つい先日格安SIMについてはこんなエントリー書いたばかりですが。
格安SIMサービス乱立の中で機能拡充し続けるIIJmioがやっぱりイチオシ − カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/06/05/10562
その翌日、同じIIJmioの回線を利用したこんなパッケージが発表されました。タイミングいいんだか悪いんだか……。
ビックカメラ、無線LANも利用できるIIJのオリジナルSIMカード -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130605_602340.html
このビックカメラのパッケージ、ポイントはIIJmioとまったく同じ料金体系ながら公衆無線LANサービス「Wi2 300」に対応しているということ。クーポンによる通信速度の増速はもちろんのこと、専用アプリ「みおぽん」によるクーポンのオンオフも問題なくできる上にWi2まで対応しているという、いたれりつくせりのパッケージです。
ただ気になっていたのがWi2の料金体系。Wi2は有料の公衆無線LANサービスなのに、なぜIIJmio単体で提供するプランとまったく同じ料金で提供できるんだろうか。さらにリリースやパッケージには「無料でアカウントを提供」とあるけれど、「無料で使えます」という明記が見当たらないため「アカウント発行されるけど日額課金とかなんじゃなかろうか……」といろいろ気になり、問い合わせ窓口にその旨を問い合わせてみました。
そして帰って来たのがこの回答。これ、ほんとに無料で使えるんだな……。
「BIC SIMプラス」では、お客様の追加費用等なく無料で「Wi2 300」を
ご利用頂けるプランでございます。ご利用ごとに課金が発生をするものでは
ございませんので、ご安心くださいませ。
というわけで先日のエントリーで絶賛プッシュしたIIJmioに加えてWi2まで無料で使えてしまうこのプラン、IIJmioを単体で契約するより明らかにオトクなので、今から契約する人はビックカメラおすすめです。自分のもプラン変更しようかな……。
しかしこれどういうビジネス形態で成立しているんだろう。Wi2が利益取れるところがぱっと見だとない気がするけど、回線をオフロードできる分IIJからいくばくか支払われているのだろうか。
多分、スマホやタブレットの販促としてやっているはずなので
費用は単純にBICが被っているのでは
IIJから月毎に入ってくるインセンティブをWi2への支払いにあてて、
自社はSIMと端末の物販で利益につなげる、という感じのビジネスかと
OCNに飛びついたのは失敗だったかなあ
会社(NTT)の体質的に、IIJの改善スピードに追いついて競争してくれるとは思えない