かねてからブログ上やブログ以外でもNAVITIME好きを公言していましたら、縁あってNAVITIMEの記事広告を執筆することになりました。
NAVITIMEの記事はこれまでに何度も書いているのでそちらもご参照いただくとしつつ。
動画で見る道弱い人に激お勧めの「NAVITIME」 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/06/22/258道に弱い人にオススメしたいNAVITIMEの便利TIPS+α – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2009/06/01/2153そのロケーションレーダー機能ならNAVITIMEにもできるよ – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2009/06/23/2301
NAVITIMEで便利なポイントを改めて考えてみると、「PCと携帯電話で検索履歴を共有できること」「駅の何番出口から出たらいいかまで教えてくれること」の2つにつきます。
ルートの検索結果はメールで送ればいいだけだけど、その一手間を省いて「PCで検索するだけ」で携帯電話から見られることの便利さは慣れると手放せません。また、道弱い人なら確実に共感するであろう「駅に着いたけれど何口の改札から出たらいいか分からない」というポイントも、NAVITIMEなら細かく案内してくれる。道に弱いことを自負している自分ですが、NAVITIMEのおかげで知らない土地でも臆することなく出かけられるようになりました。
そんな愛用するNAVITIMEですが、今回のテーマは歩行者ナビではなくNAVITIMEのシステムを搭載したカーナビシステム、その名も「カーナビタイム」です。
カーナビタイム – WND・カーナビ – NAVITIME
http://www.navitime.co.jp/wnd/car/
カーナビと言えば最近ではAndroidの「Google マップナビ」が無料で便利なカーナビ機能を搭載しており、NAVITIMEも「ドライブサポーター」というカーナビ機能をオプション提供していますが、これらサービスとカーナビタイムの違いは通信エリア以外でも使えること。Google マップナビもドライブサポーターも携帯電話が使えないエリアでは地図としてまったく機能しませんが、本体に地図を内蔵しているカーナビタイムなら通信エリア外でも利用できる。都心ならいいけれど旅行でかけた時などは携帯電話が通じないエリアを走るなんてことはザラにあるので、そういう時でも地図が見られるというのは安心です。
地図内蔵という点ではカーナビなら当たり前の機能ですが、今度は逆に通信対応という点がカーナビタイムのメリット。地図データは本体内蔵だけでなく通信でも配信され、地図上のデータに変化があれば自動で反映。地図が古くてあるべき道が地図上では存在しない、なんてこともありません。以前使っていたカーナビの地図データが古く、自宅そばの高速道路入口が地図になくて苦労した経験あるだけに、地図データを常に更新してくれるというのはありがたい機能です。
お値段は本体価格が43,800円で、月額料金は2年契約なら525円、2年契約なしなら1,050円。2年契約の解除料は9,975円と月額割引額のちょうど19カ月分ですが、2年以内に解約しなければそもそも発生しない料金なので、長期契約前提の人は2年契約のほうがオトクです。
本体は片手で持てる程度のコンパクトな大きさ。同梱品は本体を車のダッシュボードに取り付ける機材のほか、充電アダプタと充電用シガーソケットが付属しています。起動時間は2〜4時間程度とのことなので、長時間のドライブであればシガーソケットの利用が前提ですかね。
実際に利用する前にに、まずはNAVITIMEのユーザーアカウントを設定。カーナビタイム自体はNAVITMEのアカウントなしでも使えるのですが、アカウントを連携させておいたほうが何かと便利です。というかこれやらないとカーナビタイムの真価は発揮できない、と言ってもいいかも。
電源を最初に入れるとモードを聞かれます。助手席モードはフル機能が使えますが、ドライバーモードの場合、運転手が運転中に操作しないように機能が限定されるようになっています。アカウント登録はどちらでもできますが、実際の利用時は操作する人によってお選びくださいませ。
アカウント連携は簡単で、持っているNAVITIMEの種類を選び、IDとパスワードを入れるだけ。ちなみにNAVITIMEはauで「EZナビウォーク」という名称で提供されていますが、名称が違うだけで機能は同一とのこと。これを行なうことで、個人的にもNAVITIMEのイチオシ機能である、PCや携帯電話で検索した結果をカーナビタイムに連携することができるようになります。
なお、NAVITIMEとカーナビタイムの料金は別扱いのため、すでにNAVITIMEを契約している人もカーナビタイムの料金は別途発生します。一方、カーナビタイムのユーザーがNAVITIMEを利用する場合、携帯電話と連携するようなフル機能は有料になってしまいますが、PCの検索結果をNAVITIMEに連携することだけは無料登録で利用可能とのこと。NAVITIMEユーザーでないけどカーナビタイム使いたい、って人はとりあえずPCの無料登録しておくとよさそうです。
PC‐NAVITIME|ナビタイムジャパン
http://corporate.navitime.co.jp/service_jp/navitime_pc.html
カーナビタイムとNAVITIMEの連携を済ませると、いつもNAVITIMEで利用している検索画面の車ルートに「CAR NAVITIMEへ送信」というリンクが表示されるようになります。
カーナビタイムで利用したいルートだったらこのリンクをクリックしておくと、カーナビタイムの電源を入れて通信を開始した際、このルートが自動的にポップアップで表示されます。あとは「はい」を押して実際にルートを反映するだけ。これ地味に便利だわー。
送信は1ルートだけでなく複数送信でき、送信した出発地点と目的地を元に有料道路優先か一般道優先かも選ぶとこができます。
NAVITIMEでログインして検索した情報自体も共有はされるので、携帯で検索したデータもPCで検索したデータもカーナビタイムの履歴から探すことはできるのですが、ドライブルートをいくつかシミュレーションしていて履歴がたくさんになってしまった場合、どれが本当に使いたいルートかわかりにくい。その点こうやってルートを指定して送ることができると使いたいデータを特定できるので迷うことが無くなります。この機能カーナビタイムだけじゃなく携帯電話連携でも欲しいくらい。
また、この「CAR NAVITIMEへの送信」機能は携帯電話の検索からも使えるのがポイント。
ドライブの途中、食事をしながら次の目的地を決めるなんてことはよくあるシチュエーションだと思いますが、いざ目的地を決めたはいいものの、車に戻ってからカーナビ立ち上げて住所を入れて……、という面倒な思いをしたことがある人はきっと多いはず。その点カーナビタイムなら、食事中に検索した結果をボタン1つで送信し、あとは車が起動してからルートを選ぶだけでいい。寄りたいところがいくつもあったり、ドライブしながらルートを考えるという当てのない旅行の場合にはとっても役に立つ機能だと思います。
カーナビタイム最大かつ最強のメリットはやはりこの連携部分だと思いますが、カーナビとしての機能も合わせてチェック。本体は吸盤を使ってダッシュボードに設置する仕組みで、コツをつかんでしまえば設置は簡単。レバーを使って吸盤内を真空にしてはりつけているので本体もきっちり安定してました。
走行中の地図はこんな感じ。交差点は拡大表示が別ウィンドウで表示されたり、交差点の名称も表示してくれます。
PC・携帯電話からだけでなく、カーナビタイムからルートを検索することももちろん可能。文字入力は2タッチ方式ですが、タッチ反応は割といいので入力はさほど苦になりません。変換にATOKが入っているところもありがたい。
タッチ操作の様子を収めた動画も撮ってみました。凄まじく早いとは言わないけれど十分に快適なレスポンスです。
また、特徴の1つとして、周囲にあるグルメ情報なども地図上に表示されます。ラーメンのどんぶりといったアイコンだけでなく、「TVで紹介」マークもあるのがおもしろい。
電源は前述の通りシガーソケットから取れますが、本体を設置するスタンド経由で充電すると車を止めたときに電源がオフになり、アクセルをかけると電源がオンになるという連動も可能。ただし、ケーブル装着場所を間違えて本体に直接接続してしまうと車を止めているときも電源入りっぱなしになってしまうのでご注意ください。
カーナビをいくつも使いこなしたわけではないけれど、機能としては標準的な機能はほぼ揃ってる感じ。ただ、画面が一般的なカーナビに比べると小さく、道が細かく分岐しているところはやや確認が難しい。また、音声案内が交差点から500m前、まもなく交差点の2段階なのですが、今まで使っていたカーナビは「700m」「300m」「まもなく」の3段階だったため、慣れないうちは「「もう交差点ですか?」と動揺してしまいました。このあたりはカーナビの癖だと思うので慣れ次第かと思いますが、個人的にはもうちょい前からアラートして欲しいかなあ。
カーナビタイムならではでもある周囲のお店情報なのですが、この仕様が若干残念。というのも地図を拡大して全体を見渡そうとすると、道路や信号の表示は小さくなるのにお店のアイコンはそのままの大きさなので、結果として道がアイコンに隠されて見えなくなってしまうという……。設定で表示をオフにすることもできるのですが、テレビで話題のお店がわかるというのはなかなかおもしろい機能なので、このあたりはもう少し見やすくなると嬉しいところ。
また、GPSが若干不安定で、道無き道をつっぱしってみたり、屋根のあるところから出た時に現在位置をつかむまで時間がかかることもありました。このあたりは他のカーナビ使ってても体験したことある現象でもあり、そのとき走っていた環境に依存する部分もあるので「とりあえず走っていればそのうち補正するだろ」感覚で正しい位置に戻るの待ってましたが、道に弱い自分としては若干気になるところではあります。
カーナビ機能単体で見てしまうと他のカーナビとそれほど大差がないかもしれませんが、携帯電話で使っていたときも愛用していた「検索結果の連携」機能はかなり便利。しかも指定したルートだけを送信できる機能を使うことで表示したいルートを的確にセットできます。
カーナビと比べて月額料金は発生するものの、そのぶん地図は常に最新の状態をキープできる。DVDやHDDのカーナビも地図を更新する時に結構なお金が発生すること考えると、2年間で12,600円というのは妥当な額かもしれません。このブログ書いている最中に大型アップデートがリリースされたこともあり、アップデートしてからもう一走りしてみたいと思います。
CAR NAVITIME、SDHCカード経由でバージョンアップ – ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20110509_444271.html
“携帯電話・PCと連携できるカーナビシステム「カーナビタイム」ファーストインプレッション” への1件のフィードバック