低空飛行で景色を楽しめる式根島への「調布飛行場」ルート。新島も滞在できてオトク #tokyo島旅山旅 #式根島

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

この記事は東京都の観光事業「tokyo reporter 島旅&山旅」で訪れた式根島のレポートです。式根島レポートのまとめはこちら。

美しい海、海を望む露天温泉に自然を楽しむハイキング。1周12kmの小ささに魅力が詰まった東京都の島「式根島」レポート
https://bloggingfrom.tv/wp/2015/11/30/14532

式根島へ向かうルートは船または飛行機と船の組み合わせという2種類があるのですが、今回の行きは「飛行機+船」のルートを選択しました。

調布飛行場を使って式根島へ向かうルートは、まず調布飛行場から新島までを飛行機で飛び、その後連絡船で新島から式根島へ渡ります。別エントリーでも書きましたが、連絡船が1日3本かつそのうち1本は飛行機よりも早く出てしまうため、待ち時間が最短となる組み合わせはこの2通りになります。

調布発8:30─新島着9:10 新島発11:30─式根島着11:50
調布発14:20─新島着15:00 新島発16:00─式根島着16:20

調布飛行場は調布駅から車で15分くらい。バスも出ているのですが1時間に1、2本しかないため、バスを使うなら時刻表を調べておくことをお勧めします。駅前にはタクシーロータリーもあるので、旅行の荷物が大きいことを考えたらタクシーのほうがいいかな。調布飛行場へのアクセスは下記サイトをご参照下さい。

調布飛行場ターミナルへの交通案内|東京都の離島・空港|東京都港湾局公式ホームページ
http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/rito/tmg-airport/chofu/koutuu.html

飛行機のチケットは11月よりオンライン予約に対応し、ネットで取れるようになりました。電話でもいいけどネットのほうがお手軽かな。

新中央航空株式会社 トップページ
http://www.central-air.co.jp/index.html

飛行場はかなりこじんまりとした大きさ。飛行場と言えば成田か羽田だった自分にとってはかなり新鮮です。

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飛行場は30分前に到着して搭乗手続き。国際飛行場と違ってシンプルで手軽です。なお、後述しますが飛行機に乗るときに体重で席が決まるため、チェックインでは自分の体重を申告する必要がありますのでご注意を。

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式根島への運賃は大人が14,100円で、さらに手荷物が5kgを超えると目的地ごとかつ1kgごとに料金が発生し、式根島の場合は1kgごと260円かかります。これ事前に知らなかったのでちょっとびっくりでしたが、まあパソコンとか持ち込むとどうしても重くなるから仕方ないかな……。

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無事に手続きを終えて搭乗券をゲット。ちなみにこのバーコード全然使わなかったw

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飛行場内は小さいながらも清潔感あるきれいな作り。

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そして乗り込む飛行機がこちら。全部で20人くらい乗れるのかな、というくらいの小さな飛行機です。

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かなり小型の飛行機のため、チェックインの時に申告した体重によって席が決まります。とはいえそこまで厳密ではなく、両側に大人を2人ずつ配置する、くらいの並び方だったので、同伴者がいればよほどの体重差がないかぎりたぶん隣に配置されると思います。

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窓の外にはプロペラ。まるでアニメのようでテンションあがる!

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離着陸時は電子機器が使えないのでフライト後の写真。普段乗る飛行機は雲の上までいってしまうので景色が全然楽しめないのですが、この飛行機は小型かつ距離が短いこともあって景色をずっと楽しめる。さすがに海へ行くと景色あまりおもしろくなくなりますが、乗っている間に景色が楽しめるのは結構嬉しい。ただその代償として飛行機はかなり揺れます。飛行機の揺れが怖い人だとちょっと厳しいかも。

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機内の案内は非常にシンプルだけどQA式になっていてわかりやすい。

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使用制限の電子機器もとても説明が丁寧。大手航空会社のよりよっぽどわかりやすくて、こういう小さい会社のほうが小回りきくのかな。にしても飛行機に乗ってる時にプリンタ使うってどういうことだよwとは思いますが。

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運航路線図はイラストたっぷりでわかりやすい。

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そうこうしているうちに新島空港へ到着。乗っている時間が35分なのであっという間です。飛行機なのに電車のような手軽さと、低空で飛ぶことで楽しめる景色は、大型の飛行場とはまた違った楽しみがありました。

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新島空港を出たら次は港へ向かいます。距離にして2km以上はあったのですが、待ち時間も長いので観光を兼ねて歩くことに。飛行場を出て左方向へひたすら歩き、港へ向かいます。

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途中で見つけたくさやの里。気になったけど一般公開されてはいないっぽい。

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港へ行く途中で見つけた牛乳せんべいのお店。新島名物なら食べておきたいなということで入店。

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牛乳せんべいはその名の通り、水を一切使わず牛乳だけでつくったせんべいとのこと。

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牛乳のほかに、伊豆諸島の名産でもあるあしたばを使ったせんべいも販売。

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こちらはあしたばせんべいですが、牛乳を使っているということもあってせんべいというよりクッキーな感じの味。サクサク食べられて味も軽く結構気に入りました。

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さらに横を見るとあしたばを使ったアイスも。ちょうど訪問した日が気温が高くけっこう暑かったので、アイスを購入して食べながら港へ向かいます。

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あしたばアイスは、アイスらしからぬ苦みが後味として残りなるほどあしたばだなという味。ただ、変に甘すぎるよりこういうさっぱり食べられるほうが好みなので、こちらも結構お気に入りの味でした。

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さらに進んでいくと謎の石版を発見。

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どうやら東京電力の所有地らしく、でんこちゃんの顔も。

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更に進むと謎のモニュメントが。なんだか新島わりとカオスだなw

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公衆便所まで石! ただし中は普通でした。

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そうこうしているうちに新島港へ到着。実は式根島に渡る船はここではなく別の場所から乗るのですが、時間が結構合ったのでこちらの待合所も立ち寄ることに。

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先ほどの牛乳せんべいはこちらでも販売。試食もさせてもらえます。

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待合所の隣には謎の建物。

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なにこのダンジョン……! と思ったら答えはバーベキュー場だったw しかしこれ、煙がこもらないのかな……。

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後ろから見たところ。隣の岩と相まってさらにダンジョン感高まります。

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このバーベキュー場を超えて道路をてくてく歩いて行くと……。

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またしても謎の石造り建築物。

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実はここ、石造りの露天温泉「湯の浜露天温泉」なのです。

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まるで新島というよりギリシャのような味わいの建物。一番上にも温泉があり、海を眺めながら入浴を楽しめます。

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あまり時間が無い人向けに足湯も。着替えるのが大変という人は、ここまでの疲れを足湯でリフレッシュするのもおすすめ。しかも温泉自体は無料、コインロッカーとシャワーだけ有料なので、足湯だけであればお金も必要ありません。これは式根島渡る前に必ず訪れておきたいポイントですね。

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足湯を堪能したら来た道を戻り、新島港の待合所より手前にある連絡船待合所へ。

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新島港の待合所とは打って変わってのこじんまり感……。

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こちらが式根島へ渡る連絡船「にしき」の時刻表。だいたい10分前くらいに到着していれば船に乗ることができます。

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船は思ってたより大きい作り。

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中の椅子もきれいでしっかり。

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船に弱い人向けの横になれる和室も。

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とはいえ乗船時間は20分も無くあっという間に到着することに加え、当日は天気が良かったのでずっと甲板に出て海を眺めていました。

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途中で謎の黄色い船とも遭遇。まさか帰りはこれに乗って帰ることになるとはこの時点でつゆ知らず。

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心地よい海風を受けていたらあっというまに式根島へ到着!

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飛行機ルートの費用は15,000円くらい、所要時間も2、3時間とそこそこかかるので、コストパフォーマンスだけで考えると船のほうがいいんだけど、短い時間ながら新島も滞在できることに加え、低空飛行で東京を見下ろす空の旅はなかなかに楽しい。値段も新幹線くらいと思えばそこまで高くないので、行きと帰りどちらかでは飛行機ルートにするのも楽しいんじゃないかな。個人的には帰り道だと疲れて眠ること多いので、こちらは行きに向いているかなと思います。

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海に面した露天温泉が3種類も楽しめる式根島の温泉めぐり
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揚げパン、お弁当、あしたばメニュー。式根島を代表するグルメメニュー
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tokyo reporter 島旅 & 山旅
http://tokyoreporter.jp/


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