Nintendo Switch2完全発表に寄せて


以前の予想はこちら

ついに公式発表されたSwitch後継機について妄想しちらかす – カイ士伝

スペックは本体で2K、ドックで4K対応、Joy-Conは完全切り換えというあたりは想像通りのスペック、発売時期も6月で想像通りくらいですね。金額は期待込みではあったもののさすがに5万円台、その代わりオンラインサービス料金は値上げ無しということで、ここもまあ想定通り。

想定超えてきたのはスペックどうこうより転売対策ですね。国内仕様と多言語対応を分け、多言語対応は高くした上で、国内仕様を公式ストアで買うにはNintendo Switch Onlineに1年以上加入していてゲームプレイが50時間以上。これでもまあ転売は完全には防げなそうだけど、公式の抽選はそれなりのプログラムで明らかに怪しいのを振り落としてくれないかな。そしてこの対応を他の販売店がどう準拠するのかも楽しみ。

そして4K60fps、2K120fpsに対応したことでPS5やPCなどのゲームもスペック上は移植しやすくなり、これでもかというくらいの他社プラットフォームタイトルを発表。ただこれが実際に動作がどれだけ快適かは気になるところですね。ドックにはついにファンを搭載したのでだいぶ改善されてそうだけど、やっぱりAAAタイトルはPS5なりPCでやったほうがよさそう、とならないかどうか。

そしてチラ見せしていたCボタンはCaputureだと思ってたけどまさかのChat、しかもビデオチャット。仕組みとしてはZoomみたいなビデオチャットだけど、今まで繋がることをかなり遠慮していた任天堂がここまで踏み込むのはなかなか感慨深い。まあもとはといえばゲームボーイ時代に4人対戦実現したりと先進的だったものの、インターネットではかなり気を遣ってたからなあ。このあたりもSwitch Onlineでノウハウが溜まったってことなのかな。

ビデオチャット中は他のゲームもプレイできて、好きなゲームに切り換えられるの、懐かしのXboxプラットフォームを思い出した。Xboxってビデオチャットしながらプレイするゲームのディスク入れ替えとかできて、まずはコミュニケーションがあってその上にゲームっていう思想が画期的だった。そして時を経てその概念がSwitch2にもとうとう取り入れられた。

しかしビデオチャットみたいな処理が重いシステム、ますます負荷が気になる。映像見ると本体のみでもビデオチャットしてたけど、実際に他の画面いくつも表示してプレイするのどこまで快適に動くのかなあ。発表内容はとても満足だけど実際にどれだけのパフォーマンスなのかがとても気になる。まあこのあたりは西川善司大先生のレポートに期待です。

トータルで見て、ここまで前モデルを踏襲しつつ機能を拡充した新モデルというのは任天堂としては相当珍しいのでは。敢えていうならDSと3DSが近いけど、それに比べるとSwitch2は名前こそ2だけど基本的なスペックアップはもちろんビデオチャットやマウス操作など王道な強化を果たしていて、これはまさに2というべきハードだなと思った。

そして繰り返しながらついに4Kを手に入れたことで、今まで任天堂だけ特別扱いになっていたサードパーティーのゲームタイトルがどうなっていくのかも非常に興味深いです。

とりあえず公式の抽選には申し込みつつなんとか発売日にはゲットしたい。


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください