新潟中の日本酒を飲んだくれられる「にいがた酒の陣2014」今年で3回目の参加してきた

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

もはや毎年恒例のイベントともなりつつある日本酒イベント「にいがた酒の陣」、今年も初日から参加してまいりました。

新潟淡麗 にいがた酒の陣2014
http://sakenojin.jp/

以前のエントリーはこちら。

新潟の地酒を飲みまくれる「にいがた酒の陣」行ってきた – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2012/03/20/7386

日本酒好きの天国はここにあった! 新潟の酒を飲みまくれる「にいがた酒の陣2013」今年も行って来た – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/03/20/8751

新潟は朱鷺メッセで2日連続で行なわれ、2日間で10万人近くが訪れる大規模な日本酒イベント。しかもこれだけのお酒が飲めてたったの2,500円というコストパフォーマンスの高さに魅了され、今年で3回目の参加と相成りました。

昨年はこれでもかともっていった3リットルの水をしっかり使い切ったので、今回も万全の体制で3Lの水を前日から準備。しかし単純似考えたら3kgの重量だよなこれ。

開場は10時ですが、場所取りを兼ねて8時にホテル集合、8時30分には会場に到着。しかしすでに入り口から長蛇の列ができていてさすがの人気っぷりを感じさせます。

DSC05449

ドラクエしたり隣に並んだ人たちとおしゃべりしているうちに、いよいよ入場の準備。手首にチケット購入の証であるバンドを巻き付けます。

開場と同時にダッシュしてホール内奧の席をがっちりゲット。これで当日は万全の体勢です!

そして2014年バージョンのおちょこと命の水をゲット!

DSC05455

このロゴも3年目かと思うとなかなか感慨深いものがありますね。

2年前はニコちゃんマーク、去年はシンプルに二重丸だった底でしたが今回は酒の陣のロゴ入り! 凝ってる! よし、今年は割らないぞ!

DSC05457

酒の陣恒例の注意事項は今回ブースの壁中にずらーっと張り出され、みんながパシャパシャと写真撮っておりました。

DSC05459

会場で仲間を待つ時間を耐えきれず、プロ限定の想天坊 活性にごり生酒で乾杯!

泡をこぼさず開けるまでに待たされた時間ぶんおいしい活性にごり! 日本酒苦手の人でもおいしく飲めるすばらしいお酒です。

DSC05463

そして決戦の火ぶたは切って落とされる!

DSC05465

そしてまずは絞りを体験させていただいたばかりの想天坊へ突撃!

DSC05469

絞りのイベントでもいただいた想天坊外伝。正直なところ外伝のほうが好きかもしれないので、いつかこの外伝が正伝になる日を見守りたいものです。

DSC05466

昨年も購入した酒の陣限定の純米吟醸 生原酒。これが生なのにすっきり飲みやすいんだわー。

DSC05468

続きましてこれまた長岡訪問時に訪れた朝日山。

DSC05472

おすすめください! といって出されたのがこの紅寿。久保田の最高峰、万寿、碧寿に続くブランドで、四合瓶で2500円程度とお値段もいいかんじ。手に取りやすいおいしい久保田ですね。

DSC05473

続きましては越乃男山。名前のせいか担当さんもどことなくダンディー感が漂います。

DSC05474

名前の通り男らしいどっしりした生原酒。ちなみになんで男山という名前なのかを聞いたら「割とよくある名前なんですよ」とあっさり返されたw

DSC05476

続きましては久須美酒造。久須美酒造は幻の日本酒米「亀の尾」を復活させた酒蔵としてマンガ「夏子の酒」のモデルにもなっており、それを記念してか夏子の酒ブランドの酒も展開しています。

DSC05477

亀の尾で作られた「亀の尾」も並んでいましたが、さすがに超高級酒「亀の翁」は置いてませんでした。

DSC05479

そして新潟の銘酒、〆張鶴!

DSC05481

生酒なのにすっきりしてておいしい! 新潟で鶴の名前がつく酒は安心だという勝手な思い込みはこの〆張鶴から来ているほど安心安定のお酒です。

DSC05482

そして鶴といえばおいしいの安心ブランド鶴齢!

DSC05483

鶴齢も安心のおいしさなのですが、ラベルが妙にかわいい雪男も大好きなお酒です。

DSC05485

なんだろうこのキモカワいさはw。

DSC05486

そして会場には雪男グッズも! これはおもわず買う、買っちゃうよ! 思わずステッカーを衝動買いしてしまいましたがどこに貼ろうか嬉しい悩みですな……。

DSC05488

次に訪れたのは長岡の和楽互尊。

ここはなんと竹を使って熱燗してくれました。これはうまい!

いったん席に戻っておつまみを堪能するタイム。いかの沖漬けがむちゃくちゃうまかったんだけど、合わせるお酒選ぼうとしたら麒麟山はちょっと違う感じだった。おいしいお酒はわかるけど、このつまみに合うお酒、って選び方はまだまだだな……。

会場にはきき酒コーナーも。興味あったけどすでに酔っ払いであてる自信もなく、イベントの時間もうまいことあわなかったので今回はスルー。次回行くときは時間をチェックして挑戦してみたいところです。

DSC05490

こちらはデモブースで紹介されていた「さかすけ」。

DSC05491

酒粕を乳酸菌の手法で発酵させた食べ物で、要はヨーグルトみたいな感じの食べ物。スイーツ感覚でふわふわおいしい味でした。

DSC05492

こちらは新潟の峰乃白梅。

DSC05497

お酒もおいしいけど瓶がとってもおしゃれでプレゼントによさげ。なんだかんだこういう瓶の美しさも気になっちゃいますよねえ。

DSC05496

こちらは越後鶴亀。

DSC05499

そのものずばりのお酒もある中で今回いただいたのは……。

DSC05498

この「日本最古の酒」!

DSC05502

二百五十年前の製法そのままに作っているとのことで、あまりお米を精白せずに作っているから玄米っぽい色がついてます。味もかなりどっしりしていて癖のある味ですが、ウィスキーとか好きな人にはたまらないタイプの味かも。

DSC05501

次に訪れたのは越の白鳥。

DSC05504

辛口のにごり酒うまし!

DSC05505

DSC05507

DSC05506

DSC05508

お次は越後酒造の宝山。

DSC05510

ここも瓶がおしゃれなタイプ。真四角な瓶とかプレゼントにもよさそう。

DSC05512

こちらは「良寛」で知られる美の川酒造。

DSC05516

ここではにごり酒の美の川を熱燗でいただくという初体験。

DSC05515

にごりって熱燗にするイメージなかったんだけどこれがうまい! 思わずこのうまさでさくっと1本購入です。

DSC05517

そして昨年も購入した朱鷺もこの美の川酒造のお酒です。熱燗にしておいしいお酒で最高金賞を取っているこのお酒で「熱燗ってこんなおいしいんだ!」という感覚を得た記念すべきお酒。こちらも迷わず購入でした。

DSC05518

そして蔵訪問をさせていただいた吉乃川。

DSC05522

ずらり並んだ吉乃川シリーズ!

DSC05523

中でもこの極上吉乃川はおいしさと値段のバランスがすばらしいのですよねえ。普段から手軽に飲めておいしいお酒ってもっと高く評価されるべきだと思う。

DSC05525

まだまだ飲みます、今度は長岡の越後 雪紅梅。

DSC05529

DSC05527

DSC05528

昨年もいただきました加茂錦の丸貧!

DSC05530

貧がおしゃれな丸貧に、さらに今回は梅酒も並んだとあってこれまた両方ともゲット!

DSC05532

ブースがおしゃれな金升。

DSC05536

ここで気になったのはこのお酒。

DSC05533

こちらは樽でしっかり寝かせたお酒を瓶に詰め直したという樽酒。瓶なのに樽の味と香りがただよようお酒好き向けのお酒です。

DSC05534

こちらは白龍酒造のちょっとした変わりどころ。ヨーグルトと日本酒を混ぜたヨーグルト感覚で楽しめるお酒です。

DSC05538

さすがに当日は四合瓶で提供されてましたがある意味特別感ある。

DSC05539

どっしりまるでヨーグルトのような見た目に違わないヨーグルトっぽいお酒。これは女の子だまされるタイプのお酒やで……。

DSC05540

こちらは小千谷市の長者盛。

DSC05541

にごりの冬将軍がうまかった。おれやっぱしにごり好きだなー。

DSC05546

そしてこちらも安定のブランド緑川。

DSC05547

ずらり並んだ緑川から……。

DSC05548

熱燗でいただきます! 最近すっかり熱燗好きになったなー。

DSC05550

毎年毎年派手なブースが特徴的な越後武士。

DSC05551

度数の数字がもう誤記じゃないんですかレベルのお酒ばかりが並びます。

DSC05552

その中から四十六度の越後武士をセレクト。

DSC05554

もうね、日本酒とは思えないアルコール感ですよ。これ氷で割って焼酎っぽく飲んだ方がおいしいかもといいつつ、こういう度数が高い酒尾をキュっと飲むのもまたいいのよね。

DSC05555

そうこうしているうちに会場はもう人だらけ。初日は6万人もが訪れたとのことで、これが全員飲んだくれかと思うとすごいイベントですね。

DSC05560

このあたりでちょっと場所を離れて物販コーナーへ。昨年も思わず購入した燕三条のグラスをのぞきに行きます。

DSC05561

おもしろかった柿の種売り場。柿の種って意外に日本酒に合うんですよね。

DSC05563

物販コーナーの見学を終えて戻ったのが長陵。

DSC05564

こちらは以前に飲んでそのうまさに感動した壺中天地で有名な酒蔵です。壺中天地ほんとにうまいけどたかいけどうまいよねえ……。

DSC05565

新潟でよくいただく越乃景虎。

DSC05568

超辛口をどしーんといただく!

DSC05569

そろそろ何杯目なんだろうという余計な気の配りはよそに、次は高千代酒造。

DSC05572

ひらがなの「たかちよ」がかわいい!

DSC05573

思わず名前で立ち寄ってしまったゆきびじん。

DSC05576

「びじん」という名前が似合う美しいお酒でした。

DSC05577

DSC05581

前回は飲んだくれていてばかりだったので、今回は観光も楽しもうと朱鷺メッセの展望室へ。ここは新潟銘菓の「ばかうけ」がスポンサードしているみたい。

DSC05585

展望台から眺める新潟はなかなかよいながめでした。普段自分が駅から信濃川を越えて歩いたりしているぶん、「ああこのあたりから歩いているんだな」というのがわかっておもしろいですね。

DSC05586

DSC05588

展望を堪能して戻ったのが松乃井酒造場。

DSC05599

ここも瓶がおしゃれなお酒です。

DSC05598

だいぶお酒をのんでふらふらしてきたのでここらで〆とばかりにのっぺ汁をいただきます。

あっさりすっきりしていて酔った体に染み渡る!

のっぺ汁で体勢を立て直しつつ、次は越乃八豊へ。カメラのピントあわなさっぷりが酔いを表してますね。

DSC05602

DSC05600

DSC05601

昨年もお酒をいただいた福顔。

DSC05605

ここは樽で貯蔵した日本酒を味わえます。

DSC05606

樽の味がしっかりついててこれまた旨味! 日本酒の価値観が変わるいいお酒です。

DSC05607

このあたりで一通りブースも回ったので、手に入れた酒をどんどん開けて飲み会モードに。

そしてお酒飲むとラーメンが恋しいよねー、ということで朱鷺メッセ近くにある青島ラーメンへ。

DSC05612

しょうがじたての長岡ラーメンおいしかった。でもしょうがの効き方でいうとやっぱりたいちのほうが好きなんだなー。

 

日本酒も一通り堪能したところで最後の締めはこちら!

DSC05613

全日空ファーストクラスの機内食にも採用されたという牛茶漬け!

DSC05614

山椒仕立ての牛茶漬けいただきましたが、若干山椒が強すぎて牛の味わからなかった感ある。これ最初から山椒茶漬けでよかったかもなあ。

DSC05619

そうして飲んだくれていたらいつの間にか見えた夕焼け。

DSC05620

 

今年で3年目になる日本酒イベントですが、相変わらずの規模と楽しさでした。なにより、このイベントそのものも楽しいのですが、その前後に味わえる新潟ならではの地の物やお酒もまた楽しみの一つなんですよね。来年もまた定例イベントとして参加したいと思います。


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください