先日、ホームパーティーで集まる機会があったので、前から興味のあった「Wii Musicの4人同時プレイ」に挑戦してきました。
先日エントリしたように、Wii Musicはどちらかというとやりこみゲーの要素を強く感じているわけですが、はてして複数人数でセッションしたときには、やりこみとは別の楽しさがうまれるのかどうかは前々から気になっていたのです。
自由だけど自由じゃないWii Musicインプレッション – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/11/06/530
やってみた結果としては正直言って予想していた通りの展開というか、初回のセッションはあまりにも息が合わず演奏として成立せず、終わった後にメンバー全員が「・・・・・・」と沈黙してしまう展開。そのうち慣れてきて腕も上がってきたところでだいぶ演奏っぽくなっては来たんだけど、感想としては「要はリズムゲーなのね」というのが大多数の反応。サブゲームのハンドベルが予想以上に好評だったけど、あれはタイミング通りにならす必要があるという点でほぼ従来のリズムゲーですしね。
ただ、セッションの楽しさでいうと以前にみんなでやったこともあってか、「バンブラのほうが楽しい」という感想が多く聞かれました。
2008オフ終了 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/07/19/310
その理由はいくつか考えられて
- バンブラはメインがしっかりしていればそれなりに聞こえるが、Wii Musicは全員がしっかりしないと演奏がくずれやすい
- バンブラはボタン押すだけだが、Wii Musicはリモコン降る操作がボタン押すより難しい
- バンブラは盛り上がれる曲が多いが、Wii Musicは定番曲過ぎて盛り上がりにかける
といったところでしょうか。とりあえずパーティーゲームには向かないというか、こういうリズムゲームとして見られてしまうとやはりWii Musicは楽しさが伝わりにくいなと思いました。一見すると華やかに見えるけど職人ゲームだよなあこれ。
なお、同じパーティーの中でともにWii?Music所有者であったユーイーブログの中の人は私と同じ感想もたれているのでこちらのエントリもご一読いただけると、Wii Musicがどんなゲームかより伝わると思います。
ueBLOG | Wii Musicは音楽ゲームのマリオ64だった
http://www.ueblog.org/blog/entry/wii-music64/
これは別途書くと思うけれど、作り込みという点では絶賛プレイ中の「わがまま ファッション ガールズモード」にも通じるところがあるのですが、あちらは他ユーザーへのアウトプットという部分が大きく違ってる印象。Wii Musicもコンセプトはずれてしまうかもだけど、曲をプレイして事務所に持ち込むとかいう成長要素があればまた少し違ったのかもな、と思いました。ただそれをやりすぎると純粋なる「音楽を楽しむ」ということからずれてしまう危険性もありますが。