Android搭載のおサイフケータイ機能をチェック

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今シーズン発売された国産Androidの大きな特徴の1つが、ついにFelicaを搭載し、おサイフケータイに対応したこと。おサイフケータイ好きとしては大変気になるところなのでさくっと設定してまいりました。

まず最初に大前提として、おサイフケータイ機能を搭載したからといってすべてのサービスがいきなりAndroidで使えるわけではありません。おサイフケータイを利用する各種サービスがAndroidに対応する必要があります。

詳細は下記リリースにありますが、当初から使えるのはビックカメラ、ヨドバシカメラのポイントカードと電子マネーはWAONくらい。Edyは1月、iDは2月、QUICPayは3月、一番注目のSuicaは2011年上半期、nanacoは2011年中となっております。よく「REGZA PhoneでSuica使えるの?」と聞かれるんですが、現時点ではまだ対応していないのですよ。

報道発表資料 : 2010-2011冬春モデルに28機種を開発および一部機種を発売 | お知らせ | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2010/11/08_00_9.html

というわけでまずはすぐに使えるビックカメラ、ヨドバシカメラとモバイルWAONを設定してみました。手続き自体は今までの携帯電話と一緒で、ビックカメラは店内いずれかのカウンターで「ポイントカードを携帯電話に設定したい」というともらえるQRコードから登録。ヨドバシカメラも同手順ではありますが、ヨドバシ・ドット・コムとの共通化設定をしておけば店頭に行かなくてもIDとパスワードだけで再設定できます。このあたりは以前にエントリーいろいろ書いているのでご参照ください。

この手続きを行なうには、あらかじめWebサイトの「ヨドバシ・ドット・コム」会員と、店舗で使うヨドバシカメラのポイントカードを共通化する手続きが必要です。

おサイフケータイの機種変更 Part4 〜店頭にいかないヨドバシカメラのおサイフケータイ移行〜 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/06/11/225

おサイフケータイ機種変更時のiCアプリ移行まとめ – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/ic_change

ただ意外だったのはその動作。ヨドバシカメラもビックカメラもアプリとして動くのではなく、ブラウザから呼び出して使う仕組みになっているのです。

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一方、モバイルWAONはブラウザではなく専用アプリをダウンロードする仕組み。かならずしもすべてがブラウザアクセス、ということでもないようです。基本的にデータをWebから読み込んできているカメラ系会員証と異なり、チャージとかが必要な電子マネー系はさすがにアプリなんですかねー。

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また、1起動1アプリが基本の携帯電話に対し、複数アプリを同時に起動できるAndroidでは、おサイフケータイ対応アプリの同時起動というシチュエーションも起こりえます。その際は下記のエラーが出て他のアプリが起動できないようになっています。

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これはまあ仕方ないとして、困るのはここから前のアプリを終了できないこと。お金が絡むアプリだから勝手には終わらせられないのかもしれないけれど、せめてもその該当アプリを呼び出すなり、終了するメニューを出して欲しい。とりあえずおサイフケータイ使う人にはTaskiller系のアプリ終了アプリが必須かもですね。

また、セキュリティ的にも今のところはおサイフケータイ対応アプリをまとめて止めることしかできない。携帯電話の場合はアプリごとロックしたり、パスワードでロック解除したりという点が柔軟に可能でしたが、そのあたりは今後に期待ですかねー。

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また、AndroidではFelicaを使ったプッシュ機能があるというのも面白い。

つまりこのPush送信機能を活用すると、おサイフケータイ対応Android端末から、別のおサイフケータイに、携帯電話に付いているFeliCaマークを合わせるだけでデータが送れるようになる。

“かざす”文化を広げる—おサイフケータイ対応Androidに隠された新機能「Push送信」とは (1/2) – ITmedia +D モバイル
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1012/17/news002.html

で、実際にこの機能を実装してるっぽいのがインデックスの「Touch Friends」。おサイフケータイにタッチしてその相性を調べるといういかにもなかんじですが、こういう機能をうまく利用するとおもしろいこといっぱいできそうな気がします!

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電子マネー系がWAONのみで、iDやSuica、Edyといったシェアの高い電子マネー系が出てきてないので判断難しいところもありますが、ブラウザベースでも動くというのはちょっと面白い。ああいう仕様だったら普通にアプリ作るよりも開発が楽だったりするのかな。

また、プッシュ機能が利用できることで面白いAndroidアプリもまだまだ出てきそうな気がしますし、Androidに搭載されたおサイフケータイは単なる電子マネーや会員証だけでは終わらなさそう。個人的には12月予定のマクドナルド「かざすクーポン」に、購入したものつぶやける機能とかあってもいいなーとかいろいろ妄想が膨らむ次第であります。

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ドコモの電子マネーを移行する「iCお引っこしサービス」利用時の心得4カ条

そろそろシーズン的に端末機種変更も増えそうなので。

最初こそ仕組みが難しくて苦労させられた、電子マネーを新しい携帯に移行できる「iCお引っこしサービス」。手動でやると1つ1つ移動するのがめんどくさかったり、Edyなんかは手数料取られたりするところを、iCお引っこしサービスを使えば複数の電子マネーアプリを一括で移行でき、Edyもチャージ金額を減らすことがありません。

しかし周りでは「使ってみたいが良く分からない」という声を良く聞きます。問題は端末の操作以前にいろいろ準備しておかなければいけないことが多すぎることにあるので、「これだけはドコモショップへ行く前に準備しておこう!」ということをまとめておきます。

ドコモショップについたらモバイルSuicaをアプリから機種変更手続き
モバイルSuicaはiCお引っこしサービス非対応です。事前にアプリから手続きしておきましょう

セキュリティ設定は全解除
再起動でロック、一定時間でロックという設定をしていると途中でエラーが出るので忘れずに解除。

電池はフル充電
電池が1目盛りでも減っているとiCお引っこしサービスが使えません。きっちり充電してからドコモショップへ

USBモードは「通信」に
microSDおよびMTPでは認識されません。

あまり長く書いても覚えにくいのでシンプルに。以前にもiCお引っこし関連はいろいろ書いているので、ご興味ある方はそちらもどうぞー。

おサイフケータイの機種変更 Part7 〜iCお引っこしサービス使ったよ〜 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/12/21/914

ドコモの機種変更はドコモショップ活用が便利 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2009/11/21/2947

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おサイフケータイのタッチあれこれ

意外と知られてないかもしれないなとケータイ会議4参加メンバーのエントリ読んで思ったのでなんとなくショートエントリー。

表側にICチップがあるとモバイルSuicaで気を遣う : akiyan.com
http://www.akiyan.com/blog/archives/2009/07/ic-mobile-suica.html

F-08AのモバイルSuicaでスイッと改札を通る方法 ? ねんざブログ
http://nenza.net/2009/07/1754.html

実はSuicaの改札というのは他のICリーダーとは違って、IC情報を受け取る電波が通常よりも強いのです。改札で携帯の裏表間違えるだけでエラーが出てしまうと通勤ラッシュ時に対応できないとの理由で、ICカードと反対側の面でタッチしても通れるレベルにしているらしい。

ICと反対側でタッチする場合はさすがにIC側に比べると認識弱くなりますが、それでもきちんと数秒タッチしてあげればたいていの場合大丈夫なはず。逆にIC側であれば電波の強さを活かして、多少改札のタッチ部分から宙に浮かしても認識してくれます。歩きながらタッチすると勢いがつくので本体に傷がついてしまいそうなので、自分は宙で認識派。

一方、コンビニのリーダーに関してはそういう対処がされていないので、ICの反対側だとほぼ認識されません。まあどちらもきちんとIC側でタッチしてあげていれば問題ないんですが、認識率が悪くて困っている人はこのあたり注意してあげるといいかも。

余談ですが、今年に入ってローソンのICリーダー操作が変わりました。前は電子マネーのサービス名を伝えてからICをタッチしてたんですが、今は「電子マネーで」と伝えてからおサイフケータイを置くと、利用できる電子マネーサービスを自動で認識して表示し、自分の好きなサービスをタッチして選ぶ方式になってます。

店員に「エディ」と「アイディ」を誤認識された経験のある私としては、これはいい仕組みだと思うんですが、問題は他のコンビニが以前のローソン方式であること。最近ローソン率が高い私としては、サンクスとかでも間違えて「電子マネー」とだけしか伝えず、店員に「???」と見られちゃうんですね。このあたりもなんか業界で統一してほしいなーと思いました。

おサイフケータイの機種変更 Part9 〜iCお引っこしサービスは携帯の充電も忘れずに〜

ケータイ会議のおかげで半年に1度は機種変更している私にとって、iC機能の移行は結構大事なポイント。最近は昼食時に平気で財布を忘れるほどおサイフケータイに依存しているので、

iCカードの移行は手動でもいいのですが、手動だと手間がかかること、Edyだと移行料取られることもあって、最近はドコモショップにある端末から「iCお引っこしサービス」を使うのが自分の中で定番です。このあたりは以前のエントリーをどうぞ。

おサイフケータイの機種変更 Part7 〜iCお引っこしサービス使ったよ〜 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/12/21/914

自分もそうだったんですが、なんとなく「サービス」と言われるといかにも窓口にいかなければ行けないようなイメージがあるのですが、実際はドコモショップにある店頭の端末を使って勝手に操作できる。たいていの場合端末は高確率で空いているので、移行時間以外に待ち時間少ないのもありがたいです。

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iCお引っこしサービスもいい加減ヘビーユーザーなので今回もかなり気楽にドコモショップへ行き、ささっと移行しようと思ったら久々に凡ミス。iCお引っこしサービスは移行前、移行後の端末がともにフル充電の必要があって、1メモリでも少ないと移行できないんですが、ドコモショップ行くまでに音楽や動画見まくってメモリが減っていたことに気がつかなかったよ・・・・・・。

iCお引っこしサービスはケーブルで携帯電話をつなぐものの、過充電を防ぐためか充電機能はありません。なので電池足りない場合、ドコモショップの充電サービスを借りて充電した上で改めて挑戦しなければいけない。これは結構面倒なので、iCお引っこしサービス使うときはできるだけ電池を大事にしましょう。ただ、個人的にはどうせケーブルでつなぐんだから移行作業と同時に充電して欲しいですが、充電しながらの操作は電池をいためるから無理なんだろうなあ・・・・・・。

そんな紆余曲折はあったものの、移行自体は今までの流れ通り「ドコモショップのある駅に着いたらSuicaの機種変更設定」「両端末のセキュリティ機能をすべて解除」してから端末につないで操作し、移行が終わったら新しい端末でSuicaの設定すればOK。このほかiCお引っ越しで移動できないサービス使っている人がいたら要注意ですが、Edyやnanacoなど代表的なiCサービスはほぼiCお引っこしに対応しているので、このくらいの認識で大丈夫かな。一応付け加えておくとヨドバシはiCお引っこし対応なのにビックカメラは非対応なので、ビックカメラをおサイフケータイで使っている人は自分の端末で削除設定を行い、機種変更行ったら改めて店頭にいっておサイフケータイの発行してもらえればOKですよ。

オサイフケータイ関連は下記も合わせてご確認くださいませ。

おサイフケータイ – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/tag/%e3%81%8a%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%95%e3%82%b1%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%82%a4

おサイフケータイの機種変更 Part8 〜端末初期化の際はiCリセットも忘れずに〜

今回のケータイ会議は4ヶ月の間に4台もの端末を使うこともあり、おサイフケータイ大好きユーザーの私としてはiCお引っこしサービスが大活躍でした。

おサイフケータイの機種変更 Part7 〜iCお引っこしサービス使ったよ〜 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/12/21/914

重ね重ね初心者には大変しんどい使い勝手のiCお引っこしサービスですが、ある程度経験をつんでしまえば手で1つ1つ移行するよりはだいぶ楽。「Suicaは事前に機種変手続き」「オートロック系はすべて解除」を頭に叩き込んでおけば、ボタンをがしがし押していくだけで、20分くらいですべてが完了します。

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と、すっかりiCお引っこしサービスマスター気取りだった私ですが、2月に開催したケータイ会議オフ前に、モニター中のすべての端末を一度リセットし、今まで使っていたF906iにデータを戻そうとしたらエラーが発生。というのも、携帯電話の初期化ではICカードのデータというのは削除されずにそのまま残るため、「ICカードになんか情報残ってるよ」とエラーが出て移行できないのです。まあ、クレジットカード情報とかも入っている大事なメモリだけに、初期化で消せないというのは正しいかもしれませんね。

ではどうすればいいかというと、1つは初期化したい端末にSIMカードを装着し、IC系アプリを立ち上げて1つ1つ個人情報を削除していく方法。ただしこれはすごい面倒だし、iCお引っこしサービスを使って移行しているともう元のデータでアプリを起動することもできず、情報を削除することもできなかったりします。

もう1つの方法は、ドコモショップの端末を使う方法。iCお引っこしサービスと同じ端末でIC情報を一括リセットできるのです。こちらはiCお引っこしほど時間はかからず、数分程度でキレイに情報をリセット。これに加えて携帯電話のほうで「データ一括削除」してあげると、端末の個人情報をすべてリセットできます。

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おそらくSIMカードを装着しなければIC情報が残っていても悪用できないとは思いますが、使わない端末だったら情報はきれいにしておくほうがよし。いらなくなった端末を友達にあげる、なんてときも、IC情報残っているせいでうまくおサイフケータイが移行できない、なんてことにもなりかねないので、こんな方法があるんだよと頭の片隅にでも置いていただければ幸いです。

おサイフケータイの機種変更 Part7 〜iCお引っこしサービス使ったよ〜

おれはあきらめないタイプなんだぜ!

というわけで、F-01Aのときは断念したドコモショップでの「iCお引っこしサービス」に再挑戦してきました。

おサイフケータイの機種変更 Part5 〜iCお引っこしサービスを試すよ(前編)〜 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/11/21/568

おサイフケータイの機種変更 Part6 〜iCお引っこしサービスを試すよ(後編)〜 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/11/23/604

今までの経験から、iCお引っこしサービスを使えるのはSuicaを機種変更設定でサーバーにアップしているときのワンチャンス。これまで得た知識を総動員してチャレンジしてきましたよ。

手順はこんなかんじ。

  • ドコモショップのある駅に降りたら旧端末でSuicaの移行手続き
  • 2台のセキュリティ設定をすべて解除。特にオートロック系は注意
  • 移行先のiCアプリをすべて削除

そしていよいよドコモショップの端末で設定開始。今回は事前準備がよかったので無事に作業が終了し、20分程度でお店を出ることできました。待ってる間ひまなんですが、作業中の携帯電話を入れておけるロッカーとかもあるし、モックや携帯関連の雑誌もたくさんあるのでひまつぶしは結構できそう。

ただし、作業はここで終了ではありません。移行したアプリは?マークがついていて使えない状態なので、1つ1つのアプリをダウンロードする必要ありです。

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とはいえ該当のアプリを選択すると自動的にダウンロードページが表示されるので作業はとても楽。何より手作業の移行だとチャージが減ってしまうEdyが、iCお引っこしサービス使うとチャージ額そのままにできるのがありがたい。今回はEdyに結構チャージしていたのでよけいに助かりました。

ただそうはいっても、自分がうまくいったのはある程度事前に調べた上にトライ&エラーしたからではあって、誰にでもおすすめできるとは言いがたいのが残念。こういうサービスがもっと使いやすくなればおサイフケータイもより広がると思うんですが、ドコモにはこのあたりもうちょっとがんばっていただきたいところです。

iPhoneのおサイフケータイ化は難しい

「iPhone」SIMカードにFeliCaチップを埋め込んでおサイフケータイ化が実験中!?を読んで。

あくまでも噂というか、ブログに書き込まれたコメントがソースなのですが、SIMカードにFeliCaチップを埋め込んで「iPhone」がおサイフケータイ化するのでは、という話があるみたいです。

 iPhoneがおサイフケータイに対応できたらこれほどすばらしいことはないんだけど、現実的にはかなり厳しいんじゃないかな。

 まずはiPhoneのアプリ仕様ですが、基本的にiPhoneのアプリというやつは常に1つしか起動できないシングルタスクで、1つのアプリが常に動作している、ということはできない。おサイフケータイは使ってみないとあまり理解されないんだけど、電話してしてようがメールしてようが他のアプリ開いてようがおサイフケータイとして改札通ったり買い物したりできるんですね。単にアプリとしてではなく携帯電話の中にプラットフォームとして存在する仕様なので、iPhoneで実現するとしたら本体そのものに組み込まないと無理じゃないかと。

※ご指摘いただいたので追記。携帯電話のおサイフケータイの場合は本体そのものがiCに対応しているけれど、そうではないiPhoneにSIMカードとアプリだけで対応させるのは難しいだろうなということです。

 余談ですがiPhoneはスマートフォンにくくられることが多々ありますが、個人的にiPhoneはスマートフォンではないと思ってます。というのもiPhoneができることというのはアプリの追加による機能拡張であって、それは携帯電話のアプリ追加と違いがないから。Windows MobileであればOSそのものの挙動を変更できるくらいカスタマイズでき、それはさすがに携帯電話にはできない多機能制なんだけど、そういう意味ではiPhoneはスマートフォンというよりもやっぱり携帯電話ではなかろうか。まあOSをアップデートで大幅に変更できうる仕様という意味ではカスタマイズ度も高いのですが、自分でいろいろいじくれるという意味においては携帯電話と同じカテゴリかなあと思います。

 話がそれましたがコメント欄のソースと言われるSIMのFeliCaチップも現実的には厳しいんじゃないかな。というのもおサイフケータイの認証というのは携帯端末として行われているから。単純な話、SIMがFelica載ったのはいいけど対応する携帯電話がFeclicaの電波通さない、というのではおサイフケータイとして利用できないし、そういう試験はそうとう厳しいという話ですからね。確かおサイフケータイ出たての頃って試験厳しすぎて対応できない携帯電話もいくつかあった記憶が。

 現実問題としてiPhoneがおサイフケータイ化するのはハードウェアで対応する必要があって、絵文字みたいなソフトウェアアップデートならともかくとして日本固有の仕様にハードウェアで対応するのをアップルがやってくれるかどうか、ですね。可能性としてありえない、ということはないけれど、現状からするとちょいと難しいのかなと思いますですはい。

おサイフケータイの機種変更 Part6 〜iCお引っこしサービスを試すよ(後編)〜

前編に続き、行ってきましたiCお引っこしサービスのリベンジに。

おサイフケータイの機種変更 Part5 〜iCお引っこしサービスを試すよ(前編)〜
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/11/21/568

前回、移行できるアプリとできないアプリがはっきりしたので、まずは移行できないアプリを自分で設定することに。なお、ビックカメラに関してはネット共通化してもやっぱり店頭でしかおサイフケータイの機種変更はできないみたい。しかもネット共通化って設定に中5日もかかるんですってよ……。いつか来たる日のために先にやっておいた方がいいのかもしれない。

そしていよいよドコモショップの端末でiCお引っこしサービスに挑戦するわけですが、ここで1つ注意点。設定の際には携帯電話が自動で再起動を繰り返しますので、その際に自動ロックなどがかかるとエラーが発生してしまいます。Fシリーズだとプライバシーロックが充実しているので設定している人多いかもしれませんが、すべての設定を解除しないとiCお引っこしサービスが利用できません。iCロックだけ外せばいいというわけではないので注意。

そして前回表示された移行できるサービス、移行できないサービスを確認した上で今回はさらにその先へ!

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なお、このあたりはかなり大事な情報なので、移行できないアプリの情報はもう一度表示され、かなり念を押されます。クレジットカードや電子マネーなどがつまってるだけに、こういう念押しはありがたいですね。

そして移行手続きを待っていると、そこには衝撃の画面が!

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前回の時にSuicaは設定対象外だったので自分でSuicaを設定していたんですが、それがあると移行ができないらしい。ってことはiCお引っこしサービスを使うにはSuicaをサーバーに預けて一切使えない状態の時しか利用できないってことですね……。Suicaだけならいいけど、たとえばトクトクポケットなんかもサーバー預け型なのでその場で削除できるものでもないし。これはそうとうしんどいな……。

また、私の場合はSuicaを設定してしまったからどうしようもないのですが、今回のドコモ新シリーズにはマクドナルドのiCアプリがプリインストールされているため、Suicaをサーバーにアップしている状態でも同様のエラーがでるそうです。

F-01A にプレインストールされている IC アプリが邪魔をして、すんなり移行できませんでした。仕方なく、「IC オーナー変更」によって F-01A の IC アプリおよび IC データをすべて初期化することで、やっと移行することができました。

Yuriko.Net ? ドコモ iC お引っこしサービスはいまいち
http://www.yuriko.net/arc/2008/11/19/ic_moving/

この場合、マクドナルドのアプリなどを削除して自分でインストールすればいいと思いますが、上記でも指摘されているとおり、プリインストールしておいてこの対応はないよね……。それはドコモ側できちんと対応すべきことだし、きちんとドコモショップに通知せなあかんと思うのですが。

結局、ここまでの情報をまとめると、まずはドコモショップで移行できないアプリを確認。そしてSuica設定している場合はいったんサーバーにアップした状態で設定するからSuica使って家に帰ることはできない(きっぷ買えば別ですが)。そして移行できないサービスは果たしてサーバーアップ型なのか削除してもいいのかをすべてその場で調べた上で(だってSuica無いから帰れないもの)、プリインストールされているiCアプリをすべて削除した上で初めて移行が可能になるという、なんともとんでもない道のりになるわけですね、わかります・・・・・・。

正直言って、iCアプリがあまりに数が多いのでシステム的にすべて対応するのが難しいというのはわからんでもない。でもだったらどれが移行できなくてどれが移行できるかというのはきちんと情報を集めて最低限開示すべきじゃなかろうか。しかもドコモは自らiDというiCサービスを展開しているわけで、その事業者がこのホームページ一枚で終わらすというのはどういうことかと激しくつっこみたい。

iCお引っこしサービス
http://www.nttdocomo.co.jp/service/osaifu_shopping/osaifu/about/ic/

なんだろね、新機種22機種もリリースしてアンサー言うてる余裕あるんだったら、バイト雇ってでもこういう情報まとめてホームページつくろうよ。それこそがiCアプリをきちんと使っているユーザーに対してのアンサーじゃなかろうか。

といっててもらちがあかないので、とりあえず自分が持っている情報でまとめページ作ってみました。

おサイフケータイ機種変更時のiCアプリ移行まとめ – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/ic_change

 まだあまりにもざっくりなのでこれからいろいろ情報を追加していきたいと思いますが、iCお引っこしサービスを利用する方々の参考に少しでもなれば幸いです。そして電子マネーがもう少し広がりますように。

おサイフケータイの機種変更 Part5 〜iCお引っこしサービスを試すよ(前編)〜

機種変更といえばつきものなのがおサイフケータイの設定変更。当ブログでも今までにさんざご紹介してまいりました。

おサイフケータイの機種変更 – カイ士伝(下調べ編)
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/02/15

おサイフケータイの機種変更 Part2 – カイ士伝(実行編)
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/02/16/70

おサイフケータイの機種変更 Part3 – カイ士伝(ちょっとしたTIPS編)
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/06/07/217

おサイフケータイの機種変更 Part4(ヨドバシは店頭行かなくたって移行できるんだってばよ編)
http: //blogging.from.tv/wp/2008/06/11/225

今まではほとんど自分の手で機種変更完了してきたんですが、そろそろ手動移行にも飽きてきたので、NTTドコモ公式のお引っこしサービスを使ってみようかなと思ってドコモショップへ行ってきました。と、その前に、まずは今までのiCカード変更ノウハウの簡単なまとめ。おサイフケータイは結構機種変めんどいので、何かの参考になれば幸いです。

  • Edy:同じ番号を引き継げず、機種変更手続きでも新しい番号が必要になる。機種変更手続きは有料のため、機種変更前の端末で使い切ること推奨
  • Suica:旧端末からサーバーに預けて、新端末で受け取る。移行は無料で移行直後からすぐに使える
  • nanaco:Suicaと同じくサーバー預け型。無料。ただし旧機種に表示される番号をメモって新機種に入力する必要がある。
  • iD:サーバー預け型。無料
  • ANAマイレージクラブ:旧機種でアプリを削除したのち、新端末でアプリをダウンロードして設定すればOK。要会員IDとパスワード
  • GEO会員証:新機種でアプリダウンロードして設定するだけ。旧機種は自動で使えなくなる
  • ヨドバシカメラ:ネットと共通化手続きしておけば、新端末でアプリダウンロードして設定するだけでOK。GEOと仕組みは同じ
  • ビックカメラ:基本は店頭での作業だが、ヨドバシと同じくネット共通化手続きでいけるかも? ここは検証します。

とまあ、使い切りの必要があるEdyを除けば自分で移行はできるんだけど、1つ1つ設定するのはかなりの手間なので、ここはICお引っこしサービスがどれだけ便利なのかを試してみようと思った次第です。しかしこのICお引っこしサービス、サイトに全然情報がなくて実際どうなのかがさっぱりわからないんですな。

iCお引っこしサービス | サービス・機能 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/service/osaifu_shopping/osaifu/about/ic /

こりゃもうやってみるしかないなということでドコモショップお邪魔したわけですが、iCお引っこしサービスは店員さんではなく自分の手で端末使って行えます。

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ただ、実際にやってみると、すべてのiCアプリが移行できるわけではありません。Suicaは移行できないのは知ってたけど、他にもかなりひっかかりました。この場合、移行できないアプリはすべて削除されてしまうので、機種変更前の端末で手続き必要なiCアプリとかだと大変なことに。

で、端末ではどのアプリが移行できてどのアプリがダメなのかを教えてくれて、その上でiCお引っこしサービスをつかえるか選べるので、自分の端末で確認できた情報をここにてご紹介。キャンペーンの時に結構入れまくったので少しは参考になるのではないでしょうか。

iCお引っこしサービス可能アプリ

  • マツキヨポイントアプリ
  • WAON
  • マクドナルド トクするアプリ
  • ヨドバシポイントカード
  • ANAモバイルAMCアプリ
  • Edy
  • nanaco
  • iアプリバンキング
  • DCMX

iCお引っこしサービス非対応アプリ

  • 三菱東京UFJダイレクト
  • clubDAMメンバーズ
  • トクトクポケット
  • ビックポイント付きケータイ(ビックカメラ)
  • GEOモバイル会員証
  • モバイルSuicaアプリ
  • 鉄道・バス設定iアプリ

こうやってみてみると、GEOやビックポイントは店頭でも手続きできるし、三菱東京UFJもカードの番号を再設定すればいい。致命的なのはやはりモバイルSuicaアプリなので、店員さんがここ注意するのもわかりますね。

とはいえビックポイントはネット共通化が通用するのか試したいところでもあったので、今回はとりあえず非対応アプリをすべて自分で移行してから改めてiCお引っこしサービスに挑戦することに。ドコモショップの店員の方、大変お時間取らせてすみませんでした。Fのケータイだけで3台も持ち歩いている上に待ち受け画面をLISMOにしていたのはこの私であります。

しかしドコモも、せっかくiCお引っこしサービス用意しているんなら、どのサービスが使えてどれがダメかの一覧くらいはサイトに用意して欲しいですね。すべては無理としても利用頻度の高いであろう電子マネー系を紹介しておくだけでだいぶ楽になるし、「非対応のものは削除されます」というのをちょこっと書くだけじゃなく、具体的な手順を示して教えておいてくれれば店頭で困る人も減ると思うんですが。

「iPhoneはVIEWカードでオートチャージが勝ち組」について自分で言っておくか

 今日はニコニコ動画大会議についてでも書くかいねー、とニコニコしながら帰ってきたら予想外のところからアクセスきててひせくったじゃか!

 記者の場合、おサイフケータイ関連の記事を執筆する必要上、FeliCaチップが入っていない携帯は最初から選択肢に入らない。それだけに、ちょっと前に盛り上がっていたある話題が気になっていた。

 その話題とは、「iPhoneを使いたいが、モバイルSuicaが使えなくなるのが心配」という人に、「iPhoneのケースにオートチャージ設定したVIEWカードを入れれば、iPhoneで改札を通れるじゃないか」と提案するもの。ネタ元となっていたのは、主に下のブログだったと思う。

 →カイ士伝:iPhoneはVIEWカードでオートチャージが勝ち組

 →NETAFULL:なぜ「iPhone」はVIEWカードでオートチャージが勝ち組なのか?

Business Media 誠:iPhone 3GにVIEWカードを貼ったらおサイフケータイになるか?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0807/09/news128.html

 なんかもういろいろとアレなんですけど、名指しでご指名いただいたからにはちゃんとお答えしておこうと思います。

 正直言ってあのエントリは勢いでタイトル付けすぎたな、としみじみ反省しているところではあるんですが、エントリの差すところとしては「iPhoneとVIEW Suicaの組み合わせは少なくともSuicaに関してだけいえばおサイフケータイより便利な部分もあるんだよ」という程度の意味であって、「おサイフケータイと比べて総合力でもiPhone+VIEW Suicaが上」というつもりはまったくないです。

これ、一見するとバカにされそうではありますが、実はSuicaに関してはバカにできないというか、むしろおサイフケータイよりこっちのほうが上の部分もあるのです。

 自分も長年親しんだウィルコムを離れてドコモにして以来熱烈なおサイフケータイユーザーになってしまい、最近はiDとSuicaとEdyだけでほとんどの生活をまかなっているくらいですから、おサイフケータイのないiPhoneなんて選択肢にも入りません。ただ、そうはいいつつSuicaに関してはモバイルではオートチャージできないという差ははっきりとあるし、携帯の電池が完全に切れて改札を出られなくなった経験のある私としては、常に電源の心配をしなければいけないおサイフケータイの不安も見過ごせないポイント。

 なのでiPhone+VIEW Suicaという組み合わせは(別にiPhoneじゃなくていいんだけど)、モバイルSuicaに無い魅力もあるのでそう馬鹿にしたものでもないよ、くらいのつもりで書いたんですが、ちょっとタイトル釣り気味にしすぎてしまったり、思いを伝えるだけの文章力が足りなかったりで反省する次第であります。

 ただ、最後のところで

「iPhone+VIEWカードでオートチャージが勝ち組」と言われてしまうという事実

 と書いていただいておりますが、私がタイトルにつけたのは「iPhoneはVIEWカードでオートチャージが勝ち組」です。細かい日本語の言い回しではありますが、つまりは「iPhoneを使うんだったらVIEWカードでオートチャージするといいよ(勝ち組)」という意味であって、決して「iPhone+VIEWカードのオートチャージはおサイフケータイより上」という意味ではありません。「は」を「+」に変えるだけで文意だいぶ変わってしまうので、その点はご理解いただければ幸いであります。

 あと、記事ではiPhoneにモバイルSuicaを貼付ける前提で書かれていますが、これについてはSuicaを明らかに意識したアップルのカードケースのお話なんですよね。

便利なカードスロット付き!

ここにSuicaなどを入れておけば、あなたの「iPhone」もおサイフケータイに大変身。

[N] 「iPhone」をおサイフケータイにするアイデア
http://netafull.net/iphone/026212.html

 たぶん裏に貼付けるうんぬんはこっちのブログじゃないかなあ。

実際はEDYやらSUICAやらを両面テープで貼り付けているだけなのだが、クレジットカード機能つきView SUICAを貼り付けると、オートチャージができるので本当におサイフケータイの気分で使えてしまうのだ。ネタだけど意外におすすめ。

iPhoneにおサイフケータイ機能を追加するHackに成功 – キャズムを超えろ!
http://d.hatena.ne.jp/wa-ren/20080625/p1

 まあそんな細かいことはさておき、自分としてはかなりのおサイフケータイ愛好家であって、常におサイフケータイ愛をエントリで振りまいていたこともあり、それを前提としてつい釣り気味エントリにしてしまいましたが、やっぱりブログは1エントリ単位で突然読まれることも多く、もっと一期一会の精神で行かないといかんなあ、といい勉強になりました。これからネタエントリはGIGAZINEの広告みたいに「ネタ」タグ入れておかないとね……。

おサイフケータイの機種変更 Part4 〜店頭にいかないヨドバシカメラのおサイフケータイ移行〜

 先日書いた機種変更エントリーですが、こんなコメントいただきました。

ヨドバシのポイントカードですが、
「共通利用手続き」(URL参照)さえ行えば
機種変更するたびに店頭で手続きなど
特別な手続きなく携帯でおサイフアプリをダウンロードして、
自分で決めたID(メールアドレス)とパスワードを入力すれば
設定ができるようになっています。
自分はこの方法でいつも移行してます。ご参考まで。

おサイフケータイの機種変更 Part3 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/06/07/217

 なんと、ヨドバシは店頭行かなくてもいいのか! 店員にすっかりだまされとった!!!!

 で、コメントにもご紹介いただいた通り、この手続きを行なうには、あらかじめWebサイトの「ヨドバシ・ドット・コム」会員と、店舗で使うヨドバシカメラのポイントカードを共通化する手続きが必要です。んでこの手続きするには店頭行かなきゃいけないので、結局は店頭にいかなきゃいけないという話ではあるんですが、私はすでにヨドバシ.comとポイントカードの共通化をすませていたので問題なし。

 ちなみに共通化をする場合、あらかじめヨドバシ・ドット・コムに会員登録をしておき、ヨドバシカメラの店頭で「ポイント共通化したいんですけど」というと共通化用のアクセスキーを発行してくれるので、それをヨドバシ・ドット・コムで登録すればOKです。アクセスキー発行にはポイントカードが必要ですのでこちらもお忘れなく。

yodobashi.com : ヨドバシカメラゴールドポイントの共通利用手続きについて
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/gpc2/index.html

 で、前述の通り私は共通化を終えているので、さっそくヨドバシカメラのiアプリをダウンロードして起動してみることに。

CIMG3711

 さくさく画面を進めていくと……。

CIMG3713

 おおお、ID入力画面キター!!!!! そそくさとID・パスワードを入力してみると……。

CIMG3714

 うひょー! 発券キター!!!!!

 このあと実際にヨドバシカメラに行ってポイント使いましたが、問題なく利用できていました。ここに関してはPart3のエントリーで紹介したゲオと同じく、「一番最後のアプリが有効」になってるんでしょうね。

 ちなみにビックカメラはもう店頭で手続きしてしまったんですが、ヨドバシと同じようにポイント共通化の仕組みがあります。

とっても便利!お店⇔インターネットでポイント共通利用
http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/information/monitor/index.jsp

 ビックも同じことができるならこっちもぜひ登録しておきたいなあ。これで今後の機種変更が大分楽になるし。これからビックカメラを移行するおサイフケータイの人でこれやってみた人は感想聞かせてくださいー。

おサイフケータイの機種変更 Part3

F905iからF906iへのおサイフケータイ移行、やっと完全に終了しました。

おサイフケータイの移行については、NTTドコモが公式に「iCお引っこしサービス」を提供しているんですが、Webサイトを見る限りどこまで移行できてどこまでできないのかよくわからないんですよね……。

iCお引っこしサービス | サービス・機能 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/service/osaifu_shopping/osaifu/about/ic/

 自分は今回手動で移行しちゃいましたが、はたしてこのiCお引っこしサービスがどのくらい役に立つのか、どなたか試してもらえるとうれしいなー(他力本願)。

 それはさておき、今回のおサイフケータイ機種変更はSO905iからF905i、そしてF905iからF906iへと2回目になるのですが、以前よりおサイフケータイ利用度が高まっているだけにいろいろ発見がありました。基本的なおサイフケータイの移行については以前のエントリをごらんいただくとして、今回は新たに気になったポイントをいくつかまとめてみます。

おサイフケータイの機種変更 – カイ士伝(下調べ編)
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/02/15/65

おサイフケータイの機種変更 Part2 – カイ士伝(実行編)
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/02/16/70

 まずはEdyですが、気をつけて欲しいのはEdyの場合、機種変更はあくまで「残高引継」だけで番号や会員登録情報を引き継げるわけではないということ。しかもEdyの場合移行には手数料105円取られてしまうので、できれば以前の機種でEdyを使い切り、新機種でまたEdyを設定したほうがいいです。移行手続きしても番号まで新しく発行されるということで、サービス始まったのが古いだけにシステムもかなり古い感じですな。

ビットワレットではEdy番号やサービス登録情報等を引き継ぐサービスはご提供しておりません。(Edyのお預けはEdy残高のみをお預かりするサービスです。)

電子マネー「Edy(エディ)」 | Q&A | おサイフケータイを機種変更した場合
http://www.edy.jp/qa/change_mobile.html

 ただここで気になるのは、Edy自体には独自ポイントはないとはいえど、Edy向けのキャンペーンはEdy番号使って応募しているので、そういったキャンペーンの当選結果発表はどうなるんでしょう。以前のEdy番号残しておけば当選したとき通知されるのかもしれないけど、それは機種変更したのに会員情報残っちゃってちょっと気持ち悪い。最近はEdy利用頻度も上がっていてam/pmのキャンペーンなんかも申し込んでいるんですが、これ全部ムダになるんですかね……。結構気になるからここは電凸してみようかな。

 モバイルSuicaとnanacoは以前と同じだったのでスムーズに移行。さらに新しく作ったiDもSuicaやnanacoと同じく、旧機種で情報をアップロード→新機種でダウンロードとお手軽でした。

DCMX|ドコモのケータイクレジット
http://www.dcmx.jp/st/update/about_model_change.html

 余談ですがiDのTOPって、デモ画面の携帯電話がF906iになってるのね。しかも赤! 微妙にうれしい日本人小物ブロガー気質が発動してしまいました。

「iD」|ドコモのチャージいらずの電子マネー
http://id-credit.com/index.html

 問題だったのが会員証系列。ビックカメラとヨドバシカメラは店頭でおサイフケータイを設定したので、ヨドバシに「機種変更したんですが」と聞きに言ったら、機種変更の際は通常のポイントカードが必要とのこと。要は新規に登録する手順で新しい携帯電話にポイントカードを設定し、以前の機種のiアプリを削除するというやり方であって、おサイフケータイ間の移行はできないみたい。おサイフケータイにポイントカード設定してから「もうカードいらないや」と捨てないようにご注意くださいね。ビックカメラは平日にでも行こうと思ってますが、たぶん同じじゃないかなあ。

 ちなみに同じく会員証を設定したゲオは、仕組みとしてはヨドバシと同様「新しい携帯電話で新規に設定」なんですが、こちらは携帯電話から設定が可能な上に、「一番最後に設定したiアプリが有効になる」仕組みなのでかなりお手軽。ビックやヨドもできれば携帯電話だけで登録できるようになるといいんですけどねえ。

 と問題はありつつも移行自体は無事に完了。あとはEdyに対して新たに設定したクレジットカードが有効になるまで発生するブランクの2日間が終了すれば完璧ですね。しかしEdyのシステムは全体的に古いよなあ……。しかたないんだろうけれども。

おサイフケータイクレジットとF905iのいい関係

 先日申し込んでいたDCMXですが、 無事認定され、手元にカードが届きました。これで晴れてiDが使えますよ!

DCMXとiDとの関係はちょっとわかりにくいのでご説明しておくと、iDというのはNTTドコモのおサイフケータイを使い、携帯電話でクレジットカード決済できる仕組み。iDというのはクレジットカードそのものではなく単なる仕組みの名前であって、利用するにはiDに対応したクレジットカードが必要です。そのiDに対応したクレジットカードの1つが、NTTドコモが発行するDCMXということです。

DCMX
http://www.dcmx.jp/st/

通常のクレジットカード支払いは多くの場合サインが必要だけど、iDだったら対応カードリーダーがあればサインどころか携帯電話をかざすだけでいい。あと、自分がクレジットカード使うときにいちばんキライな「クレジットカードをお店の人に預ける」という脆弱性どころじゃねーよの旧態依然システムに対し、iDならそんな心配もなく決済できるわけです。

対応店舗もちょこちょこ広がっており、身近なところではファミリーマートとローソンが使えます。さらに4月14日からはサークルKサンクス全店も対応するので、コンビニでちょっと買い物したいってときに便利。これ使えるようになったEdyの魅力半減だなあ。Edyだってどうせクレジットカードチャージしてるし……。

と、そんな便利なiDですが、ちょっと不安なのはやはりセキュリティ。これまで使っていた電子マネーのSuica、Edy、nanacoの場合は事前支払い型のプリペイドだったので、仮に携帯電話を落としたとしてもチャージされている分しか使われません。SuicaやEdyはクレジットカードチャージできるけど、それにはパスワードいれて専用サイトにアクセスしなきゃいけないし。

ところがiDはクレジットカードですから、上限までは簡単に買い物ができてしまうわけで、落とした時の危険度が大きい。それはリアルのお財布でも一緒の話ではあるんですが、やっぱり不安感は付きまとう。

iDのiアプリにはパスワード機能もあって、パスワード設定しておくとiアプリ起動してパスワード解除しない限りiDとして使えないようになっていますが、今度は逆に手間すぎて使うのがめんどい。飲食店ならまだしもコンビニで気軽に買い物するときiアプリ起動してパスワード解除して……、て、それはせっかくのおサイフケータイ決済の利便性が失われている気がするので……。

もうちょい手軽になんとかしたいなあ、と思っていたときに気がついたのが、F905iのICカードロック機能。指紋認証を使って手軽にICカードをロック解除できる機能です。

F905iの指紋認証がテラ便利
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/02/29/100

今までは駅で改札を通るときわざわざICカードロック解除するの面倒だな、と思って使ってなかったんですが、実はこれICカードごとにロック解除の対象を決められます。なので一気に多額を使い込まれる可能性のあるiDだけロックしておき、あとはロック対象としなければ、iD使いたいときだけ解除すればいいのでだいぶ便利に。

CIMG3476
CIMG3476 posted by (C)カイ士伝

解除方法も簡単で、ショートカットでICカードロック解除を呼び出し、あとは指紋認証するだけ。1つの指の指紋を複数認証して精度を高めた上に操作自体にも慣れてきたので、指紋認証解除は何の気兼ねもなく使いこなせるのでこれなら使い勝手もいい。ICカードロックがかかっていること自体は待受け画面にも表示されるので、「今ロックしてるんだっけ?」なんて時にも安心です。

CIMG3474
CIMG3474 posted by (C)カイ士伝

おサイフケータイにしてからというもの確実にリアル財布の重要度が下がっていて、会社行くときも携帯は持つけど財布は忘れそうになるときがあるくらい。それだけおサイフケータイの利用度が高まっているだけに、「いかにセキュリティを高めつつおサイフケータイの利便性を損なわないか」というのは重要なテーマでありまして、その点Fシリーズの指紋認証は一度慣れるとやみつきのお勧め機能だなあと改めて実感しましたよ。

AmazonユーザーはぜひおサイフケータイでEdyを持った方がいい件

 どうもおサイフケータイは「いちいちチャージが面倒」とか「わざわざクレジットカード増やしたくない」という理由できらわれがちなんですが、Amazonであればそういう面倒さをかなり省いた上でオトクになるというお話。

 というのも、AmazonはEdyに対応しているだけでなく、ショッピングカートを携帯電話と共有できるんですよね。しかもAmazonはもともとクレジットカード決済が主流だから、Amazonユーザーはクレジットカードをたいてい持っているという前提で話を進められるわけです。

 で、シナリオとしてはこんなかんじ。

おサイフケータイでEdyのiアプリをセット
Edyのiアプリに普段使うクレジットカードを登録
ANAマイレージクラブのiアプリをダウンロード
おサイフケータイのEdy番号をANAのiアプリに登録

 ここまでが前準備。次にAmazonで実際にお買い物をしましょう。

Amazonで欲しいものをカートに登録
その金額をEdyにクレジットカードでチャージ
携帯電話でAmazonにログイン
チャージした金額を使って携帯電話のEdyで決済

 こうすると、普段クレジットカードで決済するとAmazonポイントしかたまらないところが、自動的にANAのマイルが200円で1ポイントたまります。200円で1ポイントは安いように見えて、Amazonの買い物が多い人には1年を通じて考えれば結構な額ですし、なによりもともとクレジットカードを使う決済が主流なAmazonだけに、最初のiアプリさえ設定してしまえばたいした手間をかけることなくマイルがたまるのも便利ではないでしょうか。つか自分としてはもう必ずEdyで買うな。

 問題点としてはEdyには1回で25,000円、最大で50,000円という上限があるのですが、数千円の買い物だったら多少は便利なはず。おサイフケータイに興味があるけどいまいち使いどころがわからない、という人でも、普段使い慣れているAmazonでトクできるならちょっとはやる気が起きるかも。

 さらにせっかくですから、Edyにチャージするクレジットカードでもポイントを貯めたい、という欲張りな設定で探してみたところ、どうもドコモのDCMXならEdyチャージでポイントつくっぽい。ただここはまだ確定情報ではないんですけどね。

 今手持ちのクレジットカードは今年で期限が切れるセゾンカード(VISA)と、こないだモバイルSuica用に作ったビックカメラVIEWカード(JCB)だけ。JCBは海外旅行に不安だからやっぱりVISAも持っていたいんだけど、セゾンは年会費が無料なぶんポイントがいまいちなんですよね。なのでここはせっかくドコモのケータイにしたこともあり、DCMXでおサイフケータイクレジットも試してみたいと思い、DCMXにも加入してみようかなと思います。たぶんauとソフトバンクに行くことはなさそうだしね。

おサイフケータイ普及の壁

先頃おサイフケータイのエントリーを書いたら、おサイフケータイ普及に関するトラックバックをご指名いただいたのですが、ちょこちょこ自分にとっては違和感のある部分もあったので、ちょっとまじめに考えてみます。

Liner Note – 私がおサイフケータイ機能を使わない理由
http://note.openvista.jp/253/

詳細は上をお読みいただくとして、まず理由その1の「公共の場で使うのが恥ずかしい」ではこんな理由が挙げられております。

「シャリーン」やらなんやらの確認のための効果音がしますよね。単に自意識過剰なのかもしれませんが、僕はあの効果音が非常に苦手

支払いの時にも「おサイフケータイでお願いします」なる呪文を店員に言わないといけない

「シャリーンが恥ずかしい」は後の話題に絡むので後述するとして、「おサイフケータイでお願いします」に関してはクレジットカードも同じですね。「クレジットカードで」という一言は一緒なので、その直後の「クレジットカードで決済するようにもうちょっとシームレスに」という意味では違いはないと思います。むしろサインを求められるクレジットカードよりはもうちょい手続きはシームレスかな。もちろんサインレスのカードもあるといえばあるわけですが。

こういう比較をする場合は、比較対象を両方均等にみないと論点がずれる危険があります。「おサイフケータイがどうなのか」を考えるのであれば、今まで当たり前に使っていたものも同じ視点で見返さないといけない。

同じことは次の論点であります、「『財布』としての信頼性に欠ける」にも言えます。

Edyなんかは携帯電話を紛失した場合は面倒見ないよということになっているんですが、ちょっとそれはどうなのかな

電池が切れると(正確にはFelicaチップを起動させるための電力も完全に消耗すると)使えなくなるわけで、いつでもそこにあるリアル財布の信頼性には代え難い

確かにEdyは紛失でも面倒みてくれませんが、じゃあリアルのお財布はといったらこっちも同じ。むしろSuicaやnanacoは無くしたって中身が戻ってくることを考えると、信頼性はリアルの財布より高いように思います。Edyの場合、新しい財布買って中身を入れ替えようとしたらお金取られる的システムのほうが突っ込みどころ満載かな。まあこれも銀行口座で手数料取られているのと同じという考え方ができるといえばそうですが。

また、個人的にはクレジットカードのセキュリティってどうもなじめないんですね。あんなの暗証番号丸出しのカードと一緒な訳で、あの数字をメモったら簡単に悪用できる。それを店頭ならまだしもテーブルチャージとかで店員に渡すのなんてガクブルものですよ。なのでクレジットカード決済するんだったら、二度手間とはいえクレジットカードで入金したおサイフケータイの方が自分としては安心感ありです。

あと、匿名性についてはケータイ落としちゃった時点で仕方ないとしても、ICカードの部分については遠隔ロックもできます。リアルなお財布に比べたらむしろ信頼性の観点ではかなり優れているのではないかと。

おサイフケータイについて : セキュリティについて | サービス・機能 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/service/osaifu_shopping/osaifu/about/security.html

電池の部分は指摘されている通りどうしようもない部分ではありますが、「落としても使わないようにロックできる」「無くしても返ってくる」というメリットを考えると相殺できるのかもしれませんね。まあここは「そんなんじゃ相殺にならん! 電池無くなったら使えないのが一番困る!」という人もいるでしょうから個人個人それぞれとは思いますが。

なので結局のところ、おサイフケータイが普及しないのは第3の理由に挙げられている「『財布』として使うためのコストが高い」につきるのかな、と個人的には思います。便利に使っている自分ですら、なんでクレジットカード必須やねんとか、オートチャージくらい対応せいよとかいろいろ文句あった上で、まあデメリットとメリットを考えると自分にとってはメリットが大きいかな、という理由なので、諸手を上げて「すばらしい!」とは言いがたいサービスのが現状ですね。

でもこれも結局のところは時間が解決する問題なのかなというのが今の認識。例えばカードリーダー1つ取っても「どのお店で使える」というほどは広がっていませんから必然的にクレジットカードほどは使えませんが、これがどこに行っても当たり前に使えるような環境整ってくれば利用率も自動的に高まるでしょう。きっとクレジットカードがまだ普及途上にあったときも、きっと同じ問題は抱えていたんじゃないかな。

前述の「音が恥ずかしい」問題も、利用率が低いから起きる現象というのもきっと理由にはあって、誰もが当たり前に音を立てる時代になったらそういう気持ちも薄れるかも。これまたその当時を生きてないからわからないけど、自動販売機でジュース買うと音が出るのが恥ずかしい、なんて人も当時はいたのかもしれないけど、今は自動販売機が「ピ!」なんて音たてて恥ずかしがる人もいないですよね。近いところでは携帯電話のシャッター音なんかもおんなじかもしれない。昔は携帯電話で写真撮るなんて! と言っていたのが今では当たり前ですからね。

ついでに決済音に関しては、個人的には鳴った方がいいと思う。というのは1つのケータイにいくつもの電子マネーを入れられるだけに、どれで決済するかは結構重要な問題ですから。マルチカードリーダーの場合、店員がどの電子マネーを設定するかですべてが決まりますから、自分がEdy決済したつもりがSuicaのオートチャージに設定されてた、なんて事態もおきかねない。その点音が鳴れば直感的に分かるから、早期にそうした事態を防げると思います。

システム面はいろいろ課題ありまくりですが、それはまだ普及途上にあるから仕方の無い部分も結構多い。ただ、システムの強化と決済システムの普及が進めば、それほど導入に大きな問題は無いんじゃないかなというのが自分の考えです。もちろんそれにはクレジットカード並みに「この電子マネーあればどこでも決済できる」という汎用性や、現金やクレジットカード、ポストペイ、オートチャージなどさまざまな入金方式に対応する必要はあると思いますが、各社バラバラとはいえ1つ1つは技術としてすでにできている話なので、SuicaやPASMOの連動、Suicaでの新幹線チケット購入といったトリガーを武器にちょっとずつ進んでいくことを期待します。

でも、それにしてもモバイルSuicaの年会費徴収は改悪だよね……。このままなしくずしに無料でいくのかと思ってたけど、入会者伸び悩んでるのによくあんな施策するよな……。