ぼくのかんがえたさいきょうの日本酒アプリ


日本酒好きとして新しくリリースされる日本酒アプリはちょいちょいチェックしているのですが、本日もまた新しい日本酒アプリが登場しました。

中田英寿監修による “酒飲み”のための日本酒アプリ「Sakenomy」 – ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20141020_672143.html

実際に使ってみたところ残念ながら自分の欲しいタイプのアプリではなかったのですが、身の回りでもどんなアプリなのか気になっている人もちょこちょこいたのでさくっと使い勝手をば。まずは手持ちのお酒で一番メジャー感のある新政の亜麻猫で試してみました。

データベースに存在しないお酒はそもそも反応すらしないので、データがないのかうまく読み取れてないのかもよくわからない。仕方ないから手動で検索してみると新政が1個しかない! おお、始まったばかりのアプリとはいえ、新政クラスで1種類しかないのか・・・・・・。しかもクリムゾンとか・・・・・・。

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気になったので有名なお酒で検索。獺祭で調べたら磨き二割三分のみがヒット。

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新潟の銘酒八海山は3種類ほど。

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鍋島に至ってはゼロ。うーむ、鍋島クラスでひっかからないか・・・・・・。

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新潟の銘酒山間もゼロ。まあ鍋島で引っかからないなら仕方ないですかね。

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敬愛してやまない而今もゼロ。

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千壽、万壽で有名な久保田までまさかのゼロ。

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でもアプリの紹介記事にも使われてる紀土はすげえ登録されてるwww

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ちなみに手持ちの酒ではアプリでヒットしなかったので、日本酒の写真を使って試してみました。データベースにさえマッチングするのであればかなりさくっと登録されて気持ちいい。ここの作りはよくできてる。

ただし問題はそもそもデータベースとマッチングさせるということ。ポケモンやら妖怪ウォッチのように数が決まっているものならいざ知らず、日本酒というあまりにも数が多すぎるものをデータベースでマッチングさせようというのが無理難題。

たとえば以下の本で紹介されている日本酒の種類は1万5000種とこのアプリの10倍以上。しかもこの本、1銘柄は1種類としか数えないので、純米大吟醸も本醸造も1種類扱いのため実際の日本酒数はもっともっと多い。さらにはこの本ですら日本のお酒全部を収録したわけではないというほど日本酒の数は多く、これをデータベースで全部まとめようというのは正直言って至難の業なのです。


日本酒15,706種?日本全国の日本酒を網羅するデータブック

そしてさらに問題というかこれこそがもっとも重要なのが、日本酒の写真撮るときは当然ながらたいていの場合は酔っ払ってるということ。酔っ払ってる時にデータベースマッチングしてうまく写真が撮れなくてムキー! とかなってたらとてもじゃないけどそのアプリは使い続けられる気がしません。酔っ払ってる時にやりたいのはそんな面倒なことではなく、ただただ写真撮って管理するだけでいいのです。

というわけで前置き長いですが個人的に本当に欲しいのは「ただその場で写真を撮って保管できる」だけのシンプルアプリ。もちろんいろんな付加機能はあるにこしたことはないけれど、酔っ払ってる時もとりあえず写真だけ撮っておけばあとで見返せる。データベース照合なんかは後でいくらでもやればいいし、写真がイマイチで照合うまくいかなかったら手でやればいい。

そんなデータベースマッチングよりも大事なのは自動的に付与される情報。たとえば写真に合わせて時間とだいたいの位置情報さえ取れれば、昨日の何時頃どの店で飲んだ酒というのは後からわかる。入店時間と退店時間だけ後から設定すると、その間にタイムスタンプがついたお酒は全部このお店で飲んだお酒、というまとめ方だってできる。ただでさえメモすら面倒になる酔っ払いがいかに簡単に登録できるかという視点の日本酒アプリこそが僕の求める日本酒アプリであります。

以下はざざっとイメージを図にしてみました。10分くらいで作成したので画面遷移おかしいとかいろいろ問題はありますがイメージだけ理解してもらえれば。

アプリ起動時はいきなりカメラが立ち上がる。やることは目の前の酒を撮影するだけ。アプリ起動前に撮影した写真も登録できるようギャラリーから呼び出しもできる。右下のアプリは保存済みの日本酒を一覧で見たい人向け。一覧で見るなんて余裕ある行動は後回し後回し。やるべきことはただ写真を撮る、それが最優先!

スライド1

1枚撮影した後の画面。もうこの後は登録押すだけでいい。Androidなどであれば登録を押さずにこのアプリで撮影した時点で専用フォルダに画像を保存して仕分けておいてもいい。余裕がある人は写真を3枚くらいまで撮影してメモを残す。メモもめんどくさいから1行目が自動的にタイトルになるようにしてあとは自由記入。その他付帯情報として時間とGPSは自動で設定。GPSも余裕があればFourSquareのAPIかたりからお店情報ひっぱれるけどめんどかったらとりあえず登録。

スライド2

イメージはこんなかんじ。日本酒だと前のラベル、後ろのラベルは必須、あと1枚は日本酒の色だったりシールだったりを撮れればいい。もっと写真撮りたくあなるかもしれないけどここはもう決め打ちで3つくらいにしておく。
スライド3

撮影したアーカイブは一覧でまとめて見られる。酔っ払ってるとカメラすらめんどいのでテキストだけでも登録できる。さらにはお酒だけじゃなくて教えてもらったお店の情報とかも登録しちゃう。そうすると酔っ払って後で「あれ、昨日教えてもらったオススメのお店なんだっけ・・・・・・」って時にもわかりやすい。タイムスタンプとだいたいの位置情報さえあれば結構後から見返してもいい情報になるので。
スライド4

最低限はこのくらいで、あとはユーザー投稿だったりコメントだったり、ユーザーの上げた写真をデータベースにしたりしてもいい。ビジネス的にはここで日本酒売るもよし、レストラン情報を出すもよし。ネイティブ広告なんかも日本酒に特化したアプリなら日本酒好きが集まっているわけで、そういうターゲティングできているところへのネイティブ広告はなかなか効果的なんじゃなかろうか。

あくまで素人考えの発想ではあるものの、日本酒好きがいままでいくつものアプリ試してきた結果「とりあえず写真で残せればいい」というのが最終的に至った結論であり、そういう「まずは写真を残す」ことを重視した日本酒アプリとか誰か作ってくれないかなーと思う次第であります。自分で作れよという話な気もしますが。


ぼくのかんがえたさいきょうの日本酒アプリ」への2件のフィードバック

  1. すいませんコメントおくれました。Evernote Foodはあくまで食事の記録なので、1つの飲み会でたくさんの写真撮るとかには向かないのですよね−。1つの酒に複数枚の写真は撮りたいので

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