あいかわらず五島うどん作り体験が楽しかった #勝手に長崎しまレポーター

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

前回あまりにも楽しくおいしかったので2度目の上五島訪問時もまた挑戦したかった五島うどん作り。今回の旅行でもっとも楽しみにしていたイベントといっても過言ではございません。

今回訪れたのも前回と同じ船崎うどん伝承館。

船崎うどん伝承館|観光スポット|長崎観光/旅行ポータルサイト■ながさき旅ネット
http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/51930/

2回目の訪問なのになんだか帰ってきた感があるこのたたずまい。2度目の旅行ならではの感覚ですかねー。

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前回は観光協会の方に運転していただいておりましたが、今回は島の電気自動車をレンタル。電気自動車を本格的に乗るのは初めてでしたがいろいろ新しい体験で楽しかった。島の電気自動車ツアーについても別途まとめたいところです。

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本日のメイン会場となります五島うどん作り会場。前回の体験を思い出しながらついつい素振りしてしまう。

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五島うどんの作り方。まずはうどんの粉をしっかり練ってから足で踏み込み、その後包丁で切って丸く伸ばした状態まで準備していただいております。当日は朝9時から体験をお願いしていましたが、その日は朝5時から仕込みを始めないといけないとのこと。気軽にお願いしてしまっているけれど、当日これだけの準備をしていただいたからこそ楽しいうどんの体験ができたこと改めて感謝です。

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エプロンと耳まで隠れる帽子を装備していざ実戦!

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まずは一番の楽しみであるかけばから。目の前にある太いうどんをたぐりよせ、ねじりを入れながら両方の棒へ交互にかけていきます。ここでしっかりねじることで他のうどんと絡みにくくなり、ここで引っ張って伸ばした長さで舌触りや歯ごたえも変わってくる大事な場所。

残念ながら自分のうどん作りは自分では撮影できないので先生の動画をご覧下さい。余りに速すぎて見えないので途中からスローモーションにしています。

スローモーションですらわかりにくいですが、うどんがかかっている側の手でうどんをひねり、うどんをかけるほうの手でスススとうどんをひっぱりながら太さを調節、うどんをかけたら今度は左右を入れ替えてねじりながらうどんをかけていきます。最初は難しいんだけどある程度やり方がわかると夢中になってしまい、余計なこと考えずうどん作りに集中できる。実際、そういうストレス解消にもこのうどん作りは向いているみたい。

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Photo by あくやん

今回は2回目ということで、最初はひさびさだったけどやっているうちにすぐに勘を取り戻してするするとうどん作りを勧められました。いやー、自宅にうどん作り一式欲しいなー! と思うけど実際には乾かす装置もいるからまず無理だな・・・・・・。

端までうどんをかけおわったら半分に折りたたみ、しばらく寝かせておきます。

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しばらく寝かせたうどんは両側からいきおいよくぐっと引っ張る!

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そしてひっぱったうどんを・・・・・・。

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棒にかけてさらに伸ばす! この時点でかなりうどんが細くなってきました。

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うどんがくっつかないよう今度は長い棒を入れてうどん同士をばらしていきます。

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両手でそれぞれ棒を持ち、中央くらいまで来たら一気に勢いよく伸ばす!

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こちらもスローモーション動画でご覧下さい。思い切って腕を上に振りかぶるのがコツ。

伸ばしたうどんは天井からつり下げ、天井に備え付けた扇風機で乾かしていきます。

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太かったうどんがすっかり細麺に。切って細麺にするのではなく伸ばして細くするからこそ、細いけどコシがある五島うどんが生まれるのですなあ。

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普通ならここで乾麺になるまで乾かしますが、今回は特別に生麺で味わえるということで、干したうどんをはさみで切っていきます。

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前回は干すところまでで終わっていたうどん作りですが、こうやってはさみで切ってうどんの形にできるとやりきった感がありますね。

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そして作りたてのうどんをいよいよ実食。

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今回はあごだしのほか、卵を使った釜揚げ風の食べ方も用意していただきました。

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うどんがゆであがるまでは五島うどんで作ったサラダをいただきます。細いけどこしがしっかりある五島うどんだからパスタ仕立てにしてもおいしくいただけます。

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鍋に張った水がぐつぐつと煮立ってきたら五島うどんを投入、ゆであがるまでじっと待ちます。

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頃合いになったらおもむろにうどんすくいを投入。

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どーん! これが五島名物、五島うどんの地獄炊き!

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安定のあごだしでいただく五島うどんのうまさ! あっさりしつつもあごのダシがしっかり効いたつゆと、細いけれど歯ごたえ抜群の五島うどんが相性ばっちりです。今回いただいた五島うどんは乾燥する前の生麺なのですが、乾麺と比べてもっちり感が強め。つるつるとのどごしのいい乾麺とまた違った味わいながらどちらも甲乙つけがたいうまさ。

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ゆでたての五島うどんを卵につけて食べる釜揚げ風もこれまたうまし!

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西崎さんが「わさびで食べてもおいしい」というので数名でチャレンジしてみたのですが、これがもうわさびそのまま食べてるような衝撃の味でした。うん、これ「だしにわさびまぜてもおいしいよ」っていう説明を我々が取り違えたんじゃなかろうか・・・・・・。

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我々が作った五島うどんはしっかり乾燥してから送ってもらえる予定。五島うどん作りがいいのはうどん作りそのものが楽しいのはもちろん、終わった後に自分たちの五島うどんを食べられることだよなー。2回目ということでうどん作りの腕も上がっておいしく仕上がっているはずの五島うどんパーティーがいまから楽しみです。

そしてうどん作りそのものも楽しかったけど、前回に引き続いてうどん作りを教えてくれた西崎さんが我々のことをすごくよく覚えていてくれたのも嬉しい思い出。当時の思い出話だったり、前回参加メンバーのうどん作りのクセを振り返ってくれたりという1つ1つが、旅行なのにまるで地元に帰ってきたかのような思いに浸れる楽しい時間でした。また時間改めてうどん作りにいかねばだ!


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