R-1ぐらんぷり2017の感想と俺ベスト

例年今ごろにはもう上がってくるはずのレポートが来ないことに業を煮やして去年のフォーマットを再利用してエントリー。

はじめに

準決勝はパワーダウンが否めなかったものの、それでも決勝進出者には大好きなアキラ100%、もう1ネタ見たいなと思うルシファー吉岡に加えて敗者復活枠も期待していた当日ですが、サンシャイン池崎に加えて準決勝で面白いと思っていた紺野ぶるまが上がってきたという点も加えてなかなか楽しみな決勝となりました。

すでに売れっ子となっているサンシャイン池崎よりも、準決勝で会場を沸かしまくっていたアキラ100%が、決勝の場でも受入れられるのかが最大の焦点。あの勢いのまま突き進めるか、そしてファイナルステージで1本目を超えられるネタができるのか、そこで丸腰刑事に戻ってしまうのかが注目ポイントでした。

グループA

芸人名 順位(票数) お茶の間 俺ベスト
レイザーラモンRG 4位(0票) 4位(4%) 3位
横澤夏子 3位(3票) 2位(27%) 4位
三浦マイルド 2位(8票) 3位(21%) 2位
サンシャイン池崎 1位(10票) 1位(48%) 1位

基本的にほぼ全員準決勝とネタは一緒。レイザーラモンRGはトップバッターということもあってか客いじりがうまくはまっていなかった感。これ順番が多少前後していたらもうちょっと変わってたのかな。

横澤夏子の細かすぎる系はちょっとキャラが強すぎてあるある感がなく個人的にツボらない。キャラの強さが前回のプロポーズネタではすごく相性良かったんだけど、今回のお母さんネタはどんなキャラかだいたい見えてしまったので細かい一言ボケしか山がなかった感。

三浦マイルドはさすがのうまさ。これも準決勝と同じネタだけど、言葉選びのうまさに鉄板感ある。ただぶつかった相手が悪かった。

オープニングから「あれあの芸風捨てた?」と思わせていつものネタをやりきる、のは準決勝とまったく一緒なんだけど、いつもの料理もちょっと手を加えるだけでまったく新しい料理に、といううまさがあった。ただあれは最初の1回しか使えない飛び道具だけど、準決勝と同じくそれががっつりハマってファイナルステージ進出は納得。

グループB

芸人名 順位(票数) お茶の間 俺ベスト
ゆりやんレトリィバァ 2位(6票) 1位(37%) 2位
石出奈々子 1位(10票) 2位(32%) 4位
ルシファー吉岡 3位(5票) 3位(17%) 1位
紺野ぶるま 4位(0票) 4位(14%) 3位

R-1デビューから3年連続出場しているけれどどんどんネタが弱くなっていく感のあるゆりやんレトリィバァ。毒舌もヤンキーにこだわりすぎてそこがハマらないと他も生きない。その後のテレビ出演も含め、ちょっと裏からのごり押し感をそこはかとなく感じてしまう。

石出奈々子のジブリっぽさは確かにうまいんだけど、「ああ、あそこのネタ!」とみんなが共感できるところがとても弱くて、ジブリっぽい、で終わってしまう。もうちょっとジブリの名フレーズとか名シーンが欲しいなと思いつつ、周りの不出来に恵まれた感あるファイナルステージ進出。

設定も面白いけど最大の山場が信長しか無かったのが惜しかったルシファー。長い歴史の中でもっといじれるエピソードを使って山場を増やして欲しかった。逆に仲良くなる歴史ネタとかでもいいし。

まさかの敗者復活で上がってきた紺野ぶるまは、準決勝ほど受けていなかった。あのネタはテレビで見るより現場のほうが面白いネタかなあ。あと準決勝で一度見てしまった既視感があるとそこまで強くないネタなのが残念。だけどあのキャラクター好きなので別のネタを期待したいところ。

正直これというエースがいない中の混戦を石出奈々子が抜け出したかなという感じのBグループでした。

グループC

芸人名 順位(票数) お茶の間 俺ベスト
ブルゾンちえみ 3位(5票) 1位(44%) 3位
マツモトクラブ 4位(0票) 4位(7%) 4位
アキラ100% 1位(9票) 2位(39%) 1位
おいでやす小田 2位(7票) 3位(10%) 2位

準決勝と同じく、後ろの男性ユニットがいないとブルゾンちえみのネタは面白さ半減かなー。あとネタが飛んだところ、「あれ?」と思ったけどそれなりにごまかせていたのに、あそこで泣いちゃったのは惜しい。せっかくの強気キャラがあそこで壊れてしまった感。まあ感情ばかりはしかたないですけどね。

マツモトクラブも準決勝ならいいけど、決勝で見るとやはりネタが弱い。2本目を温存して準決勝ネタだったのかもしれないけど、相手がアキラ100%だったことを考えると1本目に山を持ってきて欲しかった。

準決勝と同じだけれど何度も面白いアキラ100%。細かいフレーズやネタの回し方など、単なる裸芸ではなく細かいところまで考えられている。個人的には12組中ダントツトップでした。

おいでやす小田、連続ボケと途中で斜めの方向に持っていくあたりとてもうまいし面白いんだけど、ややテンポが早すぎて見ている方と距離がある感じ。ネタの数が多すぎるのでもうちょっとテンポ遅くしてもいいのかなあ。

点数的には僅差だったけど応援していたアキラ100%が無事決勝。この時点で他のメンバーと比較してアキラ100%が優勝かなー。

ファイナルステージ

芸人名 順位(票数) 審査員 俺ベスト
サンシャイン池崎 2位(5票) 2位(30%) 2位
石出奈々子 3位(2票) 3位(10%) 3位
アキラ100% 1位(14票) 1位(60%) 1位

一度だけのネタを準決勝で使ってしまい、いつも通りのサンシャイン池崎。ネタは面白けれど1本目を超えられない、という点で弱かったかな。

石出奈々子は超えられないというより1本目よりも弱かった。1本目で感じた「それっぽいけどこれだというフレーズがないので共感できない」感がより強かったネタ。最後の飛行石もそこ飛行石みたいなメジャーなアイテムじゃなくて「わかるわかる!」みたいなアイテムじゃないとツボらないんじゃないかなあ。せっかくの国民的アニメを題材にしているだけに。

基本的には1本目と同じネタなんだけど、他の2人と比べて1本目を超えてきたのがアキラ100%。よりエンタメ度を高めてきていて、お盆芸の幅の広さを感じた。会場の笑いも圧倒的でこれはもう決まりかな。

会場投票、審査員投票ともにアキラ100%がぶっちぎりの優勝。単なる裸芸ではなく細かいコメントも面白いので今後も期待できそう。問題はいつ服を着て活動できるようになるのか、ですが、大好きなサンシャイン池崎はブレイクしまくり、アキラ100%も優勝でこれから登場が増えるということで、なかなか満足したR-1でした。

R-1ぐらんぷり2017準決勝行ってきた

気づけば決勝が放映されてしまうというタイミングということで、もはや10年以上のライフワークとなりつつあるR-1ぐらんぷり準決勝、今年も参戦してきました。

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毎度のフレーズですが40組以上のピン芸人を3000円のチケットで見られるコストパフォーマンスのよさは半端ない。しかも準決勝ということは3回は勝ち抜いているという実力もあるわけで、安心して見られるお笑いが多いのも嬉しいところ。

そんなこんなで長らく通い続けている1年に1度のお楽しみですが、今回はいろいろと変更が。まずここ数年ラフォーレ六本木だった会場がメルパルクホールに変更し、東京と大阪だった会場も今回は東京のみに。東京都民としては今まで画面でしか見られなかった人を生で見られるのは嬉しいけれど、大阪の人は残念だろうなあ。

さらにスポンサーもマルちゃんでおなじみ東洋水産からサイゲームスに変わったと思ったら今年は準決勝にスポンサーの枠はなし。決勝はテレビ放映するのでさすがにサイゲームスの名前が出るんだろうけれど、スポンサーもつかないイベントになったのかというのはちょっとさみしかった。

そして最大の変更は会場審査がなくなったこと。おそらくこれはスケジュールの問題で、準決勝が終わった夜には決勝進出者を発表するという流れだったために、会場審査は反映できなかったのでしょう。これが定番になるのかどうかは謎ですが、会場審査楽しかったので来年は再開して欲しいところ。

唯一といってもいいいつもと同じだったのはMCがはりけーんずだったところ。とはいえ10年以上も見続けているとはりけーんずも10年は若かったわけで、いつの間にか年を取ったなあとちょっとしみじみ。

というわけでいよいよ本題の準決勝感想です。すべては個人の独断と偏見によるもので、笑いのツボは人によって違うという大前提でよろしくお願いします。

AMEMIYA
ごはんのおかわり自由です。冷やし中華はじめましたの別バージョンで安定感ある。トップバッターとしてきっちり仕事していった感あり。

あばれる君
あばれる君の第二ボタンが2人の女の子で取り合いに。何度か見たことある鉄板ネタ。これまたある程度売れてきた人の安心ネタ感。

石出奈々子
なんとなくジブリのヒロインっぽい子が大阪に行ったら。確かにジブリっぽいんだけどそのジブリっぽさを使ったあるある感に欠けた感。前回のコンビニ店員後半のほうがジブリあるあるがうまく出ていて好みだった。

キャプテン渡辺
鬼を見たときの話。その鬼はバイトの鬼。安定の漫談だけど、クズの話に比べるとちょっと弱かったのと、そんな意図はないままあとあと出てくる人にいいとこ与えちゃった感。

西村ヒロチョ
ロマンティックネタなんだけどいつもより振り切っていた。前までは単にロマンティック推しだったのが、振り切りきった結果自虐も取り入れることに。わかりやすくはなったんだけど、ロマンティック貫くスタイルが好きだったので若干のさみしさはある。

霜降り明星・粗品
フリップ芸の中ではナンバーワンだったというかこれはもう個人の嗜好が色濃くでるのですが、予想を裏切ってくるネタ運びが大好きで毎回楽しみにしてしまう。印籠とか速度制限とかよかったなー。

サンシャイン池崎
これまた安心のサンシャイン池崎。もう見慣れて笑えなくなっちゃったかなと思ったけど、一番笑ってしまった人でした。3年前のR-1準決勝で見たときからすると完全にブレイクしていて嬉しいと共に一抹のさみしさが残るのがファン魂だろうか。ドルフィン!

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中山功太
おかしなラジオのCMに突っ込む。ただちょっと予想の範囲内過ぎるかなーと思うのと、この人のネタは音声に対して突っ込むのでいつも時間が倍取られてしまってもったいないなあという気がする。

バイク川崎バイク
野球のピッチャーネタ。いつものバイク川崎バイクを捨てたしっかりしたネタなんだけど、1つのボケまで時間がながいのと数は少なくて笑いどころがもったいなかったかなあ。とはいえ前回の扉ネタよりよっぽど面白かった。

藤崎マーケット・田崎佑一
カリスマ居酒屋店員のお話。まさかの道具活用で絵的な面白さはあるけどネタとして何か面白いというよりは道具に頼っている感。テレビ受けしやすそうかなーという感はある。

脳みそ夫
縄文時代だってアラサーいるっつーの。聖徳太子が神過ぎたので、あれをベースにネタを展開するとどうしても劣化感は受けてしまう。

クロスバー直撃・前野
自動販売機の解体ショー。自動販売機のあるあるで攻めるのかなと思いきや、自分の世界満載で若干のもう中学生っぽさ。自動販売機ならではの「あー、わかるわかる」みたいな共感が欲しかったところ。

パーマ大佐
つっこみアンサーソング。童謡に突っ込んでいくのだけれど突っ込みがとても普通で「そうきたか!」感に欠けるなあというのが正直なところ。一番の笑いどころも「来るだろうなー」と読めてしまった。

平野ノラ
バブリーコント。テレビだと途切れ途切れなバブリーネタをフルで見られただけで満足。

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マツモトクラブ
雪のホームで、線路の向こうの上司と大声でやりあうサラリーマン。今までのマツモトクラブネタに比べると若干パワーダウン感はあり。ただこの人は持ちネタいっぱいあるのでもっと他のネタに期待したい。

もう中学生
回転寿司のネタ。完全なるもう中学生ワールドなんだけど、手作りの小道具に変わったギミックがほとんどなく、世界観だけでの勝負だったのでちょっと弱かった感が。とはいえ卵の下りでぼそっと発した「egg jr」はちょっとツボった。

守谷日和
全日本表現力選手権。ハナミズキの歌に合わせて歌詞を踊りで表現。バカバカしい系なんだけど会場では結構笑いが起きていた。今までやってたネタからするとかなりせめて来た感。「100年続きますように」の部分は会場で一番笑いが起きていたシーンかも。あ、これJASRAC方面からなんか言われるやつかな。

横澤夏子
3児のおかあさんネタ。前にも見たことあるいつものネタだった。あまりこういう女性のなりきりネタがツボらないのだけど、前回のプロポーズネタは良かった。

ルシファー吉岡
歴史の授業。これまた前回の先生ネタに比べるとパワーが弱い感じ。信長の下りは最高だったんだけど、あれくらいのフレーズがもうちょっと早めかつ数が多いと嬉しかった。

ゆりあんレトリィバァ
いろいろ迷走したのか、さらりと暴言吐くという2年前に見たネタのシンプルバージョンっぽい仕上がりだった。ただ2年前に初めて見たときの英語っぽく聞こえる大阪弁、という面白さが今回はないので、初見を超えられていない感。最初のネタが良すぎたためにその後が大変そうな感じ。

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藤崎マーケットトキ
あえて感謝状。感謝してないものをあえて感謝していじる。スタバの下りとかはなかなかおもしろくて、ただ感謝状のスタイルにしたために1つのネタが長くなっちゃってもったいない感じも。1枚1枚にかける時間を少なくしてもうちょっといろいろみたかった。

ZAZY
転校生。めくるめくZAZYワールドで個人的には絹恵ネタより好きだった。

エハラマサヒロ
うたのおにいさんのステージ。ネタというより歌だったんだけど、歌詞もうまいし最初の客席よびかけもおもしろかった。同じ童謡をネタにするという点でパーマ大佐とかぶるんだけど、エハラマサヒロならではの味が出ているのがさすがのベテラン感。ただ歌もよかったんだけど、もうちょっとボケがいっぱいみたかった。

おいでやす小田
なんでもまじめに返してしまう彼女。前回の履歴書がすごすぎるバイトと同じなんだけど、必ず言葉通りに返すために先が読めてしまうのでもうちょっと裏切りが欲しかった。

紺野ぶるま
中国人の占い。中国人っぽい口調で女性をDISるんだけどそのしゃべり方とDISり方が結構ツボった。もうひとネタ見てみたいところ。

アキラ100%
絶対見せないdeSHOW。笑ってはいけないで結構ブレイクしていたために、最初フリップが見えて「フリップ芸に転向しちゃうの……」と思っていたら安心のアキラ100%。むしろ丸腰刑事を超えてきた感ある。

三浦マイルド
言葉研究家。前に見たことあるネタだけど、言葉選びが本当にうまい。しかしR-1は優勝してもほんとに売れないなあ……。

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ニッチェ近藤
日本アラサー大賞。アラサーあるある自虐ネタなんだけど、こういう女性の自虐ネタはあまりツボらない。
パタパタママ木下
芸人なのにバイトをしすぎるとこうなるネタ。正直ネタとして面白いところはなかったけど、バイト仲間もお笑いばかりで、仲間内で初の準決勝進出という点と、キャプテン渡辺が作ってくれたバイトの鬼ネタをうまくいかして会場の共感を得ていた。決勝行ったところを見てみたいけどネタとして面白いわけではないのが悩ましい。

ヒューマン中村
同じ意味で違う言葉。毎回フリップネタ変えてくるのはすごいんだけど、パワーダウンしている感が否めない。ことわざ辞典が歴代で最高だったなー。

中村涼子
何度も続く間違い留守番電話とのやりとり。最後のボケまでが長くて、それ以外に笑いどころがなかったのがちょっと惜しい。

ナオ・デストラーデ
10年連続営業成績ナンバーワンのサラリーマン。鉄板のネタをちりばめたわかりやすい笑い。オチは見えるんだけどそれをパワーで超えてくる感じ。ただ王道過ぎてあまり好みではなかった。

とにかく明るい安村
相撲の行司風に言うと力士の名前っぽく聞こえる言葉。ただそれっぽい言葉を選んでいるだけなのであまり面白みは無いんだけど、途中英語でちょっと方向変えてくるあたりはよかった。選んでいる言葉がそりゃ相撲っぽいに決まってるというのが多かったので、もっと全然違う言葉を拾って欲しい。

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スリムクラブ真栄田
私の近況、DJ知念ゆたかへのハガキ投稿。スリムクラブ真栄田っぽい独自の世界が結構ツボった。

アイデンティティ田島
野沢雅子の物真似。コンビでやる時に比べてパワー不足だった。もっとエロネタをふんだんにつかうコンビのほうが面白かったので改めてコンビネタで見たいな。

まとばゆう
手短に名作アニメ。名作アニメを短くまとめてぶったぎるんだけどそのぶった切り方が面白い。

ブルゾンちえみ
女です。おもしろ荘などで見せるいつもの世界観を1人でやるんだけど、あれは後ろの男性がいるから活きるので、完全に1人でやるとパワーダウン感は否めない。でもいまブレイク中だからまあ決勝は確定だろうねという感じ。

ぶらっくさむらい
TAKINO BEST。今回一番ツボったネタではあるんだけれど出オチ感は否めないので、同じネタで2回は難しそう。他のネタも見てみたいな。

レイザーラモンRG
トランプネタだけど最後は意外な着地。これも面白さというよりいつもの安定感あるRGでした。

全体的に例年よりパワーダウンしていて、すごく面白いとおもえるネタは少なめ。R-1見過ぎてネタになれてしまったというのもあるかもだけど、ぶっとんだ人が少なかったかなあ。

決勝の女性4人はもうテレビのための演出だなあと思いつつ、準決勝ではそこまで爆発しなかったルシファー吉岡がもう1ネタ見られることに期待。あとは敗者復活枠だれが来るかですかねー。

これまでのR-1ぐらんぷり参戦歴はこちら。

カイ氏伝: R-1見てきたよ
http://blogging.from.tv/archives/000015.html

カイ氏伝: 「R-1ぐらんぷり2007」準決勝見てきました
http://blogging.from.tv/archives/000333.html

R-1 2009準決勝行ってきた
http://bloggingfrom.tv/wp/2009/02/09/1699

R-1ぐらんぷり2010準決勝とって出しレポート
http://bloggingfrom.tv/wp/2010/02/09/3356

R-1ぐらんぷり2011準決勝見てきたよ
http://bloggingfrom.tv/wp/2011/01/31/4897

R-1ぐらんぷり2012準決勝見てきたよレポート
http://bloggingfrom.tv/wp/2012/03/03/7305

R-1ぐらんぷり2013準決勝見てきたレポート&R-1ぐらんぷり決勝所感
http://bloggingfrom.tv/wp/2013/02/18/8500

R-1ぐらんぷり2014準決勝行ってきた
http://bloggingfrom.tv/wp/2014/02/22/12181

R-1ぐらんぷり2015準決勝行ってきた
http://bloggingfrom.tv/wp/2015/02/02/13980

R-1ぐらんぷり2016準決勝行ってきた
http://bloggingfrom.tv/wp/2016/02/27/14742

R-1ぐらんぷり2016の感想と俺ベスト

安定のR-1ぐらんぷり感想がさっそく上がってきたのでこちらもオマージュエントリー。毎回のことですがお笑いのツボは人によって異なるものであり、正しい正しくないではなく俺はこう思った、ということで。

R-1ぐらんぷり2016の感想と俺ベスト|しんぷるハック
http://simplehack.net/owarai/r-1-grand-prix-2016/

準決勝の感想はこちらをどうぞ。

R-1ぐらんぷり2016準決勝行ってきた – カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2016/02/27/14742

はじめに

準決勝ではトップクラスに沸いていたサンシャイン池崎とルシファー吉岡がまさかの準決勝敗退。だけどまあこれは敗者復活で来るだろうという安心感あったけど予想通りだった。もう1人の敗者復活出場はマツモトクラブ。正直準決勝のネタはイマイチだったんだけど選ばれる3組としては妥当なところかな。

決勝進出者の中ではザコシショウがどういう評価されるかが最大の注目ポイント。果たして本戦もそういう流れでした。

グループA

芸人名 順位(票数) お茶の間 俺ベスト
エハラマサヒロ 2位(7票) 2位(22%) 3位
小島よしお 1位(11票) 1位(45%) 2位
シャンプーハットこいで 4位(2票) 3位(20%) 4位
サンシャイン池崎 3位(1票) 4位(13%) 1位

エハラマサヒロは準決勝のネタそのまま。会場で見るよりテレビで見るほうが面白い。しっかり作り込まれたネタだけにライブ感あるステージよりテレビのほうがいいのかな。

小島よしおも準決勝のよしお3兄弟。結局はいつものネタなんだけど、それを3兄弟にすることでちょっと味付けを変えている。使い古されたネタでもしっかりしあげる安定感あり。

シャンプーハットこいでは全然わからない。面白そうに見せてるだけにしか思えないネタ。

池崎は多少かんでしまったものの安定感ある爆発力。勢いネタに見せて会場いじりもうまく絡めていてしっかり作り込まれたネタ。準決勝全体でも1位の面白さでした。

グループB

芸人名 順位(票数) お茶の間 俺ベスト
ハリウッドザコシショウ 1位(15票) 2位(27%) 2位
おいでやす小田 3位(2票) 4位(14%) 3位
横澤夏子 2位(3票) 1位(43%) 4位
ルシファー吉岡 4位(1票) 3位(17%) 1位

ハリウッドザコシショウ、あれテレビで受けるのかなと心配だったけどきちんと実力出し切っていた。ただ面白いんだけど池崎に比べると若干勢い先行感はあるなというのが正直な感想。同じネタを2回見せられると辛そう。

おいでやす小田。うまいんだけど話の勢いが強すぎて聞きとりにくいところがちょいちょいある。ボケたふりがボケ切れてない、というボケが連続して続いてしまうところがもうちょっと聞き取りやすくやってくれたらな、ともったいない感じはあった。

横澤夏子は準決勝のネタだけど最後をちょっといじってきた。あの流れ、だれもが「プロポーズじゃないでしょ」と思ってしまっているだけにあのオチに変えてしまったのはもったいないかなー。ほんとにプロポーズだった準決勝ネタのほうがよかった。

ルシファーも期待通りの敗者復活。そして安定のiPhoneパワー。あれを下ネタで片付けてしまうのはもったいなさすぎて、言葉の使い方と例え方が絶妙すぎる。個人的には決勝でもう1本見てみたかった、という点でザコシショウより上だった。

グループC

芸人名 順位(票数) お茶の間 俺ベスト
厚切りジェイソン 2位(5票) 3位(17%) 2位
ゆりやんレトリィバァ 1位(8票) 2位(23%) 3位
とにかく明るい安村 3位(4票) 4位(15%) 4位
マツモトクラブ 3位(4票) 1位(45%) 1位

厚切りジェイソンは準決勝と同じネタ。繰り返しながらことわざネタは使い古されている感あるし、口にした時点でオチが読めちゃう。ことわざを自分で作るなりもうちょっとオリジナル感欲しかった。

レトリィバァ、去年のネタに比べるとツッコミが雑で全然面白くない。前回はツッコミの面白さにあの口調の面白さがすばらしかったんだけど、どうして決勝来ちゃったのくらいに雑な仕上がりだった。

それ以上に雑というか何だったのかというのがとにかく明るい安村。口調しか特徴がないから全然面白くない。本人も自信のネタでは決してないんだろうなと思いつつ、そろそろ裸ネタ辞めたいという戦略的には正しいと思う。

マツモトクラブは準決勝の弔辞ネタから親子ネタに変更。弔辞ネタよりは面白かったけれど、細かいシチュエーションを並べているだけで、去年のネタに比べると質は落ちる感あり。

最終決戦

芸人名 順位(票数) 審査員 俺ベスト
小島よしお 2位(4票) 2位(41%) 2位
ハリウッドザコシショウ 1位(16票) 1位(43%) 1位
ゆりやんレトリィバァ 3位(1票) 3位(16%) 2位

ゆりやんは1回目よりさらにつまらない展開になってしまっていた。あの妄想セクハラも枯れたネタ感あるし、単にラップに乗せるだけじゃ説得力ないかな。

小島よしおとザコシショウは1回目とほぼほぼ同じネタだけど、パターンが決まってしまっている小島よしおより物まねの中身入れ替えたザコシショウに軍配あり。特に「ハンマーカンマー」残していたあたりは強かったなと。

ザコシショウの今後に期待をしつつ、きっちり目立って注目集めたサンシャイン池崎にも期待。Twitterのトレンド入りしたあたりは確実に「試合に負けて勝負に勝った」感あり、結局M-1取ってないけど大ブレイクしたオードリーのような流れを期待しています。ドルフィン!

R-1ぐらんぷり2016準決勝行ってきた

初回観戦から10年以上が経ち、名実ともにライフワークと言って差し支えないレベルの趣味になったR-1ぐらんぷり準決勝。

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このブログでは何度も言ってますが、たった3000円の料金で、3回は勝ち抜いているお笑い芸人42組ものネタを見られるというのはコストパフォーマンスよすぎのお笑いイベントです。ピン芸人は漫才と違ってスタイルが幅広いから飽きにくいしね。

今回のスポンサーはサイゲームス。最近お笑いイベント積極的にスポンサーしてますなー。個人的にはマルちゃん正麺もらえたほうがうれしいけど。
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そして今回も観客が審査員! たった一票ながらその責任の重さにドキドキしますね毎回。

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というわけでいよいよ本題の準決勝感想です。すべては個人の独断と偏見によるもので、笑いのツボは人によって違うという大前提でよろしくお願いします。

【東京第1グループ】

ハッピーエンドゆずき(SMA)
これ言ったら死亡フラグ的最後の言葉。視点もよく最後のかぶせもうまくてトップバッターながらうまかった。トップバッターならではの仕掛けもよかった

satomi(フリー)
ランチタイム前に準備するレストラン店長。太ったキャラならではのボキャブラリーは定番といえば定番なんだけどキャラと相まって面白かった

アキラ100%(SMA)
丸腰刑事。このフレーズだけでもう察して下さい。悔しいけど大爆笑してしまった。あの芸、本番ミスったらどうする気だろうなw

石出奈々子(浅井企画)
ジブリっぽい女の子がコンビニの店員。視点は面白いんだけど「わかるわかる」で笑いにはつながってないかも。ただ強盗のところはよかった。あのくらいのネタがもうちょい随所にほしいところ

とにかく明るい安村(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京)
服を着てしまった安村が高校野球っぽい言葉をしゃべる高校野球講座。そろそろ裸キャラも卒業しなきゃ、ということなんだろうけど、忙しすぎるせいなのかネタが全然練れてない感。通して見てもしゃべり方が変ということ以外なんもなかった。

まとばゆう(アミーパーク)
澤ほまれのキャラで女性アスリートをひたすらDISる。DISりネタは視点がいまいちだと聞いてて不快なんだけど、そういう点では割と面白かった。ただアスリートしばりだったので若干共感しにくいネタもあったかな。知ってるアスリートだけどそこいじられてもふーん、という感じというか

小島よしお(サンミュージックプロダクション)
人形を使った小島3兄弟。でも結局はいつもの流れ。小島よしおクオリティとしては安定感あるおもしろさ

サイクロンZ(太田プロダクション)
ダンス講座。前にR-1決勝まで出た時のネタを焼き直しているんだけど、あのときのクオリティに比べるとどうしても落ちてしまう。「とってもとってもとってもとっても」は神だったからなー。

Gたかし(サンミュージックプロダクション)
誰もが藤原竜也になってしまうウイルス。前半よかったんだけど後半失速した感じ。藤原竜也押しすぎだったのが惜しいかな。前の昔話のほうがよかった

脳みそ夫(タイタン)
OL聖徳太子。いちいち聖徳太子の小ネタ挟んでくるのが実にうまい。これは徹底的に練り込まれてる芸だなー。個人的に「おったま遣隋使」「びっくら古今和歌集」あたりは使っていきたいw

厚切りジェイソン(ワタナベエンターテインメント)
漢字から一転ことわざネタ。だけどことわざは口にした時点でネタバレなのでホワイトボードに比べるとネタが弱い。あとなんでネタ中笑っちゃってるんだろ。怒り芸なのにずっと笑っちゃってるのでそのあたりも効果半減だった。

ウエストランド井口(タイタン)
生徒の進路希望をひたすらDISる。この人のDISは愛もあって軽妙で大好き。役者志望に「なんで10公演とややるんだよ! 行けちゃうだろ! 断りたいんだよ!」は最高によかった

大福(ASH&D)
歌を何でも森山直太朗っぽく歌う。最後のお笑い芸人フレーズはまあいいけどそれも人から借りたネタなわけでいまいち。

ハリウッドザコシショウ(SMA)
今までで一番笑ったザコシショウかもしれない。キレッキレの切れ方が神がかっていた。爆笑度合いでいうと今回の5本指に入るクオリティ

【大阪第1グループ】

ZAZY(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
おもしろ荘のネタ。あの時点で全然ツボらなかったので今回も微動だにせず。天然奇抜系に見えてどこか狙いが見えちゃうからかな。

矢野号(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
るみちゃんをひたすら繰り返す狂気のネタ。るみちゃんが繰り出したあるあるはよかったw かなり飛び道具感あるけど嫌いじゃないなこういうの。

かみじょうたけし(松竹芸能 大阪)
高校野球のエンディング。去年と同じネタなんだけどかぶせを仕込んだりネタのクオリティは上がってておもしろくなってた。

おいでやす小田(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
コンビニ面接。大阪ノリでボケてもボケてもそれが真実でボケを殺しまくるネタ。うまさの光る面白さ。

粗品(霜降り明星)(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
去年に引き続きのマシンガンツッコミ。この人のテンポ感ほんとにすき。「二等辺三角関係」はツボりすぎた

シャンプーハットこいで(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
不気味な食物連鎖ネタ。このネタ笑いどころがわからない……。IPPONグランプリの時の暴走っぷりはおもしろかったのだけれど。

【東京第2グループ】
バイク川崎バイク(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
ついにBKBを捨てた、のはいいけどそこから一転したおしゃれ系ネタが全然面白くない。どうしたBKB。普通のネタよりああいう暴走ネタやってほしい。

エハラマサヒロ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京)
うざいプロデューサーがドラえもんをいじる。これも前に見たネタなのとあんまり好みじゃないネタだった。ドラえもんの歌知ってると先が読めちゃうんだよなー。

中村涼子(ワタナベエンターテインメント)
なんでもかんでもつっこみまくるつっこみ先生が学級崩壊しているクラスで1人つっこみしまくる。最初はポカーンだったけど、途中からじわじわツボりだした。

マツモトクラブ(SMA)
友人の弔辞、なのに別の友達の思い出を語り出しちゃう。別人なのがわかるとネタも先がわかっちゃう感じだった。

キャプテン渡辺(SMA)
ピンチの状況を切り抜ける100点の言葉。ピンチの設定がそもそも面白い。競馬辞められない人への100点の言葉は本当に100点だったw

アンドーひであき(オフィスK)
相変わらずのものまねアンドロイド。うまいんだけどそれはおもしろい、じゃないなあ。

三浦マイルド(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京)
2つのシチュエーションでどっちもいいそうな言葉。さすがチャンピオン言葉の選び方がうまい。

パーマ大佐(太田プロダクション)
もりのくまさん、不思議なストーリーにBメロいれて独自解釈。視点おもしろいけど挟んだBメロのネタがあんまり共感できないしそもそもボケられる数が少ない。

あばれる君(ワタナベエンターテインメント)
試合の日程を間違えちゃった野球部監督。安定のあばれる君感。

おぐ(SMA)
いつものハゲネタ。最初の頃に比べるとセルフつっこみがよわかったかな。

田上よしえ(プロダクション人力舎)
日本語講座。という名だけどいつものつっこみまくり話芸。田上よしえは好きなんだけど今回はちょっと弱いかなあ。

サンシャイン池崎(ワタナベエンターテインメント)
自己紹介ネタを捨てつついつもの池崎テンション、めくるめく池崎ワールド。そもそも池崎好きというのはあるけれど明らかにこの日トップクラスの爆笑だった。そもそも池崎が出てきたときに拍手が起きてたからホーム感あったかな。

横澤夏子(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京)
恋人がプロポーズしようとしているのを察してしまってテンション上がりまくる女性。いわゆる柳原可奈子ネタなんだけど、テンション上がりまくる女性がそうとう面白い。この人のネタはいままで「よく見てるねえ」系感想だったんだけど今回のはおもしろかった。

ルシファー吉岡(マセキ芸能社)
説明してしまうとネタバレになってしまいそうなので言及しきれないけど、これも最高だった。そうくるよね、とは思ってた既定路線なのに、表現がそれを上回る天才感。笑いすぎておなか痛くて苦しかった

永野(グレープカンパニー)
不思議キャラで突っ走るネタ。この人も登場したときに拍手起きてたけどファンがついてるのかな。ただし笑いのアンテナはぴくりとも反応しなかった。

【大阪第2グループ】

ゆりやんレトリィバァ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
中継のマイクが入っていないアクシデントにより何を言ってるかがほとんど聞き取れない。かろうじて聞けたネタも昨年のネタに比べるといまいちかな。

藤崎マーケット田崎(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
フリップ芸を男性向け、女性向け、親族向けで3つ展開。コンセプト面白いけど1つ1つのあるある感がそこまででなくパワー不足感

ラフ次元・梅村(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
英語の歌を直訳して歌うネタ。直訳が面白いだけでネタとして弱いなあといつも思う。

ヒューマン中村(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
フリップを使わないで「いじめられているのかそうでないのかわからない」ネタ。視点とつっこみ面白いんだけど爆発感ない。初めて見た「こと war the 辞典」を超えないなあ。

中山女子短期大学(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
PCトラブル発生ながらもなんとかネタはできた。PC使う系は怖いね……。せっかくの3分なのにボケの数が少なすぎるのが惜しい。この人の狂気感も好きなんだけどなー。魔王は最高だったのでああいうネタをみたい。

藤崎マーケットトキ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
授業中のいたずらネタ。いたずらにさほどパワーがなくて先も読めてしまう

ナオユキ(松竹芸能 大阪)
いつものぼやきネタ。ネタのほとんども既視感あるしここ数年何も変わっていない感。それでいいのかもしれないけど、決勝はどんどん遠ざかる気がする。

大爆笑したのはアキラ100%、ハリウッドザコシショウ、サンシャイン池崎、ルシファー吉岡で、中でもサンシャイン池崎がダントツ、ついでルシファー吉岡。個人的にはやっぱり粗品のマシンガン好きなんで今回も3人目は粗品でした。

決勝に来そうなのは池崎と吉岡はガチ、あとは安定感であばれる君、小島よしおとかですかねえ。いつもの女性枠はsatomiあたりがわかりやすくて選ばれそうな気がする。中村涼子のつっこみ先生とかも好きだけどなー。

全体的に東京メンバーが面白くて大阪はいまいちだった。これは中継だからということではなくパワー弱かった感じです。

これまでの振り返りはこちら。
カイ氏伝: R-1見てきたよ
http://blogging.from.tv/archives/000015.html

カイ氏伝: 「R-1ぐらんぷり2007」準決勝見てきました
http://blogging.from.tv/archives/000333.html

R-1 2009準決勝行ってきた
http://bloggingfrom.tv/wp/2009/02/09/1699

R-1ぐらんぷり2010準決勝とって出しレポート
http://bloggingfrom.tv/wp/2010/02/09/3356

R-1ぐらんぷり2011準決勝見てきたよ
http://bloggingfrom.tv/wp/2011/01/31/4897

R-1ぐらんぷり2012準決勝見てきたよレポート
http://bloggingfrom.tv/wp/2012/03/03/7305

R-1ぐらんぷり2013準決勝見てきたレポート&R-1ぐらんぷり決勝所感
http://bloggingfrom.tv/wp/2013/02/18/8500

R-1ぐらんぷり2014準決勝行ってきた ? カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2014/02/22/12181

R-1ぐらんぷり2015準決勝行ってきた – カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2015/02/02/13980

R-1ぐらんぷり2015準決勝行ってきた

今年も行ってきましたR-1ぐらんぷり。初めて行ったのが2005年だったのでついに10年目の趣味に突入しました。

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何度も書いてますがR-1準決勝の良さは圧倒的なコストパフォーマンスと多様性。たった3000円のチケットで40以上のお笑いが見られるというコスパの良さに加え、ピン芸人ならではの多種多様の芸がこれだけの組数でも飽きさせない。

1度M-1の敗者復活見てたときは漫才スタイルばかりでちょっと食傷気味になってしまったことありましたが、ピン芸人はおもしろさの高低差はもちろんのこと、お笑いのスタイルも千差万別なのが見てて楽しいです。

今回最大の変化はついに東洋水産がスポンサーから降りたこと。毎回会場で配られるマルちゃん正麺楽しみだったのでちょっと残念。あと審査員がいつもはほんこんさんだったのが村上ショージさんになり、会場が「おお!」と沸いてた。しかもショージさん2回戦で敗退してるとかw

今までの振り返りはこちら。

カイ氏伝: R-1見てきたよ
http://blogging.from.tv/archives/000015.html

カイ氏伝: 「R-1ぐらんぷり2007」準決勝見てきました
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R-1 2009準決勝行ってきた
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R-1ぐらんぷり2010準決勝とって出しレポート
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R-1ぐらんぷり2011準決勝見てきたよ ?
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R-1ぐらんぷり2012準決勝見てきたよレポート ? カイ士伝
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R-1ぐらんぷり2013準決勝見てきたレポート&R-1ぐらんぷり決勝所感
http://bloggingfrom.tv/wp/2013/02/18/8500

R-1ぐらんぷり2014準決勝行ってきた – カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2014/02/22/12181

というわけでいよいよ本題の準決勝感想です。すべては個人の独断と偏見によるもので、笑いのツボは人によって違うという大前提でよろしくお願いします。

東京第1グループ

中川パラダイス/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京
すべらない話などで披露した変態ネタをフリップに。知ってるネタだったので個人的には全然笑えなかったけど、会場の笑いもまばらだったかな。角度の問題で左右の席はネタが全然見られないのが惜しい。フリップ芸はこういうデメリットもあるなー。そして途中で「突き倒す」が言えなくてややパニック気味になるというハプニングも。

 
三又又三/オフィス北野
金八先生の物真似。今回もっとも笑えなかったという意味ではナンバーワンだった。会場に向かってコールアンドレスポンス要求する振りしといて実は音声ネタ仕込んでるから、ちゃんとレスポンスしてくれた女の子がからぶって残念な空気に。とりあえず三又ダンスしてたほうがよっぽどよかったのでは。

 
厚切りジェイソン/ワタナベエンターテインメント
外国人が漢字にキレるホワイトボードネタ。ツッコミポイントも上手いし途中で裏切り入れてきたり漢字のコンボつなげてきたりと構成も上手い。全体を通して一番笑ったし笑いの内容もしっかりしててぶっちぎりでトップ。ネットで見た動画よりもクオリティが上がっていて、これは間違いなく決勝候補。外国人がこれだけのネタできてるんだから日本人もっとがんばれ、思ってしまうほど高いクオリティでした。

 
マツモトクラブ/SMA
弾き語りネタなんだけど演じているのは聞いてる客のほう。視点と設定がなかなかうまかったけどネタの爆発力はなかったかな。

 
頼知輝/SMA
「中の下の女性」あるあるネタ。あるあるネタって共感できないと弱いんだけど、そういう点では「ああ、わかるわかる」くらいだったかな。

 
アルコ&ピース平子/太田プロダクション
10年前からタイムスリップしてきたネタ。有吉いじりとかは面白かったけどせっかくの10年間で起きた「まさか!」という共感はそこまで強くなかったかな。あと大きい声が聞こえにくくてネタが聞き取りにくかったのが惜しい。

 
とにかく明るい安村/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京
アームストロングが解散してピンになった安村がビキニパンツで登場。ポーズによっては全裸に見えるというネタ。最後の展開もよかったし全体的に面白かった。左右の席だと角度が違うから全然全裸に見えないんだけど、最後に左右席それぞれの角度で全裸ポーズ決めてくれて、そういう配慮もうまかったな。

 
小島よしお/サンミュージックプロダクション
そんなの関係ねぇはもうやらない、と言っておいてのそんなの関係ねぇ披露。全力でやりすぎて最後は体力切れ、ネタも切れたという流れだったけど退場の時にガッツポーズしてたから計算ずくなのかな。やっぱり全盛期に比べると見飽きてしまった感はある。

 
手賀沼ジュン/サンミュージックプロダクション
長い逆さ言葉を使って歌にする。最初テレビに画像が出て無くてネタかなと思ったらほんとに出てなかったらしい。ああいうハプニングはつらいなー。逆さ言葉としてはすごくよくできてるけどそれがイコール笑いではないよなーという。

 

やしろ優/ワタナベエンターテインメント
太ったチアガールの痛い行動。これも全然わらえなかったというかどこで笑って欲しいのかすらわからなかった。

 
永井佑一郎/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京
胸がきゅんとするコント、セオリーを裏切るコント、切れまくるコントを歌に乗せて。セオリー裏切りとキレまくりは話がうまくつながっててよかった。あのバカっぽい表情も含めての完成形かなー。この人は割といろんなタイプの芸を作れるね。

 
アジアン馬場園梓/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京
レジの店員が品物を見て遊ぶネタ。視点おもしろいけどスゴイ笑えるわけではなく、キャラのおもしろさで攻める柳原可奈子系というかんじ。

 
じゅんいちダビッドソン/アミーパーク
本田で来たと思ったら無回転ではなくシュールなボケ。前に見た無駄ネタも含めこの人結構引き出しあるのね。ネタも結構おもしろかった。

 
ニッチェ近藤/マセキ芸能社
ニッチェというと江上さんのイメージが強いけど相方さんのネタ。セクシー下ネタでいつものツッコミキャラとはまったく真逆だったのが違和感だった。ネタはなんというか、直球で下過ぎていまいちだったかな……。

 

大阪第1グループ

ゆりやんレトリィバァ/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪
アカデミーの授賞式のような舞台で、英語でしゃべってるかと思いきや関西弁で毒づくあるあるネタ。英語から関西弁への流れがキレイなのと、多くのあるあるネタの中でもっとも視点と切り方が面白かった。「スタバで騒ぐ奴マクドいけや」はキレッキレだったな。

 

おいでやす小田/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪
大阪の居酒屋を舞台に客と店のめんどくさい押し問答。全力で披露する乗りツッコミが結構ツボった。

 
梅村賢太郎(ラフ次元)/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪
Let It Goを直訳で歌うネタ。元々日本語歌詞って意味が違うよねと言う話に直訳ならではの不思議な日本語感があいまって面白かった。

 
中山功太/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京
ヤプー知恵袋に寄せられた変な質問とベストアンサー。いつもの中山功太節という感じ。

 
ガリガリガリクソン/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪
久々に見せた漫談系ネタ。このスタイルのほうが好きなんだけど今回は会場の受けがイマイチ。「ああこれ僕もう落ちたわ−」という自虐がまた面白かった。ガリクソン好きなんだけど今回は難しいかなー。

 
藤崎マーケット田崎/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪
週7でバイト入ってる人のあるあるネタ。これもまあわかるよねーくらいで笑いまではつながらなかった。

 
雷ジャクソン高本/松竹芸能 大阪
相変わらずの海上自衛隊ネタだけど、今回は町ゆく人に質問した答えから海自の特徴を見抜くというネタ。海自のエピソード自体がそもそも面白いんだけど、1度味わうともう慣れちゃうかなあ。でも合コンの別称はよかった。

 
木崎太郎(祗園)/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪
ナルシストキャラ木崎。ごめん全然うけつけなかった。

 
ナオユキ/松竹芸能 大阪
雑居ビルの4階でたらめな酒場。聞いたことあるネタばかり。ナオユキも準決勝定番だけど、毎回同じネタやってたらそのままでは上がれない気が。

 
キンタロー。/松竹芸能 東京
あっちゃんネタを捨てて今度はe-girls。ネタとして面白いわけじゃないけどジャンプの使い方がテレビとかでこれからも活躍しそう。

 

田上よしえ/プロダクション人力舎
体育教師ネタ。これもいつものネタだなー。好きなんだけど新しさはなかった。

 

東京第2グループ

あばれる君/ワタナベエンターテインメント
完封目前のピッチャーネタ。オサレもんで見たネタだけど長めの時間なのでちょっといじってた。最後のオチも変えてたけどあれはオサレもんのほうがよかったなー。見た人が少なかったのか会場は結構沸いてたと思う。

 
エハラマサヒロ/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京
北斗晶の格好をしながら0.5秒ものまね。ものまねのセンス良くて結構ツボだった。

 
ルシファー吉岡/マセキ芸能社
ひたすらに尻を触りたい人の情熱。その情熱が共感できないのであまりツボらない。

 
R藤本/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京
ベジータ物真似でのエリート電話相談所。ベジータの物真似している時点でボケが割と想定の範囲内になっちゃうなー。

 
AMEMIYA/SMA
ことわざを題材にしたネタ。最初は展開読めすぎだったけど後半は流行をいじってておもしろかった。ちょっとネタがまだ練れていない感。

 
レイザーラモンRG/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京
有名な歌をただ読み上げるネタ。これ決勝行く気ないだろw

 
やまもとまさみ/佐藤企画
催眠術でティラノサウルスにされてしまった体育教師ネタ。面白いネタなんだけどこれ前もやってたネタだなー。

 
横澤夏子/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京
子供を3人乗せて自転車で実家に向かうお母さんの心情。想定の範囲内かなー。

 
トレンディエンジェル斎藤/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京
名言ネタかと思ってたら途中でいきなりセカオワ歌い出したり自由奔放。舞台で一番楽しそうにやってた感あるw が、これはさすがに決勝厳しそうだ。

 
トップリード新妻悠太/太田プロダクション
久々に会った友人が変わってしまった、と思っていたら自分のほうが成金になって変わってた、というネタ。あんまり笑うポイントなかったな。

 
おぐ/SMA
フリップ芸と見せかけて音声のいじりで自分のハゲをいじるネタ。前回の決勝ネタをちょっといじった感じ。

 
カートヤング/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京
声ネタがすごいうまいのにそれはほぼ封印してB級隠し芸を連発。あれだけの技を持ってたのに、サラリーマンでもできるようなネタばっかりだったの寂しい。

 
石田明/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京
塗るだけで筋肉むきむきになるクリームというフリップネタ。コンビの時のボケはあれだけ面白いのにフリップだと実力半減だったのが残念。コンビで面白い人はやっぱりコンビがいいんだなあ。

 
COWCOW善し/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京
スギちゃん/サンミュージックプロダクション
営業案件があって2人欠席、ということがアナウンスされたんだけどそれがこの2人だったぽい。まあ今更決勝でても仕方ない2人かなー。

大阪第2グループ

小森園ひろし/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪
女の子に告白されたけどえげつない断り方をするネタ。おもしろいんだけど断り方が一本調子なのが惜しい。前に見た野球ネタのほうが好きだなー。

 
粗品(霜降り明星)/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪
不思議なテンポでつなぐフリップネタ。結構好きなタイプです。この不思議感は見ないとわかりにくいかなー。

 
代走みつくに/松竹芸能 大阪
「なんのこっちゃねー」でぼけ倒すいつものネタ。全然笑えないのが多いんだけど毎回1つか2つドカンとハマるネタがある。今回は「タルタルタル」がツボった。

 
ヒューマン中村/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪
四字熟語に1文字追加して意味を変える「余字熟語」。文字のおもしろさに加えてそれに対するセルフツッコミ、さらに後半に備えての伏線が入っていたりと作り方は実にうまい。

 
守谷日和/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪
夜の海が好きなキザ男がいろいろと失敗してしまう。キャラにはまれなくてちょっとだめだった。

 
GOOD BOY(あいろんヘッド辻井)/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪
ヒゲの濃い人をいじるギターネタ。不思議なテンションとダンスが結構良かった。

 
桜 稲垣早希/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪
アニメキャラの台詞を関西弁に。ネタとしてはうまいなーという感じであと一歩笑う漢字ではなかった。

 
藤崎マーケットトキ/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪
日常のよくあるシーンや物真似をフィギュアスケートのようなスタイルで次々に披露。フィギュアっぽくするやり方はおもしろかったけど中身が普通だった。

 
かみじょうたけし/松竹芸能 大阪
高校野球のエンディングを物真似するネタ。実際言葉は発せずにサイレントで押すんだけどちょこちょこ面白かった。

 
ヤナギブソン(ザ・プラン9)/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪
いろんな印鑑の種類を歌で紹介する「はたらく印鑑」。知ってる印鑑しか出てこないから想定の範囲内で終わってしまう。ネタとしてこれは広がりにくい気が。

準決勝は面白かった3人を選んで投票するんだけど、今回の投票はぶっちぎりで厚切りジェイソン、次いでゆりやんレトリィバァまでが確定。3人目は悩んだけどネタの作り込みが秀でていたということで決勝定番組のヒューマン中村に。その他好きなところではじゅんいちダビットソン、おいでやす小田、梅村賢太郎、あばれる君、エハラマサヒロ、粗品、GOOD BOYあたりかな。今回はだれが決勝来るのか楽しみです。

R-1ぐらんぷり2014準決勝行ってきた

毎年楽しみにしているこのイベントが今年もやって参りました。

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3000名近いお笑いピン芸人の中から準決勝に残った51名のネタをたった3000円で見られるというお笑い好きにとって夢のイベント。漫才やコントという縛りもなく自由にネタできるので、たくさんの芸人を一度に見ても飽きにくいというのもうれしいポイント。今年もチケットよしもとで前から2番目という好位置ゲットして堪能してまいりました。

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今回も観客に投票用紙を配布。ここ数年実施されているのでほぼ定番になったぽい。

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投票用紙の裏には出場者リスト。これもあとでブログ書く人にはありがたいのよねー。そして毎年恒例となったマルちゃん正麺も1人2袋いただけました。最近は生麺系のインスタント袋麺がはやっているけれど、個人的にはマルちゃん正麺が一番好きなのでこれも地味にうれしいのでした。

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そんな前置きはほどほどに今回も準決勝の感想をメモがてらレポート。あくまで個人的な感想ではありますが、基本的なスタンスとして「キャラで攻める人はいつも通りでいいけどネタの内容で攻める人はワンパターンだといまいち」「先が読める展開だと点数低め」みたいなところがあるなーってのが今回を通して実感しました。

ちなみに今までのはこちら。ブログには書いてないけどたぶん2005年くらいから参加してるっぽい。もうすぐ10年かー。

カイ氏伝: R-1見てきたよ
http://blogging.from.tv/archives/000015.html

カイ氏伝: 「R-1ぐらんぷり2007」準決勝見てきました
http://blogging.from.tv/archives/000333.html

R-1 2009準決勝行ってきた
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R-1ぐらんぷり2010準決勝とって出しレポート
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R-1ぐらんぷり2011準決勝見てきたよ ?
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R-1ぐらんぷり2012準決勝見てきたよレポート ? カイ士伝
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R-1ぐらんぷり2013準決勝見てきたレポート&R-1ぐらんぷり決勝所感
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それでは出場者全員感想スタート!

【東京】

おぐ
ハゲが一生懸命おしゃれしているのを録音したガヤがつっこみ。1人目なのにかなり会場沸いてた。これだけ1人目で笑いが取れてたの初めて見たかも。とはいえネタは割と読めてしまうのとハゲでひっぱりすぎたかな。

トップリード・新妻悠太
誘拐された娘を助ける条件としてR-1準決勝へ進出。ネタはかなりおもしろかったけどメタな展開というかちょっとズルい感もあり。とはいえ決勝でネタ見てみたい。

じゅんいちダビットソン
安定の本田で無回転あるある。ただ後半は無回転以外もいろいろ変化してて3分うまくつかってた。

キンタロー
前田敦子を一切使わず、浅田真央の物真似をベースにしていろんな物真似。でもやっぱり前田敦子のインパクトは超えないかなー。

イワイガワ井川
男の本音あるあるで女性の行動につっこみ。でもこれって女性に対して「男性がこう思ってる」ってことを共感させるという点でネタがかなり難しい。ちょっとボケがうまいこと「それそれ!」ってなってなかった感あり。

きくりん
中井貴一そっくりさんとして中井貴一のふりしてネタ。他人のネタぱくったりとみっちーっぽい。

サンシャイン池崎
自己紹介でひたすらつなぐ。あまりのつなぎっぷりがなかなかおもしろい。最後のオチも「そこでかよ!」という感あっておもしろかった。

くじら
自分のいじられ遍歴。ほとんど共感できないというか、淡々としゃべって終わった感じ。

まなてぃ
昭和の女優がやりそうな演技をものまね。細かすぎて伝わらない系。

タブレット純
日常の中のささやかな幸せを歌に。視点が予想つかなくて「そう来るか!」感はあったけど「なるほどー」って感じでそこまで笑いにはならなかったかな。

レイザーラモンRG
ジョブズのプレゼンからあるある。出オチだよなー。

中村涼子
少女マンガでありそうなシーンを再現。ちょっと演技が強すぎて「あるある」ともなれなかったかな。

エハラマサヒロ
うざい音楽プロデューサーがドラえもんの歌をいじる。エハラマサヒロはうざいキャラより変なキャラ演じるほうが好きだなー。布施明とかかなり好きだった。

Gたかし
安定のアントニオ猪木で、お笑い芸人の相方がアントニオ猪木だったらという「アイカタオ猪木」。この人はアントニオ猪木ネタをよくここまでいろいろ料理できるよなー。安定のおもしろさでした。

アンドーひであき
アンドロイドみたいなダンスの振り付けでものまね。おもしろいというよりうまい!という立ち位置。

【大阪】
藤崎マーケットトキ
消えた扱いされたことに対する恨みのフリップと普通のネタのフリップを混ぜるダブルフリップ。ダブルフリップってのはおもしろかった。

小森園ひろし
ラーメンスープをこぼしちゃうラーメン店主。おもしろかったけど去年の野球に比べると先読めたのが残念。野球ネタは「よくそこまでつなげるな!」というくらいうまかっただけにもうちょっといろんな展開ほしかった。

藤崎マーケット田崎佑一
人生ゲームになぞらえたあるある。演出だけで中身はふつうのあるある感。

ナオユキ
雑居ビルの4階、でたらめな酒場。変な客につっこむいつもの芸風。だけど「じわーっと来るやろ」感あるネタがなかったなー。

桜 稲垣早希
さるかに合戦をマンガ仕立てに。ネタもしっかりできててかなりよかった。もうアスカのキャラ捨てていいんじゃないかな。

バイク川崎バイク
安定のBKB。とはいえ3分あったのでいろんなアレンジが見れました。

笑い飯・哲夫
「ここに注目」ネタ。この人のピン芸はいつも通りというか、よくわからない世界観でつっぱしった感じ。

雷ジャクソン 高本
去年に引き続きの海上自衛隊ネタ。全然代わり映えしないのが残念。

ヤナギブソン(ザ・プラン9)
去年のネタをベースに結婚式の三大袋を自分なりにアレンジ。ただ笑いのパターンが去年と同じで、これまた新鮮さなかったかな。

おいでやす小田
英単語を関西弁に組み込むフリップネタ。会場は割と沸いてたけど、パターンいつも一緒なので個人的にあまりピンとこない。

【東京】
あばれる君
ぐるナイ「おもしろ荘」でもあばれてたあばれる君。戦争になぞらえた小学生バトルは結構おもしろかった。おもしろ荘の時は1つのネタで引っ張ってたけど、割とストーリー仕立てもありなんだなー。

やまもとまさみ
犯人の取り調べ中、大事な言葉が出てこない。カツ丼とか母親とか。「忘れちゃう」がパターン化して後半飽きちゃう。

横澤夏子
細かすぎて伝わらないの人。というかそのまんまの世界観だった。細かすぎて伝わらないで見るとおもしろいけど、R-1だとなんかしっくりこないかな。

西村ヒロチョ
いつものロマンティックネタ。だけどちょっとワンパターンなかんじで、去年のほうがおもしろかったかなー。毎回歌フレーズが微妙に違うところが好きだったので、今回歌が全部一緒だったのがちょっとさみしかった。

ミヤシタガク
電車の駅員さんがいつもたまってる恨みをぶつける。ちょっと後半がきわどいネタだったけど、共感しつつ裏切りもあっておもしろかった。特に電車乗り込むあたりは最高潮。

AMEMIYA
「でっかい男」といいながら実に小さい男の歌。割とパターン読めてしまったので、やっぱりネタとしては冷やし中華のほうがいいなあ。

ウメ
ピクニックにいきたい女性といきたくない女性の押し問答。昔はシュールすぎて全然理解できなかったけど、最近だいぶわかりやすくなった感ある。

TAIGA
ツイストを踊りながら「お前誰だよ」あるある。会場に協力してもらった「お前誰だよ」は予想以上に会場から声が出ていて、改めて今回の東京会場は参加者あったかいなあと思った。

ルシファー吉岡
ワイシャツの女性のブラを透けさせたくて気象予報士になりたい男の物語。あまりそういう萌え属性ないからな……。

田上よしえ
お笑いオーディション会場ネタ。いつもの田上よしえワールド全開でかなり会場沸いてた。カビキラーネタで大爆笑。

サイクロンZ
前回のマジックネタかと思いきや、最新のトレンド取り入れた「メンタリムズムズ」。答えがなんかムズムズするメンタリズム。この人は毎年ネタ変えてくるけどしっかりおもしろいのすごい。得意のダンス全然使わずに会場沸かせてた。

ザブングル加藤歩
フリップと見せかけて自分の不細工をネタに。

もう中学生
一切道具を使わず漫談でおしきる。新しいパターンだったし会場も驚いてたけど、それでいいのか感ある

スギちゃん
いつも通りのワイルドネタをちょっとアレンジ。しばらく見なかったけど安定感ありました。

岸学
自転車に乗ってイントロドン。岸学大好きなんで期待してたんだけど、今回はもう自分
のやりたいことやってやった! という感じ。

三浦マイルド
Twitterをエゴサーチした自分へのコメントをフリップで紹介。お笑い芸人ならよくありそうな話ばかりで三浦マイルドさはなかったかな。

【大阪】
粗品(霜降り明星)
シュールなフリップネタ。底辺×高橋さんよかったw

守谷日和
迷子の子供が自ら館内放送で漫談。迷子で泣いているときと漫談の時のギャップを取り除いてしまうと普通の話かなあ。

馬と魚
今年の山-1グランプリ優勝者。山-1のときはシュールだったけど、今回は実際の歌手が作りそうな桃太郎ネタがかなりうまいこと特徴捉えててかなりおもしろかった。

祇園木崎
自分が大好きナルシストネタ。あんまりナルシスト系好きじゃないかも。

矢野号
葬式の言葉をメトロノームのリズムに合わせて。メトロノームのリズムに合わせることを除くとおもしろいこと言ってるわけじゃないってのがあまり合わない感じ。

中山女子短期大学
女子短期大学なのにおっさんw シューベルトの魔王をネタにフリップ。魔王ってそんなに知名度あるんだろうかw かなりおもしろかったけど割と同じ展開が続いたので、もう1つ別のフリップネタ見たかったなあ。

中山功太
店内に流れる下品なラジオとそれに突っ込む客。相変わらずあんましツボらなかった。

カートヤング
校長先生の朝礼、マイクが音途切れる様子を形態模写。これもおもしろさよりうまさが光るんだけど、チャンドンゴンはよかったw

プラスマイナス兼光
フリーザコスしながら物真似で桃太郎。それぞれの物真似も似ているし選び方もよかった。

ヒューマン中村
今回は「ダサかっこいい」みたいな形容形容詞ネタ。ちょこちょこおもしろいけど爆発はなかったかなー。こと war the のほうが好き。

今回選んだ3人は田上よしえとサイクロンZがぶっちぎりで2トップ、あとは悩んだけどネタの斬新さで駅員ネタのミヤシタガク。あとはトップリード・新妻悠太、サンシャイン池崎、Gたかし、小森園ひろし、バイク川崎バイク、あばれる君、粗品(霜降り明星)、馬と魚、中山女子短期大学、プラスマイナス兼光あたりがよかったかなー。決勝進出は2月24日発表とのことで、誰が出場するか楽しみ。おもしろさはもちろんだけどトップリードのネタはちょっと決勝で見てみたいw

R-1ぐらんぷり2012準決勝見てきたよレポート

1年で1番楽しみにしていると言っても過言ではないお笑いの祭典、今年も行って参りました。

1年で一番楽しみにしている今日この日

毎年毎年恒例のお話ではありますが、R-1の準決勝は「3回は勝ち抜いている」ということである程度実力が担保された人たちを50人以上も楽しめてチケットはたったの3000円というハイコストパフォーマンスのお笑いイベントであり、テレビにはとても行けないだろうとというようなあらびいた芸人さんたちのお笑いを楽しめる点で決勝とは違う、いや決勝よりも楽しいといっても過言ではないのです。

また、必ず漫才という縛りがあるM-1に比べて、ピン芸人ならなんでもやっていいという自由なR-1はバラエティ豊かで面白い。M-1は決勝までいくとクオリティ高くて面白いのですが、準決勝くらいだとみんな同じフォーマットに見えて途中で飽きちゃうのよね……。

そんなこんなでこれまでも足しげく通っていたR-1。振り返ると2005年が初めての参加で、うちのブログで記録をつけたのは2006年からの模様。2008年にブランク空いてるけどこのときはなんかのイベントと重なっていけなかったんだよな……。惜しいことをしました。

カイ氏伝: R-1見てきたよ
http://blogging.from.tv/archives/000015.html

カイ氏伝: 「R-1ぐらんぷり2007」準決勝見てきました
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R-1 2009準決勝行ってきた – カイ士伝
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R-1ぐらんぷり2010準決勝とって出しレポート – カイ士伝
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R-1ぐらんぷり2011準決勝見てきたよ – カイ士伝
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そんなこんなで毎年恒例にしている準決勝の全員コメント今回もやってくよ!

今回の会場はラフォーレミュージアム六本木。毎回会場が変わってるけどスタッフ大変ですなあ。慣れてない場所なのか開場時間にも受付開始してなくて若干の列ができてたけど、ほぼほぼ予定時間に開始されました。スタッフの方々お疲れさまです。

今回もいつも通り東洋水産がスポンサー。観覧者にも東洋水産の「正麺」が配られました。MCの「はりけーんず」が相当おいしいとオススメしてたんで自分で食べるの楽しみ。

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今回は新しい趣向が2つあって、その1つは大阪会場を中継することで準決勝をすべて見られるシステムになっていること。好きな芸人が大阪出場していると全然楽しめないのでこのシステムはありがたい。前は準決勝が東京会場のみで大阪の人も全員東京に来なきゃいけないことがあったのですが、大阪の芸人にとっても大阪の観覧者にとってもこれはいいことですね。

そしてもう1つは観覧者にアンケートが配布され、観覧者もおもしろかった芸人に投票できるということ。実際にこれがどこまで決勝進出に反映されるかは未知数ですが、審査員にとっても参考資料になるという意味では便利かもしれませんね。

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むしろ参加者にとっては出場者一覧がもらえるのがありがたい。今までは東京で準決勝進出したのに大阪会場で準決勝に出る、またはその逆みたいなこともあったので、結局こまめにメモとる必要があったのですよね。もう正式な一覧が見られるだけでありがたすぎですよ……。

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とはいえちょっと残念な仕様変更もあって、通常4分だったネタが3分に削られていたこと。50人以上もの芸人が出るので、1分削るだけでもイベントが1時間近く短縮できるという点で仕方なさもありつつ「この人あと1分あったらもっと面白かったのに」とか、「3分しかないから急ぎすぎてるなあ」という印象もまた受けてしまった。年に一度の楽しみとしている立場としては時間早くてもいいから4分体制が嬉しいな。

というわけでやっとこさ本題の出場者メモ。MCのはりけーんずに「どうせうちかえって芸人がおもしろかったかどうかとかネットで書いてるんでしょ」というツッコミに同伴の人が大ウケしてたのを尻目に今年も突き進みますよ!

【東京第1グループ】
MORIYAMA
俺の夢というネタ。基本的にオチは妄想下ネタ。トップバッターとしては結構わかせてたけど、後半だときつかったかもしれないね……。でもそういう意味で会場は全体的に「笑いたい!」という前向き感があった気がする。あとちょっと滑舌悪すぎかな。最初全然聞き取れなかった。

金田哲(はんにゃ)
ネタを最後までやらないで想像させる「To Be Continued」というネタ。仕組みは面白いけどネタが予想できちゃうなあ。はんにゃ金田はやっぱりキャラ勝負の人で、キャラがハマらないとちょっと合わないかな。

アナログタロウ
安定の80年代曲紹介。会場の受けもよかったけど見慣れちゃった……。

キャプテン渡辺
いつものクズネタなんだけど今回は競馬で180万当てたというネタ。キャプテン渡辺の面白いのは、一般常識に対して「そんなことはないよ!」とひっくり返すのはテンプレートなのに、その後に出てくる言葉の使い方が神がかり的に面白い。今回も「人間と神の狭間」とかもうおなかいたすぎました。

こばやしけん太
これもいつもの効果音ホラー劇場。この人はすごすぎて笑うと言うより「すごい!」なんだよなー。

2丁拳銃小堀
「R-1なので落語やります」といって動物園小話。んーと、正直言って落語家の人にも申し訳ないのじゃないかというような、クラスにこういう人いたら面白いよね、くらいだったしオチもほとんど読めたし……。

手賀沼ジュン
ひたすらオリジナル回文を歌っていく。これまたテクニックがすごすぎて笑うと言うより感心するかんじ。ただ「国木田独歩」はおもしろかったw

レイザーラモンRG
いつものアバターネタ。もう決勝行く気ないよねこの人w

【東京第2グループ】
スギちゃん
おっぱい先生ではなく最近人気のワイルドネタ。いつも通りの鉄板でしたが全部見たことあるネタだった。そろそろ注目度に対してネタの在庫無くなってるのではとちと心配。

鈴木つかさ
漢字のつくりネタ。最後にきちんと伏線張る仕組みはいつもながらすごいなー。そして「うちかえってmixiに書いてください」がいろんな意味で面白かった。

AMEMIYA
「赤ちゃんが乗っています」ネタ。聞いたことあるけど楽しめたし会場も沸いてた。この人はオーラあるよなー。

鬼頭真也
いつもの本ネタを捨てて女刑事が同僚に「私のコト好きなんでしょ! 自白しなさいよ!」と迫るネタ。いつもの本ネタにちりばめられた毒要素がこのネタだとなくなっちゃってたのが残念。

サイクロンZ
覚えたてのマジックを適当にやりながらダンスするというネタ。もうお笑いというかエンターテインメントショーだった。あの迫力はつい引き込まれます

友近
あいもかわらず我が道を行く告別式の弔辞ネタ。友近はバラエティで見ると大好きなんだけどネタが全然笑えない人なんだけど、同伴の友近大好きさんはケタケタ笑ってた。やっぱり価値観てのは人それぞれですなと認識。

COWCOW多田
五十音がかかれたボールを引いていって、その言葉で始まる一言ギャグ。多田の一言ギャグはなんかツボらないのと、今回は手数重視過ぎて全体的に雑だったなあ。ただ最後の締めが計算されてたのならその手法が凄いなと思った。会場にはウケてたのでこれは嗜好の違いですなー。

【大阪第1グループ】
ミサイルマン・岩部彰
直江兼続の「愛」兜を当時見た人たち、というネタ。こういう発想結構好きだな。演技力も高かったのでかなり笑えた。

恋愛小説家大蜘蛛
ひたすら「ギョーザ」と書かれたフリップをめくるネタ。知ってたんだけど会場で見たらなんか笑えてきたのと、3分の時間をフルに使った追加要素がかなりツボった。1回しか使えないネタだけどあれはすごい。テレビと生の違いも思い知った。

素人はまだ
視覚障害ある人のネタなんだけど、ネタが学校時代の話ばかりだし、視覚障害ない人には伝わらないネタで全然だった。エロ本の話とかはおもしろかったのでふくらませ方次第な気がするので、もうちょっと視覚障害にこだわらないネタを期待したいです。

ガリガリガリクソン
もういつも通りを超えて最高潮のガリガリガリクソンだった。人として最低な発言連発しまくり、そしてライブならではのアドリブ投入など俺のR-1ぐらんぷり2012準決勝のMVPはガリガリガリクソンで決まり。ぜひ決勝でもあの最低っぷりを遺憾なく発揮していただきたい。とはいえあのおもしろさは客のやり取りも含めてなので、ガリガリガリクソンはライブのほうが楽しいなあ。

桜 稲垣早希
惣流・アスカ・ラングレーでシンクロ率のフリップネタ。ネタ自体は結構おもしろかったのですが、ガリガリガリクソンで沸いた後というのが場所的に悪かったかも。あと「式波じゃないのはやっぱり惣流じゃないと一般層にわかりにくいのかなマニア過ぎるかな」とか余計なこと考えてた。

中山功太
なんかすごい肥えてた……。中学校の先生が生徒の変な作文読み上げるネタで、いつもの中山功太っぽいネタ。もともと中山功太のネタはあんまりツボらないんだけど、今回のネタはそれ以上に質が低かった気がする。

ヒューマン中村
ことわざや有名な言葉と英語をかけあわせた「こと war the 辞典」。言葉がいちいちカッコよくてかなりツボった。「板垣死すとも自由は死なず」「先生、バスケがしたいです」あたりはぜひ積極的に使っていきたい(ネタバレにならないようあえて英語部分は書いてません)。

笑い飯 哲夫
フリップをつかった書き順のネタ。オチが共感できなさすぎた。笑い飯の不思議な世界観は2人でボケてツッコミあってなのかなあ。

【大阪第2グループ】

あしゅらウ・キリュウ
ハングル語の最後だけ日本語になるネタ。全然おもしろさがわからなかった……。

りっぺ
「私は一生キスができないと思うので!」といってマネキンを相手にドラマの名キスシーンを再現。言葉だと伝わらないけどもうこれ大爆笑しまくった。ブスとかもてないとか自分を卑下したネタは好きではないのですが、これは自分の世界に入りまくって陶酔している感が最高すぎる。

島田珠代
りっぺに続きモテないネタでかぶってたことに加え、とにかくひたすらキャラが強烈すぎて心に入ってこなかった……。

小出水直樹
食物連鎖のフリップネタ。気持ち悪い絵とコンセプトが特徴的だけど笑うというより不思議な世界、という感じ。今回全体的に世界観が斜めな人が多かった気がする。

代走みつくに
「なんのこっちゃねー」でキャラ押し。キャラだけで押すのはあまり笑えないんだなあ。ただ低反発枕はよかったw

ナオユキ
いつものぼやきネタ。でもちょっとパンチがなかったなー。「じわーっとくるやろ」というフレーズもネタもなかったし。

もう中学生
こちらもいつものもう中学生ワールドをきっちりやりきった。あの人これ計算でやってるのか毎回不思議です。

【東京第3グループ】
レオちゃん
「スウェーデンの女の子が起きたら衣笠になってた」とか斬新な視点と、それを描くまでの描写が面白い。3部構成だったけど最初の衣笠ネタはほんとに予想を超えててすごかった。

藤原一裕(ライセンス)
レストラン中がずっとメンテナンス中というネタ。ライセンス藤原もぼくの琴線に触れない人です……。

ウメ
これ以上食べられない人がひたすらごはんを断り続けるネタ。細かい言い回しは面白いのだけど、3分の持ち時間ずっとそれ押しはちょっと疲れた。

KICK☆
基本的にはOLの言動にキックで突っ込むネタ。去年に引き続き会場受けはよかった。つっこむときの言葉の選び方が面白いんだよなあ。

マキタスポーツ
ポニョの替え歌やミスチルっぽいうんこの歌など。去年の「うたうまーい」で4分押し切るよりはいつものネタに来たけど、これもまた面白いと言うより「うまいなー」なんだなー。

楽しんご
ほんとに下品な勢いの下ネタなんだけど、最初の「バイバイ」でもうツボってしまって呼吸も腹筋もずっと苦しかった。一方でそんな受けてるの自分だけで隣の同伴者からはとても冷ややかな視線を浴びてました。

南野やじ
歌に乗せて四文字熟語をお経っぽくといういつものネタ。これも会場受けはよかった。たまには自虐ネタ以外も見たいなあ。

徳井義実(チュートリアル)
変態が変態なのに世の中をマジメに語りつつ最後は歌で締め。あれはテレビまずいだろうなと言う絵面でしたよ……。全体的にシュール方向だったので、もっとヨギータみたいなネタを見たかったかな。

【東京第4グループ】

井出小吉
戦隊ヒーロージェットレンジャーのフリップネタ。面白かったけどちょっとワンパターンだったかも。あと、あらびき団で女性のスカートめくる戦隊ヒーローネタやってたテンダーロインとコスチュームが一緒に見えたけどあれは衣装がかぶっただけ? さらっと調べたけどソース見つからなかった。

北陽 虻川
宝塚女優がうたのお姉さんオーディションを受けるネタ。虻ちゃんもキャラ押しだったし最後のネタは読めちゃったなあ。

エハラマサヒロ
あべこうじみたいなウザいキャラネタ。いつもみたいな歌ネタのほうがよかったなー。あまりウザさがつぼってこなかった。あとせっかくのガリガリガリクソンからのツッコミをキャッチして欲しかったなというのが個人的な希望。

COWCOW山田與志
ウィリアム・テルで紙芝居。紙芝居の作り方がいつも通りでパターン化しててちょっと来ているのはお笑い好きにあるよくない症候群ですね。

スリムクラブ真栄田
ネタの1つだけを取り出したら一番爆笑したのはこの人。もし決勝出られることがあったとして、同じネタを披露してくれるなら一番最初のホームレスネタはぜひインターネット業界の人に見て欲しいw 全体的に風刺ネタで、何を風刺してるのかわからないと全然ツボれてなかったのが惜しい。

野生爆弾川島
いつもの川島ワールド。ほんとに凄い世界観だよあの人……。ただせっかくの最後のオチは、意図していたかしてないかわからないけど前のスリムクラブ真栄田とかぶってしまったのが運わるかったなあ。

やまもとまさみ
催眠術でティラノサウルスになっちゃった先生。たまたまさまぁ〜ZOOで見てしまっていたのでネタとしては面白かったのだけれど鮮度がなかった。

【大阪第3グループ】

いなだなおき
すごいしゃくれっぷりの人が悪口を気にしないで言い返すというネタ。ほんとしゃくれがすごい、あそこまでそそり帰っている人はじめて見た……。

エクセレンツ山形
愛情たっぷりの桃太郎。桃を拾うところの下りはもうほんとに愛情たっぷりですばらしかった。ただ後半同じネタ展開だったのが惜しいなあ。前半だけだったらトップクラスに面白かった。つま先立ちとかほんとにもうwww

千鳥 大悟
フリップネタと見せかけて……。これまたキャラにハマれないとだめかなあ……。オープニングからネタが読めちゃったし……。

おいでやす小田
脅すときの口調。「ら」行がキモといいつつちょいちょい読めてないら行があるなど細かいところが気になってしまった。「ら」行押しだったのでネタも単調だったかな。

天竺鼠 川原
こちらもいつもながらの川原ワールド。キャラ押しは好きでないのだけれどその人なりの世界観まとってるタイプは結構好きだったりもします。「ねむたーい!」も見たかったw
土肥ポン太
前にR-1決勝で見たよなーと思いつつネタ思い出せなかったのでわざわざフジテレビOnDemandで見てしまった。マリオの音に合わせて思わぬ場所で死んでしまうネタ。これも同じパターンの繰り返しなので、一番最後のオチみたいなひねりをもうちょっと欲しかったなあ。2つめ、3つめあたりはもうパターンすぎてオチ見えちゃってた。

森田まり子
細かすぎて伝わらないモノマネ押し。細かすぎる系は一発ネタだといいんだけど連続だとちょっと飽きてしまうかも。

ヤナギブソン
ひたすらIT駆使してアホなこと考えるネタ。最後にきっちり伏線で締めるあたりの巧さはおなじ元プラン9の鈴木つかさとかぶりつつ、鈴木つかさはmixiだったのにこちらはIT活用度がもっと高かったりする対比も個人的に面白かった。

最終的に選んだ3人はキャプテン渡辺、ガリガリガリクソン、りっぺの3人で、ネタ的に大爆笑したのは楽しんご、スリムクラブ真栄田の2人。他に思いっきり笑ったのはサイクロンZ、ミサイルマン・岩部彰、恋愛小説家大蜘蛛、ヒューマン中村、レオちゃん、KICK☆、エクセレンツ山形、見慣れちゃってたけど安定して面白かったのがスギちゃん、AMEMIYA、南野やじってあたり。

個人的にはキャプテン渡辺とガリガリガリクソンは普通にもう一度見たいのと、りっぺとスリムクラブ真栄田のネタはテレビでぜひ放映して欲しいと期待してます。あと、ヒューマン中村のこと war the 辞典は覚えたいのでそういう意味でもテレビでやって欲しいですはい。

R-1ぐらんぷり2011準決勝見てきたよ

今回も備忘録がてらメモメモ。

第1グループ

大輪教授
いつものバカデミックで円周率やルート2をネタに。トップバッターは得てして盛り上がりにくいんだけどさすがは大輪教授、トップバッターであれだけ盛り上げたのはすごい
ルート2

すぎおかみどり
相撲顔文字。ちょっとネタがマニアックすぎたんじゃないかなー。相撲見に行ったことがないとわからないネタも多数あったので

バイきんぐ小峠
ローソンの「スプーンで食べるロールケーキ」がうますぎるネタ。ちょいちょいはさむダジャレがツボったw。会場もあのキャラで結構沸いてたかな。

ネゴシックス
ネタはいつものネゴシックス超なんだけど紙芝居が新しい世界になってたw。たしかにフリップよりあのほうがネタに使いやすそうだなあ。

サイクロンZ
今までのダンスネタを捨てて音声ツッコミとのやりとり。うーん、ダンスのほうが好きかな……。

グラップラーたかし
いつもの紙芝居ながらクオリティ高い。

第2グループ

小林アナ
元地方局の女子アナという自己紹介。声が青木さやかに似ていた。ネタ的にはかなりアレなんだけど、その突っ走りっぷりと痛さが逆に面白くて個人的には笑ったけど、慣れたらおしまいになっちゃうかなあ。

くじら
釣り人からソムリエの物まねと見せつつ、後半は女性の心を震わせる言葉ネタ。うーむ、2つのネタがどっちつかずだったかなあ。

さな
タラちゃんが11歳になった頃のサザエさん。なんか今回サザエさんネタ多かったような。

中山功太
レコード店の店長がCDやDVDのポップにダメ出し。中山功太は自分にツボらないなー。

くまだまさし
いつものくまだクオリティw。ネタほとんど知ってたけど安心して見ていられます。

夙川アトム
業界ネタを捨てたものの、視点がシュール方向にいきつつそこまでシュールでもないという微妙な着地点な気が……。

第3グループ

AMEMIYA
「TOKYO WALKERに載りました」ロングバージョンが聴けたw。これ冷やし中華もロングバージョン聴いてみたいわー。

TAIGA
トレンディドラマのクサいセリフを再演。結構受けてたってことは参加者の年齢層推して知るべしですな。

マナティ
三十路女ネタ。女性の自虐ネタはどうにも苦手です。ブスとかデブとかそういうのも含めて

マキタスポーツ
最近よくやってる替え歌で来るかと思ったら4分のほとんどで自分の歌のうまさをアピールするというすごい技にw。「うたうまーい!」

キャプテン渡辺
去年に引き続き一番笑ったキャプテン渡辺。しゃべり方からしてもうズルすぎる。「彼はカリスマと呼ばれているよ!」がもうピークでした

第4グループ

鈴木つかさ
名言のかずかずをオカンの言葉に置き換え

メルヘン
アニメキャラでお見合い。声優目指してたんかなってくらいアニメ声で、声優ネタも入ってたからそうなのかなー。

藤井ペイジ
あらびき団でもやってたデイリーネタ。あれ全部保存して管理してんのすごいわー。

かたつむり林
コンビニ強盗ネタ。あらびき団でやってたハイテンション芸が大好きなのであれやってほしかったんだけど1人じゃ難しいのかなー。「トップレース!」ってやってほしかった

竹若元博
ゾンビになっちゃったネタ。急ぎすぎていてカミがちょっと多かったのと、設定ありき過ぎてあんまり笑えなかった

井上マー
ひどいセリフを名言っぽく叫ぶネタ。ブレイクしてた尾崎ネタにもどった感じ

田上よしえ
相変わらずのクオリティ。関西わからんけどそろそろ田上よしえは決勝行っていいと思うんだ。今回は東京勢の女性陣でぶっちぎりのトップだったと思いますはい

第5グループ

横澤夏子
音楽の先生ネタ。なんかこういう青木さやか系のネタが女性陣に多かった気がする

たのしんご
ドドスコを生で見られただけでもう満足w

レイザーラモンRG
アバターで出落ち。以上。ただし出落ちの時の笑いは会場でナンバーワンだった気もするけどそれははりけーんずがいじってたからもあるだろうなあ。

KICK☆
キックボクシングで女性の発言に突っ込み。突っ込み方がうまくて会場結構受けていた。

井戸田潤
ひどい男ネタ。いやほんとにひどい男だったw。おれハンバーグ師匠が見たかったけどやっぱりアレだとあらびき過ぎるかー。

長江もみ
富山県民ネタ。ネタが以前見たのから一新されてて、富山ネタの豊富さにびっくり

第6グループ

ケンキ
ネタ忘れた……。

ホリ
相変わらずうまいんだけど物まねレパートリーに慣れすぎてしまって新鮮さがなかったかも。

鬼頭真也
いつもの書評ネタ半分、西村京太郎ネタを半分。KAGEROUとか毒過ぎて吹いたわwww。西村京太郎は最初見ちゃうとだいたいネタわかっちゃうので、書評でもっと引っ張ってほしかったかな。

ねづっち
なぞかけをちょっと変化させて小話に。「つながりました!」。お題ほしがってるねづっちに会場が非協力的すぎてそれが逆に面白かったけど、名前でねづっち見るとその凄さにほんと感動しますね。

アナログタロウ
80年代の曲紹介。これも見慣れるとマンネリ化しちゃうかなー。

長浜之人
またしても永島アナのカミカミネタw。もういじめすぎだと思うわwww。ネタはみたことあるのばっかりだったけど「カミカミさま」という入りがツボった

ユリオカ超特急
いつもの国語辞典ネタなんだけど鉄板ですねー

第7グループ

マリッジブルーこうもと
ものまね連続でメドレー。ヘーベルハウスツボったわーw

ノイズ真栄田
スリムクラブの真栄田が登場する前の声だけで会場が「あー!」と沸いてた。ネタはM-1の時っぽいキャラを1人でやった感じ

オサダショルダー
狂言ネタ。狂言取っちゃうとネタとして弱かったかなあ。

島田秀平
手相ネタ。それもうお笑いじゃねーよw

吉富Aボタン
じじい紙芝居。最初のほうでパターンつかめちゃったかな。猫かわいかった

キムラ・ケブラーダ
バッファロー吾郎の木村。最後のオチまでの壮大な前振りかなー。最初と最後以外はパターン読めちゃったかも

やまもとまさみ
サッカー解説する物忘れする太郎。

第8グループ

星野卓也
ローマ字略語。時事ネタ取り入れて消化するあたりがすごいうまい。KYはかなりツボりました。

中川家礼二
サラリーマン物まね交えつつの漫談。実はあまり礼二笑えないんだなー。

スギタヒロシ
自分のお腹にとりついたエイリアンと漫才。エイリアンの使い方うまくて面白かった

COWCOWやまだよし
新しい展開の5段階紙芝居。でも今までのほうがおもしろかったかなあ

エハラマサヒロ
シンデレラをバラエティ番組調に紹介。時折見せるウザいキャラが好きすぎるw

南野やじ
アニメソングをお経調でつっこみ。いままであった自虐系がなくなったのがよかったかな。自虐過ぎて痛かったので。かなり会場は沸いてたと思います

もう中学生
ネタがぼろぼろはがれたりしてもうぐだぐだだったwww。ある意味でもう中クオリティではありますが。

今回はむずかしいなー。女性だったら田上よしえが圧倒的だったけど、テレビ受けでいくと長江もみもありそう。

キャプテン渡辺はそうとうツボったけどあんなにクズクズ言う人がテレビに出られるのかという心配はあるかなー。ねづっちは堅いとして、受けてたのはグラップラーたかし、エハラマサヒロ、南野やじ、AMEMIYA、キャラで言うとたのしんごあたりかな。決勝進出者は本日発表みたいなので楽しみにしたいと思います

R-1ぐらんぷり2010サバイバルステージ感想

R-1準決勝から見に行ってる立場として簡単に感想をば。しかし決勝23日なのか……。リアルタイムで見たかったな……。

R-1ぐらんぷり2010決勝進出者雑感 – カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2010/02/11/3369

R-1ぐらんぷり2010準決勝とって出しレポート – カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2010/02/09/3356

ユリオカ超特Q
ハゲネタできっちり笑い取ったけど、昔から変わらないいつものネタ。三谷幸喜の入り方とか相当前からやってるよね……。まあ面白さに新しいも古いもないのですが、決勝進出にはちょっと華が足りないかなとも思った。ネタは面白いんだけどねえ。

今泉
「突然現れた謎の芸人」って、それ18KINに失礼だろ……。そんな話題はさておき、今泉のネタはおもしろいんだけど淡白なので、レッドカーペットのような短い時間ならともかく、R-1のようにそれなりに時間のある舞台ではもうちょっとストーリーというか、後半の盛り上がりが欲しかった。ちなみにサバイバルステージは3分、準決勝は4分なので、準決勝は長く感じてしまったこのネタも、それに比べればだいぶスッキリしてたかな。

ナオユキ
そもそもこの人は演芸の人で、こういう笑いの舞台には向かないよね。あの捻った笑いはとても好きなんだけど、来ている客層とかみ合ってないと思う。あの点の低さは笑いの問題ではなくて、笑いを取る場所があまりに違いすぎるんだと思った。ただ、ネタの中身が昨年とまったくかわってなくて、そもそも昨年とまったく同じネタを披露していること考えると、R-1で何が何でも決勝行きたい! とかそもそも考えてないんじゃないかな。

ゆってぃ
一発芸人に見せて意外と会場いじりとかうまいんだよね。準決勝もネタの合間にちょいちょい挟むいじりで笑わせてたし。ただこれも今泉や他の芸人に通じるんだけど、ああいう同じネタを繰り返しだしていくタイプは時間が長いと飽きてしまうことと、ゆってぃは昨年から十分売れているので手のうちがバレすぎってのもあるかなあ。会場が「ワカチコワカチコ」行ってあげていて、だれもやってくれなかった準決勝とは偉い違いだw

中山功太
まあ会場の笑いの少なさからしてもしょうがないかな……。優勝した昨年の本人と真っ向勝負しても完全に負けてたと思う。これまた同じ話だけど、こういう小ネタを淡々とつなげていくだけの人は後半飽きられやすいし、そもそも最初の小ネタが受けないと先につながらないよなあ。中山功太はもっとこういう一言ネタじゃなくてコントっぽいシナリオ型を見てみたい。

COWCOM山田よし
基本的な流れは昨年の「テニスの審判」とほぼ一緒なんだけど、まったく新しいネタに起こしつつ、細かいところの仕込みや、後半への伏線もしっかり設定してる。準決勝のネタからさらにいろいろ仕込んでたり、こりゃもうサバイバルステージ通過間違いなしですよね。そもそも準決勝を普通に通過していていい人だと思った。

田上よしえ
田上よしえの笑いは好きなんだけど、スタイルが昔から変わらないのはユリオカ超特Qと一緒かなあ。いとうあさこも昔からの芸風から南ちゃんで突き抜けたみたいに、なんか新しいスタイルを1つうまいこといけば、笑いのセンス自体は非常に高いのですごい人気でそうなんだけどな。ある意味「化粧したら美人」みたいなズルい抜け方もいいのかもしらん。個人的な思い入れからすると一番決勝に行ってほしかった人です。あとネタ的にちょっと毒が強すぎるのかもしれないとも思った。

友近
まあ、キャラとして面白いのだけれどあれを笑いと言っていいのだろうか……。友近は芸人としては好きだけどお笑いネタはあまりピンとこないし、そもそも知名度が同じサバイバルステージの中で頭1つ抜けているわけだからもう決勝は行かなくていいだろうというのもあるのかな。まあ単に自分が人物描写だけで作るネタがあまり好みでないだけなのですが。ただ、「ロギンス・チャクラ」という斜めにぶっとんだ設定はすごいツボでしたはい。

アナログタロウ
キャラと目新しさも強かった気がする。ああいう会場に来る人はそれなりにお笑い好きな人だろうし、アナログタロウは新鮮だった面もあるかと。ただこれまた同じネタを繰り返す系で途中で飽きちゃう。斉藤由貴みたいなかぶせがもっと伏線っぽくつながってればいいけど、準決勝も後半飽きちゃったからなあ。

もう中学生
まあほら、そもそも優勝とかそういうキャラでもないしw。あのぶっとんだファッションの意味がわかりませんが、いつもどおりの「もう中学生劇場」を演じきっただけで十分かと思いました。

サバイバルステージの得点は、会場の人が面白いと思った人2人に投票できる仕組み。これ、決勝に行ける1人を選び出すには大変にいい方法だと思いますが、上位陣へ圧倒的に票が集まる仕組みでもあると思うので、あまり点差は関係ないのかな。全員に得点つける方式だったら4位以下くらいから順位は大きく変わってる気がします。

そういえば今回から決勝は上位3人がもう1回ネタをやる仕組みになったのね。

★ネタ時間は4分です。
★9名中得点上位3名に再度4分間のネタを
披露していただき優勝者を決定します。

R-1ぐらんぷり2010
http://www.r-1gp.com/top.htm

1つ目新しいネタがあれば優勝してしまう今までの方式より、2つのネタがちゃんとクオリティ高くなければいけないというある意味でM-1な方式は、きちんとした優勝者決めるにはとてもいいと思います。むしろこの方式とっととやってほしかった。ただ、すでにサバイバルでもネタ見せてしまっているCOWCOW山田よしはちょっと不利ですかね。

9人全員でそろったところで、優勝候補としてはやはりエハラマサヒロ。対抗としてあべこうじ、バカリズムにしておきます。

R-1ぐらんぷり2010決勝進出者雑感

発表されたのでちょいとコメントを。ちなみに赤字は東京の準決勝会場に出演したメンバーです。

R-1ぐらんぷり2010
http://www.r-1gp.com/top.htm

決勝進出者

  • Gたかし
  • 我人祥太
  • いとうあさこ
  • 川島明(麒麟)
  • なだぎ武(ザ・プラン9)
  • あべこうじ
  • エハラマサヒロ
  • バカリズム

サバイバルステージ

  • アナログタロウ
  • 今泉
  • 田上よしえ
  • 友近
  • ナオユキ
  • 中山功太
  • もう中学生
  • COWCOW山田與志
  • ゆってぃ
  • ユリオカ超特Q

こうして見ると圧倒的に東京が多いね。まあ東京と大阪で半々、ってよりはほんとに面白い人を選ぶという意味で良い方法かと思いますが。

東京の準決勝メンバーはまあ納得な感じ。我人祥太は面白さというよりもスタイルそのものが評価された感はあるかなあ。キャプテン渡辺は面白かったけどネタ的に仕方がないだろうし、徳井は個人的に好きすぎて面白かったけど客観的に見たらほかのメンバーに比べると爆笑度少なかったかもしれない。

女性枠はいとうあさこが進んだけど、やっぱり田上よしえは評価されないのかなあ・・・。会場の爆笑度は女性芸人限定で見るならいとうあさこより上だったと思うのだが……。サバイバルステージに期待したいところですが、サバイバルステージのメンバーが飛び道具すぎて誰が来るか予想もつかないw

決勝メンバーで優勝候補はあべこうじ、エハラマサヒロ、バカリズムあたりかな。バカリズムは技術的評価が高い気がしますが、今回のエハラマサヒロはいつもの芸風にプラスアルファがあるあたり結構強い気がします。まあちょっとあのスタイルはサイクロンZがかわいそうではありますが。

R-1ぐらんぷり 2009いまさら感想

詰め込み過ぎの旅行から帰ってきた後もなんだかんだ予定が詰まっており、なかなかブログ更新できずにいましたが、3月に入ったこともあってそろそろブログもきちんと更新していきたいと思う所存ですはい。

で、かなり遅くなってしまいましたがR-1ぐらんぷり 2009について、準決勝も観覧した立場から一応は触れておきたいと思います。

優勝者についてはいろいろ賛否両論あるみたいですが、もうそこは個人の嗜好によるところも大きいので正しい正しくないとはいいません。ただ、数年にもわたってR-1を見続けている私としては、そもそもR-1決勝の結果自体、個人の嗜好や感覚と合わない結果ばかりを見続けていたので、自分の好きな人や面白いと思う人が優勝するとも思っていなかったし、結果を見てもまあそんなものかなーと思います。「あの人おもしろくない」というのはもう感性の問題であって、それを正しい正しくないというのは実に難しいですからね・・・・・。

ただ1つだけ審査システムに文句いうなら、1人目からあんな高得点つけたら点差つかなすぎてしまって、点差の意味がまったくなくなる。M-1の場合、審査員自体が点数の重みをきっちり意識しているのに対し、R-1の審査員はレッドカーペット感覚でつけてるとしか思えないですな。なのでもう上位陣数点の差はないに等しいものかなと思います。とりあえず日本一を決めるような大きなイベントで気軽に100点とか出すのやめようよ・・・・・。

というわけであとは出場者に対して個人的な感想をば。繰り返しますがこの人が1位とかじゃなくてあくまで自分の面白みの話ね。

夙川アトム

なんども書いてますが、ギョーカイ語ネタに慣れてしまうともう面白さがほとんど残らないという設定重視のネタ。初回の爆発力は強いけど「お笑い力」としては個人的には残念。別の紙芝居ネタみても対して差がないしな……。

岸学

準決勝、サバイバルステージ、そして決勝とすべてネタを変えてきたわけですが、ネタとしてはサバイバルステージのほうがよかったかなあ。というか岸学は普通に面白いので、あまりジャック・バウアーに縛られないネタをきちんと作ってほしいと思うんですが、下手にレッドカーペットなどで24ネタが人気でちゃったからそっちに揺れちゃったのかなあ、というのが残念です。

バカリズム

世間の評価の高さと逆に、自分としてはバカリズムがあまりおもしろくない。バカリズムのネタっていうのはなんというか、普通ではしない発想へのずらしがポイントだと思うんだけど、そのズレがハマらないと単調なんですよね。なんというか「俺って変な発想でしょ」という感じが強くて、それをズレと思わずにまじめに読み解くとあまり笑えないというかそんな感じです。

エハラマサヒロ

勢いもあったし鉄板ネタだったし、優勝してもおかしくないよなあというのは思った。ただ知名度とかそういうのもあるんだろうなあ。R-1決勝がM-1みたいに2回戦う方式で、エハラマサヒロがまた全然違うネタをやったら評価されたのかもしれない。ちょっと一発屋っぽく見えちゃったのかもしれないなあと思ったりしました。まあすげえ高得点ではありましたけどね。

サイクロンZ

ネタは準決勝と変わらないけどさすがの鉄板っぷり。きっちり「愛のままにわがままに(ry」で一番の笑いを取ってるあたりは計算しつくされているし、オープニングにあの曲もってくるのも、このネタのシステムを理解させるのにぴったり。おしくも優勝はできなかったけど、M-1のオードリーのように優勝より大きなものを得たんじゃないかなーと思います。ただあのネタ量産するのつらいよなw

鳥居みゆき

半ライスをプレゼントしてみたり、吉田さんを何回もつかってみたりと非常に伏線の張り方がうまい。だけどネタ1つ1つのパワーがないというか、何を考えているかわからないキャラがここまで作られたネタを出してくるとそこのギャップに戸惑う部分もあるのかな。まだちょっと不思議なキャラにたよりすぎな部分がネタにみえたので、もっとネタを練っていくともっともっとおもしろくなりそうな気がします。

鬼頭真也

これまたきっちり準決勝と同じネタ。個人的にそうとう面白いんだけど、紹介している作品を知らないと笑えない部分もちょこちょこあるので、24に頼ってしまった岸学と同じ弱点があるのかな。余談ですが、こないだお邪魔したお宅で子供たちがR-1見て気に入ったフレーズが「こっからここまで野球!」だったりして、そういうインパクトは強かったっぽい。これまた優勝以外の部分でうまく印象残せたんじゃないかなあ。

COWCOW山田與志

準決勝の時も書いたけど、みんなが「こうくるよな」と思うところのずらし方は非常にうまい。同じずらしでもバカリズムとは違っていて、バカリズムの場合はいきなりずらしてくるからそこにはまれないと置いてけぼりになるというか、伏線もなんもなくずらされるのがどうも性に合わない。その点で山田與志はベタなボケから入りつつ、視聴者の予想を裏切ってくるというシナリオの作り込みが好きです。あと、「フフフ」も前述のお宅でかなりはやってましたな。

あべこうじ

おしゃべりの技術力は非常に高いんだけど爆発力にかけるのかなあ。なんかこう話が不思議につながって展開していくような流れが多いんだけど、「指が10本ー!」とかいうおかしな行動をとり続ける昔のネタのほうが好きだったなあ。「びしょぬれの犬」もバカリズムちっくというか、その発想についていけないと観客をとりこぼしている気がします。

中山功太

この人は毎回おもうんだけど、あるあるネタをやるのに時間の半分を説明につかうのがとってももったいないなあ。あとネタが単調なので長時間だとスタイルに飽きてしまう。前半のネタを後半でいじるとか、なにかしら波がほしいなあと思った。その点サイクロンZは同じように時間の半分がネタの説明なんだけど、あちらは「この動きがどんな曲に?」と考えさせる時点で時間を有効に使えている気がする。まあ優勝は中山功太なんですけどね。

以上、あくまで個人的な感想を連ねてみました。重ね重ねR-1の評価システムは、なだぎ武が2年連続優勝するあたりでもう自分の感性とはあわないなと思っていたのであまり気にしてもいないです。

最後にこれまた毎回おもうんだけど、そろそろ司会進行も人をかえてくれないかな。雨上がりはお笑いとしては好きだけど司会としては致命的に下手すぎる。芸人のインタビュー時間はほんのすこししかないのに、司会が噛んで芸人に伝わらないとかはあまりにもありえない。鳥居みゆきのボケも全然拾えていないし(あの水谷豊は三枝に向かっていったんじゃなくて、その場にいないよって言うことだよね)、緊張しまくりの鬼頭真也にも意味不明の質問してとまどわせているしな……。

あと優香にかんしても、せっかくバカリズムが「優勝したらどこ持つか考えてたのに!」と自分のネタにからませたボケをまったく拾えず「もう優勝かんがえてたんですか」と見当違いのところに返しているあたり、上戸彩とのセンスの違いが浮き彫りになったなあ、とおもったR-1でした。とりあえずお気に入りのサイクロンZが目立ってたからもうそれでよし!

R-1ぐらんぷり2009 サバイバルステージ感想

もうすでに今夜はR-1決勝というタイミングではありますが、準決勝見た立場としてはなかなかおもしろかったのでエントリしておく。

R-1 2009準決勝行ってきた – カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2009/02/09/1699

サバイバルステージとは、決勝に進出できなかった準決勝メンバーの中から10名を選び、その中から観客の一般投票で得票の高かった2名が決勝に進めるという仕組み。なんかそれ最初から決勝10名にしとけばいいんじゃね? という気がしないでもないですが、とりあえず番組放映回数を増やしたいお笑いを盛り上げたいという気持ちだと理解しておきます。

なのでサバイバルステージ進出者はすべて準決勝で見ている人ではあるんですが、同じネタの人もいれば違うネタの人もいて、同じように受けた人もいればなぜかうまく流れをつかめなかった人もいたりと結構違いがおもしろかった。一番の違いは準決勝が4分だったのに対してサバイバルステージは3分ってところにもありそうですが、以下登場順に感想を簡単に書いておきます。

三浦マイルド

準決勝と同じハゲネタ。トップバッターだけど結構笑わせていた。ネタがかなり一緒なので準決勝のデジャヴかとすら思ったw

くまだまさし

間のネタをちょっといじってきた。しかし「中笑いの時間が来ましたよ」あたりのボケは一緒。くまだまさしはいつも自分の世界作り出して帰るのがすばらしいですね。

もう中学生

オープニングネタが牛乳じゃなくて金八先生だったこと以上に、後半大事な涙が冒頭で取れてしまったのを見てもうハラハラしまくり。なんつーの、一度見たことある映画で、かならず死ぬとわかってるキャラクターの幸せそうな頃を見ていると思わず泣いてしまうような感じ。しかしちょっと童謡してたもののうまいことのりきったなあ。消防車のあたりは「ホース短い」とかのいじりが3分制限で削られていたのが残念。

友近

準決勝のネタとは一新。しかしもう女芸人は友近の時代ではないな・・・・・・。形態模写だけなら柳原かな子だろうし、芸人そのものとしての爆発力は鳥居みゆきにはかなわんし。むしろ友近はフリートークしている時のほうが好きです。

夙川アトム

準決勝を3分に削っただけのまっっっっっっったくおなじネタ。一度見たらもう飽きるけど、初回の爆発力が強いのかもね。

岸学

準決勝からネタを変えてパンツネタ。これって鉄板だけどコンビでやってたネタだよなw。笑いの数としても岸学がサバイバルステージ残ったのは納得。ただ個人的にはいじめられる先生ネタが好きです。

鈴木つかさ

準決勝と同じクロスワードネタ。全く同じだけど2回見て笑ってしまうのはネタが秀逸なんだろうな。

ナオユキ

おそらく準決勝とまったく違う空気だったのがこの人。ネタはまったく同じだったんだけど、準決勝では結構ドッカン受けてた場所がサバイバルステージではしらーっとしていて、本人もちょっと動揺してた。噛んだ回数も多かったし、見た目によらずかなり緊張してたんだろうなあ。「周りの人」なんて準決勝ではかなり「あー!」っていう納得の声が飛んでいたのに準決勝は「シーン」だったからな・・・・・・。

天津木村

ネタは準決勝と構成が一緒で中身だけいじってた。ただ、タイムマシーンの時に流れるバック・トゥ・ザ・フューチャーの音楽が何とも蛇足。あれは無音で無表情の天津木村が不思議な動きをするのがキモおもしろいのに、あんな音楽つけたら顔と動きが負けちゃうよ。準決勝ではあの動きがかなりの笑いポイントだっただけにもったいなさ過ぎる。

ヤナギブソン

準決勝と同じネタだけど後半ちょっと違うネタも入れていた。クオリティは高いですが、やっぱりあのアドリブ命の昔のネタも見たいところ。

結局サバイバルステージから残ったのは岸学と夙川アトムの2人で、決勝はバカリズム、エハラマサヒロ、サイクロンZ、鳥居みゆき、鬼頭真也、COWOW山田よし、あべこうじ、中山功太の8人と合計で10人。

準決勝で見た時のエネルギーだけで判断すると、やはりサイクロンZを本命にしつつ対抗が鬼頭真也、その次くらいにバカリズム、エハラマサヒロ、COWCOW山田よし、岸学あたりかな。ただ実際には知名度とかも評価に反映される感があるので、あべこうじ、中山功太もあるかもしれないけど準決勝ネタだとしたら可能性は他より低そう。知名度押しならバカリズムかな。

逆に来ないでいうと夙川アトムはないだろうな。あと鳥居みゆきは個人的には大好きですが、優勝キャラかというとちょっと違う気がするというところで。正直サイクロンZと鬼頭真也のネタがもう1回見られるだけで決勝は嬉しいですはい。

ちなみに本日のR-1決勝は用事があるために翌日以降見ることになると思います。そのため明日いっぱいはTwitterには一切アクセスしない方向ですので、みなさまどうぞネタバレは裂けていただけるとありがたい所存です。

R-1 2009決勝戦メンバーについていろいろ

せっかく準決勝見に行ったので決勝戦についてもかんたんに感想書いてみる。

今年から敗者復活枠が設けられるなど混戦が予想されるなか、8名のファイナリスト、バカリズム、エハラマサヒロ、サイクロンZ、鳥居みゆき、鬼頭真也、COWOW山田よし、あべこうじ、中山功太が優勝賞金500万円の使い道やライバルの存在などを明かした。

R-1ぐらんぷり2009ファイナリストの意気込み あべこうじ&中山功太は今年が最後!?
http://www.oricon.co.jp/news/movie/62913/

併せて発表された敗者復活戦のメンバーはこんな。

三浦マイルド、くまだまさし、もう中学生、友近、夙川アトム、岸学、鈴木つかさ(元ザ・プラン9)、ナオユキ、天津木村、ヤナギブソン(ザ・プラン9)の10名のなかから勝ち抜いた2名がトップバッターとして決勝に臨む。

とりあえず準決勝エントリの感想と照らしあわせてみる。

決勝メンバーの発表は準決勝翌日の会見。準決勝からは8組が残ります。女性芸人枠は鳥居みゆきいがわゆり蚊として、あとは知名度も考慮しつつサイクロン Zガリガリガリクソンバカリズム天津木村あたりが堅めかな。知名度はいまいちなのかもしれないけれど鬼頭真也は2人目の登場であれだけ沸かせたので そこが評価されるかどうか。個人的には鈴木つかさのクロスワードもかなりおもしろかったので期待したい。あとは知名度とか経験値とか旬も含めてゆってぃあべこうじ熊田まさし中山功太COWCOW山田よしあたりですかねえ。

R-1 2009準決勝行ってきた – カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2009/02/09/1699

というわけで赤文字が決勝進出者、青文字が敗者復活枠ということで、決勝に関しては多めに上げたとはいえ7/8が合致。これはおれすげえだろとかいう話ではなくて、会場の空気がくみあげられているのかなあという感じです。もちろんあくまで個人的な感想ではあるけれど、鬼頭真也あたりがきちんと決勝に来ているのは知名度以外のおもしろさをきちんと見ているのかなと思った。あ、女性枠以外で唯一外したゆってぃは個人的な思い入れが強すぎましたねはい。キョーレツー。

しかし問題は決勝というか、そもそも敗者復活枠が準決勝から選ばれている時点で事実上10人を選んでいるのとほぼ変わらないという仕組みに加え、審査員があまりにもゲストすぎる・・・・・・。この敗者復活はそうとう厳しいことになりそうだ・・・・・・。

また敗者復活戦のゲスト審査員として、石田純一、南野陽子、IKKO、加藤晴彦、マリエの5名が務める。

あと優勝者に関しては敗者復活次第だと思いますが、このメンバーだと敗者復活枠はガリガリガリクソンがど本命、対抗で天津木村、くまだまさし、夙川アトム、鈴木つかさあたりかな。んで実際の優勝は準決勝の勢いがそのままいけばサイクロンZに期待したいものの、なんとなく審査員好みのバカリズムがそろそろ取るのかもしれない。あとは敗者復活枠のガリガリガリクソンにも期待したい。ちゃんといつものネタやってくれればガリガリガリクソンの敗者復活枠くらいは堅いと思うなあ。

なんという妄想力、ガリガリガリクソンって敗者復活枠残ってないのか・・・・・・。残らないはず無いと思って空目していた・・・・・・。返す返す準決勝はあのネタじゃなくていつものトークやってほしかったなあ。ガリガリガリクソンならゆってぃと違って4分は十分持ちそうなのに・・・・・・。間違った情報お伝えしたことお詫びいたします。

R-1 2009準決勝行ってきた

漫才よりもピン芸人、M-1よりもR-1といってはばからない私として、毎年この時期R-1準決勝はかかせないイベントなのであります。

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R-1GP2009公式サイト
http://www.r-1gp.com/top.htm

ピン芸人No.1を決めるこのイベント、タイトルこそ落語から取って「R-1」ですがスタイルはなんでもよし、芸歴の制限もなし、プロもアマもなし、優勝経験者の参戦もありとなんでもありのお笑い芸。単におもしろい1人芸であればいいということで、実際にはコンビを組んでいるお笑い芸人も多々参戦しております。

そんなR-1ですが、過去にもちょこちょこ書いたことがあるように、絶賛おもしろいのはやはり準決勝。これはM-1にも言えるかもしれないけれど、決勝というのはやはり全国放映されるならではの知名度も必要になってくるし、そもそも見られる芸人の数も少ない。準決勝だと3回は勝ち抜いているのでそれなりにおもしろい芸人であり、それを大量に見られるのでかなりおいしいイベントなのです。

しかもいままでは日曜夕方に放映されていたR-1決勝も、昨今のお笑いブームを受けて平日のゴールデン枠に進出。そのせいなのかは知りませんがシステムも今までと大きく変更されており、これまで東京と大阪の2カ所で開催されていた準決勝が今回は東京のみの開催。去年まではそれぞれの会場で約30人の合計60人だったのが、東京会場のみで約60人という大ボリュームイベントとなりました。これでチケット4000円とか安すぎる。

しかしその分時間もすごいことに。1人4分の持ち時間があり、それ以上は強制終了されるというシステムのためにみんな4分にはならないよう気をつけはするものの、それでも60人近いネタを消化するには16時スタートのイベントが21時半まで5時間半かかりました。いままでは休憩なし3時間だった準決勝もさすがに休憩が入りましたよ。全部見終わった頃にはちょっとしたディズニーランドくらいの疲労がたまってました。

とはいえこれだけの旬のお笑い芸人を見られる機会もそれほどないわけで、せっかくですからいつも通り簡単な感想残しておきたいと思います。60組以上で強烈に長いので続きは別途。多少ネタバレも含んでしまうかもしれないので、その点もご注意くださいませ。

なお、当初出場予定だった小島よしおは、北海道の営業から参加しようとしたら強風により飛行機が飛ばず無念のキャンセルだそうです。下手こいたー!

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R-1ぐらんぷり雑感

ネタバレにならないよう当日エントリさけてたらそのまま放置しっぱなしなので、ピン芸人好きとしてこのあたりでエントリしておきます。

R-1GP2008公式サイト
http://www.r-1gp.com/

これは毎年言ってることですが、R-1の準決勝は最高に楽しいのに対してR-1決勝はかなりつまらない。準決勝は出る芸人も多くて自分好みの芸人を探せますが、決勝はテレビ放映することもあって、知名度だったりバランスがかなり計算に入れられている、ように見える。今年鳥居みゆきに交代するまで、女性枠として必ず友近が決勝進出していたのなんかいい例だと思いますが。

気になった芸人を見ていくと、やはり注目NO.1だった鳥居みゆきは本番に弱い。どこかイっちゃっているキャラを演じなきゃいけないはずなのに、ライブだと必ず笑ってしまうのね。あの芸は「ヒット&ラン」という形が出来上がっている以上計算によるものなのはわかっているので、そこはがんばって演じきってほしいところ。

むしろ鳥居みゆきの面白さは掛け合いにあって、ブレイクしたきっかけとなった竹山との番組でも、竹山とのカラミが非常に受けていた。実はR-1でも司会席でちょこちょこボケていたのに(気持ち悪い的な評価を雨上がりの蛍原に「言われてますよ」とふったり、突然宙を見上げる不自然な視線になったり)、それを誰も拾えていない。M-1では芸人に絡むことでは屈指の実力を持つ今田が司会をつとめているのに対し、R-1の雨上がりはその辺りが弱すぎる。あれを今田兄さんがやったらもうちょっとR-1は面白くなってる気がするなあ。

世界のナベアツは時間負けだと思う。R-1の時間配分は、バカネタのナベアツには厳しすぎるね。本来なら3の数字読み上げて終わりにできるところを、時間が余ってしまうからどうしてもなにかやらなきゃいけなくなる。結果として間延びして見えてしまって損していたかな。

芋洗坂係長はダークホースならではの強みがそのまま勢いになっていた。誰も見たことの無い芸人だから、という要素が強くて、以前に見たことあるのだったらもうちょい評価は低かったかもね。その点完成度は高いけどもう芸風が見慣れすぎているあべこうじとかは不利に働いている気が。

中山功太は、以前までのR-1と比べてネタを一新してきたけど、どうも自分の世界に入り込んでいて、お客に聞かせる感じが無かったかなあ。せっかく前半で振ったネタを後半で回収しているのに、それが早口すぎてお客がついていけてない。あれって「中山功太は面白い」という空気だったらいいけど、R-1のような東京のアウェイ環境では辛い気がしたよ。

COWCOW山田よしと土肥ポン太は、まさに出る順番に左右された気が。まあCOWCOWのはちょっと滑ってた部分もあるとして、トップバッターじゃなかったらもう少し受けてたかも。逆に土肥ポン太は審査員にも言われていたように、最後に来るネタではなかったよなあ。まあどっちも優勝には厳しそうですが。

なだぎ武は、今回のメンバーみたら順当なのかもしれないけど、「2回連続で優勝」させるほどのネタだったかなあというのは疑問。ただ、他に優勝クラスがいたかというと芋洗坂係長しかいなくて、ポッと出の新人のたまたまに上げるくらいなら(実際には新人じゃないけど)、という判断も順当と言えば順等な気はする。

繰り返しになりますが、ピン芸人はバラエティに飛んだ個性的な芸が面白いのに、8人という枠に絞り込む時点でどうしても役割分担みたいなのが定められてしまい、魅力が半減するんですな。そういう意味でR-1準決勝は最高なんですが、ほんと今年はイベントが重なっていけなかったのが残念すぎる……。

ただ、個人的にはR-1準決勝ににた空気を感じているのが、最近人気の「レッドカーペット」。芸人が次から次へと出てくるし、1組ずつの時間も少なくていいから得意のネタ一発で勝負できる。R-1準決勝のような雑多で多様なお笑いを楽しめる場としてはかなりお気に入りの番組です。あの芸能人ゲストがまったくいらないけどね。