております。
まずはこのイベントのテーマであるアクエリアスの説明から。1983年生まれってことはディズニーランドと同い年なのかーとか謎なこと考えてしまいました。ちなみにブログ書いている本人はスター・ウォーズと同い年であります。
アクエリアスのパートナーである、アクエリアス ファミリーと呼ばれるスポーツ選手の紹介もあったのですがこの顔ぶれがすごい。一流の中の一流、世界でも注目を集めるようなトップクラスのアスリートばかり。それにしても本田のPK、かっこよかったですなあ……。
話は本題に移って、スポーツはもちろん普段の生活にも欠かすことのできない水分のお話。人間の体は2/3くらいが水分という話はよく耳にしますが、水分減少率とその体の関係で見るとなかなか面白い。2%で喉が渇くというけれど、65kgの男性で考えたら39kgが水分として、そのうち2%はざっくり800gくらい。1gを1ml換算したら、喉が渇いた時って実は500mlペットボトル以上の汗をかいてるって計算になりますね。スポーツしているときあんまり気がつかないけど喉乾いているんだなあ……。
だからこまめに水分取りましょう、というお話なのですが、ただ単に水分を取ればいいというものではないらしい。そこで登場するのがこの「自発的脱水」というキーワード。
人間が汗をかく時は水分はもちろんのこと、ナトリウムやマグネシウムといった電解質も含まれており、それら含めて体液が汗として体から逃げていくのに対し、純粋な水分取っただけでは体液が元通りにならず、結局は脱水症状から完全に回復できないのだとか。
自発的脱水についてはここに詳しくありました。そうか、俺ランニング終わった後いろはすごくごく飲んでたけど、それまさにダメな行動だったんだな……。
たくさん汗をかいたときの水分補給のコツ:日経ウーマンオンライン【熱中症に負けない!心も体も潤う水分補給法】
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/special/20120621/128064/
ではどうすればいいかというと、ただ水分を取るだけではなく体から逃げていく電解質も含んだ水分を取ること、つまりはスポーツドリンクちゃんと飲みましょうということ。なるほどだてに「スポーツ」の名を冠してるわけじゃないってことですな。あわせてこまめな給水も大事なので、ランニングも走り終わった後だけでなく走る前、走っている途中にも飲んだほうがいいとこのこと。おお、まさに走った後しか飲んでなかったよ……。
運動時の水分補給のまとめ。水分はたくさん取りすぎても行けないけどこまめに取ることと、単なる水分でなくスポーツドリンクで電解質も取りましょうということですね。自分のかく汗の量を調べるには「体重計で汗をかく前、かいた後で比べればいい」ってアドバイスあったんだけど、それって服が汗九州してもだめだから両方全裸待機ってことになるとなかなかシチュエーション的に大変そうですな……。自宅付近で走ってお風呂前に測ればいいのか。
そしてここで製品のちょっぴり宣伝。アクエリアスは電解質に加えて糖分も適度に加えることでより体に吸収されやすくなるとのこと。下記グラフは右に行くほど糖分が高く水分保持率も高まるのですが、そうはいってもあまり甘いのはよくないよね、ということでアクエリアスでは5%程度に抑えているのだとか。
実はランニング終わった後にいろはす飲んでたのは「スポーツ終わった後に甘いものはなー」という判断だったのですが、むしろ適度に糖分あるほうが体に吸収されやすく、糖分をエネルギーに変える意味もあるのだとか。さらにおいしさを感じる方がごくごく飲めるということでただの水よりもいいらしい。ううう、やっぱり独学で勝手に考えるのとしっかり科学に基づいてスポーツするのは大違いですね……。
と、一通り水分補給の説明が終わった後で、本イベントの看板でもある市橋有里さんが登場。
元シドニーオリンピックのマラソン代表で、今は現役を退いてランニングアドバイザーなどをされているとのこと。しかし公式ブログ、有名人だからアメブロと思いきやのBloggerつかっているところにちょっとしびれたわー。しかも俺後から気がついたけど同い年だったわ……。
走る時の水分補給はどうすればいいのですか、という話の中で登場したのがドリンクホルダー。そうそう、飲み物持ちながら走るのとかちょっと大変なので、こういうドリンクホルダー欲しかったのですよね。
と思ってたらこれが参加者全員にプレゼント。いやーちょうど購入検討してたところだったので渡りに船過ぎる! ありがたくこれからのランニング生活にアクエリアスの看板を背負って腰にまいて使わせていただきたいと思います。
ここでアクエリアスが運営している「チャレンジャーズパーク」というサイトも紹介。
チャレンジャーズパークって知らなかったのですがイベント内で紹介された動画を見て納得。なるほどこういうスポーツのチャレンジをする人を支援するサイトってことなんですな。意味わからずCMに感動してたけどなるほどこれはわかりやすい。
こちらがチャレンジャーズパークの概要。有名人だけでなく一般の人も登録してスポーツに関するさまざまなサポートプログラムを受けられるらしい。
ランニングに関しては「まずシューズを選びましょう」レベルから始まり、「歩いてみる」「10km走る」など細かくプログラムが設定。プログラムのアドバイスも合わせて載ってるので実際にランニングする時の参考にもなりそう。これちょっと面白そうなので今度登録してみたいと思います。
1時間近くに渡る各種説明をいただいた後はいよいよランニングタイム。事前にいただいたTシャツに着替えて近くの公園へ移動します。
ランニング会場となったのは大阪本町にある靱公園。これ、「うつぼこうえん」って読むんですよ。大きなアップダウンもなく、緑も多くて走りやすそうないい公園です。
まずは全員で広がって念入りに準備運動。その後市橋さんを中心に公園の周りを走ります。
伴走してくれた女性陣は、全員フルマラソン走りきるくらいの人たちなんだとか。30人近いランニングメンバーをうまいことコントロールしてくれました。
NIKE+をオンにして走ったルートの様子はこちら。だいたい1周800mくらいのコースでした。
当日はまず軽いペースで2周し、水分補給した後にペースアップして走るというので、市橋さんに「ぜひ全力で走ってみたい」とお願い。「最近はあまり早く走ってない」といいつつも、1km5分ペースで走る集団に対し、後続からスタートして一気にトップ集団に追いつく快走を見せてくれました。
これがあまりの軽やかな走りで、今までランニングで見かけた早い人とも明らかに違う、ほんとに「カモシカのような」と表現するのがぴったりなくらいの美しい走りで、いやとてもいいもの見せていただきました。これ動画で後ろから撮りたかったなあ。ちなみに普段は1km6〜7分ペースでゆっくり走っているとのこと。
そしておしむらくは2周目で止まってしまった時にNIKE+も一時停止してしまい、ハイペースで走った3周目の記録を忘れたこと。ペースメーカーの人が1km5分ペースと言っていて、先頭集団にペース合わせてそのくらいで走ったので結構いいスピード出せてそうだったんだけど惜しいことしました。しかしうつぼ公園、距離も適度で道も広くてとても走りやすくていい公園ですねー。近所にああいう公園あるといいのに。
最近ランニングを再開し、さらに夏が迫って汗をかきやすくなるシーズンにおいてとてもいい勉強させていただきました。いただいたドリンクホルダー使って今度からはこまめに水分補給して走ろうと思います。
贅沢いうと水分補給も十分に勉強になったのですが、せっかく市橋さんがいらっしゃるので走り方の基本とか、準備運動とか、走り終わった後のクールダウンみたいな基本的なところもぜひ聞いてみたいな。今後もアクエリアスのランニングイベント開催されるとのことなので、ぜひともそういうランニングイベントも期待しております。
【追記】ちょ、それなら声かけてくれればよかったのに……。そしてブログ最後の締めがうますぎて猛烈に嫉妬。
僕はこういうイベントとか怖くてあんま行けないタイプなんですが、たまたまいつも読んでるブログで紹介されてて大阪だし市橋有里さん綺麗だし行ってみようと思い参加させていただきました。
市橋有里選手と一緒に走ろう!もちろん、水分補給も忘れずに。supported by AQUARIUS in 大阪 に参加しました | 脳味噌はなまる
http://idejun.com/archives/13028