「2からだと手を出しにくい」という人でも心配無用な「スプラトゥーン2」3つのポイント+α

Nintendo Switch待望のキラータイトル「スプラトゥーン2」がついに発売。前作にハマってた私も即日購入、ひさびさのハイカラシティを堪能しております。

一方で人気ゲームの宿命として、「続編からだと手を出しにくい」と、購入すべきか悩んでいる人が身の回りにちらほら。プレイステーション全盛期にNINTENDO 64を選択したがためにテイルズシリーズいまさら手を出せないというトラウマを持つ私※1としては「続編から気軽に手を出せない」という感情は他人事ではありません。
※1 第1作はスーパーファミコンだけどその頃は受験シーズンまっただ中でそんな余裕はなかった

しかしながらスプラトゥーンについては2というナンバリングを気にしてはもったいないくらい楽しい。何をどうすればいいのかさっぱりわからない初心者でも楽しく遊べる間口の広さは本当によくできているので、「続編だから」「すでにうまそうな人がいっぱいいるから」という人もそんなこと気にせずにあそべるよ、というポイントをまとめてみます。

うまくなくても勝てる

スプラトゥーンが一般的な対戦ゲームと比べて特徴的なのは、常に4対4のゲームであり、しかも連戦すると毎回チームがシャッフルされること。

4人のうち1人がそんなにうまくなくても、トータルで上回っていれば試合には勝てる。スプラトゥーンでは圧倒的に下手な1人より圧倒的にうまい1人のほうがチームに与える影響は上です。

しかもチームはシャッフルなので、さっきまで鬼のように強い敵だったのが次の試合では仲間になったりもする。毎試合勝ち続けるっていうのは本当にトップクラスの熟練者でもないと相当に難しいし、おそらくそういう人でも負けるときは結構負けます。

以下の画像は3連戦したキャプチャなのですが、数名ほど同じ名前がいるものの、基本的には途中で離脱する人もいるので常に同じメンバーにはなりません。昨日の敵は今日の友的に敵味方が入れ替わるので、「同じプレーヤーに常に倒されてイライラする」ということもありません※2
※2 逆に倒したい友達が味方だと残念ですが

なのでルールも戦略もわからないまま始めた初心者でも何回かプレイすればゲームには勝てる。もちろん負けることもあるし、うまい人に何度も撃たれてやられることはあるけど、チームとして最終的に一度も勝てないことはまずない。

勝利の体験ってのはすごく大事で、自分が戦力になれてないと思っていてもチームとして勝つという結果は嬉しいもの。ストIIみたいに圧倒的に技術力が違うとボッコボコにされて初心者にはまず勝ち目がない、みたいなゲームとはここが大きな違いなのです。

とはいえ前述の通りうまい人なら1人いるだけで大きな戦力になれる成長性があるのもスプラトゥーンのいいところ。1試合で20キルとか平気でできる人が味方になったときの心強さったら……。

戦わなくても勝てる

そんなランダムマッチングに加えて、スプラトゥーンがさらに気軽なのが、そもそも敵と戦わなくていいこと。

スプラトゥーンの勝敗は敵を倒すことではなく、陣地を塗った面積が広い方が勝ちなので、敵の陣地にいかずにひたすら自分の陣地を塗ってるだけでも戦力になる。

スタート地点の塗りは地味にだいじ
スタート地点の塗りは地味にだいじ
空いているところはこまめに塗る
空いているところはこまめに塗る

だいたいのステージはお互いの陣地から中央あたりが激戦区になるのですが、ステージが広いと自陣の塗り漏れなんかも結構あったりして、それをこまめに塗ってくれる人がいるのは実はすごく大事な戦力になるのです。

スプラトゥーンにおいて最初のうちの大事なコツは「死なないこと」。むやみに敵に向かっていって倒されてしまい、スタート地点に戻されて復活するまでのタイムラグはかなり大きく、下手に死ぬくらいなら敵を見たら逃げ回り、ひたすら敵のいないと塗る方がいい。相手を倒すことより生き延びることが何より大切なんだという教訓を教えてくれるゲームです。

協力プレイが新設された

ここまでは前作でも同じ話なのですが、2では新要素として新たに「サーモンラン」というモードが追加されました。これはコンピュータを相手に4人チームで戦う協力プレイなので、コンピュータに勝てないということはあっても他のプレーヤーにボッコボコにされるという心配はありません。

コンピュータに倒されても、味方が自分へインクをかけてくれると復活できるのでガンガン倒されても大丈夫。また、対戦プレイより心に余裕があることに加え、対戦に比べて「カモン!」「ヘルプ!」の呼びかけがゲームをうまく進めるのに重要になってくるので、コミュニケーション要素が強いのも楽しいところ。

前作の場合1人プレイもあったけれど、多人数プレイの楽しさを知ってしまうとちょっと単調で味気なくもありました。その点でサーモンランは1人プレイ時の要素にうまく協力プレイが盛り込まれていて、初心者にも熟練者にもやりがいのあるシステムになってます。

(+α)今はまだ初心者が多い

発売日の夜にプレイした限り、前作からやってた強者ももちろんいますが、手応えとしては前作に比べると初心者にマッチングしてる感が強い。確率論でしかありませんが、発売後にステージが一通り追加されまくった頃の前作に比べるとだいぶプレイしやすい。

前作が話題で気になってたけどWii U買うほどでもない、けど今度はSwitchごと買ってやってみたいという人は少なからずいるはずで、これはオンラインゲームにつきものではありますが、やっぱり発売直後に参戦しておいた方が入りやすさは格段に上。

もちろん本体が品薄でそもそも手に入らねーよって人も多いとは思いますが、Switchはゲットしてスプラトゥーン2は興味あるけど今さらプレイしてもついて行けなさそう、って人は、そんなに心配せず飛び込んでいいよ、と背中を押したい気持ちでいっぱい。

どうしてもゲームだとシリーズっぽくおもってしまいますが、スプラトゥーンについてはどちらかというとアトラクション的な要素が近く、テーマパークが年々パワーアップしていっているからいつ行っても楽しい! くらいの気持ちで向き合うのがおすすめです。

「ない」から楽しいスプラトゥーンセカンドインプレッション

購入した日からプレイしていない日はないと言っていいくらい毎日プレイし続け、ランクは20でカンスト、1人プレイはラスボスを撃破、ガチマッチのランクはC+とCを行ったり来たりというくらいのやりこみ度ですが、このあたりで改めての感想など。

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発売前も今も初心者が入りやすい間口のゲームだという感想を至るところで目にしますが、それは発売から1週間以上プレイしていても確かに思うところ。スプラトゥーンやっているといろいろ思うところはあるのですが、こうした初心者とゲーム上級者との絶妙なバランスには、オンライン対戦に必要と思われる、もしくは要望される要素をあえて排除しているからなのかなと最近体でわかってきました。

マップが画面に表示されない

スプラトゥーンのマップは手元のゲームパッドにのみ表示され、テレビ画面でプレイしながら確認することはできません。これ最初はテレビ画面でも見たいと思ってたけれど、逆にテレビと違う画面だからこそ対戦が楽しいと気づくようになりました。

スプラトゥーンの戦いは非常にめまぐるしく、一瞬でも目を離すとやられてしまうことも。なのでプレイ中はとても手元のマップを見ることができなくて、見られるのは自分がやられてスタート地点に戻ったときくらい。

だが、それがいい。前回のエントリーでも書きましたが、自分は調子よくいろんなエリアを効率よく塗っていたつもりが、ゲーム終わってみると自分以外のエリアがあらかたやられて敗北、なんて現象もしょっちゅう起きるのですが、これきっとテレビ画面にマップが出てたらやられている場所も一目瞭然なのでもっと効率的に動けてしまう。

あくまで自分の見られる範囲だけを把握し、やられたときだけマップを見る時間を取ることができる。そうとうな上級者だとプレイ中にもマップチェックしていると思いますが、それでも激戦中に見るのは難しいはずで、マップを見るのにちょっとハードルがあるというバランスはちょうどいい。

プレイ中に武器を変更できない

武器は大まかにローラー、シューター、チャージャーの3種類がありますが、いずれの武器も1度選ぶとゲーム中は変更できず、次のゲーム前に変更できるのみ。これも上手い人だとシーンに応じて武器を使い分けることで初心者と圧倒的な差が生まれますが、ゲーム中は武器を変更できないからこそ初心者でもつけいる隙がある。

長距離に強いチャージャーは近くまで踏み込まれると弱いし、逆に遠距離に弱いローラーもなんとか敵の懐までしのびこめばこっちのもの。じゃんけんのように相性ある武器をあえてゲーム中に変更できないという仕様は、最初こそゲーム中に武器を変えたいと思ったものの、スプラトゥーンで勝ったり負けたりするうちに、武器を変更できないことこそがスプラトゥーンの鍵だと思うようになりました。

武器はマッチングを終了しないと変更できない

これはさすがにできてもいいんじゃないかな、と思ってたんだけど、マッチングしながら武器を変えるとそこで時間がかかって他の人を待たせてしまうし、敢えてマッチングを終了して武器を変えるとまた違う相手とマッチングしなおせる。スプラトゥーンはその仕様上、8人ぴったりいないとゲームが始まらないので、オンラインのユーザーがぴったり8の倍数で無い限り誰かしらあぶれるわけです。そうした入れ替えのバランスとしてマッチング終了してからの武器変更も一理あるなと思いました。まあここは仕様変更あってもおかしくない仕様ではありますが。

フレンドと協力プレイできない

8月までお預けのこの機能、ないと寂しいかなと思ってたけど意外とそうでもない。むしろ誰だかわからない第三者と瞬間心かさねながらプレイするのもスプラトゥーンの楽しさ。たった3分、5分の限られた時間で味方と敵の特性を見抜き、味方を援護したり敢えて攻めるエリアを分散したりというのが面白い。

これがフレンド協力できてしまうと、ゲーム外でSkypeなどのボイスチャットを駆使することで上級者たちがとんでもないコンビプレイを繰り出してしまいそう。8月解禁されるフレンド対戦もそのあたり仕様をどう設定するかは大きな課題。すくなくともナワバリバトルともガチマッチとも隔離された別のゲームになることは間違いなさそうですが、上級者チームと初心者のお友達チームをどう版ランス取る仕様になるのかは要注目。

ちなみにフレンドのバトルに参戦する機能は今でもあります。ただ、必ず味方になるわけではなく、敵味方に分かれる前の8名として参戦できるというだけ。なので友達が敵になったり味方になったりするのですが、それがまた面白い。子供の頃に遊んだ鬼ごっことかも、じゃんけんでめまぐるしく敵味方が変わったりしてたけど、スプラトゥーンもある意味そんな感覚です。

ボイスチャットがない

これもフレンド協力と一緒ですね。サポートしてしまうと上手い人の連携がさらに高度になってしまうので、今くらいの空気を読む連携で十分。とはいえ友達とボイスチャットしながらプレイもしてみたいけど。

と、いろいろ書いてみたけれど、敵を倒すのではなくエリアを塗ることで、自分のプレイが無駄にならないという魅力的な要素はもちろんのこと、その要素に余計な味を加えてダメにしてしまわないよう、余計なものは徹底的に省くという割り切りのよさもスプラトゥーンのクオリティにおける重要な要素だと感じる次第。最近やっとガチもナワバリも勝ちやすくなってきたので、このまま修業に励んで週末はごはん派の一員としてフェスに明け暮れる所存であります。

「スプラトゥーン」ファーストインプレッション

ゲームの好みは人によって違うし、前作という概念がない新規タイトルゆえに比較されにくい、そんな要素はいろいろあれど、ひさびさにほとんど文句の付けようのないゲームに出会ったな、それが毎晩のようにプレイしてランクも14まで上がり、1人プレイは3体ほどボス戦こなした辺りでの感想です。

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ざっくりした感想は以前に開催された発売前の体験イベント「完成披露試射会」のときに書いたのとほとんど変わりませんが。

Wii U期待の新作「スプラトゥーン」を発売前にオンライン対戦できる「完成披露試射会」アンコール参戦 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2015/05/24/14153

ずっとプレイしてたら単調で飽きるんじゃないかというのはいまのところ杞憂でした。ランク上がるごとに新しい武器が手に入るのが楽しみでついついランク上げたくなるし、それ以前にひたすら対戦しているだけでも楽しい。上手い人のプレイ見ると「あのくらい上手くなりたい!」と思ってひたすら対戦して、なんとなくコツをつかめた時の感動とかはああこれがゲームの楽しさだなーと改めて思いました。

4対4のバランス感も絶妙で、自分1人が上手くて勝てるものでもないし、初心者でもチームによっては十分勝てる。時間中ほぼマップ塗りたくって相手もばんばん倒して絶好調なんだけど全体で見ると他のエリア塗りたくられてて負ける、なんてシーンはしょっちゅう出くわします。一方で数パーセントの差で薄氷を踏むような勝利のシーンもあったりして、「あああそこでがんばって塗れた分が勝利につながったのか……」というのも実に楽しい。

1人プレイもすごいしっかり作り込んである。オンラインでは対戦の要素だったペイントが、1人プレイだとパズルを解く鍵になってりして、ペイントシステムの幅広さに驚いた。各ダンジョンの入り口見つけるのが地味に面倒でイラっとするところもあれど、1人プレイとオンラインプレイが両A面というのは納得の仕上がり。これ追加シナリオ的にステージ販売してくれるといいな。

やればやるほど友達とチームプレイしたいけれどそれは8月のアップデートまでお預け。まあ見ている限り自分の周りでもまだプレイしている人少ないので、クチコミでおもしろさが伝わって8月までにユーザーが増え、満を持しての登場でもいいのかも。その時は友達とボイスチャットでつなげてプレイしたいなー。「両端空いてるからちょっと塗ってくるね」みたいな。

ほとんど満足な中でオフライン対戦に関してはちょっと難ありというか、これはもうコントローラの仕様で仕方ないんだけど、Wii U GamePadはジャイロで操作できるから視点合わせるのが簡単なのに対して、対戦できるのはコントローラなのでジャイロが搭載されておらず、3Dスティックでしか視点合わせられない。これがかなり操作大変で対戦にならないレベル。この辺りは今後でいいので、スマブラみたいに3DSをコントローラにできる仕様になればいいなー。画面解像度やスペック的に厳しいかもしれませんが。

細かいところではオンライン対戦中ではなく、対戦待ちの時に武器を切り替えたい(いまは毎回ロビーでないと切り替えられない)ことくらいが気になりますが、全体として本当に大満足。みんなと対戦できる8月まで意識を切らさず練習に励みたいと思います。

一方で気になるのは売上的な話。今のところマリオカート8が初回で国内30万台近く売り上げており、累計ではまもなく100万に達する見込み。スプラトゥーンがこれに肉薄できるのかそれとも超えてくるのか。マリオカートは海外でかなり売れているのでスプラトゥーンもそうなる可能性はありつつ、国内市場を盛り上げる牽引役となるかは注目です。完全な新規タイトルで30万超えてきたらかなり熱いなー。


Splatoon(スプラトゥーン)

Wii U期待の新作「スプラトゥーン」を発売前にオンライン対戦できる「完成披露試射会」アンコール参戦

発売が来週に迫ったWii U期待の新作「スプラトゥーン」を発売前に自宅で体験できる「完成披露試射会」。初回開催は日程が合わず参加できなかったのですが、好評により追加開催されたアンコール試射会に万難を排して参加してきました。

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Splatoon(スプラトゥーン)
http://www.nintendo.co.jp/wiiu/agmj/

当日は世界同時開催ということもあって日本時間は朝7時から8時という早朝設定でしたが、発売直前の広告宣伝効果なのかしょっぱなからサーバーがまったくつながらず。

スクリーンショット 2015-05-24 7.38.17当初終了予定だった8時間際になってやっとマッチングサーバーが復帰したようでそこから普通に遊べるようになり、開催時間も9時までと当初予定から1時間延長。おかげで当初予定の時間よりちょっぴり長く遊ぶことができました。

スプラトゥーンについてはE3の発発表時からかなり期待していたタイトルなのですが。

ペイントサバゲーな任天堂のWii U新作「Splatoon(スプラトゥーン)」が面白そう – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2014/06/11/12864

実際にプレイした感覚は予想していたのと同等かそれ以上に楽しかった。目的が敵を倒すことではなく塗った面積が多いほうが勝つから、3Dシューティングが苦手な人でも楽しい。敵と争うのが苦手な人はひたすらペイントで塗っていても十分な戦力。むしろ戦いに熱くなっているエリアをうまいことすり抜けて、人がいないエリアをひたすら塗りまくるというプレイが結構活躍できて、自分にはこの戦略があってるかもしれない。

相手を撃った撃たれたというゲームだとどうしても照準を上手く合わせられるゲーム上級者ばかりが強くなってしまって全体のフラストレーションがたまるけれど、本作は敵を撃つのも楽しい、そしてそういうのが苦手でもひたすら面積を広げるサポートができれば十分に強いという点で、いろんな人が自分のスタンスで遊べる間口の広いゲームでした。

一方、サバゲーライクに相手を倒すことに楽しみを置く場合でも、遠距離からのスナイパー的アイテムだったり、白兵戦的な距離ではやたらと強いローラーだったりが武器として組み合わさることでこれもまた面白い。時間なくてあまり挑戦できなかったけど高台に立ってスナイパーとして上から相手を狙いまくるプレイもやってみたいな。

非常に面白かった一方、ひたすらマッチングでバトルしてるだけだと飽きも早そうだな……、という不安にも駆られたのですが、これまたタイミング悪くて見ていなかったスプラトゥーンのニンテンドーダイレクトみたらいろいろな面で合点がいった。

メインでもあるオンラインは、プレイしてポイントを稼ぐことで武器を買ったりコスチュームを変更したりできる。さらに一定ランクがあがると高難易度の対戦モードもプレイできるようになり、そこで勝つと通常とは違うランキングシステムで評価される。まずはオンラインで上達しつつポイントを稼ぐことでキャラをカスタマイズできるようになるので、オンラインでがんばるモチベーションは保てそう。

もう1つオンラインのモチベーションとしておもしろいのが「フェス」システム。これは要はオンラインで定期的に開催されるイベントなんだけど、特定のテーマに沿ってチームを分け、期間内にどちらのチームがどれだけ勝ったかで勝敗が決まるというシステム。こう書くと話がめんどくさそうなんだけど、記念すべき第1回のテーマが「朝食はごはんかパンか」の2チームに分かれて争う、と聞けばちょっとおもしろさが伝わるかも。

しょうもないテーマなんだけどこだわりのありそうな絶妙のテーマ設定で、「朝はごはんにきまってんだろ!」派からするとフェス中のプレイにもやたら気合いが入りそう。なお、この第1回テーマの開催日は6月13日18時から翌日18時までの24時間ということなので、スプラトゥーン気になっている人はここまでには購入しておくとよさそうです。

一方、8人対戦というのはかならずオンでしかできず、オフラインは1人プレイか2人対戦のみ。ここが最初の懸念だったんだけど、スプラトゥーンに関するインタビューをいくつか読んだらその理由もだいぶ腑に落ちました。

目指すはゲッソー超え! 任天堂の期待作『Splatoon(スプラトゥーン)』、誌面未公開部分も含む開発者インタビュー完全版(1/2) – ファミ通.com
http://www.famitsu.com/news/201502/17071826.html

まずはそもそもの4対4というシステムについて。

阪口 当然、検討の段階でいろいろと人数を増減させて試してみたものの、4人より多いとひとりのプレイヤーが及ぼす影響が小さくなりすぎて、逆に3人だとひとりの責任が重くなりすぎてしまって。
天野 たくさん倒すのではなく、地形を多く塗るほうが勝ちというルールでは、4対4のバランスが駆け引きが成立しやすかったんです。

このゲームシステムには4対4のバランスが良すぎて、人数を増減するとイマイチになるというのは確かに試射会プレイした感想として納得の数字。もしオフラインで4対4しようとすると必然的にコンピュータが必要になってしまうのですが、開発側としてコンピュータは入れない方向らしい。

–なるほど。8人が集まっていない場合は、コンピューターが参加するのでしょうか?
野上 いえ、プレイヤー以外が参加するシステムはありません。ただ、世界に8人いればマッチングするように設計して作っていますので、ご安心ください。

これも確かにプレイした感じ、レースゲームで周回遅れにいればいいや的なマリオカートと異なり、能動的に動くプレーヤーとしてコンピュータが参戦するのはゲームバランスとして微妙そう。かといって8人いないとマッチングしない場合、全世界のオンライン人数がきっちり8の倍数でないかぎりどうやっても余るんじゃないかという気もしますが、そのあたりはマッチング数が多ければ待ち時間は少なくなるのかな。

上記踏まえるとオフラインでは1人プレイと風船割りの2人プレイというのは割と納得の落としどころ。1人プレイに関しては動画で見るとかなり作り込んであって、塗って面積を広げるというよりもエリアを上手くペイントして先に進んでいくアクションゲームにしあがっていて、これはこれで面白そう。対戦に関しても画面4分割したところで2人対2人しかできないし、1画面それぞれ使う対戦にするなら面積で競うより風船割りの数で競うほうが楽しいというのも納得のいくところかな。

ただオフライン対戦の場合、テレビ画面対Wii Uゲームパッドの画面でわかれて対戦するのはいいんだけど、テレビ側はコントローラが別途必要。基本はWii U PROコントローラ推奨で、Wii用のクラシックコントローラも使えるようなんだけど、コントローラにはゲームパッドみたいなジャイロセンサーがないので視点切り替えは基本スティックになるのかな。そのあたりちょっと操作感が違う可能性ありそうです。

Splatoon(スプラトゥーン) | オフラインモード
http://www.nintendo.co.jp/wiiu/agmj/mode/index.html

友達とのプレイに関しては、フレンドが遊んでいるところに合流するシステムは発売時から実装、しかし友達とだけで遊ぶ対戦プレイは8月のアップデートで対応とのこと。これも最初は微妙かなと思ったけど、よく考えたら友達とチーム組むだけで4人、友達とチーム対戦するなら8人もWii Uとスプラトゥーン持っている人集めないといけないわけで、これはなかなかハードルが高い。もうちょっとスプラトゥーンが売れてからでも十分そうだし、実装されてもこのオンラインで対戦する機会はなかなか難しそう。

とはいえマリオカートだとオフラインの2人プレイでオンライン参戦てのはできたので、そのくらいはやれたら嬉しいなあ。すばらしく面白いゲームである反面、みんなで集まって楽しむパーティーゲームとしては2人対戦の風船割りしかなく、スプラトゥーン本来の楽しさを享受できないのが寂しい。なんとかアップデートでは2人オフライン可能なオンライン対戦も実装していただきたいところです。

となんだかんだ書き殴ってきましたが、もう発売まで1週間を切ったスプラトゥーンが今から楽しみ。しばらく週末や平日夜はスプラトゥーン三昧の予定です。


Splatoon(スプラトゥーン)

ペイントサバゲーな任天堂のWii U新作「Splatoon(スプラトゥーン)」が面白そう

たまたま起きていたのでE3のプレゼン動画を見ていて「あーまたキャラものと焼き直しのソフトばっかりだなー」と寂しく思っていた中で、この完全新作がなかなか楽しそうです。

Splatoon(スプラトゥーン)|Wii U|任天堂 E3 2014情報
http://www.nintendo.co.jp/event/e3_2014/lineup/splatoon/index.html

YouTube動画が公開されているので詳細はこちらを見ていただくとして。

シンプルに説明すれば4対4のサバゲーなんだけど、色の概念持ち込んでいるのが面白い。相手を倒すのではなく色をぶちまけて自分の色の面積が広ければ勝ち。また、自分の色のエリアはイカに変身して高速移動できるギミックも面白い。これはぜひともオンライン対戦したいなー。

Wii Uがなかなか実現できない「2画面ならでは」も考えられていて、GamePadには地図を表示できる。まあ地図表示なんて2画面らしさじゃないだろとつっこみたいところですが、このゲームではマップに塗られた色の面積がプレイに重要な情報であり、それを画面切り替えせずに一覧できるのは面白い。

とはいえ地図なんてテレビ側に表示すればいいじゃんという話もあるのですが、そこで登場するのがワープシステム。GamePadのマップに表示されている自分の仲間にタッチすると、すごい勢いで空を飛んでワープできる仕組みになっているので、「タッチできるマップ」ならでは感が出せてる。何より空飛ぶ演出がすごい気持ちよさそう。

ここのところシリーズものか人気キャラクターを使ったゲームばかりだったところに、完全新作ながらもかなり面白そうな予感のするゲーム。スマブラのパルテナ参戦も嬉しい悲鳴ですが、これは予想外の伏兵でした。

でも一番楽しみなのは、最後に登場した宮本さんが作っているという「2画面ならでは」のソフトですけどね。いやー人生でもっとも尊敬する人である宮本さんが自信満々に言い放った2画面ならではのソフトがどんな仕上がりなのかとっても楽しみです。