スプラトゥーンに夢中なさなか、こちらも期待の新作として発売初日にダウンロード購入しました。最近は発売日の午前0時にはダウンロード購入できるなんて、お店まで行くのが大変な社会人には便利な時代になりましたね。
リズム天国はDS版の「リズム天国ゴールド」でファンになり、最新作も楽しみにしていたのですが。
「ガンダム無双」「リズム天国ゴールド」プレイ – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/10/15/487
最新作も楽しいは楽しいのですかいくつか難点あり。その1つはタイトルにもあるとおり、これが完全新作ではなく「ザ・ベスト」という位置づけであるということ。収録作品は新作もあるけれど過去にプレイしたゲームをグラフィックだけ綺麗にしたというのも多く、実際にプレイしていると「あ、これ懐かしいな」と思う作品が過半数です。
リズム天国 ザ・ベスト+
http://www.nintendo.co.jp/3ds/bpjj/
それはそれで楽しいのですがもう1つが序盤で同じゲームの繰り返しが多いこと。CMでは「100種類以上のゲーム!」と銘打っているわりに、最初のエンディング見たタイミングでもう同じゲームの難易度高いバージョンが繰り返し登場してきて、「え、100種類あるのにもう同じゲーム?」とちょっと肩すかしでした。これはまあもう少しゲーム進めると100種類堪能できるのかもしれませんが、それにしては同じゲームが再登場するのがちょい早すぎる感。
そして最大の課題が、謎のシナリオが登場したこと。リズム天国はミニゲームをテンポよく連続プレイするのが楽しいのに、天から落ちてきた謎のキャラとそれを迎える個性あるようで無理矢理作られた感あるキャラが実にプレイを邪魔してくる。リズムを楽しむゲームなのにゲームプレイのリズムを妨げるシナリオ導入ってどういうことだと実に残念。
スプラトゥーン激賛の理由の1つに「ゲーム本編に対して余計な要素をそぎ落としている」というのは以前のエントリーでも書きましたが、それに対してリズム天国ゴールド+は不要なシナリオを導入して無駄にリズム感を落としているのが実に残念。しかしながら最近の任天堂シリーズ作はこういう蛇足が実に多い感もあって、「ああまたこういうパターンね……」と思ってしまったのも正直なところ。
ミニゲーム自体は楽しいので引き続きプレイしますが、あのシナリオスキップできないですかね……。リズムに乗って世界観に入っていると、そのリズムをばっさり断ち切るあの意味不明なシナリオを見るたびなぜこれを入れようと思ったのか不思議でなりません。