ARROWS NX F-05FのカメラをF-01F、iPhone 5sと比較

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

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※本エントリーは「ケータイ会議!!!」企画のレビューです

スマートフォンの機能でもっとも愛用かつ重視しているとっても過言ではないのがカメラ機能。ソーシャルネットワークのコミュニケーションとしても欠かせなくなっている写真機能はかなり重視していて、全体的にすぐれたスマートフォンでもカメラが気に入らないだけで使いたくなくなってしまうほどカメラには注目しています。

F-05FのカメラはF-02Eから始まりF-06E、F-01FのARROWS NXシリーズでは共通であるシンプルインターフェイス。基本的にはシャッターを押すだけで被写体に合わせて最適な写真を自動で撮影してくれます。

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メニュー画面から選択できる機能もシンプル。カメラを動画やパノラマに切り替えられるほか、画像サイズやHDR、フラッシュのオンオフ、インカメラとアウトカメラの切り替えなどが可能です。

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画面サイズは全5種類。ただ、前回の設定エントリーでも書きましたが、16:9は4:3の上下を切り取っているに過ぎないことに加え、上下を切り取ることで被写体との距離感が普通より近く見えてしまうこともあり個人的にはオススメいたしません。

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たとえばこれが4:3の画面。わかりやすいようキーボードの上下に少し幅を入れて撮影しました。

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こちらがほぼ同じ位置から16:9に切り替えて撮影した画面。キーボードの上下が削られたこともあり、被写体がより近い位置に見えて距離感が難しいです。横長の写真にこだわりが無い限りは4:3のほうがオススメ。

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設定の「その他」からはカメラ写真の保存先やタッチシャッターが選べます。タッチシャッターはピントを合わせたいところにタッチするだけでシャッターが切れるので非常に便利。片手で撮影するときもピントの位置だけ決めたらあとは端末をしっかり固定するだけでいいので、わざわざシャッターボタンまで手を伸ばす必要もなく、左手でも簡単に写真が撮れます。

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また、前モデルで画を直接起動できなくて不便だった点も面白いアプローチで改善。カメラのウィジェットに「動画」「インカメラ」が追加され、動画撮影モードを直接起動できるようになりました。地味ながらこれは便利だわー。贅沢言うとインカメラに興味ないのでアイコン1マスの動画ショートカットが欲しいところですが。

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カメラのインターフェイスはほぼほぼ前モデルのF-01Fと変わらないF-05Fですが、大事なのは撮影した写真の違い。F-01Fも十分に満足してたのですが、後継機であるF-05Fがどのくらい変わっているのか、F-01Fおよび手持ちのiPhone 5sで撮影した写真を以下だだだっと比較していきます。

並び順は全写真ともF-05F、F-01F、iPhone5sの順。撮影する場合はできるだけ同じ位置をキープしつつピントも同じ場所に合わせるようにしています。

まずは自分としても一番撮ることが多いご飯写真から。

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F-01Fが若干青っぽい色味なのに対してF-05Fは明るくおいしそうに撮れてる。iPhone 5sもかなりいい色で撮れてます。

続いては先日営業を再開した秋葉原のとんかつ名店「冨貴」のとんかつ。

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かなり好みの問題ぽいですが、F-05Fのとんかつが一番明るく撮れてる。見た目の再現性もF-05Fが一番近いかな。

続きまして店名変更を繰り返すことでおなじみ秋葉原のカレー「アイキッチン」。800円でカレーとライスがおかわりし放題というランチにはオススメのカレーです。カレーもおいしいよ。

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ここでもF-01Fの青っぽさが目立つ結果に。普段使ってると気がつかなかったけど、こうやって比べて見えるものありますね。

食べ物の最後は最近毎日のように食べている冷やし中華こんにゃく。

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同じライティングながらF-01Fが若干暗く仕上がってる。それに比べてF-05FとiPhone 5sはかなり明るく撮れてます。食べ物に関してiPhone 5sとF-05Fがかなり強そう。

次は屋外の写真。最近絶賛改装工事中の新開花の工事模様。

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さすがに明るい屋外だとあまり差がでないですかね。続きましては曇天模様の町並み。

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ARROWSに対してiPhone 5sはかなり暗めの仕上がり。同じビルにピント合わせてるのですがかなり違いがでました。

こちらは別の日に撮影した同じ町並みの比較。

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先ほどよりはましですがやっぱりiPhone 5sが暗め。むしろF-01Fがかなり明るさ強くてびっくりです。

一方こちらは晴天の屋外。明るいとほとんど差が出ませんね。

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花の写真も綺麗に色が出てます。

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最後は夜景。ある日の浅草の町並み。

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F-05Fがかなり明るく撮れる分、光が強くて車のライトが光りすぎてる。夜景としてはF-01FとiPhone 5sのほうがいいかな。

こちらは同じく浅草の裏通り。

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やっぱりF-05Fがかなり明るめ。ただし大通りのように光が多い場所と比べ、光が少ない裏道ではF-05Fのほうがしっかり写真が撮れてます。

あくまでごく一部の環境ですが、F-05Fはかなり明るく撮れること、食べ物はおいしく撮りやすいというのが感想かな。このシンプルインターフェイスのカメラはF-02Eから4代目ですが、代を重ねるこごとにオート調整の精度が上がっていてどんどん使いやすくなっています。

一方でこれは歴代のカメラに言えることですが、簡単かつ手軽に写真が撮れる反面、自分で設定できる機能がほぼないので遊び要素に欠ける。オート設定はメインにしつつ、ISOや露出を調整したり、ナイトモードなどのシーンセレクト機能もやっぱり欲しい。

カメラというとAndroidではXperiaが人気ですが、ARROWSを使ってるとXperiaにも負けないくらい画質はいいんですよね。ただ、Xperiaのほうが機能が充実していてオート撮影以外にもいろんなことができる楽しみがある。

Androidのギャラリー機能がいろんなエフェクト搭載しているので、写真の編集はそちらに任せるという割り切りもありだとは思いますが、やっぱり撮影しながらエフェクト確認したいときもあるので、オート設定の更なるチューニングはもちろんのこと、もう少し自分でカスタマイズできる楽しみも今後は欲しいところです。

【ケータイ会議NX!!!とは?】
ケータイ会議NX!!!とは、富士通の最新スマートフォンARROWS NX F-05Fをブロガーが使い倒してブログで自由にレビューする企画です。通信料は各自の負担、モニター後は端末をそのまま使い続けることができるようになってます。

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