世界初の4Kディスプレイを搭載したプレミアムスマホ「Xperia Z5 Premium」レビュー

【PR】この記事は、Xperia(TM)アンバサダーレビューです。

2015年冬モデルの中で話題性に関してはナンバーワンかもしれないハイスペックスマートフォン「Xperia Z5 Premium」、今回も記事広告としてレビューすることになりました。

Xperia Z5 Premium SO-03H
Xperia Z5 Premium SO-03H

Xperia Z5 Premium最大の特徴はなんといっても「4K」。最近はテレビも4Kが主流となりつつありますが、それでもディスプレイサイズは30インチ以上の大画面が主流なのに対し、Xperia Z5 Premiumは5.5インチに4Kを詰め込み、その画素密度はiPhone 6sの326ppi、iPhone 6s Plusの401ppiと比べて806ppiと段違いの画素密度を実現した、とんでもないモンスタークラスのスマートフォンなのです。

世界初、4Kディスプレイ搭載。
フルHDの4倍もの解像度を誇る4K画質。その圧倒的に高精細で美しい画質を、世界ではじめて*1スマートフォンで楽しめるようになりました。空に広がる柔らかな色のグラデーションも、暗闇に灯る光の明暗と色彩のコントラストも、まるで眼前に広がる景色のように鮮明に再現します。

Xperia™ Z5 Premium SO-03H | ディスプレイ | ソニーモバイルコミュニケーションズ
http://www.sonymobile.co.jp/xperia/docomo/so-03h/display.html

なお、2015年冬モデルのXperiaシリーズのうち、フラッグシップモデルである「Xperia Z5」はNTTドコモ、au、ソフトバンクともに取り扱っていますが、今回レビューする「Xperia Z5 Premium」はNTTドコモのみがラインアップするスペシャルモデル。また、ディスプレイサイズが約4.6インチのコンパクトモデル「Xperia Z5 Compact」も、今シーズンはNTTドコモのみの取り扱いとなります。

2160×3840ドットという4K解像度のディスプレイを備えたZ5 Premiumですが、とはいえすべての画面が4K表示されるわけではなく、ホーム画面などの通常画面は1920×1080ドットのフルHDで表示。ディスプレイの解像度とバッテリー消費は非常に近い関係にあり、解像度が高いとどうしてもバッテリー消費に影響を与えてしまうのですが、その点でホーム画面などさほど解像度を要求しない場面ではフルHD解像度に抑えるというのはバッテリー持ちの面からはむしろありがたい仕様。

ホーム画面はフルHD解像度
ホーム画面はフルHD解像度

ではどんな時に4K表示になるかといえば、端的に言うと静止画または動画を扱う時で、カメラで撮影した写真や動画を表示する際は4K解像度で表示されます。また、YouTube動画やプリインストールの「アルバム」アプリなど一部アプリでは、動画や静止画を4K相当にアップスケールする「4Kアップスケーリング」という機能が搭載されており、実際には4Kではない動画や静止画を4Kディスプレイでより美しく表示することができます。

4Kディスプレイおよびディスプレイの画面サイズ、それに伴うバッテリー容量の大きさといった細かなスペック以外では、フラッグシップモデルのXperia Z5とほぼ同等のスペック。2300万画素のCMOSセンサー「Exmor RS for mobile」に加え、Xperiaシリーズとして初となる指紋認証も搭載しているのが特徴です。

4Kディスプレイ搭載で気になる発熱は実用上ほぼ問題なし

と、4Kの概要から始まった今回のレビューですが、実際のところこの端末で最も気になったのは4Kディスプレイでもカメラでもなく「発熱」。というのも、2015年夏モデルのハイスペックスマートフォンのうち、CPUにクアルコムの「Snapdragon 810」を採用した端末は発熱が大きな話題となり、普通に使っているだけでも端末が高熱を帯びてカメラなどの機能が利用できなくなる、という現象が多くのユーザーにおいて発生していたからなのです。

それを踏まえてか、今回の冬モデルでは富士通のarrows、シャープのAQUOSともにCPUをSnapdragon 810から808へとスペック上はクロックダウンしたのに対し、XperiaだけがSnapdragon 810を継続採用。ただでさえ810を採用した端末は発熱が話題になっていたのに、更に消費電力が高いであろう4KディスプレイモデルのXperia Z5 Premiumはいったいどれだけ熱くなってしまうのか……、と最初はおっかなびっくりこの端末を使い始めました。

が、この心配は実に杞憂。1日中メイン端末としてヘビーに利用し、Webサイトをひたすら閲覧したり、Google マップを数十分起動し続けたり、電子書籍を読みふけったり、フルHD画質の動画を30分くらい視聴したり、と負荷がかかりそうな使い方をひたすらしてみたのですが、端末の背面がほんのり温かくなることはあれど、高熱で機能が制限されるということは一度もありませんでした。

あまりに普段使いできるので、ひょっとしたらクロック数を下げてるのかなという深読みもしてしまいましたが、使用感にはまったく問題なく、高画質の動画や重たいWebサイトもさくさく動作します。夏モデルの高熱に悩まされた人も、今回は安心して端末を選択できそうです。

4K解像度を静止画に切り出す「撮り逃し機能」が便利

発熱の心配もなくなったところで、Xperia Z5 Premiumの看板である4Kディスプレイについての使用感を。前述の通り4Kディスプレイと言ってもすべてのアプリが4Kに対応しているわけではなく、基本的には動画と静止画が中心です。

まずはカメラの使用時ですが、正直なところカメラとして利用する際の4K感はあまりわかりません……。というのも、動画における4Kの2160×3840ドットという解像度は非常に高いのですが、静止画で考えるとざっくり800万画素程度の画素数であり、2000万画素を超えるイメージセンサーを搭載したZ5 Premiumの静止画を見るビューワーとしてはそもそも解像度が低いからです。

カメラ画面では4Kの凄さを認識できず
カメラ画面では4Kの凄さを認識できず

ただし、動画の解像度が上がったことにより面白い使い方も可能になりました。それが4K動画のワンシーンを静止画として切り出せる撮り逃し機能。

4K撮影した動画の好きなシーンを静止画として切り出し
4K撮影した動画の好きなシーンを静止画として切り出し

前述の通り、4K画像は画素数で言うと800万画素の静止画相当の解像度で、数値だけで比較するならこれはiPhone 6と同レベルの解像度。もちろん静止画の品質は解像度だけで決まるものではないのですが、動画で撮影したお気に入りのシーンを後から写真で保存したい! と言うときには実に便利。動きの速い被写体なんかはもう静止画をあきらめて4K動画で撮るといいのかもしれません。

4k動画から切り出した画像
4k動画から切り出した画像

ただし、さすがに4K動画で撮影するのは負荷が大きく、撮影前にはアラートも表示されます。長時間4K撮影すると本体の機能に制限がかかる可能性もあるので、4K撮影はここぞという大事なシーンを撮り逃したくない! という時に使うとよさそうです。

4K撮影時は発熱に注意
4K撮影時は発熱に注意

美しいディスプレイと音質の高いスピーカーで臨場感あふれる動画視聴体験

「撮る」ではなく「見る」という視点では、まだまだコンテンツは少ないものの、NTTドコモの動画配信サービス「dTV」が4K対応コンテンツを実験的に配信しているほか、ひかりTVもスマートフォン向けに4K動画を提供しています。ただし、残念なことに今回お借りしている端末が製品版とは異なる開発機のため、dTV、ひかりTVともに対象外端末として視聴できませんでした。これは実に残念……。

4K動画と言えばYouTubeも4Kに対応しており、4K動画のアップロード、視聴ともに可能です。ただし、こちらも残念ながらAndroidアプリではどうやら1080pが上限と設定されているようで、本質的な4Kとしては視聴できません。

YouTubeアプリは最大1080pまで
YouTubeアプリは最大1080pまで

とはいえ、前述の通りZ5 Premiumは「4Kアップスケーリング」機能を搭載しているため、YouTubeやアルバムなどの動画アプリも4Kではない動画もアップスケーリングして高画質化することができます。

そしてそれ以前にこれは実に正直な感想なのですが、液晶の性能が高いためかフルHDでも十分に美しく、画質の荒さなどはほとんど気になりません。ディスプレイが4Kなのかどうかということをほとんど気にせず「美しい画面で動画が見られる」ということに関しては、今まで見た端末の中でもトップクラス。

美しい動画は画質だけでなく音も重要。Z5 Premiumは本体を横持ちしたとき左右にスピーカーが配されているのですが、これがとてもいい音質で、映像を見ているときの臨場感がすごい。スマートフォンで動画を見るときは画面が小さいこともあって簡易的な感覚が否めないのですが、Z5 Premiumのディスプレイと音の良さは、スマートフォンで見ていることを忘れるくらい映像の世界に引き込まれました。

写真では伝えきれないくらい美しいディスプレイ
写真では伝えきれないくらい美しいディスプレイ

4Kという解像度もすごいのですが、それ以上にディスプレイの美しさ、そしてスピーカーの音の良さが、実際に映像を見るときには重要なのだなと改めて気がつかされました。Premiumという言葉の通り、映像をより高品質に楽しむにはすばらしいスペックのスマートフォンだと思います。

電源ボタンを兼ねる指紋認証。認証精度は満足

ここまで4Kばかりに言及してきましたが、指紋認証もXperiaシリーズで初めて採用された特徴的な機能。指紋認証といえば富士通のarrowsシリーズが最初に搭載した機能ではあるものの、その後iPhoneやGALAXY、AQUOSなどがこぞって指紋認証を採用しており、Xperiaは指紋認証搭載端末としては後発ではあるものの、かなりユニークな実装をしています。

新たに搭載した指紋認証
新たに搭載した指紋認証

arrowsを始めとしてほとんどの端末では指紋認証センサーを本体中央に配しているのですが、Xperia Z5 Premiumではなんと本体右側面の電源ボタンに指紋認証センサーを搭載。本体の電源ボタンを一度押し、そのまま指を電源ボタンに置いておくだけで本体ロックを解除できます。

本体右側の電源ボタンが指紋認証を兼ねる
本体右側の電源ボタンが指紋認証を兼ねる

arrowsシリーズの指紋認証も背面のセンサーをタッチすれば画面がオンになるし、iPhoneもホームボタンに指紋認証があるので画面をオンにした直後に指紋認証という操作が可能なのですが、そもそも電源ボタンがあるからそこに指紋認証センサーを乗せればいい、というのは一見すると奇抜ながら実際には非常にうまい仕組み。

電源ボタンで画面をオンにすると同時にロック解除
電源ボタンで画面をオンにすると同時にロック解除

一方、左利きの人にはちょっと辛いのも正直なところ。そもそもAndroidは本体側面に電源ボタンを搭載しているモデルが多く、その時点で左利きの人は不利だし、そうはいっても電源ボタンは左手で押すだろうから左手で指紋を登録しておけば実用上は変わらない、のですが、arrowsシリーズやGALAXYシリーズは本体中央に指紋認証センサーがあるので左利きの人はより使いやすい。とはいえ繰り返しながら左利きの人は人差し指や中指あたりを登録しておけばさほど認証に困ることもないと思います。

左利きは人差し指や中指で認証
左利きは人差し指や中指で認証

認証の精度は非常に高く、電源ボタンを押してそのまま指をホールドしていると一瞬でロックが解除されます。初搭載の機能ながらこの精度の高さはさすがXperiaシリーズという印象。

なお、指紋認証はすべてのシーンで使えるのではないようで、Googleアカウントを追加する場合は指紋認証ではなくパスコードを要求されました。アカウント追加はさほど頻繁に発生するわけではなく、NTTドコモのサービスと連携することも可能なのでこちらも事実上はさほど困らなそうです。

シンプルながら使いやすくきれいな写真が撮れるカメラ。カスタマイズ機能も充実

Xperiaシリーズの特徴でもあるカメラは、カメラの画素数が約2070万画素から約2300万画素へとさらに高画素化。とはいえXperiaシリーズのカメラは単なる画素数の高さより「簡単にきれいな写真が撮れる」「カスタマイズも充実している」という2つの要素を併せ持っているところが魅力だと個人的に感じており、そうした特徴はXperia Z5 Premiumでも健在です。

デフォルトの「プレミアムおまかせオート」モードは、逆光や夜景、風景や人物など13種類のシーン×4つのコンディションを自動で判断し、被写体に合わせて最適な設定で撮影してくれるためとても手軽。ちょうどモニター期間中に旅行する機会があったので、風景や食べ物などをたくさん撮っていたのですが、余計なことを気にせずシャッターを押すだけで写真が撮れるのがとても嬉しい。

お任せできれいな写真が撮れる「プレミアムおまかせオート」
お任せできれいな写真が撮れる「プレミアムおまかせオート」

写真の解像度は20メガピクセル、8メガピクセルにそれぞれ16:9と4:3の画面比率が用意されていて合計4種類。数こそ少ないのですが最大解像度と800万画素というちょうどいい解像度が揃っており、どちらも4:3と16:9の2種類が用意されているのでバランスはいい感じ。

画像サイズ4:3と16:9がそれぞれ2サイズの4種類
画像サイズ4:3と16:9がそれぞれ2サイズの4種類

操作も非常にシンプルで、被写体をどのモードで認識しているかは画面右下に自動で表示され、画面右のメニューから明るさや色合いの調整も可能。シャッターも画面のソフトボタン、本体側面の物理ボタンに加えて任意の位置をタッチしてシャッターを切る機能も搭載。個人的にはタッチシャッター派なのでこの機能とても助かります。

シンプルな画面構成
シンプルな画面構成

動画を撮りたい時は、フルHD動画なら静止画のシャッターボタン下にある録画ボタンを押すだけで、4K動画の場合はモードを切り換えて撮影。ここだけちょっともったいなくて、動画はたまにしか撮らないからいつでも4Kで撮りたい、という人にはちょっと面倒。動画に関しては設定画面でも画面サイズを選ぶことができず、モード変更でしか切り換えられないのは、いざ4K動画を撮りたい時にやや手間取ってしまう可能性もあるので、プレミアムおまかせモードでも4Kを指定して撮影できるようになるといいのですが。

4K動画はモード切り換えが必要
4K動画はモード切り換えが必要

全体的に満足度の高いカメラですが、1つ細かな点で難を上げるならカメラの位置。カメラが本体側面にかなり寄っているため、撮影しようとするときに指がかぶることが多々あります。まあこのあたりは画面見ていれば気がつくのと、持ち方を気をつけるよう慣れればいいだけなのですが、気をつけているつもりでもカメラに指がかかってしまい、シャッターチャンス逃してしまうこともあったので、カメラの持ち方は気をつけた方が良さそうです。

レンズの位置が側面に近く写真に指が入りやすい
レンズの位置が側面に近く写真に指が入りやすい

以下は撮影サンプル。ほぼすべてプレミアムおまかせオートで撮影しているのですが、手軽ながらきれいな写真が撮れます。

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デジタルズームの機能向上も特徴の1つとのことで、最大5倍のデジタルズームでもきれいに撮れるようになりました。

5倍ズームでも、きれいに撮れる。
新開発の高画素カメラモジュールの搭載と、BIONZ for mobileの進化で、5倍ズームで撮っても、解像感のある美しい写真を撮れます。

Xperia™ Z5 Premium SO-03H | カメラ | ソニーモバイルコミュニケーションズ
http://www.sonymobile.co.jp/xperia/docomo/so-03h/camera.html

まずは等倍で離れた位置から人形を撮影。

等倍で撮影
等倍で撮影

続いて5倍ズーム。うーむ、そこそこ撮れているけど細かいところにやっぱり荒れを感じますね。

デジタル5倍ズーム
デジタル5倍ズーム

こちらは3倍ズーム。上に比べると荒れがだいぶ軽減されていい感じ。

デジタル3倍ズーム
デジタル3倍ズーム

そしてこちらは等倍で接写したところ。比べるとやっぱり違いわかってしまうけれど、普通に使うならデジタルズームも十分そう。

等倍で接写
等倍で接写

デジタルズームはその仕組み上、どうやっても元画像より画質が荒れてしまうのであまり使わないのですが、周りでスマートフォン使っている人を見ると結構デジタルズーム活用している人もよく見かけます。一般向けのカメラ機能としてデジタルズームの機能強化というのは目立たないながら地味に役立つ機能なのかもしれません。

「Premium」ならではのハイスペック。鏡面仕上げの背面が美しい「Chrome」デザイン

Xperia Z5 Premiumの特徴的なスペックはここまでにして、基本的なスペック面もおさらい。フラッグシップのZ5よりも高解像度のディスプレイを搭載したZ5 Premiumはそれに伴い画面サイズも大きくなっており、Z5の5.2インチに比べてZ5 Premiumは5.5インチのディスプレイを搭載。それに伴い本体サイズもZ5の約146×約72×約7.3mmと比較し、Z5 Premiumは約154×約76×約7.8mmと全体的にサイズアップしています。

実際に手に持ってみると76mmという横幅はかなり大きいのですが、本体の重量バランスがいいのか片手で持ってて不安定さは感じません。

5.5インチはぎりぎり片手で持てるサイズ感
5.5インチはぎりぎり片手で持てるサイズ感

また、文字入力は初期状態だと反対側に指が届かず厳しいのですが、「片手キーボード」モードでキーボードを小型化して片側に寄せることで違和感なく文字が入力できています。

キーボードを左右どちらかに寄せられる「片手キーボード」
キーボードを左右どちらかに寄せられる「片手キーボード」

CPUは前述の通りオクタコアのSnapdragon 810を搭載し、メモリは3GB、内蔵ストレージは32GBと、Premiumというだけのことはあるトップクラスのハイスペック。ワンセグ/フルセグ、おサイフケータイ、防水に加えて指紋認証も新たに搭載したことでスペック面ではほぼ隙のない仕上がりです。唯一赤外線通信は非対応ですが、もう時代の流れとして赤外線は非対応、でいいのかもしれませんね。LINEもふるふるで登録しあう時代ですし。

防水仕様ながらUSBは引き続きキャップレス。充電端子はクレードル型でキャップつき、クレードルなしでキャップレスというのが大きな流れですが、会社や移動中も充電する機会の多いヘビーユーザーにとってキャップレスは実にありがたい。

充電が便利なUSBキャップレス
充電が便利なUSBキャップレス

そして意外なところで役に立つ機能が本体背面。Z5の本体カラーはChrome、Blackの2色展開なのですが、このうちChromeについては背面が見事なまでの鏡面仕上げになっています。いやもうこれ鏡面仕上がりというか背面が鏡になっていますといったほうが正しいくらいの鏡っぷり。一部のスマートフォンではインカメラを使って鏡代わりにする機能が搭載されていますが、このChromeモデルならそんなことをせず背面を見れば鏡に早変わり。これ、地味に便利です。

ほぼ鏡のような背面の「Chrome」
ほぼ鏡のような背面の「Chrome」

一方、鏡面仕上がりの宿命か背面はやたらと指紋が目立ちますが、そこは本体の美しさと相殺といったところ。あまりに鏡なのでミラーマンよろしく電車内で他の人から疑われないか、という心配もありましたが、実際にスマートフォン使う時は背面が下を向いていることが多いため背面を他人が気にするシチュエーションもほとんどなく、今のところ普通に使えています。

4Kディスプレイながらバッテリーの持ちも非常によく、朝家を出てからまったく充電せず普通に使っていても30%以上は残っているので安心。また、バッテリーをより持たせられるスタミナモードも搭載しているので、バッテリー面の心配はかなり軽減されそうです。

バッテリー消費を抑える「STAMINA」モード
バッテリー消費を抑える「STAMINA」モード

音楽周りもハイレゾやデジタルノイズキャンセリングを標準搭載し、ハイレゾ非対応の楽曲ファイルもハイレゾ相当に音質を高めるというDSEE HX、Bluetooth経由の再生時の音質を向上させる「LDAC」など、音楽周りの機能も充実。バッテリーの持ちもよくなっているので、通勤や通学のお供にZ5 Premiumで音楽を楽しむのもよさそう。

充実のオーディオ設定
充実のオーディオ設定

また、オリジナルアプリの「PartyShare」も面白い。これは複数のスマートフォンに保存された音楽や写真をワイヤレスで共有する機能で、再生自体はXperiaでしかできないのですが、PartyShareアプリ自体はGoogle Playで公開されており、ファイルの共有はXperia以外のスマートフォンでも行なうことができます。

複数端末と写真や音楽を共有できる「PartyShare」
複数端末と写真や音楽を共有できる「PartyShare」

要はWi-Fiダイレクトを使って複数のスマートフォンを接続、それぞれの端末に保存されたファイルをホストとなるXperiaからストリーミング再生するという機能で、ホームパーティーなどでみんなの音楽を1つのスマホで再生することができます。なかなか面白い機能なのですが、ネックとなるのはホストとなるXperiaにWi-Fiで接続する関係上、手持ちのスマートフォンはインターネットにつながらなくなってしまう。果たしてホームパーティー中、自分のスマホが一切インターネットにつながらない状況でいられるかというと、ちょっと使うシーンが限られるかもしれません。

他の人の端末にある音楽や静止画をストリーミング再生
他の人の端末にある音楽や静止画をストリーミング再生

動画や音楽を徹底的に楽しむプレミアムなXperia

世界初の4Kディスプレイが話題のXperia Z5 Premiumですが、正直なところ4Kというスペックそのものを認識することはできませんでした。とはいえ、動画を再生したときの画面の美しさや臨場感ある音響は「Premium」という名に恥じない高いクオリティであることは間違いなし。あまり4Kというスペックを意識しすぎるよりも、動画や音楽を徹底的に楽しむプレミアムなXperia、というほうが正しくZ5 Premiumを捉えられるのではないかと思いました。

Z5シリーズから搭載した指紋認証も非常に使いやすく、カメラも相変わらず高性能ながら使いやすい。気になるバッテリーや発熱周りもなんの問題もなく、安心して使い続けられる端末です。本体こそ大きめサイズではありますが、動画や音楽、カメラを徹底的に使い倒す人にとってはお勧めの1台ではないでしょうか。

得意のカメラ機能がさらに磨かれたXperia Z3とXperia Z3 Compactを体験してきた

Xperiaの2014年冬モデルを体験しに、先日開催されたXperia アンバサダーミーティングに参加して参りました。

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イベントのオープニングはスペックの細かな紹介から。

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今回のXperiaの特徴は大きく3つ。1つがカメラへのさらなる注力。もともとXperiaはカメラ機能に定評がありますが、今回は今まで以上に力を入れているらしい。個人的にもカメラ機能が一番気になっていたのでこの後の体験が楽しみです。

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もう1つがハイレゾ再生。今までは周辺機器を接続して対応していたのが、本体とハイレゾ対応ヘッドフォンのみでハイレゾが再生できるようになります。

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そして3つ目がPS4との連携。XperiaがPS4とネットワーク接続することで、PS4のゲームをXperiaで楽しむことができます。同様の機能はPlayStation Vitaにも搭載されていますが、Xperiaの場合は別途コントローラを用意することで、PS4の操作そのままでプレイできるところが魅力ですかね。

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本体サイズも前モデルから大幅に改善。縦横厚みすべてにおいて小型薄型を実現、重量もかなり軽くなりました。

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そして今回一押しかつ個人的にも興味津々だったカメラ機能は、「カメラでスマートフォンを再定義します」とまで言う力の入れよう。

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ISO12800という高いISOを実現しており、わずかな光でも撮影できるほど暗さに強いのが売りとのこと。

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Xperiaの特徴とも言える多彩なカメラ機能も今回は健在。

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こちらはインカメラを使って自分の顔も一緒に撮影できる機能。角度とかの調整が大変そうですが、写真撮ってばかりのお父さんもちょっとは写真に写れる機能ってことですかね。

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手ぶれにも強く、走りながらでもぶれないというインテリジェントアクティブモードを搭載。某光学手ぶれを搭載したスマートフォンよりも上! と自信満々でした。

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説明を一通り聞いたらいよいよ本命のタッチ&トライ。

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会場には至るところにXperia Z3とXperia Z3 Compactが並べられており、触りたいのに待ち時間が長い! なんてこともありませんでした。100人規模のイベントでこれだけ端末揃えてもらえるのはありがたいですね。

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お目当てだったのはコンパクトサイズのXperia Z3 Compact。フラッグシップモデルのXperia Z3と比べてその名の通りコンパクトサイズのため画面サイズが小さく握りやすいのが特徴。その一方でメモリはZ3が3GBに対してCompactは2GB、ストレージは32GBに対して16GBと小さくなっているのが違いです。

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カラバリは4色。白、黒のスタンダードな色に加えてオレンジと緑があるのは選択の幅が広くて嬉しいところ。

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画面が元々小さいので端から端まで手が届く。さらにキーボードを左右に寄せれば手の小さい人も使いやすい。大きいスマホが苦手な人はかなり魅力的なサイズです。

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期待のカメラ機能は静止画と動画を同時に撮影できるほか、右下のボタンからさまざまなカメラ機能を選ぶことができます。

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こちらがカメラのメニュー画面。1画面に収まらない多彩な機能ですが今回の注目は画面中央のマルチカメラと右側のフェイスインピクチャーです。

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こちらがフェイスインピクチャー。左下の丸い部分にインカメラに移った自分が表示され、被写体と自分をまとめて撮影できます。景色とか取るときに撮影者の顔も入れておくっていうのは記念によさそう。

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そしてもう1つの期待であるマルチカメラは、Xperia同士、またはソニーのネットワーク対応カメラを複数接続し、複数のカメラ画像を1画面で撮影できるというとんでもない機能。こういう変な機能わくわくするタイプです!

カメラの映像をWi-Fi経由で伝送するという負荷がかかるため、長時間の利用では温度が上昇するというアラートを表示。4Kもそうですが、こういうハイスペックな使い方はどうしても仕方ないところなので、前もってアラートだしてくれるのはいい配慮ですな。

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設定はNFCに対応しており、マルチカメラの設定画面からXperiaまたは対応カメラをタッチするだけ。

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こちらは手持ちのQX100を接続し、2つのカメラ画像を同時に表示しているところ。若干わかりにくいですが左に移っているのがXperiaの画面、右に移っているのがQX100からXperiaを映した画面です。使うシーンは限られそうですがやり方次第で面白い絵が取れそう。最近手に入れたばかりのQX100がなかなか楽しいのでこれはいろいろ遊べそうだなー。

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一点残念なのがカメラの向きで、縦横には対応するけど逆さには表示できません。某ピヨピヨな人が提唱するシャッター上持ちにしてもカメラは横向きになっちゃう。このあたりは上下左右自由に撮影したいところです。

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一通りCompactを堪能したところでこちらはXperia Z3。機能はほぼほぼ同じですが画面がフルHDの5インチクラスなのでかなり大きめです。

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文字入力も反対側の行へ指を伸ばすのがちょっと厳しめ。

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とはいえこちらも文字を横寄せできるので文字入力は安心です。問題は画面の上のほうの操作ですかねー。

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本体は大きいながら割とバランスがよく、片手でもしっかり持ちやすい。

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ストラップホールも左下にあるので、いざというときに備えてストラップしておけばより安心。やっぱりストラップホールはスマートフォンには必須だよなー。

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防水モデルながらイヤフォンはキャップレス。

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一方でMicrro USBはキャップ付。防塵対策だとこうなるみたいですが、防塵よりもキャップレスのほうが嬉しいなあ。なんだかんだ外出中などはモバイルバッテリー使ったりでMicro USBよく使うので。DSC02329

会場ではご自慢の手ブレ補正も動画でデモンストレーション。

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こちらがサンプルの比較動画。確かに歩いているだけでもはっきり手ブレの効果がわかります。何より動画でもちゃんと手ブレ補正が効くってのが嬉しい。

ハイレゾが売りということで音楽体験コーナーも用意。

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普通の音源とハイレゾ音源で同じ楽曲が入っているため、どれだけ音質が違うかを試すことができます。ただ、ハイレゾはまだまだ汎用性に欠けるので個人的には時期尚早かなと思っているのと、そこまで音質にこだわらないからDRMフリーのAACがあれば十分かな・・・・・・。

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暗闇に強いことを体験するコーナーもあったので取り比べてみました。まずこちらが1インチセンサー搭載のDSC-QX100。

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一方こちらがXperia Z3。

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そして手持ちのARROWS NX F-05F。うん、みんな明るかったな・・・・・・。部屋の明かりが入らない暗室で、居酒屋くらいの明るさにはなるようちょっとだけ光を入れた状況で撮影してたのですが、どれもわりと満足の仕上がりでした。

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カメラに関してはさすがのXperia、今までは「カメラ機能が多彩なAndroid」というイメージだったのが、「多彩な上に写真もいい」まで上り詰めた感あります。画質そのものはもともとよかったけれど、光学手ブレ補正がよく効いていて、動く被写体を撮る人にはかなり良さそう。

正直に言ってしまえばXperiaはカメラと動画・音楽がひたすらいい、それ以外は普通のAndroid、というのが自分の中の位置付けなのですが、いまやコミュニケーションの手段となっているカメラにここまで注力するというのは、スマートフォンを欲しい人のニーズから考えれば納得の方向性。iPhoneみたいにシャッター切るだけでいい写真撮れるのもいいんだけど、ちょっとした設定を自分でいじったり多彩なカメラ機能で遊んだりというのもスマートフォンならではの魅力なんですよね。

一方で端末に関しては本体サイズが大きくて手に余るZ3、コンパクトなのはいいけど内蔵ストレージが16GBしかないCompactとどっちも一長一短。いくらmicroSDカードで容量を増やせるとはいえ、アプリをたくさん入れたり本体で撮影したりするとちょっと16GBは物足りない。カメラの写真もmicroSDだと保存スピードが遅くなるから、できるだけ本体内蔵ストレージで保存したいので、せめても32GB欲しかったかなあ。

今まで回りでもカメラ性能を気にする人にはXperia勧めてましたが、今回もカメラに関してはかなりのデキ。特に動く被写体を撮影することが多いお父さんお母さんにおすすめなんではないかなと思います。

「ごはんがおいしく撮れる」は本当か。Xperia ZL2 SOL25の気になるカメラ機能をチェック

アジャイルメディア・タイアップ・レビュー。この記事は、アジャイルメディア・ネットワークのタイアップです。


今回記事広告のお話をいただき、発売前に試用させていただいているXperia ZL2 SOL25。多彩な機能が売りのスマートフォンですが、中でもカメラは以前の端末よりも大幅に改善されており、ごはんがおいしく撮影できるのが特徴とのこと。

料理を撮影した際のホワイトバランスなどが大幅に改善しており、以前より“おいしそう”な写真に撮れるようになっているという。

4K動画や一眼レフ風の写真も撮影可、ノイズキャンセル対応の「Xperia ZL2 SOL25」 – ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140508_647186.html

au Xperia ZL2 発表、4K対応20.7MP カメラのソニー製端末。ホワイトバランス改善で「ご飯もおいしく」 – Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2014/05/08/au-xperia-zl2-4k-20-7mp/

スマホに搭載された機能の中でもっとも使うと言っても過言ではないのがカメラであり、そのカメラで撮影するほとんどがご飯の写真である自分にとって「ごはんがおいしく撮れる」カメラというのは非常に気になるポイント。というわけで今回は本当においしいご飯を撮影できるのかを中心に、Xperia ZL2のカメラ機能にこだわってレビューしたいと思います。

なお、本体全体のスペックやレビューについては別途エントリーしているのでそちらをご覧下さい。

「Xperia ZL2 SOL25」発売前レビュー。カメラと映像・音響に注力したフラッグシップモデル – カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2014/05/16/12555

多彩な機能ながら使いやすいカメラの操作画面

カメラの性能に入る前にまずは基本的な機能や使い方から。こちらがカメラを起動した直後のインターフェイスです。画面右には静止画と動画の撮影ボタンとギャラリー、そしてモードを切り替えるボタンが、左側には細かな設定が配されており、モードによって左右のボタンが入れ替わります。

Xperia ZL2のカメラUI
Xperia ZL2のカメラUI

こちらはプレミアムおまかせモードの設定。カメラの設定はオートで行なう仕組みなので、設定できる項目も限られています。

プレミアムおまかせモード設定
プレミアムおまかせモード設定

右下のダイヤルボタンをタッチするとカメラモードの変更が多彩。Xperia ZL2の特徴である4K撮影を初めとした多彩なモードが用意されています。

カメラモードその1
カメラモードその1
カメラモードその2
カメラモードその2

こちらはマニュアルモード時の設定。プレミアムおまかせオートよりもボタンが増え、ホワイトバランスや露出補正、シーンセレクションなどの機能が使えます。

マニュアル設定その1
マニュアル設定その1
マニュアル設定その2
マニュアル設定その2

ごはん写真をiPhone 5sと比較。ホワイトバランスの補正でおいしさ度アップ

続いて今回の本題であるご飯写真について。今回は写真性能の高さで定評のあるiPhone 5sを使い、Xperia ZL2はプレミアムおまかせオート、iPhone 5sもHDRなどの設定は使わない標準設定で撮影した写真を比較しています。

食べ物に入る前の前座として、まずは屋外の風景を比較。こちらは昼間の逆光をiPhone 5sで撮影した写真です。とても天気がいい日の逆光だったこともあり、通常モードでは空がすっかり飛んでしまいました。

iPhone 5sで逆光を撮影
iPhone 5sで逆光を撮影

こちらはHDRをオンにして撮影したiPhone 5sの写真。HDRで取ると空がはっきり見えるようになりました。

20140509_032917080_iOS
iPhone 5s HDRで逆光を撮影

一方こちらはXperia ZL2で撮影。Xperia ZL2にもHDRはあるのですが、HDRオンにせずともうまく逆光が撮影できてます。

Xperia ZL2で逆光を撮影
Xperia ZL2で逆光を撮影

そしていよいよ本題となる食べ物写真。まずは自分の生活の中でいつもおいしい写真撮るのに苦労する末広町「デウラリ」で撮影比較してきました。ここね、ごはんはとてもおいしいのですが、店内が圧倒的に暗いのでいつも写真撮るのに苦労するのです。

まずはiPhone 5s。暗いところにも強いiPhone 5sだけにまずまず撮れてますが、結構ノイジーな写真に仕上がりました。

iPhone 5sでガパオ
iPhone 5sでガパオ

一方、こちらはXperia ZL2。元々暗い部屋なのでノイズっぽいのは仕方ないとして、全体がぐぐっと明るくなり、肉の色もおいしそうになりました。こうやって見るとiPhone 5sの写真は若干メシマズ感ありますね・・・・・・。

Xperia ZL2でガパオを撮影
Xperia ZL2でガパオを撮影

こちらも大変暗い室内のポップコーンをiPhone 5sで撮影。本当に暗い部屋だったのでこれだけ撮れるのもすごいんですけどね。

iPhone 5sでポップコーンを撮影
iPhone 5sでポップコーンを撮影

こちらがXperia ZL2。ポップコーンの色がこちらもおいしそうにでています。確かに「食べ物がおいしく撮れる」という触れ込みは伊達じゃないかも。

Xperia ZL2でポップコーンを撮影
Xperia ZL2でポップコーンを撮影

今度はラーメンで比較。こちらは室内の明かりそこそこです。iPhone 5sの写真も十分おいしそう。

iPhone 5sで一蘭
iPhone 5sで一蘭

こちらはXperia ZL2。好みもありそうですが、食欲をそそるのはXperia ZL2ですかね。

Xperia ZL2で一蘭
Xperia ZL2で一蘭

と、ここまで割とXperia ZL2圧勝感がありますが、いくつかのシーンではiPhone 5sが優秀なシーンもあります。こちらはiPhone 5sで撮影した初鰹のお刺身。

iPhone 5sで初鰹
iPhone 5sで初鰹

こちらがXperia ZL2。刺身の鮮やかさで比べるとiPhone 5sのほうが色が良く出ています。

Xperia ZL2で初鰹
Xperia ZL2で初鰹

同じく刺身シリーズでこちらは鯨のお刺身。獣肉なので鰹より赤が強いです。

iPhone 5sで鯨の刺身
iPhone 5sで鯨の刺身

こちらがXperia ZL2。鰹と同じく赤は若干弱め。というよりも背景を比べると全体的に黄色い感じで仕上がります。

Xperia ZL2で鯨の刺身
Xperia ZL2で鯨の刺身

今までXperiaというと原色がやたらに強いイメージがあったのですが、今回はこういう色味にすることでごはんのおいしさをより強調する仕上げになっているのかも。ケータイWatchの記事でもホワイトバランスの調整が行なわれているとあるので、カメラ性能云々よりいかにご飯がおいしく撮れるホワイトバランスをオートで設定するか、というところに力が入っているように感じます。

たとえばこちらはiPhone 5sで撮影したチャーハン。

iPhone 5sでチャーハン
iPhone 5sでチャーハン

そしてこちらはXperia ZL2のチャーハン。黄色味が強まっていますが実際の色はこちらに近く、ご飯としてもよりおいしそうに仕上がっています。

Xperia ZL2でチャーハン
Xperia ZL2でチャーハン

多少の得手不得手はありつつ、特に暗いところで写真がおいしそうに撮れるXperia ZL2。「おいしそうに撮れる」というカメラ性能は確かに納得のデキでした。写真撮影のレスポンスもよく起動速度も速いので、カメラ性能を重視する人にも納得の使い勝手です。

以下はXperia ZL2で撮影した写真をいくつかサンプルに。いずれもプレミアムオートで撮影しています。

DSC_0004

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いずれもすべてプレミアムおまかせオートで撮影していますが、全体的にシャッターを押すだけで余計なことを考えず最適な写真で撮れるのが非常に便利。細かく調整したい人はマニュアルモードも用意されているので、スマホのカメラとしてはトップクラスの性能だと思います。

デジタル一眼みたいなぼかしがかけられる「背景ぼかし」

プレミアムおまかせオートも便利ですが、Xperia ZL2でそのほか気になったカメラ機能もいくつかピックアップ。まずはデジタル一眼カメラのように背景をぼかした写真を撮影できる、その名も「背景ぼかし」。1回の撮影でピントの異なる2枚を連続で撮影し、それを合成してぼかし感を出します。

こちらが撮影後のプレビュー画面。曲線をなぞって背景のぼかしを調整できます。

背景ぼかし中央
背景ぼかし標準

こちらが背景ぼかし最大。ちょっと無理がありすぎる仕上がりかなw 機械的に処理しているのでテーブルの縁もちょっと変になってます。

背景ぼかし最大
背景ぼかし最大

こちらは背景ぼかし最小。多少ぼけてるけどあんまりぼけ感がないですね。やはり物事はほどほどがいいということで。

背景ぼかし最小
背景ぼかし最小

ぼかしを標準にして撮影したのがこちら。機械処理しているのでよく見ると荒いところはありますが、十分デジタル一眼カメラ「ぽく」撮れているかな。

背景ぼかしあり
背景ぼかしあり

こちらは同じシチュエーションで普通に撮影。写真の比率が違うので撮影範囲も違っていますが、ぼかしの効果は十分わかるかな。

背景ぼかしなし
背景ぼかしなし

面白い機能なんですが個人的に背景ぼかしはあまり利用機会がなさそう。せっかくちゃんと撮れているものを機械的にぼかしてそれっぽく見せるというのはなんかもったいないし、背景ボケてればいい写真、ってのもなんか本末転倒な気もするもので。ただそういう「一眼ぽい」写真の仕上がりを好む人にとってはかなりよくできてる機能ではないでしょうか。

なお、前述の通り背景ぼかしのためには2枚を撮影して合成する必要があるため、撮影に時間がかかります。そのため風のある屋外で花を撮ろうとするとかなり難しい。基本的には静止物を対象にするのが良さそうです。

現実世界で恐竜が動き回るおもしろ機能「ARエフェクト」

続いての「ARエフェクト」はかなり遊びの機能。用意されているARを選んでカメラを向けると、写真とARの世界を合成した写真が撮れます。百聞は一見に如かずということでこちらをご覧下さい。

AR撮影
AR撮影

写真は何もないところではARが登場せず、人がいるところを認識して発動するみたい。

ARサンプル
ARサンプル

製品版ではARにスパイダーマンが加わるとのことで、それはちょっと面白そう。ちゃんとした写真を撮ると言うよりかなりパーティー向けのおもしろ機能ですかね。ARは基本的に自動で登場するのですが、もう少し好きなところにキャラクターを配置できると記念写真にはよさそうです。

2倍ズームでもフルHDの解像度をキープする4K動画

Xperia ZL2のカメラで目玉とも言える4K動画。1920×1080ピクセルのフルHDと比べて4倍となる3840×2160ピクセルの4K動画を撮影できる機能です。

4K動画を見るには4Kのディスプレイが必要であり、Xperia ZL2では4K動画を撮影できるものの、4Kクオリティで再生することはできません。4K動画を見るには4K対応のディスプレイやテレビを用意する必要がありますが、まだ4Kは市場に出回りはじめたばかりで台数も少なく、4K動画を楽しめる環境は非常に限られたものになるかもしれません。

とはいえ、4K動画を撮影してまったく意味が無いかというとそうでもありません。4Kで撮影した動画は当然ながらフルHD動画より4倍の解像度を持っているので、2倍にズームしてもHD解像度でのズームが可能なのです。

以下は渋谷交差点で撮影した動画のサンプル。ファイルサイズこそ大きくなりますが4Kで撮影しておけばこうやってズームしても楽しめるし、何より4Kが主流になったとき「フルHDで撮った画像がショボく見える・・・・・・」なんて事態を防ぐためにも、大事な動画は敢えて4Kで撮影しておく、というのも1つの手かもしれませんよ。

4K動画通常
4K動画通常
4K動画ズーム
4K動画ズーム

また、YouTubeも4K動画に対応しているので、とりあえず撮影した動画はYouTubeにアップしておくという手もあり。窓越しの撮影ではありますが、4Kディスプレイをお持ちの方はぜひ下記動画もご覧下さい。

スローモーション動画が撮影できる「タイムシフトビデオ」

iPhone 5sを手にして以来地味に楽しんでいるスローモーション動画がXperia ZL2にも搭載。撮影した動画を120fpsのコマ送り状態にして楽しむことができます。

こちらが撮影したインターフェイス。青いスライダーを動かした部分がスローモーションになります。

スローモーション撮影
スローモーション撮影

面白いのがスローモーションの箇所を複数設定できるところ。iPhone 5sのスローモーション機能はかなり愛用しつつ、スローモーションを1カ所しか設定できないのが若干不満だったのですが、Xperia ZL2なら好きな場所を複数指定できるので、ピンポイントだけスローモーションに指定することができます。

スローモーションを複数箇所指定
スローモーションを複数箇所指定

こちらがスローモーションで撮影した動画。寿司は高くなれば高くなるほど止まって見えるという伝説を映像化してみました。

1秒前に戻れる「タイムシフト連写」

こちらは以前から搭載されている機能ですが、連写した中から好きな写真を選べる機能。このモードにした状態ではシャッターボタンを押す1秒前からの写真を記録しているため、シャッターを押すより前の写真にも戻れる。被写体の移動速度が速すぎてタイミングを逃した! と思っても実は撮影できているという、動きの速い被写体を撮るときにぴったりの機能です。

モードをタイムシフト連写にしてシャッターボタンを押しっぱなしにすると連写した写真がこのように並びます。

タイムシフト連写奧
タイムシフト連写

あとはスローモーション撮影のようにスライドして好きな写真を選ぶだけ。

タイムシフト連写手前
タイムシフト連写過去
タイムシフト連写
タイムシフト連写未来

多彩な効果が用意されたクリエイティブエフェクト

いろんなおもしろ写真が撮れるクリエイティブエフェクト。中でも面白そうなエフェクトをだだだっと紹介します。

ミラー
ミラー
モザイク
モザイク
ノスタルジック
ノスタルジック
ミニチュア
ミニチュア
魚眼
魚眼
パートカラー
パートカラー
カラースケッチ
カラースケッチ
オールドフィルム
オールドフィルム

いずれのエフェクトも撮影前にどんなエフェクトがかかるのかをプレビューできるのが便利。ただ惜しいのが、実際にエフェクトを適用するためには画面中央の戻るボタンを押して撮影画面に戻り、そこでシャッターを切らないといけないんですね。これだけ画面が大きいのでプレビュー確認しながらシャッター切れると便利なのですが。

クリエイティブエフェクト選択画面
クリエイティブエフェクト選択画面

「おいしく撮れる」は伊達じゃない。ボタンを押すだけで綺麗な写真が撮れるプレミアムおまかせオートが魅力

元々カメラ機能には定評のあるXperiaシリーズですが、今回はプレミアムおかませオートがさらに磨かれました。こういうオート撮影は便利な反面、自動調整が甘いと写真も残念になってしまうのですが、Xperia ZL2はご飯をおいしくするために調整をこだわっただけのことはあり、確かにシャッターを切るだけで綺麗な写真が簡単に撮れます。

オートだけでなくマニュアルで細かいところまでチューニングでき、4K動画やスローモーション、クリエイティブエフェクトなど楽しい機能ももりだくさん。カメラ重視の人には納得のハイスペック端末としてオススメできる1台です。

「Xperia ZL2 SOL25」発売前レビュー。カメラと映像・音響に注力したフラッグシップモデル

Xperia ZL2 SOL25
アジャイルメディア・タイアップ・レビュー。この記事は、アジャイルメディア・ネットワークのタイアップです。

6.4インチの大画面スマホ「Xperia Z Ultra SOL24」に続き、auの2014年夏モデルにおけるXperiaシリーズ最新作「Xperia ZL2 SOL25」を発売前にレビューさせていただくことになりました。

Xperia ZL2 SOL25
Xperia ZL2 SOL25

Xperia™ ZL2 SOL25 | ソニーモバイルコミュニケーションズ
http://www.sonymobile.co.jp/xperia/au/sol25/

Xperia Z2をベースとしたラウンドフォルムのオリジナルモデル

すでにグローバルではXperia Z2という端末が発表されており、国内ではNTTドコモが「Xperia Z2 SO-03F」として発売する予定になっていますが、このZL2は基本的なスペックはZ2とほぼ同等ながら細かなところで日本向けにカスタマイズが行われている独自モデル。2014年の夏モデルではauのみのオリジナル端末になります。

Z2との最も大きな違いは本体デザイン。Xperia Z以降ソリッドで角張った本体デザインが続いていたXperiaシリーズですが、ZL2は背面がラウンドフォルムになっており、2013年の夏モデル「Xperia UL SOL22」に近いデザイン。ただ、ラウンドフォルムといっても背面の角がわずかに丸くなっている程度で、Xperiaらしいソリッドなたたずまいも兼ね備えた印象です。

背面にラウンドフォルムを採用
背面にラウンドフォルムを採用

本体カラーはブラック、ホワイトに加え、最近のXperiaシリーズで特徴的だったパープルに入れ替わりターコイズを採用。今回試用させていただいているのはブラックですが、端末説明時に見せてもらったターコイズはとても綺麗な色で、女性はもちろん男性でも違和感のないカラーでした。

本体カラーはブラック、ホワイト、ターコイズの3色
本体カラーはブラック、ホワイト、ターコイズの3色

画面サイズもXperia Z2の5.2インチに比べて5.0インチとわずかに小さく、本体サイズもXperia Z2が縦147mm、横幅73mmに対し、Xperia ZL2は縦137mm、横幅72mmと主に縦方向が小型化。ラウンドフォルム形状の効果もあって片手で握りやすくなっている一方、厚みはXperia Z2の約8.2mmに対しXperia ZL2は約10.8mmと2mm近く厚く、重量もXperia Z2の約163gより4g重い167gになっています。

バッテリー容量もわずかながら違っており、Xperia Z2の3,200mAhに対してXperia ZL2は3,000mAhと200mAh少ない。3,000mAhを超えた大容量バッテリーだともはや誤差に近い数値ではあるものの、バッテリーはあればあるだけいい、という人にとってはちょっと残念なポイントかもしれません。

スペックダウンとなっているのがインカメラで、アウトカメラはXperia Z2、Xperia ZL2ともに有効画素数約2,070万画素と共通ですが、インカメラはXperia Z2が約220万画素に対してXperia ZL2は約31万画素。このあたりは本体の小型化ゆえの犠牲かと思いますが、個人的にはインカメラほとんど使わないのであまり気にはならないかな。

インカメラは30万画素
インカメラは31万画素

2.3GHzクアッドコアや3GBメモリ、4K動画カメラなど充実のスペック

上記以外の大まかなスペックはほぼほぼXperia Z2を踏襲。Android OSは最新の4.4を搭載し、CPUはついに2GHz超えのMSM8974AB 2.3GHzクアッドコア。メモリもAndroidでは最大クラスの3GBを搭載しており、ハイスペックモデルでも2GBが主流の中で頭1つ抜けた容量です。内蔵ストレージは32GBで、外部ストレージは128GBのSDXCまでサポート。

通信面では最大150MbpsのIEEE802.11a/b/g/n/ac無線LANに準拠するほか、4G LTEとWiMAX2+に両対応し、最適なネットワークへ自動で接続するauの独自技術「キャリアアグリゲーション(CA)」をサポート。今回の端末は開発機ということでキャリアの回線は試せなかったのですが、ここ最近はLTEが安定していると評価の高いauだけに、発売されたらどれくらい通信が快適なのか気になるところ。

防水/防塵のほか、フルセグやおサイフケータイ、NFCといった機能もほぼほぼサポートしつつ、かつては国内スマホの御三家的機能だった赤外線通信は非サポート。そろそろスマホも赤外線で電話番号交換する時代じゃなくなってるってことですかね。

Xperiaシリーズの特徴かつ武器でもあるカメラは約2,070万画素のCMOSイメージセンサーを搭載し、4K動画が撮影可能に。とはいってもXperia ZL2のディスプレイはフルHD(1,920×1,080ドット)解像度しかなく、フルHDの4倍にもなる4K動画をXperia ZL2で再生することはできません。4K動画を見たい場合は撮影ファイルを外部に取り出すか、MHL経由で4K対応テレビやモニターに接続して映し出す必要があります。

2070万画素カメラを搭載
2070万画素カメラを搭載

被写体に合わせて最適な設定で撮影できる「プレミアムおまかせオート」もさらに最適化が進んでおり、「ご飯がよりおいしく撮れるようになった」とのこと。

多彩なカメラモード
多彩なカメラモード

実際に写真をプレミアムおまかせオート中心でいくつか撮影してみましたが、確かにお任せにしておいてもいい写真が撮れる。カメラ周りはかなり興味深かったので別エントリでも触れておりますが、ここでもいくつかご参考までに写真載せておきます。

DSC_0033 DSC_0040 DSC_0061 DSC_0023 DSC_0017 DSC_0064

カメラに関するエントリーはこちらをご参照ください。

「ごはんがおいしく撮れる」は本当か。Xperia ZL2 SOL25の気になるカメラ機能をチェック – カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2014/05/16/12557

マルチメディア関連ではノイズキャンセリングに対応し、ノイズキャンセリング対応イヤフォンやヘッドフォンを併用することで周囲の雑音を抑え、より音楽に集中して楽しめます。また、音楽関連ではハイレゾも対応しているのですが、ハイレゾ音源を再生するにはハイレゾ対応イヤフォンやヘッドフォンに加えてハイレゾ対応アンプも必要になるので、本体とイヤフォンだけで完結するハイレゾ対応ウォークマンに比べると若干ハードルは高めです。

ラウンドフォルムで持ちやすい本体

カタログスペックはこのあたりにして実際の使い勝手をば。まずは手に持ったファーストインプレッション。前述の通りラウンドフォルムを採用し、液晶も5インチサイズに収まっていることもあって本体は片手で握りやすい。手に当たる部分が角張っているのではなく丸みを帯びるだけで手に当たる部分が優しくなり、片手で包み込んだときにしっくり来ます。

本体はやや厚めで重厚感
本体はやや厚めで重厚感

一方で約167gの重量はどっしり感を感じる重さで、握りやすくはあるものの、文字入力など本体の片側しかホールドできない状態では若干バランスが悪く不安を感じます。本体左下にはストラップホールがあるので、ひとまず大事な貸出機ということもあってリングストラップを装着しました。スマホはいつなんどき不慮の事項で落っことしてしまうかわからないので、こうした安全対策はしっかり取っておくことオススメします。

左下にストラップホール
左下にストラップホール

本体は右側面に電源ボタンと音量ボタンのほか、カメラにこだわるXperiaだけにカメラ専用ボタンも搭載。カメラボタンはシャッターを切るだけでなく長押しでいつでもどこでもカメラを呼び出せます。本体がスリープ状態でも起動できるのはタッチ操作を気にしなくていいので、スマホでカメラを愛用する自分にとって地味ながらも大変に便利。

右側面に電源ボタン、音量ボタン、カメラボタン
右側面に電源ボタン、音量ボタン、カメラボタン

本体左側面はMicro USBポート、クレードル充電用の端子、microSDカードスロットとmicroSIMカードスロット。いずれも防水のためキャップ付きになっています。最近は防水でもUSBはキャップレスな端末も多く、モバイルバッテリーなどでUSB経由の充電が多い人は取り回しに若干注意が必要ではありますが、ZL2はかなりバッテリー持ちもいいので、自宅にいるときにクレードル経由できちんと充電しておけばさほどUSBを使う機会はないかも。

左側面に充電端子とMicro USBポート
左側面に充電端子とMicro USBポート、microSDカードスロット、SIMスロット

こちらがクレードルに装着したところ。バッテリー持ちは非常によく、1日中スマホを触りまくる自分のようなヘビーユーザーでも1日以上は余裕で持ちます。端末がLTEではなく無線LANで運用しているためバッテリー持ちがいいという要素もあると思いますが、置くだけで充電できるクレードルがあれば毎日自宅で充電するのも簡単になり、USBポートはほとんど充電で使わないで済みそうです。

充電はクレードル経由
充電はクレードル経由

5.0インチのディスプレイはひたすら美しい。フルHD解像度で5インチクラスというのは昨今のハイスペックスマホでは当たり前になっているので画素密度的な驚きはないはずなのに、Webサイトやカメラの写真がやたらきれいに映ります。

色鮮やかなディスプレイ
色鮮やかなディスプレイ

このあたりは液晶テレビ「BRAVIA」のノウハウを詰め込んだという「トリルミナスディスプレイ for mobile」のたまものでしょうか。Webサイトでは前モデルのXperia Z1よりも鮮やかな色表現が可能と紹介されていますが、それもなるほどと思えるほど鮮やかな色合いです。

ソニーが液晶テレビ ブラビアで培った映像技術と画作りのノウハウを凝縮した、トリルミナスディスプレイ for mobileを搭載しています。幅広い色域で豊かな自然の色合いや繊細な色の違いを再現することが可能です。

Xperia™ ZL2 SOL25 | DISPLAY | ソニーモバイルコミュニケーションズ
http://www.sonymobile.co.jp/xperia/au/sol25/function/display.html

Xperia Z Ultraの時は背面片方向のみだったスピーカーは本体前面かつステレオスピーカーに。ステレオでもスピーカーは本体背面という端末も多いのですが、やっぱり音を聞くにためにはスピーカーが前にあるに越したことはなし。ディスプレイに美しさに合わせて動画を楽しむのにぴったりです。

本体上部と下部の凹んだ部分がスピーカー
本体上部と下部の凹んだ部分がスピーカー

操作感は元々サクサクで定評のあるXperiaだけに何の不満もなし。2.3GHzクアッドコアに3GBメモリというトップクラスの組み合わせはもっさり知らずといっていいレベル。通信速度自体が遅いということはあれど、端末のスペックがネックになって動作がもっさりするなんていうことはほとんどありませんでした。

文字入力は新システムの「POBox Plus」搭載

続いてソフトウェア面の使い勝手をば。通知エリアは初期表示で通知のみですが、右上の「クイック設定ツール」から無線LANやBluetooth、画面輝度などのショートカットが利用できます。また、両手が使える場合は2本指で通知エリアを弾き出すと最初からクイック設定ツールが表示されます。

通知エリアの右上にクイック設定ツール
通知エリアの右上にクイック設定ツール
クイック設定ツール
クイック設定ツール

Xperia Z Ultraの時も便利だったスクリーンショットシェアも健在。画面左右の好きな位置から指を横にスライドするだけでスクリーンショットを保存できるので、画面キャプチャすることの多いブロガーには大助かり。マルチタスクで画面下部に表示されるアプリのショートカットも面積を有効活用していて地味にうまいですね。

スクリーンショットシェア
スクリーンショットシェア

文字入力はXperiaシリーズどころかソニー製品の伝統でもあるPOBoxの最新バージョン「POBox Plus」を搭載。

POBox Plus
POBox Plus

変換周りの仕様が新しくなり、文字を入力すると画面上部に「予測」「変換」「英数カナ」タブが表示されるようになりました。

予測変換
予測変換

ただ、個人的には予測変換をあまり使わずすぐに変換するタイプなことに加え、画面の一番上にタブが出るこの仕様だと指を伸ばすのが若干大変なため、結局は画面左の「変換」をメインに使っています。ここはタブを候補の下に表示するか、もしくは「変換」をデフォルトにする設定もちょっと欲しかったところ。

表示もカスタマイズでき、キーボードを画面左右どちらかに寄せることができます。そのぶんタッチできる面積も狭くなってしまうためタッチ精度は若干下がるため使い勝手は一長一短かな。左右に寄せたぶん上下にも伸ばせると面積が増えるので嬉しいなと思いました。

キーボードを左右に寄せられる
キーボードを左右に寄せられる

キーボード着せ替えにも対応しており、デフォルトでは「Standard」「Gummi」「Wood」の3種類が用意されているほか、Webからデザインを追加することもできます。普段利用頻度が高い文字入力だけにこういう遊び心は嬉しいですね。「Blocks」とかはとんでもないデザイン過ぎて飲み会受けがいいかも。

キーボードの着せ替え機能。上3つがプリインストール
キーボードの着せ替え機能。上3つがプリインストール

 

とんでもないキーデザインの「Blocks」
とんでもないキーデザインの「Blocks」

ノイズキャンセリングやステレオスピーカーで音楽・映像の臨場感が大幅に向上

Xperiaシリーズの特徴であるマルチメディア関連は、スピーカーが左右かつ前面に来たことで臨場感アップ。本体にはアメイジング・スパイダーマン2の予告映像がプリインストールされているのですが、美しい映像に加えて左右からきちんと音が聞こえてくるので迫力ある動画が楽しめます。これはHuluやらdビデオやらといったスマホ向け動画の視聴がはかどりそうですね。

美麗ディスプレイと左右のスピーカーで臨場感は十分
美麗ディスプレイと左右のスピーカーで臨場感は十分

音楽はソニーグループならではの連携でWalkmanアプリがプリインストールされているほか、ノイズキャンセリングにも対応。対応イヤフォンやヘッドフォンを用意すれば周囲の騒音を遮って音楽に集中することができます。

Walkmanアプリ
Walkmanアプリ

ノイズキャンセリングに関する設定は標準では表示されておらず、対応イヤフォンを装着した時のみ表示される仕組み。さらに設定からノイズキャンセリングを「ON(自動)」または「ON(常時)」にする必要があります。

対応イヤフォン装着時のみ表示されるノイズキャンセリング設定
対応イヤフォン装着時のみ表示されるノイズキャンセリング設定

ウォークマン対応かつXperia ZL2対応のノイズキャンセリングイヤフォン「MDR-NWNC33」を購入してみましたが、確かに音の迫力が違う。音質が上がるというより周辺のノイズが除去されるので再生される音楽にひたすら集中できます。試しにカフェでノイズキャンセリングしながら音楽を聴いていたのですが、ノイズキャンセリングをオンにしたとたん周囲の騒がしい雑音はもちろん店内を流れていたBGMすら聞こえなくなり、まるで別世界に来たかのような感覚に陥るほどでした。

ノイズキャンセリングイヤフォン「MDR-NWNC33」を装着
ノイズキャンセリングイヤフォン「MDR-NWNC33」を装着

それだけノイズ除去力が高すぎるため、移動中などは街の音なども一切聞こえなくなります。歩行中などは安全のためにノイズキャンセリングをオフにするといった心がけが必要ですね。ちなみにノイズキャンセリングをオンにしたまま電車に乗ったらいつも聞こえる音が違って聞こえてしまい、電車を降りるタイミングをミスって乗り過ごしてしまいました・・・・・・。ノイズキャンセリングは本当に集中したいときのみに使うことをオススメします。

また、せっかくノイズキャンセリングなのはいいのですが、Facebookやメールの通知音ってのはどうしても混じってしまうのですよね……。このあたりはスマホの宿命という気もしますが、「音楽を聴いているときは通知音を出さない」「一定時間は通知音をオフにする」というオプションも欲しいところです。

フルセグは引き続きサポートしますが、録画には対応しないほか、フルセグ用のアンテナも外付けになります。

フルセグアンテナは外付け
フルセグアンテナは外付け

とはいえうちの自宅では外付けアンテナをつけずとも室内でフルセグが再生できたので、「外付けアンテナがないとフルセグが見られない!」というほどではなさそう。

外付けアンテナなしでも視聴
外付けアンテナなしでも視聴

また、安定してフルセグを録画できるような環境にスマホをキープし続けるのも難しいので個人的には録画はできなくてもいいかなと思っています。ちなみにフルセグ用アンテナはノイズキャンセリングにも対応しているので、ノイズキャンセリングイヤフォンと一緒に使うこともできるようになっています。

DLNAやDTCP-IPもサポートしており、自宅のレコーダで録画した番組をネットワーク経由で再生できるのですが、今回の使用端末は開発機ということでDTCP-IPが利用できず。ディスプレイが非常に美しくスピーカーもよくなったので、録画番組を消化するのにも良さそう。Xperia Z Ultraの時も思いましたが、Xperiaシリーズはこと動画を楽しむのに非常に向いてるなと使っていて実感します。

DTCP-IP機能搭載のムービーアプリ
DTCP-IP機能搭載のムービーアプリ

音楽や映像を楽しむのに向いたハイスペックな1台。カメラ性能も

以上、Xperia ZL2 Ultraの機能や使い勝手を一通り見てきました。スペックの高さはもちろん、ノイズキャンセリングや美しいディスプレイ、ステレオスピーカーなど映像や音楽を楽しむ機能や、簡単に綺麗な写真が撮れるカメラなど、ハイスペックの代表格たるXperiaシリーズの最新モデルらしい使い勝手です。

Xperia Z2と比べてデザインは好みが分かれそうですが、手にしたときのフィット感はラウンドフォルムのほうが持ちやすく、ディスプレイが縦に短いぶん画面も操作しやすい。インカメラは自分撮りを多用する人には寂しいかもしれませんが、今までAndroid使っていてインカメラ使ったことなんて数回もない程度の自分にとってはほとんど気にならない。むしろアウトカメラの高画質かつ簡単に撮影できる機能のほうが魅力的。

むしろ背面カメラは、シャッターを押すだけで綺麗な写真が簡単に撮影でき、スローモーション動画やエレクト機能など面白い機能がいくつも搭載されているため非常に使い勝手があります。このエントリーではカメラに関する言及は相対的に少なめですが、実際にはカメラについて別エントリー立てるほど言及しているのでよろしければこちらもご参照下さい。

「ごはんがおいしく撮れる」は本当か。Xperia ZL2 SOL25の気になるカメラ機能をチェック – カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2014/05/16/12557

ファンの多いXperiaシリーズだけにXperia ZL2を楽しみにしている人も多いかと思いますが、このレビューが購入を検討する参考になりましたら幸いです。

大画面と薄型軽量を両立した「Xperia Z Ultra SOL24」徹底レビュー

アジャイルメディア・タイアップ・レビュー。この記事は、アジャイルメディア・ネットワークのタイアップです。

海外では2013年夏に発売され、日本での発売も今か今かと期待されていたXperia Z Ultraが、ついにauから「SOL24」という型番とともに登場。そして今回AMN経由で記事広告のご依頼をいただき、発売前にXperia Z Ultraを試用させていただける機会に恵まれました。

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せっかくの機会なのでいろいろと触り倒そうと思っていたら、ただでさえ長いこのブログがいつも以上の長さになってしまいました。いろいろ迷いましたがあまり情報が分散するのが好みでないので記事は1つにまとめつつつ、トピックごとリンク付の見出しを立てております。気になる項目がありましたら下記の目次からリンクをクリックしてみてください。

■6.4インチフルHDディスプレイと薄型軽量を両立

最近のAndroidはスマートフォンのハイスペックモデルが5インチ、タブレットは小型モデルが7インチ、大型モデルが10インチというサイズ区分が主流ですが、このXperia Z Ultraは6.4インチのフルHDディスプレイを搭載。スマートフォンよりは大きいけど小型タブレットよりはやや小さい、というスマートフォンとタブレットの中間的な存在です。

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iPhone 5sとのサイズ比較

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Nexus 7とのサイズ比較。7インチのタブレットに比べると一回り小さい

こうした5インチ以上7インチ未満のスマートフォンは、フォンとタブレットの間ということで「ファブレット(phone + tablet = phablet)」なんていう呼び方がされていますが、かなり業界向けの用語であってあまり一般的に使われてはいないかな、というのが正直なところ。最近では大型のスマートフォンとして「Lサイズスマホ」という名称も一部メディア中心に使われていますが、こっちのほうが「どんなに大きくてもあくまでスマートフォン」ということが伝わりやすい気がします。

6.4インチという大画面ながらも、驚きは本体の薄さと軽さ。本体の厚みは6.5mmと、iPad Airより1mm薄い本体サイズを実現。本体側面のイヤフォンジャックを見ると、ぎりぎりまで薄型化を追求しているのが一目でわかります。汎用的なイヤフォンジャックを使う限り、これ以上の薄型化はもうできないんじゃないだろうか。

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イヤフォンジャックぎりぎりサイズの薄さを実現

本体重量も約214gとほぼほぼ200gに近い重量。これ、数字だけだとわかりにくいと思いますが、同サイズの薄型軽量モデルと比較すると、Nexus 7 2013年モデルがWi-Fi版で290g、Kindleの7インチタブレット「Kindle Fire HDX 7」が303gと、画面サイズこそわずかに下回るとはいえ重量は大幅に軽い端末に仕上がっています。ソニーモバイルによれば「缶コーヒー1本よりも軽い」とのことで、この軽さは実際に手にすると「うわ! 軽!」と衝撃を受けるレベル。発売日以降店頭などで見かけたらぜひ手にとってみて、その衝撃の軽さを体験してみてください。

本体幅も92mmと、成人男性なら片手で握れるサイズ。画面は大きくてもあくまで基本は「スマートフォン」なので、片手で取り扱えるサイズというのは重要なポイントです。

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片手でしっかり握れる横幅

また、本体の重量バランスがすごくよくできていて、片手でフリック入力やタッチ操作しているときも手の中にしっくりと収まって安定感があります。これ、バランス悪い端末だと片手で操作するとき手の中から滑り落ちてしまいそうで怖いんですよね。

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文字入力時に片手持ちしたときも安定してホールドできる

■充実の本体スペック

スペック面はCPUにSnapdragon MSM8974の2.2GHzクアッドコア、メモリ2GB、内蔵ストレージは32GB、OSはAndroid 4.2とほぼほぼトップクラスのスペック。カメラに関しては搭載している約810万画素のCMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」が1世代前のもので、2013年春モデルの「Xperia Z」と同程度のスペックとのことですが、カメラのアプリケーションは2013年冬モデルの「Xperia Z1」と同等で、利用できるカメラ機能はXperia Z1相当になっています。

なお、Xperia Ultra Z SOL24の基本的なスペックはすでに発売済みのグローバルモデルとほぼ変わりませんが、細かな部分で日本仕様にカスタマイズされています。具体的には海外モデルでは未対応のおサイフケータイや赤外線通信をサポートしたほか、地上デジタル画質でテレビを試聴できるフルセグにも対応。また、内蔵メモリもグローバルモデルの16GBに対して倍となる32GBのストレージを搭載。こうした機能追加により、本体重量は2gほどグローバルモデルよりも重くなっています。

本体右側面には中央に電源ボタンと音量ボタンを配し、右側面上部にはSIMカードスロットとmicroSDカードスロット、イヤフォンジャックを搭載。防水モデルのためSIMカードスロットとmicroSDカードスロットはキャップ付ですが、イヤフォンジャックはキャップレスなので、音楽を聴きたいときにいちいちキャップを外さなくてすみます。

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右側面

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キャップの中にSIMカードスロットとmicroSDカードスロット

本体下部は右下にストラップホールとスピーカー、中央にマイクを、左側面はMicro USBポートと卓上ホルダ用接触端子を搭載。USBポートはさすがにキャップレスではなくキャップ付ですが、卓上ホルダが標準で同梱するので頻繁に開け閉めする心配はなさそう。

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本体下部にマイクとスピーカー、ストラップホール

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左側面にMicro USBポートと卓上ホルダ用接続端子

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卓上ホルダに装着したところ

本体上部にはセカンドマイクを搭載。セカンドマイクといっても電話に使ったりするものではなく、周囲の雑音を拾って外部ノイズを減らすための役割です。

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本体上部のセカンドマイクは雑音対策

背面にはカメラとおサイフケータイのFeliCaマーク。本体はタブレットサイズでも中身はスマートフォンなので、電話もできるしおサイフケータイも使える。タブレットだと音声通話できなかったりおサイフケータイなかったりと、メイン端末として使うには諦めなければいかない部分も多々ありますが、Xperia Z Ultraは本体こそ大きくてもちゃんとスマートフォンとして使える。本体スペックの豪華さにうもれがちながらとても大事なポイントです。

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背面には大きく「XPERIA」のロゴ

動作のサクサク感はさすがXperiaのフラッグシップモデル。Snapdragonの2.2GHzクアッドコア、メモリ2GBというスペックだけでも分かる人には十分伝わると思いますが、ホーム画面もブラウザも待たされる感がなくサクサク使えます。

通信面でも最新のIEEE 802.11acに対応しているので高速な通信が可能。我が家に先日導入したIEEE 802.11ac対応のASUS製ルータ「RT-AC68U」とフレッツ光 ネクストを組み合わせたら上下とも90Mbpsという通信速度を実現できました。端末スペックの高さに通信スピードの速さが加わることで、ブラウジングやダウンロード、アプリなども非常に快適に使えます。

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IEEE 802.11ac対応で上下とも約90Mbps近いスピードを実測

LTEもiPhone 5s/5cの対応で大きく宣伝されるようになった800MHzはもちろん、2.1GHz、1.5GHzの3種類に対応。今回は残念ながらSIMの貸出タイミングが合わず記事には間に合いませんでしたが、以前にauのiPhone 5sをお借りしていろいろ電波測定してみたり、知人のau回線と自分のNTTドコモ回線を比べてみたりしても、都内においては明らかにauのほうが好成績を収めており、ちょっとauがうらやましい今日この頃です。

薄型軽量ゆえに気になるバッテリーですが、MX動画プレーヤーを使って画面輝度を最低にしつつプリインストールされている動画を連続再生し、さらに無線LAN経由でTwitterを5分に1回取得、バッテリーの減りをアプリ「batterymix」で確認したところ、約7時間でバッテリーが空になりました。実際にはこんなにヘビーに使うことはなく画面がスリープになっていることも多ので、実用上は1日十分に持ちそうです。

■細かいながらも使い勝手のいいホーム画面と文字入力

ハードウェアスペックはこの辺にして実際の使い勝手を。Xperia Z Ultraを含むXperiaシリーズは、独自カスタマイズしながらも純正Androidとあまり変わらない画面構成になっており、シンプルでわかりやすいです。このあたりは個人的な好みですが、ホームや設定をいじくり回しているAndroidはあまり好みではないのですよね……。

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Xperia Z Ultraのホーム画面

初期設定のホーム画面は5画面構成で、ソフトウェアボタンは左から「戻る」「ホーム」「マルチタスク」の3種類。ドックはアプリボタンを中心に左右3つずつで、アプリ一覧は初期設定のカスタム状態からアルファベット順、よく使うアプリ順など並べ替えが可能。地味ながら便利なのがアンインストールで、アプリ一覧で画面を右にスワイプ、「アンインストール」を選ぶと、好きなアプリを簡単にアンインストールできます。

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アプリ一覧で右にスワイプするとカスタマイズが可能

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「アンインストール」からアプリ一覧のアプリを直接アンインストール

ホーム画面で画面を長押しするとホーム画面の編集モードに入り、ホームボタンを押したときにどのホームを表示するかという設定のほか、ホーム画面の追加・削除も可能です。あまりホーム画面の枚数使わないタイプなので、数を絞り込めるのは地味に嬉しい。

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ホーム画面長押しでホーム画面をカスタマイズ

ステータスバーは「Wi-Fi」「Bluetooth」「NFC」「画面の明るさ」「サウンド」「テザリング」「GPS」「機内モード」「画面の自動回転」「設定」という10種類のショートカットが設定されています。

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ステータスバーは10個のショートカットを用意

横幅が広いためショートカットも10個と十分なのですが、もっと使いたいショートカットがあるという人は「個人設定」のクイック設定ツールからカスタマイズが可能。初期表示されている機能に加え、モバイルデータ通信やデータの自動同期、ローミングのオンオフ機能から好きな機能を選択できます。

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ステータスバーのショートカットはカスタマイズ可能

ちょっと面白いのはスクリーンショットの撮影機能。Android標準の「電源ボタン+音量下を長押し」でもスクリーンショットを保存できますが、ステータスバーに表示される「スクリーンショットシェア」を使うと、画面の端から中央へスワイプするだけでスクリーンショットを保存できます。

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画面をなぞるだけでスクリーンショットを保存できる「スクリーンショットシェア」

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画面の好きな位置にスクリーンショットシェアを割り当てられる

保存したスクリーンショットに文字を書いたりトリミングしたりという編集ができるのはもちろん、単にスクリーンショットを保存したいだけなら「保存」を押すだけでいいというシンプルなところも便利。さらにこの機能でスクリーンショットを保存すると、ステータスバーにいちいち「スクリーンショットを保存しました」という通知を出すことなく保存できます。スクリーンショットを連続で撮るときはわざわざ通知を毎回消していた自分にとってこれは嬉しい。スクリーンショットを多用するブロガーには注目の機能です。

マルチタスクも細かいところがカスタマイズされており、マルチタスクボタンを押すと現在起動中のアプリ一覧に加えて、下部にはアプリやウィジェットのショートカットを表示。ショートカットは入れ替えも可能なので、よく使うアプリやウィジェットをここに登録しておけば、どの画面からもさっと起動することができます。

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マルチタスク下部にアプリやウィジェットのショートカット

文字入力はソニー独自の「POBox Touch」を搭載。10キーのフリック入力やQWERTYキーはもちろん、キーボードのサイズを一回り小さくして片手でも打ちやすいサイズにすることもできます。画面が大きいと反対側のキーまで指を伸ばすのも大変なのでこの機能はかなり便利。もちろん右利きだけでなく左利きにもぴったりのサイズと位置にすることができます。

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文字入力はXperia独自のPOBox Touch

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文字ボタン長押しでキーボードの種類を変更

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10キー上下左右好きなサイズにカスタマイズできる

Xperia Z Ultraは横幅が広いので、QWERTYキーボードの文字入力も意外に便利。本体を横にすると市販のモバイルBluetoothキーボード並みの大きさでQWERTYキーボードが表示され、ローマ字入力もすいすい打てます。基本的には10キーのフリック派なのですが、Xperia Z Ultraのサイズなら横持ちでQWERTYキー入力もありかな、と思わせるほど。

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横長のXperia Z UtlraではQWERTYキーボードも使いやすい

高性能かつ多彩な機能を備えたカメラアプリ

個人的にスマホのなかでもっとも重要だと思っているのがカメラ機能。バッテリーが持たないとか動作がもっさりなのは我慢できても、写真の色がおかしいと我慢できなくなってそのスマホをついつい使わなくなってしまうくらい、スマホのカメラ機能は重視しています。

そうしたカメラ重視のユーザーにとって、Xperia Z Ultraのカメラは十分満足どころか満足以上のレベル。使いやすいインターフェイスときれいな写真はもちろん、きびきびと撮影できる速度の速さが大変心地よく、今まで使ってきたスマホの中でもトップクラスのカメラ性能です。

前述の通りXperia Z Ultraのイメージセンサーは、Xperiaの最新モデル「Xperia Z1」ではなく1世代前の「Xperia Z」と同じものを採用。ただし、画面のインターフェイスについてはXperia Z1相当のため、Xperia Z1から搭載された「タイムシフト連写」などの新機能もXperia Z Ultraでは利用できるようになっています。

カメラのインターフェイスは非常にシンプルで、右側中央に静止画のシャッターボタンと録画開始ボタン、右側上に撮影済みの写真を確認できるギャラリー、そして右下にカメラのモード切替ボタン。画面左側にはインカメラとアウトカメラの切替えボタンと設定ボタンが配されています。

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カメラアプリのインターフェイス

右下のボタンからは、自動的に最適な設定で撮影してくれる「プレミアムおまかせオート」のほか、設定を自分でカスタマイズできる「マニュアル」のほか、右上のプラスアプリからカメラ機能を追加することも可能。今回お借りした端末では、Facebookで動画をライブ配信できる「Social Live」、シャッター前後の連写画像から最適な写真を選べる「タイムシフト連写」、ARで写真を加工できる「ARエフェクト」といったアプリがすでに追加された状態で利用できました。

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カメラモードの切り替え

まずはシンプルに「プレミアムおまかせオート」で使ってみましたが、シャッターボタンを押してから撮影するまでの時間が非常に短く、きびきびと動作するので使いやすい。カメラアプリの起動も1秒かからないくらいの速さなので、何か撮りたいものがあるときにさっとXperia Z Ultraを取り出して撮影できます。

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カメラの写真サンプル

起動の速さだけでなく夜景にもかなり強い。暗所に強いイメージセンサー「Exmor RS for mobile」のおかげで光量が少なめの場所でもばっちり撮れます。

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夜景も明るく撮れる

また、スマホカメラの割に接写も強く、フィギュアなんかもかなりのところまで寄って撮影できます。食べ物みたいに接写が活きる写真にもこの性能は活躍しそう。

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接写もかなり強い

設定を細かくカスタマイズしたいという人は「マニュアル」に切り替えると、左側にシーンセレクションと設定ボタンが表示され、ホワイトバランスや露出補正の調整に加えて「風景」「美肌」「夜景」「好感度」などのシーンセレクトが可能になります。オートの性能がかなりいいので細かく設定する必要はあんまりなさそうですが、それでもオートではどうしてもうまく調整がきかないシーンがあったときに手動で対処できるのは嬉しいですね。

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マニュアルモードではホワイトバランスや露出補正もカスタマイズできる

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シーンセレクションも選択可能

そのほか、マニュアル設定時は右下の設定ボタンから写真の解像度やスマイルシャッター、HDR設定などのオンオフが可能。ISOもここから設定できるのですが、ホワイトバランスや露出補正は専用のボタンが用意されているのに対しISOは設定から行なわなければいけないのが若干手間。まあホワイトバランスと露出補正に比べるとISOの出番は少ない、という割り切りなどだと思いますが、ここまでデジカメ並みの設定ができるのであればISOもささっと設定できたらよかったかな。

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HDRやISO、スマイルシャッターなども設定から選択可能

画面の解像度は「7MP 3104×2328(4:3)」「5MP 3104×1746(16:9)」「2MP 1632×1224(4:3)」「2MP 1920×1080(16:9)」の4種類から選択できますが、16:9に関しては4:3の上下を切り取って横長にしているだけなので、撮影できるエリアの広さは4:3がお勧めです。

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写真の解像度は全4種類

スマートフォンのカメラ機能として愛用しているタッチ撮影も対応しており、タッチした場所にピントを合わせてそのままシャッターを切れます。これ、画面をタッチしてから写真を撮るまでの間は本体をぶれないよう固定することに集中できるので、手ぶれしやすいスマートフォンではかなり便利でありがたい機能なのです。また、片手撮影の時もいちいちシャッターボタン押さずにカメラのピント合わせたいところをタッチするだけでいいので手軽なのも便利なところ。

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タッチだけでシャッターを切れるタッチ撮影

こうしたカメラとしての基本機能に加えて、スマートフォンならではのカメラ機能もたくさん用意されています。その中の1つがFacebook上でライブ配信できる「Social Live」。時間は10分間に制限されますが、撮影している動画をリアルタイムにFacebook上で配信できるという、Ustream的な使い方が可能になります。配信中は動画に「いいね!」もできるし、リアルタイムで見られなかった人も後でアーカイブを見ることが可能。本体にも撮影済みの動画が残るので、YouTubeなど別のサービスにアップロードすることもできます。

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Facebook上でライブ配信できる「Social Live」

大変面白い機能なのですが、今回は端末を発売前にお借りしている関係上、限られた人間関係であってもソーシャル上で利用できず、今回はまだ試していません。発売日後も引き続き端末をお借りできるみたいなので、この面白げな機能はちょっと試してみたいところ。

CMでも宣伝されているARエフェクトは、「おとぎ話」「ダイビング」などのテーマを選んで撮影すると、テーマに合ったキャラクターや風景が画面の中に現われるという機能。お遊び機能ではありますがこれが意外に面白いのと、認識の精度が高くて人物を撮影するとちゃんとその人に合ったARエフェクトをかけてくれる。飲み会ネタとして重宝しそうな機能です。

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ARエフェクト

一方、実用度が高そうなのが「タイムシフト連写」。シャッターを押した後はもちろんシャッターを押す前の写真も連続で撮影しておき、その中で最適の1枚を選ぶことができます。動きの速い被写体を撮影するときにはかなり役立ちそう。

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撮影前後の写真からベストを選べるタイムシフト連写

ピクチャーエフェクトは「ノスタルジック」「ミニチュア」「カラフル」「フィルター」「魚眼レンズ」「スケッチ」「パートカラー」「ハリスシャッター」「万華鏡」の9種類を搭載。いちいちエフェクトを1つずつ確認するのではなく9種類まとめて確認できるのがかなり便利です。そのほか、最近はいろんなスマホに搭載されていて当たり前の機能になりつつあるスイングパノラマ機能も搭載しています。スイングパノラマ、ソニーのデジカメ「DSC-HX5V」買ったときに楽しくて使いまくってたなあ。

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ピクチャーエフェクトは全9種類

カメラの性能自体が非常に高いことに加え、さまざまな追加機能もあってカメラを使うのが楽しい。また、隠れた魅力として、画面が大きいから被写体をしっかりチェックして撮影できるんですよね。先日旅行した際、周りで高齢者の人たちがみんなiPadやAndroidタブレット使って写真撮ってたのを見て「ああ確かにこの画面サイズはわかりやすいよね」と納得してしまいました。

■動画を楽しむのに最適な高精細・大画面ディスプレイ

Xperiaシリーズならではのマルチメディア機能の充実もXperia Z Ultraの重要なポイント。先ほど紹介したフルセグはもちろん、音楽、動画、写真に加えてゲームまで楽しめます。

こうしたマルチメディアを楽しむための重要な要素が画面の大きさと美しさ。フルHD対応スマートフォンとしては世界最大レベルの6.4インチディスプレイというディスプレイの大きさそのものに加え、フルHD(1920×1080ドット)の解像度は動画や画像はもちろん、ブラウジングの文字も非常に美しく表示されます。

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ブラウザで自分のブログを表示

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文字を拡大したところ。画素密度が高いため文字が非常になめらかに表示される

画素の細かさを表す画素密度(ppi)は344ppiで、「Retinaディスプレイ」を謳うiPad miniやiPhone 5sの326ppiを若干ながらも上回る数値。一方、同じフルHDながら5インチサイズのXperia Z1は441ppiなので画素密度だけで比べると下回るのですが、個人的には5インチサイズでフルHDってのは若干オーバースペックというか、画面が小さすぎてあまりフルHDの恩恵受けられない気がするのですよね。バッテリーのバランス考えてもHD(1280×720ドット)くらいで十分なんじゃないかなと。

一方、Xperia Z Ultraの6.4インチを含む7インチクラスのディスプレイはHDだと若干間延びを感じますが、フルHD解像度はそうした間延び感を感じさせず非常に美しい映像で表示できます。Xperia Z Ultraには映画「アメイジング・スパイダーマン2」の予告編がプリインストールされているのですが、大画面かつ高精細なディスプレイは大変な大迫力。部屋を真っ暗に指定映画楽しんだら映画館感覚で映画楽しめそうです。

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プリインストールの「アメイジング・スパイダーマン2」予告編

大画面ディスプレイを活かす機能としては地上デジタル相当の画質でテレビを視聴できるフルセグも搭載。ワンセグに比べて画面が綺麗なぶん容量も大きいフルセグは電波感度がワンセグよりもシビアで、基本的には同梱のイヤフォン型外付けアンテナの利用が推奨されているのですが、我が家は近所に高い建物がないおかげか、部屋の中でも十分にフルセグが楽しめます。

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我が家はフルセグもアンテナ無しで視聴可能

一方、ちょっと残念なのがスピーカーで、高音質なスピーカー搭載してはいるものの、スピーカーが本体片側にしか付いていないので、横画面で映画を見ると若干音が偏った方向から聞こえてくる。せっかくの大画面ディスプレイで動画を楽しむなら、高音質のBluetoothスピーカーなども組み合わせたほうがより迫力ある映像を楽しめそうです。

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スピーカーは本体下部の1カ所のみ

動画再生アプリの「ムービー」は、ネットワーク連携機能も備えており、同一ネットワークのDLNA機器に保存された動画を再生したり、動画を取り込むことができます。

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ムービーアプリ

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DLNA対応で同一ネットワーク上の機器から動画を再生できる

なお、ムービーに関してはDTCP-IPもサポートしており、nasneで録画した番組を再生したり取り込んだりできるはずなのですが、お借りしている端末は発売前の端末のためかネットワーク上の動画ファイルは認識できるものの正しく再生できず。製品版ではきっと問題ないと思いますが、DLNA/DTCP-IP好きとしては若干寂しいところです。

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nasneの録画番組は認識できるものの再生できず

これではいかんということで、DLNA/DTCP-IP対応アプリの「Twonky Beam」をインストールしたところ、ストリーミング再生や番組の取り込みが問題なくできました。テレビは大好きだけど見る時間がない、という人は、寝ている間に見たい番組をXperia Z Ultraに取り込んでおけば、通勤中など好きな時間に美しいディスプレイで視聴できます。

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Google PlayからインストールできるDLNA/DTCP-IPアプリ「Twonky Beam」

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Twonkyを使ってnasneの録画番組を再生

もともと移動中に動画を楽しむモバイル動画スタイルは非常に興味あるジャンルで、Windows Mobileや旧DDIポケットのPHS時代からいろいろ試行錯誤して楽しんできましたが、ついにモバイル動画もこの手軽さでこの美しさが堪能できるようになったかと思うと感慨深いものがありますね。

また、動画や音楽のネットワーク連携という点では、MiracastやDLNA連携も便利。なお、Xperia Z UltraではMiracastもDLNAもネットワークを利用したコンテンツ連携ということで「Throw」という名称で一括されています。

Miracastは対応機器をテレビに接続するか、またはテレビ自体がMiracastに対応している必要がありますが、HDMIケーブルやMHLケーブルを使わずにXperia Z Ultraの画面をワイヤレスでテレビに映し出すことができます。iPhone使ってる人にとってはAirPlayみたいな機能、って言ったほうが伝わりやすいですかね。Miracast環境があれば「Xperia接続設定」の「スクリーンミラーリング」からMiracastを利用できます。

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我が家にあるMiracast対応「ミラプレ」を利用してテレビへXperia Z Ultraの画面を映し出してみました。端末の画面をそのままテレビに映し出しているので、ブラウザやアプリなど端末側でできることはほぼすべてテレビに映し出せます。HDMIとやってることは変わらないものの、ワイヤレスで映し出せる手軽さはMiracastのほうが圧倒的に便利。

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また、Xperia Z UltraではMiracast用のホーム画面も用意されており、Miracast接続時はテレビで使いやすい画面に切り替えることもできます。デフォルトではYouTubeやムービー、GMailなどのアプリが設定されていますが、アプリは好きに入れ替えることも可能。

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一方のDLNAは、DLNA対応機器に対して動画や音楽をネットワーク経由で送ることができます。こちらは画面全部を映し出すMiracastとは異なり、音楽や動画、静止画などのファイルのみを映し出す仕組み。また、Miracastに比べると古くからある規格のため対応機器も多いのも特徴です。

我が家はドコモのスティック端末「dスティック」をテレビにつけっぱなしなのですが、Xperia Z Ultra内の音楽やYouTube動画をThrowを使ってdスティックを経由し、テレビに映し出すことができました。残念ながら著作権保護のかかっている動画は非対応なので、プリインストールのアメイジング・スパイダーマン2は再生できませんでしたが、家では動画をテレビで楽しみたい自分にとってこれは面白い機能です。いやーネットワーク家電楽しいなー。

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YouTubeの動画をTwonky経由でdスティックに転送し、テレビで再生

■音楽は「WALKMAN」アプリをプリインストール

音楽はソニーのブランドでもあるWALKMANアプリをプリインストール。PC側に「Media Go」をインストールし、Xperia Z UltraとPCをUSBで接続、あとはMedia Goに取り込んだ音楽をドラッグ&ドロップでXperia Z Ultraに移すだけのシンプルな操作で楽曲を取り込めます。

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WALKMANアプリ

Media Goは個人的に無くてはならない機能であるプレイリストに対応しているのはもちろん、iTunesで作ったプレイリストを取り込むことも可能。これまでiPodやiPhone用にライブラリ構築していた人もこれは嬉しい機能ですね。

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楽曲管理ソフト「Media Go」

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iTunesのプレイリストもドラッグ&ドロップでMedia Goに取り込める

再生機能も非常に充実しており、本体内の音楽だけでなく同一ネットワークにあるDLNA機器の楽曲も再生できるほか、ソニーの定額制音楽配信サービス「Music Unlimited」もWALKMANアプリから使えます。Xperia以外のスマートフォンではMusic Unlimitedをアプリ単体で使わなければいけないのですが、「音楽」というくくりでMusic Unlimitedをまとめられるのは地味に便利。なお、Music Unlimitedは使ってないので非表示にしたいという人は、設定の「Music Unlimited」スイッチをオフにすると非表示にできます。

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Music Unlimitedアプリの機能を内包

音質向上機能も搭載しており、メニューの「サウンドエフェクト」から「ClearAudio+」「ダイナミックノーマライザー」を選ぶことができます。ClearAudio+は楽曲に最適な音質へ自動で調整してくれる機能で、オンにするのとオフのままでは臨場感が段違い。また、ClearAudio+を使わず音質を自分でカスタマイズしたいというマニアックな人も、ClearAudio+をオフにすれば「サウンドエフェクト」から自由に設定できます。

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音質を向上させる「ClearAudio+」

もう1つのダイナミックノーマイザーは異なる動画や楽曲の音量レベルを揃えてくれる機能。CDから取り込んだ楽曲は設定によって音量が違ったりすることも多いですが、このダイナミックノーマライザーをオンにすればバラバラの音量もうまいこと調整してくれます。

再生画面もシンプルながら必要十分の機能を搭載。普段はBluetoothで音楽を聴いているのであまり再生画面見ることないのですが、画面の大きさゆえにボタンも大きく操作しやすいのでかなり使いやすく仕上がっています。このあたりはわざわざオリジナルの音楽アプリを用意してきたWALKMANブランドならではというところでしょうか。

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■ゲーム機能も搭載。PS3コントローラで操作できる連携機能も

動画や音楽に加え、Xperia Ultra Zではゲームを楽しむこともできます。といってもゲームは「PlayStation Mobile」というスマホ向けゲーム配信サービスであり、このPlayStation Mobile自体はアプリをインストールすればXperia以外でも利用可能。PS3やPS Vitaなどをすでに利用しているユーザーで、Sony Entertainment Networkのアカウントを持っていればPlayStation MobileのゲームをXperia Z Ultraでプレイできます。

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面白いのはPS3コントローラ「DUALSHOCK 3」との連携。このDUALSHOCK 3連携はXperiaシリーズまたはソニーのタブレットシリーズのみの機能ですが、Xperia Z UltraにUSBホストケーブルを装着し、DUALSHOCK 3とXperia Ultra ZをUSBで接続してペアリング設定を行なえば、DUALSHOCK 3でXperia Ultra Zが操作できるようになります。

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USBホストケーブル経由でDUALSHOCK 3を接続

DUALSHOCK 3では本体そのものの操作もできますが、やっぱりPlayStation Mobileのゲーム操作に使うのが一番。PS Vitaの5インチ960×544ドットよりもはるかに大きく高精細な画面でゲームを楽しめます。

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DUALSHOCK 3でXperia Z ULtらを操作

かなり面白い連携なのですが、惜しむらくはゲームソフトのラインアップ。PlayStation Mobileはユーザーが開発したゲームも投稿できるプラットフォームになっており、ゲームの品質としてはPS3やPS Vitaに届かないようなゲームも多く、ゲームのプラットフォームとしてはまだまだというのが正直なところです。

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艦こ……、え、艦こね???

とはいえ先日ソニーはネットワークを通じてさまざまな端末でPSゲームが楽しめるという構想を発表したばかりなので、PS Vita並みのゲームがXperia Z Ultraで楽しめる日も近そう。最近スマホのドラクエで、いちいちゲーム機を持ち歩かなくてもスマホでゲームを楽しめる手軽さを知ったばかりなので、ぜひともPlayStation Mobileは今後ますますの充実を期待したいところです。

■まとめ: 大画面と薄型軽量、ハイスペックを兼ね備えた充実の端末

長きにわたっていろいろとXperia Z Ultraの機能を見てきましたが、本体スペックの高さや使いやすいアプリ群はもちろんのこと、この端末を選ぶ最大の理由はやはりこの本体サイズ。スマートフォンよりは圧倒的に大きい画面だから迫力ある動画が楽しめるし、ブラウザの情報量も多い。一方でタブレットよりは一回り小さい本体サイズだから取り回しやすく片手でも十分操作できる。何よりこの端末はあくまで「スマートフォン」であり、「電話する」という当たり前かつ基本的な機能もしっかり使うことができます。

とはいえかなりの本体サイズではあるので持つ人を選ぶ端末ではあると思いますが、スマホとタブレットを2台持ちするくらいだったら、両方のいいところを持ち合わせたこの端末1台あれば十分にパフォーマンスを発揮できそう。これだけの大きさなのにその大きさを感じさせない薄さと軽さのおかげで、大きくても使いやすい端末に仕上がっています。このバランス感覚の良さは手にしてみないと伝わりにくい部分もあるので、ぜひとも店頭などで見かけたら端末を一度手にとって試してみてください。